ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

足柄峠へ

2010-11-28 22:11:27 | トレーニング

以前から一度は行ってみたかった足柄峠。標高759m、JR御殿場線の山北駅前から峠の頂上まで片道13kmの長い上り下りの舗装路を走る。

今朝、早起きして2時間余かかって7時半に山北駅に到着。改札を出て右へ行き、観光センター手前の跨線橋を渡って「山北町健康福祉センター」前からスタート。
ここの3Fには「さくらの湯」という温泉があるそうだが、オープンが11時から。駅にコインロッカーもないので、ラン用リュックを背負って行く。本日開催されるつくば、河口湖フル参加メンバーの快走を祈りつつ。

道はほぼ一本道でわかりやすいとはいえ、何ヵ所か迷う所あり。
事前に経験者さんブログをチェックしておいたのが役立った。とくに親切なのがこの方のブログ
おかげで無事往復できた。

足柄峠は神奈川県(南足柄市)と静岡県(小山町)の県境に位置し、神奈川側には足柄万葉公園、静岡側には足柄城址公園がある。城址公園は小高い丘の上にあるゆえ、とくに富士の壮大な眺めがすばらしく感動的であった。

前半は普通の上り坂、トンネルを抜けた後半から本格的なつづら折りの急坂峠道が続き、ほとんど歩くのと変わらないペースまで落ちてしまう。が、とにかく意地で歩かず走る。山北から万葉公園先の城址公園まで往路1時間25分。せっかく来たので30分ほど峠周辺を散歩しながら給水休憩。
急な下りを全速でkm4分切って駆け下るのが峠走の眼目らしいが、きょうのワシがそれをやったら故障確実のためゆるゆると。それでもkm4分半くらいは出てしまう。復路1時間10分。

ゴールしてもまだ11時前、しばらく待って「さくらの湯」に入る。2時間400円。普通の温泉浴場の他に「運動浴室」というのがあって、要するに温水プール。15×8mくらいの小ぢんまりしたプールながら日射しがさんさんと差し込んで明るくジャグジーもあり気持ちよい。(プールは水着着用)

たまたまきょうは地元で丹沢湖マラソン(ハーフ他) 当日でもあったためか、行きかうランナーは数えるほど。圧倒的に多かったのが中高年登山・ウォーキング組と、ロードバイク。とりわけ、自転車で懸命に登る姿の多さが目についた。「ヒルクライム」がブームとは聞いていたが実感した。自転車であの急坂を登りきるのは、ランニングよりずっと大変そう。

前日の土曜は刀水練習会。つくば・河口湖直前とあって参加者は少な目。月の最終回週末練習日恒例の5kmタイムトライアルは21分5秒がやっと。半年前、5月のトライアルで20分5秒の自己ベストを出したのが遥かな夢のようである。
いつもは高速組が何人も前にいて、その背中を目標に必死でくらいついていくのが常だが、昨日はいきなり初めて先頭に立ってしまい面喰らってしまった。大田原フルから中3日のためか3km手前から急激に脚が重くなり4kmでついに背後から抜かれてしまう。根性不足のオヤジであった。

★オヤジの心を癒す昭和の歌(63)
 見たくもあり見たくなかった「龍馬伝」最終回。ゆかりの地・長崎のこの歌で重い気分を切り替えて。

 ♪ 長崎の夜はむらさき (瀬川瑛子/1970)

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大田原フル

2010-11-23 22:58:49 | レース

3時間39分44秒。現時点の走力では、3時間40分を切るのがやっとだった。

「第23回 大田原マラソン大会」に参加。10時40分、フルの部スタート。
本日ここに立てたことを深く感謝する。

参加者が急増し、ロードに向かう競技場出口付近では渋滞が発生するほど。仮装とランスカの多さが目立つ。
6年前、初参加した頃は全参加者が1000人足らずで、シリアスな雰囲気だったのとは大きく違ってきた。
昨年まで20kmコースを2周回するコースだったのが、今年から大きく1周するコースに変わったのも今回の特色のひとつ。後半に起伏が多くなった上、きょうは昼ころからやや強い風が吹いてランナーには苦しい後半となった。

 53'29"(5km地点わからず10kmポイント)-25'51"-26'06"-25'22"-26'46"-25'58"-25'12"-10'58"
(前半1時間50分52秒ー後半1時間48分52秒)

10月の新潟では途中で走れなくなり歩いてしまったので、今回はとにかくゴールまでしっかり走りきるのが第一目標。できれば後半、わずかでもペースを上げること、タイムはなるべく3時間40分以内。との事前目標はクリアし、「次」につながる走りはいちおうできたと言えようか。

それにしても、フルというのはやっぱり甘くないと改めて痛感したオヤジであった。
大田原の記録を振り返っても苦闘がにじみ出ている。

 2004年(第17回) 3時間59分15秒
 2005年(第18回) 3時間28分27秒
 2006年(第19回) 3時間41分15秒
 2007年(第20回) (他用で欠場、代わりに「つくば」に参加 3時間40分33秒)
 2008年(第21回) 3時間30分10秒
 2009年(第22回) 3時間58分40秒
 2010年(第23回) 3時間39分44秒

