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絵本と児童文学

絵本と児童文学、子ども、保育、サッカーなどの情報を発信する

早朝から開店待ち

2008-01-22 13:56:54 | 当世世間事情
 昨日から大寒とのこと。わが家の玄関では早朝4℃だったが、昼になっても6℃にしか上がらず。夕方街へ自転車で出かけたら、風がほほを突き刺すようだった。しかし体は寒さに慣れてきたせいか、気にならなくなった。

■早朝から開店待ちの列

 今朝5時50分頃駅を通ったら、駅前のビルの巨大なパチンコ店前に50人ぐらいの列ができていた。暗いうちから、10時位だろう開店を待っているのだ。20代から30代と思われる男性たちである。
 家を出る時0℃だったからそうとう寒いはずだが、パチンコに賭ける情熱はすごいものだと感心するばかりであった。まったく興味のないわたしからすれば、パチンコに力を注いでいる人たちの世界のことは知らないな・・・と複雑な気持ちにもなった。ふとパチンコ依存の人もいるのだろうな、ということが去来した。
 そういえば最高の時は6店あったパチンコ店が、今は3店になった。いずれも大規模店が残ったようだ。

■わが街も高層ビルが林立に

 わが街も高層化が進んでいるが、南口は10階ほどの住宅が林立したのに数年ぶりに駅から眺めて驚いた。
 わたしの生活圏である北口の角地に、20階建ての住宅が建築中である。駅から3分とうたい、すぐ完売したそうだ。街の人も車も多い場所である。圧迫感があるし、街の風景が変わってしまった。
 それに自宅から5分ぐらいの旧公団跡地に、民間が8階建ての大規模住宅が建設集である。1000世帯なので、一気に4千人前後の人口が増えることになる。一つの村きぼである。学校が学級増だろうし、商店は、居住者の車の道路は、住宅以外の空間がないのでどうなるのだろう、といったことを考えた。かなり無理と思うが、都市生活者は不自然な環境で生活を営んでいるのだ。

自転車でのヘッドホンも禁止

2008-01-15 17:28:31 | 当世世間事情
 自転車事故の抑制のために、警察庁は安全指導の「教則」を改定する。かねてから気になっていた、自転車での禁止事項が明示され4月から実施に移るという。
 禁止事項は、
*ヘッドホンで音楽を聴きながらの運転。
*ケータイを使用しながらの運転。
*傘をさしながらの運転。
*子どもを前と後ろに2人乗せての運転。
 ということである。
 わたしは自転車運転が器用でないと自覚していることもあって、上記の行為はせずに運転に専念している。それでも都市の人通りの多い歩道を乗ることが多いので、かなり注意をはらっている。また傘をさしながらの運転は、現在の街へ住んでから自覚的にやめて15年ぐらいになる。
 上記の禁止事項に対する罰則は設けていないようなので、啓蒙してなくしていくようになるのだろうか。多くの人がやっていつことなので、なくなるには時間がかかるだろう。道路状況にもよるが、都市の人通りの多いところでは上記の行為は危険である。
 自転車の事故が急増しているし、ことによっては重症や死亡に至ることもあり、あなどれないと思っている。
(この記事は、朝日新聞とNHKニュースによる)

ガソリン税

2007-12-31 13:58:58 | 当世世間事情
 今日から日本中を寒気が覆うということです。晴天であるが気温が上がらないので、日差しの入る部屋以外は寒いです。元日から3日ぐらいまでは、もっと寒くなりそうです。明日の最低気温の予報が0℃ということは、この地域にとっては年に何回もない寒さです。
 大晦日なので片付けと掃除を続けています。自分の部屋がもっともやっかいで、当面は机付近の整頓にとどめました。
 庭と池の掃除もこれからやります。風の冷たさが厳しそうです。

■ガソリンの暫定税率は
 ガソリンの高騰をめぐって話題になっているのが、この税が暫定税率であるということです。これまでガソリンを入れた後に受け取る領収書に関心がなかったが、先日それを見て驚くことを発見しました。いや発見でなく知らなかっただけなのですが。
 価格が1ℓ151円で、それに税金が53.8円含まれていたことでした。6717円支払って、2394円が税金です。なんと30%ぐらいが税金なのでした。
 自動車の取得から維持するのにかかっている税は、9種類あるとのことです。かなり普及している自動車によって、政府の税収がそうとうあるのです。これを道路特定財源のままか、一般財源にするかは重要な問題なのです。

■郵政民営化
 今年1年のニュースを振り返るテレビ番組を、ほとんどの放送局でやっています。行きがかりでチラッと見る程度なので正確ではないかもしれないが、郵政民営化をニュースに取り上げていないようです。
 歴史に残るニュースのはずなのに、事件やそれに準ずることがニュースになるのです。日本郵政グループが10月から出発したことを記憶にとどめ、そのことが日本の社会や経済をどのように変えていくかに関心を持ち続けることにします。

