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フィリピンから看護師・介護士来日

2009-05-10 20:20:27 | 福祉
 テニススクールの周りは、ケヤキやガマズミの高木に囲まれている。今ガマズミの白い花がたくさん咲いていて、見事である。今日は25℃を越える暑さのため、水分補給をこまめにしながらプレーをした。先週からスイカを食べ始めているが、今日はおいしさが格別であった。

 今日のNHKの13時および19時のニュースによると、フィリピンからの看護師・介護士の第1陣195人が来日した。これらはすでに現場で働いているインドネシア人の受け入れと同じく経済連携協定(EPA)に基づくもので、フィリピンから283人の受け入れが予定されている。
 フィリピンとEPAを結んだのは04年11月で、当初から看護と介護職員の派遣のためであった。すぐにでも派遣と報道されたが、この間フィリピンの国内事情で先延ばしされていると、NHKで断片的に報道されていた。遅れていたのが急展開の来日となった。
 わたしの知る限りでは、4月17日の朝日新聞によると、フィリピンの海外雇用庁(POEA)によって現地で募集を開始したが、予想以上の5千人の応募があった。しかし選考過程の準備不足(選考基準が不明確等)で、先着順で552人まで減らした。そのため日本語を話す候補者が落選したり、高齢者が残ったりした。
 さらに長期滞在に日本語による国家資格取得が条件(看護3年、介護4年以内)というハードルの高さ等から、派遣枠の450人に満たない結果となった。
 インドネシア人の受け入れと同じように、半年間の日本語、日本の生活習慣(文化)、介護等の研修をへて現場に入ることになる。なお、日本の受け入れ希望施設や病院は少なくなっているという。


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