あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

健康長寿:恐怖の無限回廊

2022-06-20 06:29:29 | 日記
次なる感染症

 新型コロナが終息しないのに、もう新たな感染症が報じられています。
「サル痘」、ユーモラスな名前とは裏腹に実態がよく分からない恐ろしい
病気です。
 次なる感染症に備えて、今できることは何だろか、恐れおののきながら
考えました。

 私の願いは健康長寿。
私の健康法はウォーキング。
だから毎週月曜日にはこのふたつに関連する話題を取り上げています。
今週は「サル痘とウォーキング」です。

 発熱や発疹が起きる動物由来のウイルス感染症で、現在までにヨーロッパ
を中心に約30カ国で発症が確認されたのがサル痘。
 恐ろしいのは5月末からの10日間で患者数が3倍に膨らんだこと。
体液や飛沫などを介して感染し、重症化する原因や感染源となる動物の
種類など未解明な点が多いこと。
 分からない点が多いこの感染症は、同じ様に正体が解明されず怖さ
だけが喧伝された初期のエイズとダブります。
次々と感染症に見舞われる現代を生き抜くために、今日何を行えば良いのか
考えました。

家庭内の感染

 サル痘を引き合いに出しましたが、新型コロナだってまだまだ感染の
恐怖は薄れていません。
先日近所のご家庭でも感染者が出ましたが、もはや誰もが明日感染者に
なる可能性がある病気です。
 しかも以前の様にすぐに入院できる状況ではないので、感染者が出たら
家庭内でウイルスを避ける行動をとる必要も出てきています。
そんな場面でどう対処したら良いだろか、2年前の地元紙に「家庭での
感染を防ぐために」のコロナ対策の特集を見つけました。
 あれこれ書かれていましたが要は徹底的な消毒。
<家の中で多くの家族が触れるドアノブなどをしっかり消毒する。
換気のために1~2時間の間に5~10分窓を開けて空気を入れ替える。
患者の世話をする看護者をひとりに決める。
感染者が使ったティッシュなどが散乱しない様にゴミ箱にはビニール
などを被せる。
感染者の着た衣服などは80℃の熱湯入りのバケツに10分以上浸す。>
(信濃毎日新聞 より)

 それらの対策を講じた上で、究極の自己防衛策となるのが免疫力を保つこと。
どんなに危険因子を取り除く策を講じても、最終的に自分を守ってくれる
のは身体に備わったバリアです。
 そこで登場するのがウォーキング、自己免疫力を高めてくれる頼もしい
味方です。
 <感染した細胞や突然変異で発生した異常な細胞を認識し破壊するのは
ナチュラキラー細胞(NK細胞)。
息が弾み汗をかく程度のウォーキングを毎週60分行うとNK細胞が
増殖する。>と同時にウォーキングは筋肉の量も増やします。
 <筋肉量が多いと運動した時に体温が上がりやすくなる。
すると血行が促進され、全身に酸素や栄養が行き渡り免疫が活発になる。>
(健康コラム より)
 新たなる感染症が何時現れるか分からない混迷の現代を生きる上で、
地味なウォーキングが凄く役立ちます。

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日曜日は川柳の日

2022-06-19 06:29:19 | 日記

 今年はラニーニャ。
東日本は猛暑の予報です。
暑いのは我慢できるとしても湿気は勘弁。
この国の夏はまるで蒸し風呂です。
暑いからと言って家に籠ってもいられません。
年寄りにもあれこれ用事はあるのです。
覚悟を決めて出かけるのですが。
それは服のまま風呂場に入る様な地獄絵図。
 そこで今週の駄作です。

<蒸し暑さ 「歩くサウナ」の 絵が浮かぶ>

 蒸しジメの6月後半。
「あるくあかるく」はめげずに毎日更新目指します。
次週の予告編です。

20日(月)健康長寿:   新型感染症
21日(火)雑草の日:   何故かスズメ
22日(水)身近な生き物: お尻が特徴
23日(木)国語のおさらい:読めず書けず
24日(金)昭和のプロレス:タックルの名手
25日(土)日々の愚問:  今時のキャラクター

