ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

羽田まで

2010-10-31 22:39:05 | トレーニング
台風一過の晴天、とはならず。どんよりした雲の下、二子玉川から多摩川河口近くの羽田空港付近まで片道18kmを2時間近くかけて、ゆっくりジョグ往復4時間弱。行きはkm6分半ペース、帰りは5分半くらいで。これで今月の走行260kmに。

32年ぶりの国際定期便復活でにぎわっているという新ターミナルにも入ってみたかったが、出発が午後2時過ぎと遅かったため後日の楽しみとして。帰路半ばで日没となり、路面がかろうじて見えるかどうか。昨夜の台風の雨で水たまりが多数あるため、こわごわ走る。

土曜は仕事で休日出勤。朝、ステップ昇降を1時間。
本日、午前中は区内中学校演劇部の合同発表会を参観。中学息子の囲碁対局姿は何年も見てきたものの、芝居をするのは初めて見た。親馬鹿ながら、よくとおる声でなかなかの役者っぷりに感動してしまった。
一緒に見ていた妻によると、リハーサルも兼ねて事前に校内で演じた時は、普段の本人との落差があまりにも大きく、衝撃的に大うけだったそう。
そもそも、どの中学でも演劇部は圧倒的に女子が多数で、男子は貴重な存在。ウチの息子も大事にされているようで居心地よさそうである。

一時はプロ棋士の道も夢見た囲碁息子だったが、囲碁ひとすじに邁進しないかぎり果たせない厳しさを知り、「普通の中学生活」を選択した。囲碁塾にはほぼ従来どおり通い、強いアマチュアとして腕はキープしているようだが、生徒会役員や演劇、和太鼓など、望みどおりの楽しい中学生活を送っているようだ。これでいいのだ、ろうね。

このところ土日はほとんど練習とレースで家に不在だったので、このへんでオヤジの存在感を示さないとマズイ予感・直感し、仕事と家庭第一の週末であった。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (58)
  空港といえば、別れが切ないこの歌。

 ♪ 空港 (テレサ・テン/1974)

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杜の都 大学女子駅伝

2010-10-26 22:41:27 | その他の雑記
高島平と同日に仙台で開催された第28回 全日本大学女子駅伝の録画をやっと今夜見ることができた。

刀水ACでご指導いただいているF監督・コーチがサポートしておられる栃木の白鷗大(16年連続出場)が初めて関東大会優勝校として臨んだ全国大会。新聞もスポーツニュースも2日間一切見ないで結果を知らない状態でTV観戦した。

2区で3位に立った時にはもうドキドキ。6位までが得られるシード権に届くかも?
抜きつ抜かれつのシレツな闘いの末に9位でのゴールとなったが大健闘に拍手。

全6区38.6kmのコースの大部分が、ワシの最大目標レースである5月の仙台国際ハーフマラソンと重なっているゆえ、いやがうえにも熱が入る。スタート・ゴールもそれぞれ同地点なので自分が走っているような感覚。レベルは全然違うけど。

男子マラソンでもそうだが、とくに女子は速い選手ほど力感のない走り。速そうに見えないのに速い。
昨年、初優勝した京都の佛教大が2時間2分台の大会新で連覇。

ひたむきに一心不乱に走る女性の姿は美しい。オヤジがこんなこと言うといやがられそうだが、ステキなものはステキなんだからしょうがない。
高島平でも、ワシと同様ぎりぎりゴールをめざして懸命に走り続ける女性ランナーの方々に励まされ心折れずに完走できた。年明けに参加予定の延岡西日本マラソンは男子のみ。はたして走りきれるか不安である。(笑)

やや疲労がたまっている感じのため、この2日間は体操とステップ昇降、プール通いなどで休養とした。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (57)
  白鷗大学といえば、たしかこの方が教授。

 ♪ 岬めぐり(山本コウタローとウィークエンド/1974)

[追記10/30]今朝の朝日新聞・TVラジオ欄「はがき通信」コーナーに、杜の都駅伝に感動したとの熱い投書が掲載されていた。(千葉の71歳男性) 保存しておきたい内容なので転記させていただく。

