あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

チドメグサで本当に血は止まる?

2015-12-01 07:00:16 | 日記
湿地を好む草

 日当たりの悪い場所を歩くとこの草の大群に出会う事があります。
ジメジメした場所を好むこの草の名前がちょっとグロテスクで興味を持ちました。

 毎週火曜日はウォーキング中に見かけた山野草を取り上げていますが今週は 
セリ科 チドメグサ属 チドメグサ です。

 この秋に栗拾い体験をした際に地面を覆い尽くす様に繁茂しているチドメグサを
見つけてその名前を知りました。
細い茎から多くの枝を出してそこに光沢のある丸い葉を沢山着けていました。
 この草の名前は古くから民間薬として血止めに使われた事によると言います。
生の茎や葉のしぼり汁を傷口に着けると、収れん作用による止血効果が期待できる
そうです。
 一方で効果の程を疑問視する意見もある様です。
医薬品が簡単に手に入る現在の生活では、化膿する危険性を冒してまで傷口に塗布する
場面はほとんど無いかも知れません。

効果を実感できなかった話

 ある日のゴルフ場。
フェアウエーを狙った玉は大きくコースを外れ、口を開けて待つ池の方向に飛んで
行きました。
あわやと思われたものの、幸いにも池のほとりの湿地帯にボールが残っていました。
 そこはチドメグサが緑の絨毯となって覆い尽くす地面、起死回生を狙って大きく
クラブを振りかぶり、ショット!
そして舌打ち。

 足元のぬかるみの為か、はたまた己の未熟の故か、大げさに泥と葉っぱをはね上げ
ながらも、ボールは未だフェアウエーには至りません。
本当は池ポチャを目脱がれた事に感謝してジックリとプレイをすれば良いのに、怒りが
先行した頭は成果を求める余り無謀な行動を迫り、挙句に更なる苦境に自分を追いつめて
しまいました。

 この日明らかになったのは、頭に上った血にはチドメグサが更に拍車を掛ける効果が
あるらしい事。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする