Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Karate Kid(ベストキッド)

2010-06-24 06:21:08 | Weblog
「"Karate Kid"を観た」という投稿をfacebbookにいくつも見かけた。

"Karate Kid"邦題は「ベストキッド」
1986年に公開されている。
主演はラルフ・マッチオ、父親が亡くなり引っ越した先で、
腕力の強い少年達に立ち向かうため近所に住むミヤギ(パット・モリタ)から空手を習う。
中々教えてもらえず延々と窓拭きをさせられたり。
その後、老人が戦争で妻子を失った過去を持つことも知る。
最後は空手の大会で優勝、恩師のミヤギ老人の笑顔と共に映画は終わる。

続編ではミヤギの故郷、沖縄へと向かう。
「日本では家に入る前に靴を脱ぐんだ。」と言われて、家の玄関の引き戸の手前、
要するに外で靴を脱いだのにはびっくりした。
この頃の日本が舞台になる映画はずいぶんと実際の日本の文化が勘違いされていた。

更なる続編が作られて最後は確かヒラリー・スワンク主演の女空手道だったと思う。

皆ビデオで観ているのかと、何で今更この映画が話題なのかなぁと思っていた。
その内、「プレミアの映画上映で~に遭遇。」
とセレブも観に来ているという話題になり、これが新作映画、
ウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミス(「幸せの力」で父親と共演)と
ジャッキー・チェンの新しい作品だと気づく。

舞台になる引っ越し先、新しい"Karate Kid"では北京。
習うのは空手ではなく中国武術。
ジャッキーが実年齢よりもはるか上の老人を演じている。
主人公はティーンエイジャーだったラルフよりもずっとまだ子供だ。

予告編を観ると、今回は窓拭きではなく、
何度もジャケットを脱いでは掛け、またそれを着ることで
集中力、瞬発力を養うシーンがあった。
'86年版のパット・モリタ演じるミヤギが飛んでいる蝿を
トレーニングとして箸で捕まえて獲るシーン、
今回の作品では面倒になったジャッキーが蠅叩きで叩いて潰していて笑える。

評判は上々のようで8月中旬に日本公開も予定されている。
ジェイデン・スミスの演技、親として息子にチャレンジする機会を与えたウィル・スミスへ、
賛辞のコメントが続いている。