◆ファンとして魅了された 
駅伝が大好き。24日の「第28回全日本大学女子駅伝」はファンとして見応えがあった。晩秋の"杜の都”仙台で熱戦を繰り広げた女子学生のパワーとスピードに魅了された。佛教大の見事な連覇と大会記録の更新。名古屋大選手の8人ごぼう抜き、さらにシード権争いへの最終区2校の熾烈な戦いは圧巻だった。女子学生が駆けぬけた仙台の定禅寺通は印象的な街並みだった。
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高島平なんとかゴール

2010-10-24 22:06:19 | レース
1時間28分33秒。今回も、制限時間90分すれすれでスリル満点のゴールとなった。

「第35回 高島平・日刊スポーツ・ロードレース大会」に参加。昨年は直前の故障で欠場したので2年ぶり5回目の出走となった。

5km、10kmレースの後、9時50分20kmの部スタート。本日ここに立てたことを深く感謝する。

 22'06"ー21'48"ー22'16"ー22'22"

後半に不安があったゆえ、前半で1分ほど貯金する計画でほぼ予定どおり。
後半も意外と粘れてガタ落ちせずに緩やかに軟着陸できた。
所属する刀水ACメンバーの方々の熱烈応援パワーで、文字通り背中を押されるようにゴ~~~ル!!
 
この大会には、ランニングを始めて3年たった2005年の第30回大会から参加している。
最大目標レースである仙台国際ハーフが3年前に制限時間緩和されてからは、ワシにとって最もぎりぎりの制限時間大会となった。

 2005年 1時間27分50秒
 2006年 1時間27分30秒
 2007年 1時間29分46秒
 2008年 1時間28分56秒
 2009年 (DNS)
 2010年 1時間28分33秒

よくもまあ、こんなにきわどくゴールしてきたものである。走力が向上していない何よりの証拠といえよう。
来年こそはもう少し余裕あるゴールを果たしたいものである。(毎年そう思っているのだが)

実は新潟フルの後、左ひざに違和感あり。その後に土日練習と5kmレース(10/17皇居1周20'44")で悪化。
あわてて、今週火曜夜に頼みの「たけ先生」の整骨院に駆け込み、「膝窩筋腱炎」の疑いあり。(ひざ裏に張り)
金曜夜にも診ていただき、「大丈夫。高島平は走れますよ」のお言葉に安堵したオヤジであった。

レース後も膝は大丈夫だったので、荒川沿いを北千住までダウンジョグを兼ねてLSD。
錦糸町でプールに寄ると、ちょうど雨が降り始めた。
泳ぐよりも、もっぱらジャグジーでマッサージを入念に。

東京マラソンに落選のため、年明け2月に申し込んだのが宮崎の「第49回 延岡西日本マラソン」。
この大会は九州3大マラソンの一つに数えられているそうだが、他の福岡国際・別府大分と違い参加資格タイムはない。陸連登録男子であれば出られる。
ここの関門タイムは実に「男子マラソン」らしい設定なので参加を決めた。

 関門は6ヵ所。[18km]1時間20分 [中間点]1時間35分 [25km]1時間55分  
           [30km]2時間20分 [35km]2時間50分  [40km]3時間20分 

第1関門が最も難関でkm4分半ではクリアできない。あと5秒ほど速いペースが必要。
中間点以後は30kmまでkm5分ペース、その後はkm6分まで許される。
これなら何とかなるのでは……と思うのだが果たして如何なる結果に?

