Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

懐かしのCMソング大全3 1966~1974

2009-11-19 09:25:41 | 私の日々
大井町、JRと大井町線と交わる改札から降り、線路沿いから脇道に入ると、
人がやっとすれ違えるほどの狭い横丁にバーや焼き鳥屋、
中華、洋食、焼肉、スナックが軒を連ねている。
その横丁に交差する形で獣道のような抜け道が迷路のように巡らされている。
この辺りはかつては闇市が戦後、開かれていたという。
その面影が残っていて、昭和初期にタイムスリップしたような錯覚を覚える。
海外から来た人にここを案内すると皆、感激して写真を撮る。

焼き鳥屋、混んでいて入店できないと店の軒先に瓶ビールのケースの箱、
板を渡し、丸椅子を並べ、「とりあえずここで飲んでいて」と言われる。
夏はそれも楽しい。

焼き鳥屋の近くにあるスタンディングバー。
チャージなしで一杯¥500。
懐かしい音楽が掛かっている。
サントリーウィスキーのテーマソング。
ギターのソロと歌。哀愁が漂う。
あまりに店の雰囲気とぴったりで決まり過ぎだ。
思わず聴き入ってしまう。
マスターにCDのカバーを見せてもらう。
作曲は小林亜星(ん?字が違うかな?)

カローラのテーマソングはボサノバ調。
この頃のコマーシャルソングは手作り感覚。
今は、もっと合成され機械的なのでは。

バーに集う客達でCMソングの商品名当てが始る。
「そんな物を売るコマーシャルがあったのか?」
と今では考えられない商品もある。

この時代の後、1975年以降のを聞かせてもらうと、
意外なことにあまり聞き覚えがない。
1966~74年は家族でテレビを見る団欒があり、
その後は部活や友達と電話で話したり、部屋で勉強したり、出掛けたり。
余りテレビを見ない年齢に入ったのかもしれない。

シルビー・バルタンの歌うレナウンのテーマソング、
とても可愛くて好きだった。
捜したけど、どの時代かわからず見つからない。
今度、行った時、マスターに教えてもらおう。