辰野金吾氏が設計した由緒あるホテルに今回泊まりました。取り急ぎ写真のみアップします。
奈良ホテルのHPから『歴史 奈良ホテルヒストリー』から引用させて頂きます。
歴史 奈良ホテルヒストリー
1909年(明治42)関西の迎賓館として創業いたしました。
今日のおもてなしも、
百年前のはじまりの日から
時をつむぎ、途絶えることなく
重ねてきた物語から
導かれた結果のひとつ。関西の迎賓館と云われ、国賓・皇族の宿泊する迎賓館に準ずる施設となっていました。 本館の建築には、東京駅や日本銀行本店などを手掛けた建築家 辰野金吾氏が担当し, 雅な大和の街並みとの親和性も高く、瓦葺き建築で、内装は桃山風の豪奢・華麗な意匠で、重厚感溢れ、和洋折衷の美しい佇まいは今も変わらず魅力的です。 建築後は、時代にも翻弄された歴史があり、ただどの時代の人たちも変わらず、このホテルを残そうという思いは、今に引き継がれております。
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2 城や寺社仏閣などの日本伝統の格天井です。照明器との一体感が素晴らしいです。
3 レセプション脇の階段です。玄関の正面になり我が家のお部屋も階段を上がって直ぐのお部屋でした。
4 この銅鑼で船が出航するわけではありません。食事の合図に鳴らしていたとの事です。
5 その階段の脇を真っ直ぐに行くとティーラウンジです。写真が掛っているお部屋で手続きなどとロピー・ラウンジ的な用途で使用している感じでした。
6 二階に上がった所です。一階のこの先で玄関方向です。
7 二階にも時代を感じさせる、椅子とテーブルがありました。階段の手すりのトップには太鼓橋の欄干に上についているものを連想させます。
8 我が家は右に行った二つ目のお部屋です。
9 吹き抜けになって居るところに照明が飾られていますから、よく見る事ができます。シャンデリアと言うより春日大社などの飾られて照明器具の灯篭のような雰囲気を醸し出しています。
10 時代で言えば明治、大正、そして戦前の昭和でしょうか。中央の紳士とご婦人は日本でも有名な方です。記憶違いでなければ、秘書・マネージャーは日本人だったかと。さて誰でしょうか?最後に解答アップしておきます。ヒントは、ライムライトの映画と名曲を残しています。
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13 今とは消火の考えが異なるかもしれません。ドアなどを破壊する為の破壊消火のつるはしがセットされています。消火器が入って居ますが、大きさからして、消火ホースが格納されていた感じです。
14 特殊相対性理論、一般相対性理論で天才のアインシュタイン博士が宿泊したようです。
15 こちらがそのピアノです。
16 その脇には暖炉があります。
17 今の屋根にも飾られていますが、鴟尾です。焼くと大きさが変わるために割れずに作ること自体、瓦職人にとっては大変な事のようです。
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解答です。チャーリ・チャップリン氏で秘書は高野 虎市氏ですが、途中で異なる人生をあるきはじめました。
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