ランニングおやじの野望!

50歳を目前に突然走り始めた鈍足おやじランナーのトレーニング雑記です。

谷川浩司九段の言葉

2007-04-21 23:47:23 | ことば・歌
昨夜から今しがたまでかかって、季刊誌120ページ校正をようやく果たしたオヤジである。ふう~。
いつもの土曜午前の皇居走、午後の刀水AC練習会、ともに残念ながら行けず。

結局、一歩も外出せずに、ラジオを聴きながらの自宅作業であった。
他のメディアと異なり、「ながら作業」ができるところがラジオの特性といえる。

で、一日中聴いていた中で、思わずメモを取って拝聴したのが、将棋棋士・谷川浩司九段のインタビュー。
将棋も囲碁も全然問題外のオヤジではあるけれど、谷川九段が「光速の寄せ」と形容されるほど終盤に強い騎士だということくらいは知っている。

「勝負は最後が一番大切です。圧倒的な優勢が一手の緩手で逆転されることは、いくらでもありますから。とくに終盤では、結果を急がないことです」

うーむ、「光速の寄せ」と呼ばれる谷川さんにして、このこころがけ。なんだか、「ゆっくり走れば速くなる」の名言に相通ずるような。

「厳しい、苦しい時には、頭の中で盤面をクルッと回転させて、相手の立場に立って見直してみると、新たな発見を得られることがよくあります。
いずれにしても、
良い時にあせらない、悪い時にあきらめないことですね」

将棋を指し始めてから40年、通算で勝ち星1200勝にも上る一方、負けも600を数えるそう。いちいち一喜一憂していられないこともあろう。

「敗因はもちろんしっかり分析しますけど、負けたという結果はすぐ忘れることにしています。そうでないと、引きずってしまいますから」

なるほど。さすがにプロの勝負師の言葉には深いものがある。


きょうは、仕事の合間に木刀素振りや腰割りなど体操程度しかできなかったので、明日は秩父の山歩きで減量してくる予定。
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