ちなみに、きょうの高島平18km地点がほぼ1時間20分(30秒前)であった。
ただし、延岡を意識して、ゴール後急いで移動した荒川ではkm5~6分では到底走れず、距離も15km足らずでへろへろに。これから練習で積み上げていかねば。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (56)
 あちこちで赤いサルビアの花を見かけるたび、脳裡に浮かぶのがあの歌。ちょうど、今週の朝日新聞土曜別刷り一面の「うたの旅人」でも詳細に取り上げられていて、へえ、そうだったのかと懐かしく読んだオヤジであった。

 ♪ サルビアの花 (もとまろ/1972)
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新潟フル、やっとのゴール…

2010-10-12 21:28:38 | レース
3時間52分38秒。目標の3時間30分には全然届かず。km5分でフルを走りきる力は戻っていなかった。

10/10 「第28回 新潟シティマラソン」に参加。初参加なのでよくわからないが、前回までは海岸道路を往復するコースだったのが今回から市街中心部を走るコースにリニューアルしたそうで、名称も「シティマラソン」に変更したとのこと。

午前8時半、フルと10kmの部、合わせて約9000人が同時スタート。本日ここに立てたことを深く感謝する。

25'09"-24'03"-24'24"-25'31"-25'31"-30'06"-35'45"-31'19"-10'46"

目標ペースのkm5分前後で走れたのは25kmまで。そこで今回のレースは終わってしまった。27km過ぎから37kmあたりまでの10kmは大失速、「もうやめよう」という投げやりな気持ちとの闘いに。200人くらいに抜かれたか。

<あと5km>の表示が目に入った時、心のスイッチも入った。
「このままだらだらと終わっていいのか」「『100km!』のあきらめない気持ちに感動したのは何だったんだ」
自分への怒りが湧き上がり、めらめらと燃えてきた。遅すぎたけれど。

ふたたびkm5分内にペースを戻し、この時間帯でそんなペースの人はおらず、100人近く抜き返したか。
競技場内に入ってからは全力走。場内だけでも何人抜いただろう。怒りの猛ダッシュで苦笑いのゴール。

終盤にそれだけまだ走れたのは、やはり走り方と精神面に多々問題があるということに他なるまい。
フルの後半はワシにとって永遠の課題かも。

前日は冷たい雨だった。翌日も予報は雨で、とくにフルの部出走のランナーは雨対策・防寒対策に万全を期した方々が多く、それが完全に裏目に出た。当日は青空にモクモクと雲がわき夏のような日射し。フルおよそ3000人が出走し、制限5時間内にゴールできたのは約2000名。1000人余がリタイアというキビシイ結果となった。

ともあれ、悠然と広がる信濃川と日本海の景観とともに、一人では到底できっこない40km走を本日ここで、できたことに意義ありと自分を納得させたのだった。

翌日、午前中は今季最後のアクアスロン大会。「第9回 大田区アクアスロン大会」に参加。
7月に初めて所沢の西武園ゆうえんちでの大会から数えて第5戦目になる。
毎回、スイムで最後方を争っているが、今回も「50歳以上の部」出場は8名のみ。スイム300m、なんとかビリは免れたようだが、ラン2kmでは挽回はきつかった。たぶん5番目でゴール。
スイムでもう少しついていければ、年代別3位以内入賞も夢ではなかったのだが。

というわけで、今夜もせっせとクロールのドリル練習に励んだ。
朝はジョグに出ようとしたら不意に激しい雨になり、意気地なく室内でステップ昇降に替えたオヤジであった。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (55)
  新潟では応援も熱く、心励まされた。とくにチアガールのきゃーきゃー声援にはオヤジの血が騒ぐ。(笑) できれば、後半1km毎に配してほしいものである。で、連想したのは、高校野球応援の定番曲ともなっているこの歌。
 
 ♪ どうにもとまらない (山本リンダ/1972)
 


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『100km!』

2010-10-07 20:48:38 | 本・漫画・映画など

今度の日曜の新潟フルを前に、いささか暗い方向に向いていた気持ちが、この本のおかげで少し前向きになってきたオヤジである。

『100km!(ヒャッキロ)』 (片川優子作/講談社)

作者は現在、獣医学部に属する現役学生。昨年、愛知の「三河100kmウォーク」に参加した体験をベースに、「弱い自分とどう闘うか」をストレートに描いた成長小説である。