タクシー料金値上げ

2007-12-16 06:46:31 | 当世世間事情
 今朝5時の玄関の温度は3℃で、この冬1番の寒さでした。6時頃の日の出直前から東の空が赤くなり「かぎろい」が美しい季節です。無機的であるはずの屋根を稜線に見立てると、自然の恩恵は美の世界にいざなってくれます。

■ タクシー料金値上げ
 昨日タクシーに乗ったら、初乗りが660円から710円に値上げしていることに気づきました。12月10日からというから2回目の乗車でした。
 道路がすいていたら初乗り料金ですが、少し混んでいたらメータが上がるので昨日は90円が2回上がって890円でした。
 別な駅から利用することも多いのでその区間は、これまでの1500円以内には収まらないでしょう。週2回は利用するので、物価値上げで世間が動いていることを実感させられています。

■ カタカナ表記
 デパートで時計の電池を換えようとしたら、メーカーでなければできない機種とのことでした。預ける際の住所名前等の記述では、個人情報保護のため名前をカタカナ表記でするようにということでした。
 以前から漢字のフルネーム表記は気になっていたので、ほっとしました。フルネームだと、人によってはネットで検索したらどのような人物か分かってしまうので、カタカナ表記で用が足りる場合は、それが増えていくといいのです。

自転車に乗りながらメールをする

2007-12-13 14:05:30 | 当世世間事情
■ 自転車に乗りながらメール
 先日自転車に乗りながらケータイのメールを打っている人を見かけた。電話をかけながらあるいは飲み物を飲みながら自転車に乗ることにとどまらず、ついにメールを打つ人が現れた。本当かかどうか分からないが、ポケットに入れたままメールをする高校生がいると聞いたことがある。
 このような状況は、ケータイというモノが普及し、操作を習熟した人も現れ始めたことを意味するのだろうが、あることに集中しないあるいはできない状況があるのではないか、とも見られないだろうか。
 ある場で、昔から言われているいわゆる「内職」といったこととは違って、何か集中しきれないでいる人が増えているような気がしている。車の事故でも注意力の足りないと思われるものが増えていないだろうか。

■ ぐりこえほん第6シリーズ
 ぐえいこえほん第5シリーズの収集は、後1冊を残すのみになってから苦戦していた。ところが先日スーパーにいったら、第6シリーズに移っていた。さっそく10個買ったら10冊集まった。全18冊であるが、15冊ぐらいまでは集まるが終盤の3冊ぐらいは難しくなる。
 キャラメルを食べないようにしながら、当分はぐりこえほんに気を配ることにしよう。



放置自転車をなくす

2007-09-18 16:34:42 | 当世世間事情
■ 放置自転車をなくす取り組み
 フラットな街なので、自転車利用は多いようだ。大学生が通学に自転車を利用しているし、駅前の歩行者専用道路は自転車がたくさん並べられていた。
 3月ごろからだろうか、それらの自転車を一掃する取り組みが始まった。駅前の空いたスペースに有料の時間制の自転車置き場が設置された。
 あるとき自転車で出かけて、何気なくその自転車置き場において、駅ビルで人と長時間話をして夕方になった。夕方駅から帰宅するときは、普段はタクシーを利用するので、そのパターンで疑いもなくタクシーに乗ってしまった。すぐに自転車を置いてきたことに気づいたが、取りに行けばいいのが億劫になりやめた。
 それから3日間留守をしたので、金曜日の帰宅時に自転車で帰った。その間の自転車置き代が3000円であった。表示を見たら2時間無料で、その後2時間100円、3日たったら移動するということである。このぐらいしなければ放置自転車を撲滅できない、ということだ。それにしてもこのシステムを成立させている自転車置きは、優れものだ。

■ 民営化に向けての郵便局の変化
 8月下旬用事があって郵便局の本局へ行った。民営化に備えて分割会社ごとに仕切られた設営になっていた。
①ゆうちょ
②かんぽ
③応接コーナー 資産運用相談コーナー 投資信託等
④窓口
 その後10月1日からの民営化のパンフレットが郵送された。利用者には変化が少ない。郵政事業の巨額資金(220兆円)をグローバルに開放することに、民営化の本質があるという見方がある。わたしたちにはよいことは何もない、と思うが。

■ 近所の公園では
 近所のスポーツのできる公園にいった。父親が小学生のわが子に、野球のトレーニングを本格的にしている親子が2組いた。野球は、高い水準で多くの人に行き渡っているスポーツであることを改めて実感した。
 数年前まではサッカーで遊んでいる子どもたちが多かったが、野球が復活していることがわかった。野球で成功すると、大富豪にもつながるかもしれないからな。

