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絵本と児童文学

絵本と児童文学、子ども、保育、サッカーなどの情報を発信する

不況で身近におきていること

2008-12-23 11:21:30 | 当世世間事情
■ 不況、失業
 近所のリサイクルショップでの情報では、夏ごろから品物の動きが鈍くなったとのこと。そして11月ごろからはまったく売れなくなって、このままでは商売が立ち行かなくなる、と深刻な事態なのだ。
 暮らしのサイズを縮小する時世にあって、リサイクルが活気を持ちそうに思っていたが、そうではないということ。リサイクルはモノと金が動くのだから、人々の気持ちに活気があるということなのだ。消費へ向かわせる活気も失われていつのかもしれない。
 駅から5百㍍ぐらいは商業ゾーンだが、そこの商店のビルを30前後の身なりの崩れていない若者が、自販機の釣銭を「点検」し、ゴミ箱をあさっているのを見かけた。雇用調整という名の派遣切りや解雇を大量に実施している報道と結びついて、自分にも身近な問題として実感したのだった。
 そういえばわたしは、それまでタクシー利用が基本のようだったが、9月ごろからバスが標準になった。結果として生活がゆったりしてきたように思っている。
 空き店舗がどんどん増えているし、マンション販売も不調のようで、近所のそれは半年前から土、日の案内が続いている。

■ 振込み
 先日ゆうちょ銀行で3桁のお金を下ろした時、振り込め詐欺の防止マニュアルにそって、あれこれ確認された。それに他銀行から下ろしたお金を加えて振り込んだときは、またさまざまな確認をされた。
 振り込め詐欺の被害が急増し、さまざまな対策を講じている時世ということがよく分かった。なにしろ11月現在で263億円の被害でこれまでにない増加だ。1日1億円とかで、ある。組織に足をつかないようにして、手口が巧妙になっている。悪知恵というのをよく考えると感心する。感心している場合ではないのだが。
 ふとわたしも振り込め詐欺の被害に合いそうに見えたのかなと思ったが、家族に考えすぎだよ、といわれた。大変な世の中になっているんだ、ということだ。

座り方の変化

2008-10-28 18:11:40 | 当世世間事情
■ 座り方の変化
 座っている椅子に、靴を脱いで膝を曲げて足の裏を付ける姿を見た。特定の人かと思っていたら、他にもその座り方をする人がいる。わたしの行動範囲だが、最近で2桁までにおよばないがそれに近い人がその動作をする。このような変化が生じているということと見てよいのではないか。
 時には両足をそのようにする。いわば椅子の上で「体育座り」をするのである。わたしから見れば窮屈そうだが、リラックスあるいは座る姿勢を維持することができないためのように読み取れる。
 いつでも対応するケータイのためもあってか、あることに持続できない状況が生じているのか。それに「体育座り」がしぐさとして定着してリラックスなのかもしれない。腰と背筋力でつくる人間にとって自然な姿勢が崩れているのか。
 ちょっと考えすぎかな。

■ 突然の怒鳴り声
 9月のことだが、なれない街で昼食を食べることになった。スパゲティがいいか、中華がよいかと迷っているうちに、ある焼き魚を食べたくなって「ご飯屋さん」に入った。昼食時なので広い店も混んでいて、カウンターのような所を案内されたが、わたしは少し待って向かい合う席にひとりで座った。
 新聞を読みながら食べていたら、わたしの正面の方のカウンター席から「バーン」と、とてつもない音がした。それは水を注ぐガラス製のものを力いっぱいテーブルに叩きつけた音だった。それとともに男性同士の大声のやり取りが始まった。聞こえてきたのは、
「お前俺を見てるな!」
「見てなんかいないよ!」
といったようなやり取りだった。そして
「見てないっていうのか」
といった切り返しの叫び声で、また「バーン」と若い男はたたきつけた。店員がすぐに来て落ち着いて「こちらに」といって、若い男の食事を別なテーブルに運んだ。若い男が移動しようとしたら、40代と思しき男性は、その場を収めようという感覚で力なく「すみませんと」といっていた。
 40代の男性の位置は右側の端で2方囲まれたて窮屈なので、心もち若い男の方である左に体が向いていた。テリトリーとしては親密距離ぐらいので、見ず知らずの人とはストレスの大きい距離なのだ。店としては、多くの客を入れるための設計なのである。
 慣れていると思われる店側の対応に、もしかしたら初めてのことではないのではないかと思った。若い男はサングラスをしていたことから、もしかしたら対人関係に敏感な人かもしれないと想像した。40代の男性は、向きにならず最初の反応とがらりと変えて「すみません」としたが、その場を収拾するには無難な対応と思えた。
 怒った若い男は、勘定のとき店の人に「すみませんでした」といって出て行った。