「何でもいいから、とりあえずあきらめないで挑戦してみてほしい、という事を伝えたくて書きました。この本を通して、『あきらめない』ための考え方を、ちょっとでも感じてもらえたら嬉しいです。」 (作者より)

両親が離婚し、キャリアウーマンのママと弟と3人で暮らす高1の、みちる。ひょんなことから、一晩中かけて100km歩く大会に出る羽目に。ただ歩くだけ。100kmをただひたすら歩くだけ。関門ぎりぎりで通過するたびに、そこで、みちるが出会い、感じ、つかんだものは……。

「なんでこんなことしてるんだろう、私。」
この冒頭の1行で、心をわしづかみされてしまった。
そう、ワシも苦しいフルの終盤はいつもこの自問との闘いだから。

いちばんつらい82km関門を前に、みちるは思う。
「考えてみれば、こんなに自分の力を出しきったことなんて、限界の先に行ったことなんて、今までの人生で一度もなかった。私にはこれくらいしかできないと、自分で自分に壁を作っていたような気がする。だって私自身が、私の可能性を信じていなかったから。私はこれくらいの人間なんだから、この程度しかできないにきまってるって。最初から自分の可能性を否定してた。でも今私は、間違いなく限界の先にいる。もう体力なんてとっくに底をついてる。今私を歩かせているのは、気持ちだけだ。歩きたいという自分の気持ち、心からサポートしてくれる周りの人の気持ち。」

<中学生から>向きの大きめ活字、全140ページの短め長編よみものだが、100ページから先はもう、涙でぐちゃぐちゃのオヤジであった。精神年齢、中学生くらい?

ともあれ、元気が出てきてよかった。
今朝はフル前のラスト練習として21kmを2時間かけてジョグ。あとはもう当日まで走らず休養。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (54)
 古い歌だけど、この本を読み終えて脳裡に鳴り響いたのは、やっぱりこの名曲。

 ♪ 若者たち (ザ・ブロードサイド・フォー/1966)

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撃沈はつらいよ

2010-10-03 22:53:46 | トレーニング

この土日の練習会では、自分の現状を思い知らされたオヤジであった。

土曜は夕方4時から刀水練習会。ワシは早めに行き、2時間近くウォーキング約11km。
いつもどおりの補強。その合間のジョグにつき監督から指示あり。
速い競歩的ウォーキングを取り入れるように、と。
1.1km周回コースを50m毎に速歩とジョグを繰り返す。

監督からは、サポートしておられる白鴎大学陸上部の女子駅伝関東大会初優勝に「調整力」が大きく奏功したとのご指摘もあった。ただがむしゃらに練習するだけではいけないと。

メイン練習は5km-3km-1kmのペース走、間を各500m、300mのジョグでつなぐ。
km4分半から入る組に入ったが、かろうじてついていくのがやっと。
5km22'20"/3km13'00"/1km4'10" とくにラスト1kmは先行組が皆4分以内だったから完全に置いていかれた。

帰途、錦糸町の駅そばに今春完成した都内最大級の総合体育館内のプールに初めて入る。夜10時までオープンしており、真新しい設備が気持ちよい。これで50mプールがあったら最高なのだが。

きょう日曜は午前中、横浜の「こどもの国」での練習会に参加。(マラソン完走クラブ主催)
場所の名前はやさしげだが、ここの園内コース(1周4.1km)はほとんど平坦なところがない猛烈な起伏の、鬼のようなコース。

総勢100人近く。km4分から7分までの組に分かれ、3周または2周。km5分組に入ったものの、上り坂で遅れ下り坂でやっと追いつくの繰り返し。ラスト3kmでフリーとなりペースが上がるともう完全に置いていかれてしまった。

ナサケナイが、これが現状。ここから積み上げていくほかはない。

帰路、きょうもプールに寄り心身をほぐす。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (53)
   土日とも、周回コースのところどころでコスモスが風に揺れていた。秋の訪れを実感させるこの花は大好きである。

 ♪ 秋桜(コスモス)  (山口百恵/1977)

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