縁起でもないタイトルだが、カゲキなファッションで知られる作家・志茂田景樹サンによる、内容はきわめてまっとうで実用的な実践ガイドブック。
副題は「カゲキ新生活読本」(オレンジページ刊)、ご自身のHP連載をまとめたもの。
「夫に先立たれた女のほとんどは、解放感を充分に味わっているように元気いっぱいなのに、妻に先立たれた男のほとんどは老化が加速されたように元気を失っていく」
それはなぜかを追究していくうちに、著者は「そうならないための7つの愉しみ」を見出して、自ら実践する。
①料理をする愉しみ
②掃除・洗濯する愉しみ
③運動する愉しみ
④家出気分のひとり旅をする愉しみ
⑤いたずらをする愉しみ
⑥ひとりの世界に入る愉しみ
⑦自分をおとしめる愉しみ
最後の「自分をおとしめる」とは、傲慢にならないためにほどほどの自虐を演出し、自己解放を図ること。そのカゲキなファッションも、そもそもは15年前にひょんなことからマリリン・モンローの絵柄のタイツを履いて街を歩いた時の自虐的体験に始まったものだそう。きょうラジオでご本人がうれしそうに語っていた。
この本は、「読んだ」で終わるんでは全然なくて、読み終わってからが始まりの本。
2月の走行距離は、故障で中断により229km、1月~ 計540km。
朝、ナンバ体操/ステップ運動20分、心拍97。
夜、バランスボール/おんぶスクワットなど。
あ、今、出張から妻が帰ってきた。