■ わが子を叱る父親
 公園で妹の乗っている自転車に、3年生ぐらいの兄がちょっかいを出していた。その後を父親が歩いていた。チラッと見た感じでは、兄弟のじゃれあいにも思えた。
 ところが公園を出るときから事態は一変した。妹を自転車で帰して、兄に対して父親が叱りだした。内容まで聞こえなかったが、父親はしゃがんで話をしながら執拗にほほをつねったり首に手をやっていた。時折目に入った子どもの落胆振りと父親のただならぬ怖い顔が、見てはいけないものを見てしまったようで、私はそこから遠ざかった。20分以上続いていた。子どもはその気持ちをどう修復するのだろう、と気になった。

トーフー♪ が復活

2007-04-30 06:02:31 | 当世世間事情
 大都市の住宅街で少しでも自然の変化を味わいたいと思って、わずかばかりの空間のビオトープの庭をつくっています。
 ヤマブキが終わり、山地に生えているラン科のエビネ(海老根)の花が咲き誇り、同じラン科のシラン(紫蘭)も開花しました。木の葉も日ごとに大きくなって、初夏の様相を呈してきました。
 
 きのうは運動の意味もこめて、20分ぐらい歩いて駅ビルの本屋にきました。駅ではストリートミュージシャンの演奏が2組やっていました。女性は踊りながら、10人ぐらいの聴衆と手拍子をともにし、のって歌っていたのでした。
 帰りの5時半頃になったら、別なグループ3組がやっていました。どのグループも、マイクなしでもよく通る声で歌っていたのでした。
 ついでに途中にある市民ギャラリーに立ち寄ったら、水彩のグループ展をやっていました。高齢者のグループのようでしたが、なかなかの水準でした。しばしよい時間が流れました。このような展覧会を見ると、いつになったら絵を描くことが復活できるかな、という思いになります。

■トーフー
 半年ぐらい前から、「トーフー」というラッパを鳴らして、週1回リヤカーで昔のような豆腐売りが来るようになりました。豆腐の味がよいし、湯葉とケーキもあります。ケーキは大豆も使っているようで、わたしが好みのものです。
 若い女性だが、遠方から来ているようです。苦労が多いだろうし長く続くことを願っていつも買うようにしています。

■99ショップ
 時々通る駅前の街の大きな八百屋さんが、「99ショップ」に変わっていました。そして近くにあった「セブンイレブン」が撤退していました。
 数字上では好景気といわれながらも、多くの人消費を刺激される状況になっていません。格差社会になっているといわれているが、貧困化が進んでいるのです。
 99ショップの全国拡大が、日本の暮らしの象徴しているようにも思います。ところでデフレ基調の今はよいが、インフレになったら99ショップはどうなるのでしょう、とふと考えました。
 100円ショップは、すでに100円以外の商品を置いているともニュースでやっていたが・・・。

「千の風」現象

2007-03-14 14:07:06 | 当世世間事情
■ 季節が逆転する寒さ

 わが家の庭のフキの葉が大きくなり、チンチョウゲが咲き、例年より早い春の装いになってきている。ところが今朝は玄関外が0℃と、今年一番の寒さだった。池のそばに野鳥の水場として器に入れている水が、珍しく氷っていた。
 石油の高騰が心配されていたが、暖冬で消費が落ち込んだだろう。寒い今朝は、このときとばかり8時ごろに、いつものメロデーを流しながら石油販売の車がゆっくり回っていた。
 季節はずれの寒さだが、春はかけよって来ているのが、夜明けが早くなったことで分かる。5時15分頃は星と三日月が光を放ち、東がうっすらと明るくなっていた。

■ 早朝の電車の利用者いっぱい

 新宿発下り電車の利用駅6時過ぎに乗車することが多い。以前は冬になると利用者がまばらになったが、去年ぐらいから季節に関係なく下車した人の後に座るぐらいに増えてきた。
 12日の、めずらしく月曜日に利用したら、座れないほど乗車していた。20代の人が大勢ぐっすり寝込んでいた。月曜日なので新宿や渋谷あたりで明け方まで遊んでいた人が、帰宅する姿のようだった。早起きになったのではなく、夜通し活動して早朝に移動するという、都市の24時間型社会の実際を見ている思いだった。

■ 「千の風」現象

 「千の風になって」は、ミュージカルとして上演するとNHKの夕方の番組で紹介されていた。『絵本 千の風になって』(新井満文 佐竹美保絵 理論社)を、ミュージカルにするという。
 「千の風」への関心によって、墓参をしない人が増えているという(『週間朝日』3/16号 有田芳生による)。「私のお墓の前で泣かないでください そこに私はいません」とあることからだろう。「千の風」は、アニミズムとも思える思想をベースにしているが、当分は「千の風」現象は続くのだろう。そんなに簡単に多くの人の心が動いてよいのだろうかと、ちょっと怖く感じている。もっとも日本では、山岳信仰、巨木に神が宿るといったことに象徴されるように様々なところに神が存在するといったような宗教観が根付いていることから、受け入れやすいのだろうとも考えてみた。

