ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

『妻に先立たれる前に』

2006-02-28 20:44:47 | 本・漫画・映画など

縁起でもないタイトルだが、カゲキなファッションで知られる作家・志茂田景樹サンによる、内容はきわめてまっとうで実用的な実践ガイドブック。
副題は「カゲキ新生活読本」(オレンジページ刊)、ご自身のHP連載をまとめたもの。

「夫に先立たれた女のほとんどは、解放感を充分に味わっているように元気いっぱいなのに、妻に先立たれた男のほとんどは老化が加速されたように元気を失っていく」

それはなぜかを追究していくうちに、著者は「そうならないための7つの愉しみ」を見出して、自ら実践する。

 ①料理をする愉しみ
 ②掃除・洗濯する愉しみ
 ③運動する愉しみ
 ④家出気分のひとり旅をする愉しみ
 ⑤いたずらをする愉しみ
 ⑥ひとりの世界に入る愉しみ
 ⑦自分をおとしめる愉しみ

最後の「自分をおとしめる」とは、傲慢にならないためにほどほどの自虐を演出し、自己解放を図ること。そのカゲキなファッションも、そもそもは15年前にひょんなことからマリリン・モンローの絵柄のタイツを履いて街を歩いた時の自虐的体験に始まったものだそう。きょうラジオでご本人がうれしそうに語っていた。

この本は、「読んだ」で終わるんでは全然なくて、読み終わってからが始まりの本。


2月の走行距離は、故障で中断により229km、1月~ 計540km。 

朝、ナンバ体操/ステップ運動20分、心拍97。
夜、バランスボール/おんぶスクワットなど。

あ、今、出張から妻が帰ってきた。 

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目標レース

2006-02-27 22:07:39 | レース

ランナーズの「ランネット」に、2006年目標レースのアンケート結果が出ていた。
(募集期間 05年12/22~06年1/31 回答300人/男234人・女66人)

このアンケートしていたのを知らなかったのでワシは参加しなかったが、個別の目標を読ませていただくと、なかなかおもしろい。

 県別で宮城県を見ると4人のうち2人が「仙台ハーフ出場」または「仙台ハーフに出られるタイム」を目標にしている。
仙台ハーフで1時間20分を目標という30代男性は、「走ることを楽しみ、レースでは1秒でも速く走る。とにかく自分のペースで続けることを目標としたい」と書いておられて、まこと同感である。

 わが静岡県のランナーは7名が回答しているが、ほとんどが長野あるいはホノルルなど県外のフルをめざしていて、「静岡駿府マラソン」を掲げた方がいないのは残念。
まあ、フルがなくて最長種目がハーフだから、やむをえないところか。

今度の日曜に、その静岡駿府マラソンが開催される。
ハーフにエントリーしているが、スタートラインに立てるか微妙なところ。
体調万全であれば自己ベスト更新もねらえるフラットコースなのだが。
(去年のこの大会で初めて1時間35分を切り、1:33・08の自己ベスト。仙台ハーフの参加資格をゲットしたのだった)

今年は「仙台」が5月開催に早まった(去年は7月)。
今ここであまりムリしてもいかんので、あせらず養生しよう。

 というわけで、きょうも走休。ナンバ体操/バランスボール/おんぶスクワットなど。

 中3息子は中学最後の学年末テストが終わり、仲間3人で映画へ。「有頂天ホテル」を観たそうだ。
小3息子はさかんにおしゃべりしながら宿題を片付け、その後黙々とひとり碁。
妻はこのところ遠方出張多く、きょうあすは東北へ。

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故障中の代替トレーニング

2006-02-26 18:52:09 | トレーニング
着地の衝撃が脚に響く感じで、まだ走れない。

故障中のトレーニングの定番は水泳とウォーキング、自転車といったところだろうか。
残念ながら、いつも行く公営プールが改修中でしばらく使えず。
きょうはずっと雨で自転車(ママチャリ)も乗れず。
歩いて片道30分ほどの碁会所まで小3息子を迎えに行って往復。

昼、横浜女子駅伝をTV観戦しながらステップ運動95分、心拍100。
第1区と最終第5区を走った日本代表チームの高校生の走りは、2人ともすごかった、速かった。

とくにアンカーの新谷選手は前を行くエチオピアとの熾烈な3位争いをゴール直前にきわどく勝ち、ワシも思わず「おっしゃー、やったあ!!」と叫んでしまった。
やや内股気味で、すり足に近い走り方なのに、めっぽう速い。
レベルは雲泥の差があるが、ワシもこの際、開き直ってがに股のままで、すり足ナンバ走りに徹しようか。