 サウナは大好き。
もしも裸で過ごせたら。
日本の夏は毎日がパラダイス。










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日々の愚問:今宵はウイスキー

2022-06-18 06:29:59 | 日記
予想外のランキング

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい
愚問を取り上げています。
今週は「高まるウイスキー人気」についてです。
 海外で日本産のウイスキーの人気が非常に高いと風の噂に聞きました。
毎晩の晩酌が何よりの楽しみな私ですが、個人的ウイスキー人気はそれ程
高くはありません。
 順位付けをすればビール、もとへ、ビールもどき、以下日本酒、ワイン、
焼酎、その次が漸くバーボンなので、海外の人気に興味はありません。
 でもその影響で長期熟成の原種が不足して高級品が品薄に、回り回って
お手頃価格も上昇となれば無関心ではいられません。
ただでさえ食品の値上がり地獄です、状況をしっかりと把握しなければ
奥方から禁酒令が発令されてしまいます。

 世界には5大ウイスキーと呼ばれるものがあるそうな。
<スコットランドのスコッチ、アイルランドのアイリッシュ、カナディアン、
アメリカン、そしてジャパニーズ>
 世界一売れているブランドはスコッチのジョニーウォーカーで販売量
は1億2690万リットル。
以下ジャックダニエル、ジムビームと続き、7位にサントリーの角瓶、
9位にブラックニッカが顔を出します。
 角や髭のニッカがベスト10に入っているとは予想外です。

5大産地以外の国

 海外で火がついて国内でヒットするパターンは日本では割と当たり前。
今回のウイスキー人気の高まりもよく似ています。
 高度成長期だったその昔は国内でもウイスキー人気は高く、どこの飲食店
にもサントリーのダルマが置かれていました。
ところが80年代以降若年層がウイスキー離れを起こし、頼みの綱の愛好者
も高齢化の為戦線離脱。
冬の時代を迎えました。
 そのため酒造メーカーは海外に活路を求めたのですが、日本らしい繊細な
味わいが次第に外国で浸透し評価が高まりました。
海外で人気と聞くと国内でも注目を集めます。
 しかもそのタイミングで日本ではハイボールブームとNHKのマッサン
人気が起こりました。
<こうして花開いた日本のウイスキーは国内外で需要が急増。
輸出量は新型コロナ感染拡大下でも過去最高を更新し、2020年の輸出総額
は271億円に達して初めて清酒を上回り、酒類のトップになった。>のでした。

 そんなウイスキーですが、こちらは大好きなビールも「もどき」に甘んじる身。
お手頃価格でおいしくて、かつ話題性のある銘柄はないだろうかと考えて
しまいます。
 そこにこんな情報が届きました。
<ほとんどが国内消費だが、生産量・消費量は5大ウイスキーに限定しなければ
世界トップ。>(引用はいずれも 信濃毎日新聞 より)
 その国とはインド!
もしも手に入ったならゴクリとやりますが、気持ちの半分は怖いもの見たさです。


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昭和のプロレス:偽物にあらず

2022-06-17 06:29:49 | 日記
パンフの紹介記事

 イワン・プトスキーは本場MSGで人気を博した大物レスラー。
その名は日本にも届いて「まだ見ぬ強豪」として来日が期待されました。
 1980年には第1回MSGタッグリーグ戦にアンドレのパートナーと
して来日が発表されましたが諸事情でキャンセル。
その後は来日が計画されず、とうとう一度も日本マットに登場しないまま
で終わりました。
 ところが同じ名を名乗るレスラーが新日本マットで活躍した記録が残って
います。
はてさてことの真相は?

 「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を輝かせた脇役達を振り
返っています。
今週は「筋骨隆々、イワン・プトスキー」です。

 初来日は72年9月の国際プロレス。
この時はリック・フェララを名乗って登場し、2年後にプトスキーに名を
変えて新日のゴールデンファイト・シリーズにやって来ています。
 このシリーズの主役はタイガー・ジェット・シン、二番手がヘスと
ショッツのドイツコンビ。
それに続く番付がプトスキーでした。
 当時のパンフレットにはこう紹介されています。
<リッキーの名で日本のリングに登場しているがリングネームを変え、
ファイトスタイルも一層荒っぽさを増した。
アメリカでは小型クラッシャーと言われ、その爆発的なファイトはリング
に新風を吹き込む。>
 よくあるパターンのありきたりな紹介記事です。