大地震がくる

2008-09-15 17:08:07 | 当世世間事情
■ 大地震がくる
 木曜日に「あさって大地震が来ますよ」といわれたので、わたしはすぐに「地震予知装置もうまく作動するにいたっていないのに、そんなこと分かるはずないじゃないか」と真顔で答えたのだった。
 後で分かったことだが13日(土)大地震が来ると、盛り上がっていたとのことだった。どうやらネット上らしい。遠い距離の人も話題にしていたので。
 平凡な日常に緊張感を持てる、ミステリーあるいは冗談として楽しむぐらい軽い気持ちなのだろうが、わたしから見ればそのようにデマはあってはならない、と思ってしまう。軽いデマであっても、ある状況によっては取り返しのつかない集団ヒステリー状態をつくるのではないか、と心配するのである。それを意図的にやる人間が出ても困るしな。

■ インドネシア人の介護士
 今日は敬老の日でもあるせいか、インドネシアから来日した介護士の受け入れ職場(横浜市)を訪問したことを、朝のNHKニュースで4分間やった。
 来日1カ月ぐらいを経ているので、お年寄りに向かって微笑んで、挨拶を日本語でしていた。日本人の特徴的動作である、お辞儀とうなずきの動作を多くして、好意的にコミュニケーションをしようとしていた。
 6か月の日本語と日本の文化研修をへて、2月から職場に配属される。
インドネシアでは入浴を熱いお湯に入るということがないので、それには珍しさと驚きの様子でもあった。大勢で一緒に入るということも、おそらく驚くことだろう。イスラム教なので、仕事中でも1日5回のお祈りを保障しなければならない。テレビでは、廊下の行き止まりのような空間に敷物を敷いて、洋服の上に白いものをまとい、お祈りをしていた。
 60万円の研修費を施設側が負担して受け入れるのだが、低賃金に人件費を抑えて経営をしているのに、希望する施設がいるというのも素直に理解できない。104人が各施設で、2月からどのように仕事をするか、注目することにする。
 NHKはインドネシアの介護士受け入れについては、継続的に報道している。


ガソリンの値段

2008-08-30 07:06:47 | 当世世間事情
■巨木が丸坊主に
 朝のウォーキングの時通るキャンパスには、おそらく100年を超えると思われるイチョウなどの巨木がある。道路側のたくさんの巨木が、夏に生い茂った枝が払われている。本来は30メートルぐらい高くどっしりとした枝ぶりになるはずなのに、すべて枝が切られ、高さも10メートルぐらいに抑えられている。
 イチョウとは分からないぐらい、巨大な柱が並んだ姿は木が痛々しく感じるし、都市では木の自然な営みである落ち葉を許さない、無機的な環境でなければならないのである。巨木を切り倒さないだけいいと思わなければならない、ということだろうか。

■ガソリンの値段
 ガソリンの値上げが続いているが、わたしの利用しているスタンドの値段が変化している。8月に入ったら186円、お盆前に179円、その後169円、そして今は167円になった。消費が鈍っていることへの対応だと思われるが、スタンドは利益が少なくなり、さぞ経営が大変だろうな。
 そういえば閉店しているスタンドを目にすることもある。