大田原では一般ランナーもスペシャルドリンクを置けるのも特色のひとつだが、ワシは探すのが面倒に思えて置いたことはなかった。今回は制限4時間すれすれになる可能性もあり、参加者急増もあって後半に給水不足も充分ありうると考え、30・35・40kmにそれぞれ預けた。遅い走りで現れたので各テーブルに残り少なく、発見は容易だった。速い人はなかなか見つからなかったそう。
(実際はゼネラル給水もなくなることはなかったが)

高島平20kmと同様、多数参加した刀水ACメンバーの中では今回も最終走者となってしまったオヤジである。
ともあれ、刀水応援団の熱い応援と沿道からの声援のおかげで元気をもらい、しっかり走りきることができた。厚く感謝。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (62)
 作詞家・星野哲郎氏追悼でよく流れてきたこの歌。「閣下」との共演バージョンで。

 ♪ 三百六十五歩のマーチ (水前寺清子/1968)

コメント (4)
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元気が出る歌

2010-11-22 20:24:26 | ことば・歌

明日は大田原マラソン。通算22回目のフル、毎年11/23に定例開催される大田原は6度目になる。

2005年のこの大会で初めて3時間半を切り、3時間28分27秒。その後5年間、足踏み状態が続き、結局まだ自己記録を更新できていない。
絶好調(と思われた)時には大幅更新をねらって後半大失速、の繰り返し。2年前の山口防府マラソンでも最後に崩れて3時間28分37秒、10秒とどかなかった。
その後は3時間半がなかなか切れず、ひさしぶりに好調で迎えた今年2月の東京マラソンも3時間30分6秒に終わった。

今の走力では多くは望めないにしても、「後半をしっかり走りきる」ことだけを目標に明日は走ろうと思うオヤジである。

スポーツ小説の名手3人の女性作家が競作した新刊短編集『シティ・マラソンズ』(三浦しをん・あさのあつこ・近藤史恵/文藝春秋)を読めば、マラソンはタイムだけではない、ということがジーンと胸にしみてくる。
だが、されどタイム。走るからには今の時点でのベストを自分に求めてしまうのも人情というものであろう。

ともあれ、今夜はワシが好きな元気が出る歌を聴いて、明日に備えよう。

 ♪ モーニング娘。のひょっこりひょうたん島

 ♪ 終わりなき旅 Mr.Children

 ♪ 負けないで ZARD

  ♪ あなたは幸せになる 藤田麻衣子

 ♪ アンパンマンたいそう ドリーミング


(追伸: 貴方のとっておきの「元気が出る歌」あったらぜひ教えてくだされ)
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レイクタウン10km

2010-11-14 23:45:58 | レース

44分3秒。病み上がりながら精一杯走った。

先週初めに引いたカゼが意外としつこく長引き、結局1週間の走休。
ようやく金曜にジョグ再開し、昨日土曜に刀水練習会。20km走の途中でまたもガス欠状態になり、ラスト5kmはへろへろに。このところ、レースでも練習でも撃沈続きのオヤジである。

きょう、朝8時スタートの「第2回 越谷レイクタウンランニング」10kmの部に参加。
きょうこそは撃沈したくない一心で、ゆっくりと出る。km5分を超えるペースから入ってビルドアップでラスト2kmはほぼ全力でkm4分くらい。
トータルのタイムはベスト(41分33秒)より2分半も遅いが、最後に上げて行けると気持ちは良いものである。
つい前日、ふらふらで20km地点にたどりついたのがウソのよう。

距離表示がまったくないので正確なラップは不明だが、おおむね目安として4.5km/3km/2.5kmと思われるポイントで取ったタイムによると、
 20'03" ー13'37"-10'22"

気持ちよくゴールできると気分も前向きになり、11/23大田原フルは制限4時間ぎりぎりになってもいいからトレーニングの一環として出走しようかと思うオヤジであった。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (61)
  気持ちが凹み気味の時は、元気が沸いてくるこの歌。

 ♪ My Revolution (渡辺美里/1986)

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カゼひき

2010-11-07 22:32:55 | その他の雑記
金曜夜から発熱でダウン。この土日は全然走れなかった。
カゼで寝込んだのは、3年前、仙台国際ハーフ制限緩和のショックで寝込んで以来である。

今週初めからカゼ気味だったのが木曜の30km走で悪化したようだ。すべて自己責任。
クラブメンバーにうつしていなければよいのだが。

土曜朝にかかりつけ医に診てもらい、処方薬で急回復し今は元気。幸いインフルエンザではなかったらしい。
今回のカゼはのどの痛みを訴える症例が多く見られるそう。
ワシも唾液を呑み込むだけで飛び上がるほどの痛みで眠れなかった。