ほぼ同じ体型

 5月24日の足立区体育館での開幕戦では第5試合で登場し魁と対戦、
7分29秒に逆片エビで勝利を得ています。
とは言え、第4試合までは日本人若手同士の対戦カード。
シリーズ最初に登場する外人レスラーがプトスキーとは、期待されていた
のか諦められていたのか、判断に苦しみます。
 29日の盛岡大会ではメインで猪木とシングル対戦し、15分51秒に
弓矢固めで敗退。
 31日の八戸大会と6月4日の青森大会ではいずれもメインのタッグに
登場しますが、負け役は全てプトスキー。
この頃になると新日の評価も定まった感があります。
 77年のゴールデンファイト・シリーズにはリックの名で新日に再登場。
シリーズ中に9回のテレビ中継がありましたが、リックが映ったのは6月
17日の長州戦のただ1回だけでした。

 何やらプトスキーを名乗る偽物のにおいがプンプンします。
本家はポーランドの童話の怪力キャラクターをヒントにした175cm113
kgの怪力レスラー。
 日本にやってきたのは173cm105kgのフランス人。
となると本家の人気にあやかったまがい物と断じたくなりますが、真相は
違いました。
 <1960年代末からポーランド人のイゴールと組みイワン・プトスキーを
名乗っていた。>(ミック博士の昭和プロレス研究室 より)
それが日本にやってきたプトスキーの経歴。
68年にデビューし70年代初頭に頭角を現す本家の、実は先を行って
いたのでした。

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国語のおさらい:からかい言葉

2022-06-16 06:29:29 | 日記
勘違いが多数派

 毎週木曜日は国語をおさらいしています。
新聞のスクラップを広げたら「文化庁の19年度国語世論調査」と題する
記事が出てきました。
見出しの<就活・婚活・終活・タピ活まで・・・老いも若きも「~活」が
浸透>が目を引きます。
少し前の記事をもとに、今週は「国語は乱れているか否か」について考えます。 

 「就活・婚活・終活・タピ活」などの「~活」を他人が言うのは気になるか、
の問いに対し90.6%が「気にならない」と答えたそうです。
 70代以上でも80%の方が許容したとは驚きです。
国語の乱れに関しては高齢者程敏感なもの。
どうして「~活」にはそんなに優しいのだろう、考えたら思い当たりました。
 就活や婚活、ましてやタピ活などには縁はないけれど、終活だけは別物。
残された者に迷惑を掛けたくないからいそいそ励んでいるか、もしくは
励もうとしているのがこの言葉です。
日本中のお年寄りに今一番馴染んでいる言葉のひとつでしょう。

 他の回答結果にも驚きました。
慣用句の使い方です。
「敷居が高い」を「高級過ぎたり上品すぎたりして入りにくい」と勘違い
する人が多いとの指摘はよく目にします。
正しくは「相手に不義理をして行きにくい」状態を指しますが、結果を見ると
正しい意味で使う方は僅かに29%。
 もっと凄いのは「浮足立つ」
これを<喜びや期待で落ち着かずそわそわしていると答えた人が60.1%、
恐れや不安で落ち着かずにそわそわしているとしたのは26.1%>
 どうせ落ち着かないのなら、ウキウキして待ちたいのは誰しも抱く心持。
でもそんなにうまく行かないのが現実です。

言葉は変わるもの

 「国語は乱れていると思うか」の問いに対する回答は過去最低を記録
したと書かれていました。
「乱れている」、そう回答したのは10代で46.4%。
乱れに敏感と思われる70代以上でも59・9%。
 これらの数値は過去最低なのだそう。
言葉は生き物だから変わっていくのは当たり前、そう捉えるべきなのかも
しれません。
 でも敬語の「気になるのはどれか」の調査結果、これだけはあっさり
見逃せません。
<「先生は講義がお上手ですね」、この表現が気になる人の割合は32.4%。>
(引用は全て 信濃毎日新聞 より)
 「規則でそうなってございます」81.5%や「こちらで待たれて
ください」の81.3%に比べると段違いの低さです。
 私はどうにも気になります。
正しい表現は知りませんが「先生の講義は分かり易いですね」くらいには
言いたいもの。
 「このブログ、お上手ですね」そう言われたら、からかわれていると確信
できる身としては。



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