ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

シドニー~メルボルン1000km

2007-04-11 23:48:43 | その他の雑記

図書館で、高石ともやさんの『挑戦 ―気分は陽気なウルトラマンー』(ランナーズ 1989年) を見つけた。

その冒頭に、1988ウェストフィールド・ラン=オーストラリア・シドニー→メルボルン1018kmの記録があり、引きつけられて読んだ

このレースはウラトラランニングの中でも最も過酷なレースのひとつといわれ、1000km強を8日間で走破する。平均して1日130km。
毎日の到達地点が関門でもあり、カットオフが待ち受ける。
高石さんも1988年の最初の挑戦は900kmを超えたところで「ウィズドロー」(撤退)せざるをえなくなり、翌1989年に再挑戦し日本人初の完走を達成した。

表紙カバーの写真が印象的。ウルトラスタイルで走る当時46歳のオヤジ(高石さん) を、16歳の息子さんが後方から真剣に走って給水しようとするシーン。
なんだかジーンときてしまい、つい自分自身に置き換えて夢想してしまう。

しかし、現実にはフルはおろかハーフでさえまともに走りきれないワシのこと、超長距離など夢のまた夢である。
高石さんの体験記を読むと、その苛酷さがいやというほど伝わってくる。

ウルトラランニングではトラブルやアクシデントはあって当たり前、直面するさまざまな事柄を基本的には受け入れて、「共生」の精神を貫かなければ走りきれるものではないようだ。
高石さんの、あの本当にうれしそうな、生きているのがうれしくてしょうがない、といった風情の笑顔はウルトラランニングによって磨かれたものに違いないだろう。

 ⇒ 高石ともやHP

 遙かな夢は夢として、あと1カ月ほどに迫った仙台国際ハーフで、今度は悔いの残らない「完全燃焼」のオヤジ走りを実現したいものである。

朝、芝生の公園で地下足袋ジョグ30分(約5km)、心拍120。
夜、ステップ運動40分、心拍99。

コメント
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