11/23大田原マラソン前の練習計画はすっかりパアになってしまったけれど、致し方ない。
当日スタートに立てるよう、体調を回復させていくほかあるまい。

カゼ静養のおかげで、きょうは男子の伊勢路駅伝「第42回全日本大学駅伝対校選手権大会」を最初から最後までじっくりTV観戦できた。
録画しておいた女子の実業団駅伝、東日本と西日本の各大会も見ることができた。とくに2008年の仙台国際ハーフで圧倒的強さを目撃した野口みずき選手の2年半ぶりの復活ランには、その間の苦闘を思うとたまらず目頭が熱くなったオヤジであった。

毎度のことながら、走れなくなると走りたくなり、走れることがどんなに幸せなことかと思い知らされる。

 ⇒ランナーは風邪をひきやすい?

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (60)
  S諸島問題の流出ビデオが見られるかと思って見て回っているうち、超なつかしい映像と歌に出会った。
朝ドラ「ゲゲゲの女房」でお婆役とナレーターを務めたあの方の若き美貌がまぶしい。

 ♪ [キイハンターのテーマ] 非情のライセンス (野際陽子/1968)


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JET STREAM

2010-11-04 22:31:25 | ことば・歌
この間テレサ・テンの歌「空港」を検索していたら、城達也氏の懐かしいナレーションが聞こえてきた。

遠い地平線が消えて ふかぶかとした夜の闇に心を休める時
遥か雲海の上を 音もなく流れ去る気流は たゆみない宇宙の営みを告げています
満天の星を戴く果てしない光の海を ゆたかに流れゆく風に心を開けば
きらめく星座の物語も聞こえてくる 夜の静寂(しじま)の なんと饒舌なことでしょうか
光と影の境に消えていった 遥かな地平線も 瞼に浮かんでまいります……

ああ、JET STREAM! 高校時代、ラジオから流れてくるこの格調高いオープニングナレーションに空想の翼を広げ、夜間飛行を夢想したのであった。一生懸命、この文章を書き取って暗記して。


それはさておき、本日は先週の土曜出勤の代休が取れたので刀水AC練習会に参加。平日の日中だから、圧倒的に女性が多数。昨日の祝日にも練習会があり、30km走を実施したとのこと。きょうも希望者は30km走。
1周1.83kmコース×16周+700m。序盤はkm5分半から入り、ビルドアップしていくという目標でスタート。
結果はあえなく大撃沈。5周目から集団を離れてkm5分でずっと行くはずが12周目から急落し、最後は全員に抜かれた。ナサケナイ。2時間42分かかって、ようやく30km地点にたどりつく。
高島平や仙台ではkm4分半で20kmやハーフを走るのに、なんで5分で30kmができないんだろう? しかも、5分半からゆっくり入っているのに。
「長い距離の場合、最後に上げていけるとダメージは残らないが、その逆だと心身のダメージが大きくなる」とコーチが言われたそのとおりになってしまい、帰路へろへろ状態でまたも「たけ先生」の整骨院にお世話になったオヤジであった。

前日の休日は妻のリクエストにより、上野・谷中界隈を下町散歩。練習会の日だったが、練習会も大事ではあるけれど妻はもっと大事である。
来週、アメリカから仕事のお客さまが見え、下町を案内するのでその下見をしたいということで。(妻は極度の方向音痴を自認)
あちこち歩き回ったなかで、最も印象深かったのは「旧岩崎邸庭園」。三菱の創始者・岩崎弥太郎が不忍池のほとりに買い占めた広大な土地に建てられた邸宅と庭園の一部が公開されている(重要文化財指定)。
何気なく見学すればあっという間に見終わってしまっただろうが、ボランティアガイドさんの解説がすばらしく、単なる知識の羅列ではなく気持ちがこもっていて、聴かせていただくほうも熱が入り、感動した。
今年は「龍馬伝」の影響で参観者が殺到し、この日もガイド聴講希望者多数で十数人ずつ3組に分けてのガイドとなった。

そもそも全然運動せずウォーキングもしなかった妻が、この3ヵ月ほど会社帰りに週3回筋トレするようになった。ジムではなく、整骨院で元々は肩こりや首の慢性痛に悩んで、近所にできたから行ってみたそうだが、ただ治療するのでなく筋トレをきわめて重視する先生で、やむなく頑張っているらしい。
そのへんの経緯は、妻本人のブログに詳しい。

で、その延長でウォーキングも始め先月はワシをお伴に皇居1周デビューも果たした。
家には通販で仕入れた10kmのダンベルやチューブなどがごろごろ転がり、すっかり以前とは違う様相を呈している。まあ、喜ばしいことであろう。

★オヤジの心を癒す昭和の歌 (59)
 楽あれば苦あり。人生あざなえる縄の如し。またも撃沈で傷心のおやじランナーの心になぜかこの歌がしみる。

 ♪ 長崎は今日も雨だった (内山田洋とクール・ファイブ/1969)

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