■ 絵本のキャラクターの広がり

 文具店にいったらノートが、ディズニーと並んで「リサとガスパール」「はらぺこあおむし」をデザインしたものがあった。絵本のキャラクターグッズで最も普及しているのは、ミィフィー(ディック・ブルーナー作)であるが、他の「ハリー」「マドレーヌ」など多くのキャラクターグッズは一部の愛好者のモノと思っていたら、ついにメジャーデビューといった思いで見た。
 すでに「ノンたん」『ねずみくんのチョッキ』の「ねずみくん」「まめうしくん」など、あらかじめキャラクターを作ってからシリーズ絵本を作るといった手法はとられている。「ノンたん」「ねずみくん」「まめうしくん」がグッズかされているのはまだ確認していない。
 キャラクターの著作権を、グッズ制作業者が買って作りあげるのである。マグカップ、ストラップ、カレンダー、シールなどこれからも市場が拡大するだろう。


子どもはつらいよ

2007-01-27 22:24:07 | 当世世間事情
 近所の家の鉢植えのサクラソウが、2週間ぐらい前から咲いている。道端のオドリコソウが、花びらをつけそうな気配である。例年だと2月下旬から3月にかけて咲くので、いかに暖冬ということか。

 昨日の首都圏の電車でのことだ。わたしは本を読んでいたので駅も確かめないであわてて降りようとしたら、下車のひと駅前だった。やれやれといった気持ちになって、ドアのそばにたった。するとドアのそばのバーを持っているが、立っていられないぐらいに酔いの回った子ずれの母親がいた。電車の空席はなかったが、新聞を広げて読めるぐらいの状況であった。
「ロマンスカーに乗れば30分でついたのに」
「ごめんね、酔っ払っちゃって」
「駅からすぐタクシーだからね」
などと、とめどもなく子ともに語りかける。そのうち立っていられなくてしゃがんだ。そして子どもに顔をくっつけようそしたら、子どもは横向いて拒絶。さらに、
「チューもだめなの」
という母親に、横に顔を振ってノーのサイン。
 子どもは1年生ぐらいの女の子で、いたって冷静に親に距離をとりながら対応していた。私は気づかれないように観察していたが、そのうち子どもに微笑んでしまっていた。そのため、下を向いていた母親が一瞬顔を上げたとき私を目にして、
「ほら、おじさんに笑われているよ」
といわれてしまった。これは観察としては失敗である。
「家に帰っても絶対おなかすいたといわないでね。絶対だよ」
「あー、ラーメンがあるか」
 子どもは、親と関係なさそうにさえ思える態度をとり続けていた。夜7時ごろからの一駅10分ぐらいの車内でのことであった。
わたしは下車するとき思わず子どもに手を振ってしまった。子どもはわたしに微笑みで返した。
 酔っ払った母親に周囲の目を気にしながら、冷静を装って振舞わなければならない幼い子ども。今の子どもはつらい体験をさせられているんだな、と考えさせられてしまった。

コンクリート打ちっぱなしの壁の意匠

2007-01-09 07:25:15 | 当世世間事情
 建物の意匠は時代を反映する。ポストモダンといわれて20年以上たったで、かつての団地の建て方のように同じ形のものを個数たくさんにする合理性一辺倒ではなくなった。団地も様々な意匠と空間環境の植栽などに工夫が見られ、観察するのも興味深い。
 家の意匠も時代を反映するものだ。とくに壁などを見るといつごろ建てたものか分かる。
 ところで最近はハウスメーカが競っているせいか、多様でたくさんの資材が出回っている。レンガを模したパネルが多かったとき、やがてレンガそのものも多くなった。これはレンガを1枚ずつ貼るのでなく、パネルのように大きな面ではれるようになったからである。
 このところ木の感じを出すもの、逆にガリュバリュームを鋼板使って金属性を強く出すものも目にするようになった。
 最近珍しくいものを見たのは、コンクリート打ちっぱなしのパネルを使った壁であった。一見打ちっぱなしに見えたが、重量感を感じなかったのでそばにいって確認したら、パネルであった。コンクリート打ちっぱなしが意匠としても人気があるのだろうな、と考えてみた。
 コンクリート打ちっぱなしは、大きな建物はシンプルで重量感があるので工法だけでなく衣装としても好きだが、住宅でも時々見かける。専門的には分からないが、エネルギーコストや自然の影響を受けない居住性など、どうなのだろうかと思っている。