Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

マイケル・ジャクソン一周忌

2010-06-25 19:35:56 | Weblog
マイケル・ジャクソンは現地時間で2009年6月25日午後2時26分に死亡が確認された。
この時間に関してセントラルタイムでの報道もあったせいか、
その日本時間をいつとするかがあいまいになっている。

日本時間では、6月26日午前7時26分と考えて間違いはないだろうか。
なぜ、拘るのかと思うかもしれないが、やはりその時刻に合わせて、
マイケルの冥福を祈りたいからだ。

WOWOWやスカイパーフェクトTVでは、マイケル追悼番組がこの数日続いている。

亡くなったというニュースの後、マイケルの専属医の殺人疑惑が上がった。
その経緯や裁判の模様に関しての報道、亡くなった後にその死因を詮索するのも、
死者を冒涜するようで目を背けていた。

今回、この裁判の予備審問の報道と共に、
もう一度、この日のこと、この頃のマイケルの様子を遡ってみた。

不眠症に悩むマイケル、そしてこれから先にはツアーも控えているため、
この症状は悪化する恐れもある。
眠れないまま、ツアーが続けば体力は消耗していく。
途中でキャンセルすることなどスタートしてしまったら許されない。

医師の使う薬は量も増え数も増え、とうとう麻酔薬にまで達した。
しかしこのままでは依存してしまう恐れもあり、それを回避するために、
違う薬と処方を合わせて、何とか状況を改善しようと試みていた。

ここまでなら酌量の余地もあるが、劇薬を与えながら、
専属医という立場でありながら、マイケルの傍から離れたということが問題にされている。
医者がその場を離れるなら、アシストする看護師などが付きそうべきだったはずだ。

マイケルは旅立ってしまった。
アメリカで世界で日本でマイケル・ジャクソンは偲ばれた。
その日、その週、パーフォーマンスやライブがあったアーティスト達が
セットリストを変更してマイケルの曲を追悼の気持ちを込めて歌い演奏した。

昨年7月に行ったエッセンスミュージックフェスティバルでもビヨンセも、
エリック・べネイもマイケルの曲を歌った。
ニューオリンズの街ではマイケルを偲ぶパーフォーマンスが路上でも行われていた。
雑誌や新聞のスタンドにはマイケル追悼特集が並び、
ニューオリンズからヒューストンへの国内線、
スチュワートはマイケルジャクソンのバッジをエプロンに付けてサービスしていた。

マイケル・ジャクソンの曲を他の歌手が歌えば歌うほど、いかに彼が優れた歌手だったか、
そして後年は特にアメリカで児童虐待を巡る裁判が起きて以来、マイケルは叩かれたが、
(すでに無罪が立証されている)生前にマイケルが施した善行の数々、
孤児や不治の病の子供を救けるためにどれだけマイケルが尽力したかも報道された。

今日は夜空に満月が見え隠れしている。
「スリラー」のマイケルがふっと顔を覗かせそうだ。

R.I.P. MICHAEL JACKSON