春秋に一般公開される霊鑑寺に在って、書院は一般公開されるときもあるそうですが、奥書院は36年ぶりの一般公開でした。
書院の拝観は、まず、応挙の間、仙人の間、次に下段の間で奥に上段の間が見えました。
横の右手の廊下を進み横から上段の間を見る事が出来ました。
その襖一枚奥の奥書院・紅霞亭を直ぐ近くから拝見することができました。
そのときも、ガイドさんに説明を色々としてもらいました。
奥書院の間の天井は、薄い紺色(はなだいろ)で龍と鳳凰が描かれていました。
襖絵は、狩野永徳の鷹狩図で、この二枚の特別御朱印を頂きました。
次の奥書院の写真は勿論撮影禁止なので、京都ナビから借用しました。
天井の縹色(はなだいろ)の龍と鳳凰の所に御大礼奉祝 令和二年壱月参十壱日 と記されています。御大礼奉祝が押印されたところには菊の御紋が印刷されています。霊鑑寺で頂いた文に「後西天皇の院御所旧殿のうち御休憩所及び御番所を賜って現在地に移建されたのが現在の書院と玄関である」以上鍵カッコ内がパンフレットからの引用です。御朱印の中央に書かれている言葉は院御所旧殿の五文字です。
鷹狩の貴族と船で棹差す漁師さんの襖絵の構図でしょうか。襖絵の鷹狩の図の御朱印を頂きました。
こちらの御朱印んには御大礼奉祝 令和弐年壱月参拾壱日。霊鑑寺門跡と押印され、獅の谷、紅霞亭(こうかてい)と記されております。