■キッズアイランド
 駅のビルの室内遊び場は、他の店の買い物の際数回みたが、いつもあふれんばかりの人だ。夏休み特別割引1時間500円である。1時間以内で帰る人はいないだろうし、遊び空間を確保も結構出費をしなければならない時世である。
 安全ということでビニール製の遊具多いし、一見活気があって元気に行動しているようだが、人混みで騒然としている。
 市の子どもセンターが集まりやすい場所にあれば、子どもによい遊び空間が提供できるのにな。

■電気マッサージ
 回数が多いわけではないが、家電量販店に行くときがある。電気マッサージが欲しいものだと思いがあるせいか、時々そこを通る。少ない回数なのだが、昼時はいつも同じ中年女性がマッサージ機を作動して目をつむって満足そうである。昼にそこでマッサージをするのを日課にしているのかもしれない。世の中にはさまざまな人がいるもんだ。

■テニス無料体験
 だいぶ前のことだが、テニス無料体験の人がわたしのクラスで一緒になった。若いカップルで、コーチの提示することをやるが、関心はお互いにおしゃべりをしてデート先に選んだようだった。最後のほうではコーチの言うことにも耳を傾けず、参加しないでおしゃべりをして、さらに2人で別なことをやりだした。
 コーチは黙認するしかないし、常連の人の中には気にしている人がいた。わたしはいささかあきれながら、無料体験の利用の仕方もさまざまなのだ、と妙に感心したのだった。そのカップルは、無料体験で終わったことは言うまでもない。

訪問集金の廃止の意味

2008-08-05 06:31:15 | 当世世間事情
■ 道が混まなくなった
 タクシードライバーに聞いた話では、道が以前より混まなくなった、とのことです。ガソリン値上がりのため、車の乗りびかえが増えているのでしょう。タクシー会社はLPガスだが、ガソリン価格と同じく高騰していて、会社は大変だろうとのことでした。

■ 自転車でケータイメール
 自転車に乗りながらのケータイでの電話利用が気になっているが、今はケータイでのメール打ちがよく目に付くようになっています。住宅街の狭い道をおぼつかない乗り方でやっているのを、はらはらしながら見ています。
 車を運転する側の注意事項に、子どもの自転車と朝スピードを出して乗る若者と、さらにメール打ちながらの運転が加わりました。ケータイでの電話も禁止事項になっているが、メールとはね・・・。能力や技術が向上したというよりは、一つのことに専念できないということかもしれません。
 あるパーティをやった時に、バックグランドミュージックの準備が重要事項であった。音楽がないほうが集まった人の心を交わすのにどんなにいいかと思いながら、集中できないと我慢したことがありました。
 テレビでも映像に必ず音を入れます。名画や世界遺産や自然風景にも。それってヘンだと思います。

■ 毎日新聞
 近くにあった毎日新聞の販売所が、7月からなくなりました。理由はわかりません。
 毎日新聞は北海道での夕刊を廃止したし、500万部発行とされているが、経営がきびしい状況とも言われています。歴史があり、新聞社としての公益事業もたくさんしています。すぐ思いつくものとしてアマチュア野球、音楽家の登竜門である音楽コンクール、書など。わたしは駅などで買う新聞は毎日新聞にして、週2、3回読むようにしています。記者のコラムなどは面白いものが多くあります。
 署名記事を多くしたり、レイアウトをさきがけて変えたりしているが、みんなの広場(投稿記事)に高齢者が多いことなど気がかりです。

