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健康長寿 めざしましょう

白髪に立ち向かうウォーキング

2015-12-07 13:13:47 | 日記
最近のトレンド

 通産大臣の甘利さんは最近急に白髪が増えた、TPP交渉で余程心身共に
疲れが溜まったのだろう、ニュースを見てそう思った視聴者は多い様です。
かく言う私もその一人。
他人様の事ながら、急激な白髪頭への変貌が気になっていました。
 しかし本当の理由はどうも違う所にあるらしい。
不自然に黒い髪の毛よりも、歳相応の白髪頭の方が有権者に親しみを感じて
もらえると判断し、最近は染めるのをおやめになったのが真相の様です。

 毎週月曜日はウォーキングを通じて健康寿命を延ばす取り組みを考察して
いますが今週はグッと毛色が違うテーマです。
題して「ウォーキングは白髪頭改善に役に立つのか」

 2年ほど前に飲み屋で出会った親父さん、どう見ても70歳に届く程の
お年頃なのですがそのオヤジが言いました。
「あんた、俺と同学年位だろ」
えっ私10歳も若い筈ですが・・・。
 それまでは自然の成り行きで頭は白いままにしていたのですが、以降
染めずにはいられなくなりました。

 白髪の原因は3つ。
メラニンの不足・成長ホルモンの不足、そして過酸化水素の蓄積です。
 うぶ毛の段階では誰の物にも色は着いておらず、成長に従って色が着いて
いきます。
関与するのはメラニン。
メラニンの量は人種によって異なります。
その為含有量の少ない白人は概ね34歳から、黄色人種は39歳、黒人は
44歳から白髪が発生します。

 また女性に比べて男性の方が白髪になる割合は多い様です。
ちなみに日本人の60歳の男性の場合、91%の方は頭部の4割が白髪に
なっている、との統計があります。
それからすると、私少しばかり先に行き過ぎている様です。

中間管理職はつらい立場

 白髪予防の為には、満腹を避ける、糖分・炭水化物やコーヒーなどは控える。
また過剰な運動も良くないと言います。
 ではどんな運動が良いのか?
スロートレーニングや加圧トレーニングなどの無酸素運動は成長ホルモンの
分泌を促し、乳酸も増える為に白髪を改善する効果があります。
一方でウォーキングなどの有酸素運動は体内の様々な酵素を増加させ、成長
ホルモンも分泌させ、血流の促進を図るのでも、これまた効果があると言います。
 例えば血流の改善は、頭皮に黒髪の元になるチロシンや栄養分を多く運ぶので
効果的が期待できます。

 多くの医師は1日に1時間、週に3~5回の有酸素運動は白髪の予防には
効果がある、と推奨しています。
食生活の改善と運動の励行は、少なからず症状の進行を抑えて改善を促す効果が
ある様です。

 汗腺は足元から衰え始めると言います。
老化と共に下半身は汗が出にくくなり、頭や顔面からの汗が激しくなります。
一方で白髪は頭のてっぺんから次第に下に範囲を広げてきます。

 下からも上からも老化戦線に攻められて、まるで現役時代の中間管理職の
悲哀を再現しているかの様です。

コメント
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