昼前、今まで通っていた所とは別の整体へ。左足首に軽い捻挫で、他は心配ないとのこと。


故障中にやって効果があった筋トレとかエクササイズなど、ありますか?
これはよかったというのがあったら、ぜひ教えてください。 
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「この脚、付け直したい」

2006-02-25 18:21:37 | ナンバ・古武術・動き
本日、スポーツドクター(整形外科)に不調の左脚を診てもらった。

ワシの左脚を持ち上げて、さまざま動かしたりしながら、ジッと脚を見て言われたのが冒頭の言葉。

このドクターにはこれまでも故障のたびに世話になっており、故障を誘発しやすいランニングには懐疑的立場ながら、それでも走りたいランナーの心理もよーくわかっている方。
(待合室にわりと最近の『ランナーズ』誌が置いてあり、付箋の貼ってある記事を見たら、「当院の影の副院長執筆記事」とあった。お連れ合いも外科医らしい)


骨などには異状見られず、動きの異常もなし。ただ、膝とつま先の位置にかなりの歪みがあり、とくに左脚に顕著のため、走れば足首から膝下外側に負担がかかりやすく、ちょっとしたきっかけで痛みにつながるとのこと。

2年半前にもほぼ同じ部位を故障したが、あの時はもっとひどく、歩くことさえできなくなった。ランニング教室で習ったとおりに「一直線上を走る」のを強く意識していたため、下肢のねじれがひどい炎症を起こしたのだった。

その後、ナンバ走りにフォームを変え、一直線上ではなく「ニ軸走行」を心がけ、股関節の外旋を意識するようになってから、この2年半、この部位に異状はなかったのだが。
2/10の練習会で履いたニューシューズが合わなかったという「ちょっとしたこと」がきっかけでたちまちトラブルに。

ドクターが膝下から丸ごと付け直したいと嘆くほど、残念ながらランニングに不向きな、わが脚なのであった。
レースで行き違う超高速ランナーの方々の真っすぐにすらりと伸びた長い脚が、つくづく羨ましい。けれど、詮無きこと。

この外旋気味の短足と一生付き合っていかねば。不足ばかり言っていたらバチが当たるというもの。
これまで以上に、ねじれが生じにくい走り方を探究していくほかあるまい。

今回初めて、電気治療なるものを受けた。中周波電流で筋肉を刺激し、マッサージ効果で回復を促進するとのこと。


夜、ステップ運動60分、心拍94。
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「鳥肌が立つ」

2006-02-24 21:00:34 | ことば・歌

やった! 逆転の金メダル!! メダルがすべてじゃないにせよ、やっぱりすばらしい。

 で、感動を表わすのによく使われる言い方が「鳥肌が立つ」。
きょうの報道各メディアでもしばしば耳にした。荒川選手と同じチームに所属する女子選手(29)の談話にも、「静香ちゃんは安定していた。金メダルなんてすごい。鳥肌が立った」と。(朝日夕刊)

いつ頃から、感動の意でこの言葉が用いられるようになったんだろう。
ワシら50代以上では違和感をもつ人が多い。とくに70代以上の世代では拒否反応が強いようだ。どうも30代以下では当たり前の言い回しになっていて、40代では混在といったところか。

 その憶測を裏付けるデータがある。(文化庁調査)
「鳥肌が立つほど、深い感銘を受けた」という表現に違和感を感じますか? との設問に対し、
1992年は「感じる」43%、「感じない」32%で、否定派が多数だったのが、6年後、 1998年になると、17% 対 62% と肯定派が圧倒的多数となった。現在はさらに差が開いているだろう。

手元にある故事成語慣用句辞典『成語林』(旺文社 1992年初版) には、
「寒さ・恐怖・嫌悪・不気味さなどを感じたとき、肌が鶏の皮のようにつぶつぶのできた状態になることをいう」とあり、1998年初版の『広辞苑 第5版』でも同様の説明となっていて、感動表現としてはまだ認知していないようだ。

なぜ、若い人を中心にこうした使われ方が広まったかについて、きょうのNHKラジオ「気になる言葉」のコーナーでは、「もともと悪い意味の俗な言葉だった『やばい』が今や、おいしい・カッコいいといったプラス表現に転用されているのと同様、よりインパクトを求める使い方の一種として転用されたのでは」と解説していた。

 関西ではそもそも「鳥肌」という言葉自体があまり馴染みがなく、サブイボが多用されるそうだが。


休走中。朝、ナンバ体操/ステップ運動50分、心拍100。
夜、ボウリング3G 455(Ave 151)。 以前ボウリングについて書いた時、コメントで教えていただいた「アイロンを持つ感じ」で持ったみたら、それだけで格段にコントロールが安定した。ご教示いただいた素人楽師さん に大感謝!

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故 障……

2006-02-23 19:16:52 | その他の雑記
けさの朝練途中で、左脚に痛みが強くなり、中断。
左足首から脛、膝下の外側にかけて、着地で力が入ると漠然とした鈍痛がある、
どこが痛いのか明確ではなく、走れないほどの痛みではないが、大事をとって当面休走とすることに。

2/19青梅マラソンのときは、すでに不安をかかえながらの走りであった。
どうも、2/10の練習会でニューシューズを履いて外苑を10周したときに、足に合わない感じがしたのにそのまま走り続けたのが悪かったようだ。
この1年近く大きな故障なくトレーニングを重ねてきたので、まことに残念無念。

ただ、これまではずっとムリして走ってしまい、最後は歩けなくなるほど悪化させてしまってからの対処だったのと比べれば、少しは経験から「学習」できたかも。

走り始めて3年半で、故障は通算5回目。

 ① 02年9月 突然走り出して、すぐ膝を痛める。
 ② 03年3月 初10kmレース中に足底炎で1カ月走れず。
 ③ 03年9月 左脚ヒ骨(脛の横)腱膜炎で走れず。ナンバ走りにフォーム変更。
 ④ 05年3月 ハーフで自己ベスト出した直後、坐骨神経痛で1カ月走れず。

こうして振り返ってみると、なぜか3月と9月に決まって故障している。
3月号の『ランナーズ』に出ていたサブスリーランナーさんの故障事例を再読してみると、レベルの差は別として、練習やレースで長い距離を踏んだ時に故障が始まっているようだ。

記事中のトレーナー氏の言「走れているけれども違和感があれば、それはケガの始まり」を肝に銘じて、また出直そうと決意するオヤジであった。
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富士山の日

2006-02-22 21:43:39 | その他の雑記
きょう2/22は「猫の日」(にゃーにゃーにゃー。1/11「犬の日」と同様のゴロ合わせ)。
あす2/23も同じくゴロ合わせで「富士山の日」。

今週のNHKラジオでは、それにちなんでリスナーから寄せられた富士山への思いを特集。聴いていると、実に多くの方々が特別の深い思いを富士に抱いているのが伝わってくる。
「富士山しか撮らない」と言う専門写真家もいらっしゃる。

静岡市出身のワシにとって富士山は「あたりまえ」の風景にすぎなかったのだが、東京に住む今はたまに自宅マンションの窓から小さく山頂が見えるとハッとする。

静岡人の間には「富士山に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」という言い回しがあって、遠方から見た神々しさと間近に現実を見たときの幻滅をうまく言い当てている。「世界自然遺産」にもあっけなく振られたのは現実の状況からして致し方のないところか。(文化遺産のほうで再挑戦するようだが)

ワシ自身は5合目まで車に乗って、行って戻ったことがあるだけで、まだ「一度も登らぬ馬鹿」。
一般登山者には評判悪いのを承知で、いつか「富士登山競走」で山頂まで行ってみたい気もあるけれど、ワシの乏しい走力ではちとムリかも。
「仙台ハーフ」で納得いく走りができたあかつきに、よくよく考えてみることにしよう。


朝、6km(つま先4km) 42・18、心拍123。
夜、ステップ運動30分、心拍81。
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祝 とっとこさん、サブ3達成!

2006-02-21 20:23:24 | ネットランナーさん

青梅30kmでワシが苦楽 (くる・たの) しんでいた頃、大阪では泉州国際市民マラソン (フル) が同日開催されていた。

この大会で、ついに初サブ3を達成されたのが、とっとこさん。

2時間58分10秒。前半1:29・05 / 後半も1:29・05の見事なイーブンペース。
21・06-21・03-21・18-21・00-20・52-20・59-21・18-21・11-9・23

当ブログでも「ネットランナー・オヤジ編」で紹介させていただいた (05年12/26) 、わが敬愛する高速ランナーさんである。

長い距離を踏むのが主流の市民ランナーの中にあっては珍しく、トラックの1500m (業界では「センゴ」と称するのだそう) をこよなく愛する異色の存在。
あまりに速すぎるペースが後半に響いてか、3時間1ケタ台でしばし足踏み状態が続いたものの、1月の「勝田全国マラソン」で3時間1分台をマークし、サブ3に王手。

「初めてサブ3を意識してねらいに行く初のレース」(ご本人の弁) で、一発クリア。

とっとこさん、本当におめでとうございます! サブ3のお手本のようなラップ、まことにお見事!! 日頃のたゆまぬ練習の結晶ですね。

とっとこさんの完走記

いつの日にか、ワシもその感激を味わってみたいが、ハーフで1時間半さえ切れてない低速オヤジには夢のまた夢か。まあ、実現可能性は限りなくゼロに等しくとも、遥かな高みに1歩でも近づけるよう精魂尽くすことにしよう。

朝、走休。ナンバ体操/つま先跳び500回、心拍105。
夜、ステップ運動30分、心拍104。
 

*今夜から、いよいよ注目の女子フィギアスケート。先週末にTBSラジオが実施したリスナー調査では、「日本女子選手でメダルを取るのは」 ①荒川選手(25%)  ②安藤選手(15%) ③村主選手(11%) の順だったが、最多数は「だれも取れない」(44%) であった。(投票者総数2995) 
かなり悲観的な予想だが、ぜひとも3選手ともに会心の演技で、ひっくり返してほしいもの。

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しもやけ

2006-02-20 20:40:19 | その他の雑記
春のような暖かい日があったかと思えば、また冬に逆戻り。毎年のことながら2月から3月にかけては気温・天候の変化が激しく体調管理も難しい。
きょうも朝は晴れ間が見えていたのに、昼前から冷たい雨。

ワシは血行があまり良くないので、子どもの頃から冬場のしもやけ・あかぎれには悩まされてきた。
この冬もせっせとハンドクリームを塗ったり、温冷浴につとめたりしているものの、それでもこうして手を見ると、全体に赤っぽく膨れている感じで、ところどころにヒビ割れの跡がある。

数日前にも、練習走の最中、右足裏が着地のたびにわずかながら痛みを感じ、すわ、故障の前兆かと、靴下を取ってみたら、そこがあかぎれになっていて、ひび割れて痛いのだった。

厳しい寒波で東京・多摩動物公園のオランウータンの足にも、あかぎれができてしまい、外に出たがらなくなったそうだ。(朝日新聞 2/18付夕刊)


この、しもやけがだんだんと雪が解けるように消えていくと、春の近さを実感するオヤジなのであった。


朝、走休。ナンバ体操/つま先跳び500回のみ。

きょうから「仙台国際ハーフマラソン」(5/14開催) の参加申し込み始まる。
即、郵便局へ申し込みに走る。無事に参加でき、スタートラインに立てますように。
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第40回記念青梅マラソン

2006-02-19 19:03:29 | レース
青梅マラソン(30km)に参加。
2:20・01(自己計測)、ゴール直後の心拍168。

[2/20追記:正式タイムは2:20・00ちょうど。前半1:11・19 後半1:08・41]

24・36-23・06-23・35-22・29-23・30-22・42

2時間20分を切りたかったが……。ラスト、ゴール直前でワシのすぐ前を走っていた女性ランナーが猛ダッシュ。バンザイしてフィニッシュ、59秒でゴールのようだった。ダッシュについていく気力が残念ながら無かった。まだまだである。

練習の一環としての30kmレースだからタイムにはそうこだわらない、つもりではあったものの、こうなるとやっぱり惜しい、くやしい気持ちがこみ上げてきたオヤジであった。

それでも初参加の去年は終盤ヨレヨレ状態で2時間半を切れなかったのに比べれば、今回は最後まで一応しっかり走りきれて、タイムも12分短縮できた。
この1年 (走歴は3年半になる) で少しは進歩したかも、ということで良しとしよう。


15分ほどダウンジョグして、総合病院前のお茶屋さんで熱いお茶をいただき、帰路につく。
最寄駅の河辺駅のひとつ先の東青梅駅まで歩く。
ちょうど3時間半の制限時間いっぱいのランナーの方々が最後の力をふりしぼって走る姿に胸が熱くなる。
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