■アイスクリーム
 旅行の宿で、最近食べるのを自粛しているアイスクリームを食べた。自販機にあったハーゲンダッツの300円のもの。このメーカーはフランスであり、輸入元という会社があった。フランスから輸入したか、日本で製造したかは定かではない。もしフランスで製造して輸入したとしたら、300円のうち運送費、冷凍し続けかつ自販機で購買を待つまでの電気代などは50%をはるかに超える費用がかかっているはずである。
 そういえばフランスのペットボトルの水を飲んでいる人を見ると、運送に同じぐらいの量の石油が使われているかもしれないと、と想像してみるのだ。水資源が豊富でおいしいわが国なのに、成分の違いが多少あっても、水道水を飲むことがCO2削減を日々の生活で実行することになるのだが。

■テニススクール
 わたしが通っているテニススクールが、これまであった1週間の夏休みがなくなった。1週間の休みは会社としての収入の減少になるし、競争的環境がそうさせているのだろう。
 ここでも日本の仏教文化をベースにしたお盆休み、転じて会社などの夏休み文化がなくなる。インストラクターの休みがなくなることである。
 社会全体のコンビに化がまた増えた、というのがわたしの実感である。利便性と損得の論理で社会が回るようになって、生活のゆとりという人間の豊かさを作る条件がまた消えていく。

■NHKの訪問集金の廃止
 NHKの視聴料の訪問集金が10月1日からなくなる。人件費抑制のいわゆるリストラであるが、これは別な重要に意味を持っている。
 口座振込み、クレジット継続支払い、継続口座振込みによる納入になるが、それはいわゆる天引きと同じになることを意味する。わたしは以前から継続口座振込みにしているが、不払いをしようと思ってもできない。正確に言えばできるのだが、不払いが累積していくことになる。NHKを見ないという証には、受像機そのものを廃棄するといったことでなくては、視聴料ストップはしにくい。
 訪問周期の廃止によって、NHKはもっぱら不払い者や新規加入者を訪問し、視聴料を求めることに力を注ぐことになる。視聴者の声を聞くようなればよいのだが、視聴率の高い19時のニュースに象徴的なように、政府の広報といってもよい内容である。
 この際視聴者の立場に立った、ジャーナリズムの原点を、考えてほしいものである。

道が混まなくなった

2008-07-29 15:56:31 | 当世世間事情
■ 道が混まなくなった
 都市ではあるが、タクシードライバーに聞いた話では、道が以前より混まなくなった、とのことです。ガソリン値上がりのため、車の乗りびかえが増えているのでしょう。タクシー会社はLPガスだが、ガソリン価格と同じく高騰していて、会社は大変だろうとのことでした。
 わたしの体験では、横浜に車で出かけるのを50分余り見込んいたのが、このところ3回は40分で着いてびっくりしている。

■ 自転車でケータイメール
 自転車に乗りながらのケータイでの電話利用が気になっているが、今はケータイでのメール打ちがよく目に付くようになっています。住宅街の狭い道をおぼつかない乗り方でやっているのを、はらはらしながら見ています。
 車を運転する側の注意事項に、子どもの自転車と朝スピードを出して乗る若者と、さらにメール打ちながらの運転が加わりました。ケータイでの電話も禁止事項になっているが、メールとはね・・・。能力や技術が向上したというよりは、一つのことに専念できないということかもしれません。
 あるパーティをやった時に、バックグランドミュージックの準備が重要事項でした。音楽がないほうが集まった人の心を交わすのにどんなにいいかと思いながら、集中できないと我慢したことがありました。
 テレビでも映像に必ず音を入れます。名画や世界遺産や自然風景にも。それってヘンだと思います。

■ 毎日新聞
 近くにあった毎日新聞の販売所が、7月からなくなりました。理由はわかりません。
 毎日新聞は北海道での夕刊を廃止したし、500万部発行とされているが、財政がきびしい状況とも言われています。歴史があり、新聞社としての公益事業もたくさんしています。すぐ思いつくものとしてアマチュア野球、音楽家の登竜門である音楽コンクール、書など。わたしは駅などで買う新聞は、毎日新聞であり読むようにしています。記者子コラムなどおもしろいのです。
 署名記事を多くしたり、レイアウトをさきがけて変えたりしているが、みんなの広場(投稿記事)に高齢者が多いことなど気がかりです。


粗大ごみ回収

2008-07-15 15:08:08 | 当世世間事情
■ 粗大ごみ回収
 時々「ミニコンポ、テレビ、家具などいらなくなったものを回収します」というのが、ミニトラックで巡回してきます。
無料で回収という触れ込みで料金を取ることに対して、生活相談センターにたくさん相談が持ち込まれている、不正商売があります。生活相談センターでは、被害にあわないよう、呼びかけています。
 無料とは言わなくなっており、料金を取ります。物によっては1万円といった料金になるので、1日結構な収入になるかもしれません。修理して途上国などに輸出するのか、とも想像しますがそれは不明です。
 自治体が粗大ごみを有料化するようになってから、この商売が生まれたのではないかと推測しています。わが市では02年頃から市の粗大ごみ回収は有料になりました。
 ところでこの商売は、しかるべきところから認定や許可を受けているふうでもありません。それに単独なのか、それとも大元の人がいて巡回車は営業で、ネットワークがあるのでしょうか。
わたしが心配するのは、回収した粗大ごみの処理です。修理してリユースするのならよいのですが、投棄をどうしているのでしょう。市の処理は、おそらく回収料金に上乗せしてやっていると思われます。すると不法投棄ということが心配になります。それは国内でも困りますが、フィリピンに日本のごみが大量に持ち込まれて、不評を買っていると報道されたことがあるので、それと関係がないのだろうかと考えをめぐらせてみました。
 
■ 秋葉原無差別殺人事件のとき、短時間で10人以上に斬りつけて死に至らしめるというのは、相当な体力と集中力のある者でなければできないと思ったら、ダガーナイフというのを使ったということだった。そういったナイフがあるとははじめて知った。そのようなことへの嗜好がある人がいるとはいえ、生活に使うナイフとは異なるものである。
 8日の毎日新聞によれば、販売規制つまり禁止をしていた県が7つあり、事件後に禁止が12県である。その他は禁止予定、検討中などである。
 献花台に7日までに8000の花束や1万本の飲み物が供えられた。これは49日にあたる27日まで継続するという。仏教国であることを自覚させられた。
 歩行者天国とは、よく考えると不思議なネーミングである。それをやめ、監視カメラを増やし警察の巡回が常態化している。欧米ではおそらく追悼集会を催し、それまでの街に戻るのではないだろうか。窮屈さを増大することが、こういった犯罪の抑制措置になるのか、考えさせられるものだ。

父親に教員殴られる

2008-05-18 11:52:46 | 当世世間事情
■ 大声と駆け足の店
 めったにいかないが店の前を通ったので、新古書店と言われているのに入ってみた。広い売り場であり、展示の仕方や本の内容など一通り見た。多くは売れ筋の本で、わたしが手に取りたい本は見当たらなかった。漫画コーナーは、若者が大勢立ち読みをしていた。
 店員が景気をつけるラーメン屋のように、大声で対応していた。それに店内の移動はすべて駆け足だった。これまでの書店や古書店と、まるで違う空間を演出していた。流通・消費の回転の速さの表現なのか、その意図はいまひとつつかめなかった。
 1冊だけテニスの本を買ったら、理解できなかったがカードを薦められた。今後も利用する予定はないので断った。すると突然不愉快そうな表情になった。そのようなノンバーバルにわたしが敏感すぎると思いつつ、社員(とはいってもアルバイトだろうが)がマニュアルだけしかできないのだな、と。

■ 父親に教員殴られる
 5月16日(金)の新聞の地域ページによれば、父親が子どもの指導に腹を立てて、中学の担任の男性教員を殴り2週間のけがをさせ、逮捕された。教員が子どもの校内での行動をめぐり電話したら、その対応に腹を立てて夜8時20分過ぎに来校して、暴行に及んだ。
 それ以前に家庭訪問の際に、担任に腹部をけるなど暴行を加えた。教員が被害届を出したことを踏まえて逮捕となっただろう。
 学校ではモンスターペアレンツといわれる親の理不尽な行動への対応に、相当な負担を抱えている。その延長線で、被害届を出さなければならない事態までなっているのは、ことは深刻である。
 教員が子どもの授業を中心にした専門性を中核にした仕事より、学校内だけでなく親の行動に翻ろうされるのは、つらいことである。

ついに「オニ安」だ!

2008-04-08 16:09:16 | 当世世間事情
■ついに「オニ安」だ!

 わが街の駅ビルの家電量販店が、3月下旬からセールをやっている。人が移動するときなので販売が見込めるシーズンなのだろう。その店は「オニ安」と銘うってセールをやっている。「激安」より最上級の、いわば価格破壊のイメージを伝える言葉として作ったのだろう。
 わたしはそこを利用しているが、「オニ安」ひかれてというよりは、店員の商品の説明がていねいで的を得ているからである。
 昔は「廉売」といわれていた記憶がある。今はなくなった年末セールに使われたようである。競争が激化して、「激安」「超〇〇」などの言葉が踊るようになった。「セール」とも言われているが、デパートは「クリアランスセール」というようになっている。

■好調なインドア・プレイグラウンド

 07年6月11日のコラムに書いたインドア・プレイグラウンドが、スポーツ店だった所に移動していた。以前の5倍ぐらい、バスケットコートぐらいだろうか、利用者が多くビジネスとしては好調なのだろう。
 平日の昼頃通った時はまばらだったが、土曜日の午後から見たときは、2歳から5歳ぐらいの子どもでごった返していた。
 子どもとあそんでいる親は少なく、周りの椅子に座って所在なげに見たり、おしゃげりしたり、本を読んだりといったところだ。都市の住宅事情、遊べる空間等の問題もあるだろうが、子どもと遊ばない、遊べない親が多いとわたしは見ている。遊びの空間と時間を買う、消費するというように変貌していることはたしかである。
 市の児童館に付随した「子どもセンター」というものが何カ所かあり、職員がいて空間や遊具も整っている。しかし、いかんせん利用者が少ないのは、人が集まりにくいが所であること、駐車場がないなどと思われる。「子どもセンター」は無料だが、そこに行くより非日常空間でカネを出した方が、かっこいいということか。

赤ちゃんが・・・

2008-02-27 17:53:43 | 当世世間事情
 新幹線を下車するため、通路をドアのほうに向かっていた。歩きながら瞬時に無意識に右へよけた。赤ちゃんの頭が母親の腕からはみ出して、通路ぎりぎりの位置にあったからだ。ドア付近で下車を待ちながら、その赤ちゃんが気になった。
 赤ちゃんは1カ月も経ていない。普通は母親が赤ちゃんの頭をガードするように、腕で抱え込むようにするはずだ。腕が首あたりで赤ちゃんの頭が母親の体からはみ出ている。わたしと同じ駅で降りるときは、荷物を夫が持ち母親は左手に猫をもった。わたしはその姿を見てまたハラハラしたのだった。人ごみの中で赤ちゃんの頭が他人や荷物と接触しないか心配になったからだ。
 接触することはありうることだ。そのとき誰かが加害者になるのだ。このようなことも誰かが教えなければならないのだろう。その夫婦は、どうみても30代に見えた。

 右側の車窓から富士山がみえる。今年は雪に覆われた部分が多く、それが明るい春の朝の陽光で一段と気高く美しく見える。

 わが家の庭に、先週ふきのとうが2つ芽を出した。来年もっと増えることを期待してそっとしている。エビネの葉の緑が生き生きしてきた。寒さは残っているものの、春なのだ。