総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

『添加物 そんな遺産はいらないよ』  その2

2011年12月29日 | エッセー
 私たちの皮膚だって呼吸している。
 だから、毎日、界面活性剤入りのシャンプーとかリンスを使っていたら、カラダの中にそれなりの量が浸み込んでいくんじゃないかなぁ。シャンプーは洗い流すからまだいい。でも、よほどきれいにすすがなくっちゃいけないかも・・・・。実際、柔軟仕上げ剤を使うと、アレルギーの赤ちゃんには影響あるようだ。柔軟仕上げ剤を使わなくなったら、アトピーがかなり改善した赤ちゃんもいる。
 ところで、私たちの世代は、自分の体を洗うときは石鹸を使う世代。で、私は皆石鹸を使うと思っていた。石鹸もなるべく香料や添加物の入っていない素朴なものを使っている。ところが、若い世代は、ほとんどボディソープを使っていると聞いて「え~、石鹸じゃないの~。」と叫んでしまった。液体になるとどうしても界面活性剤が入ってしまう。できるだけ、できるだけ固形のものがいいんじゃないかなぁ。洗剤も・・・・。
 現代社会に生きる私たちのカラダは、確実に化学物質の体内蓄積により蝕まれている。それでも、急性症状が出ないので実感がわかず、安かろう多かろうをついつい選んでナーナーで生きている。実際は、花粉症などしっかりアレルギーのある人が増えているのにねぇ~。命に直結しているように感じないので、今、すぐ、今までの生活を変えるほどのインパクトはないんだろうなぁ~。
 というか、今、すぐ、生活を全て変えるって大変なことだから、めんどくさいんだよね。自分を節制する必要も出てくるし・・・。生き方の・・・心の持ち方の・・・全てを変える勇気なんてないから、医者に、『ダニが原因です。』と言われたら、これ幸いとダニのみを敵にまわし、『花粉が原因ですね。』と言われると、花粉のみを敵にまわすという白黒はっきりした生きやすい世界にまんまと乗っかってしまう。せっかく、アレルギーになることで自分の生き方を広く深く見つめなおすというチャンスを逃してしまう。
 この世の出来事は、簡単に白黒つけたり、原因結果という構図に決めつけることなんてできないんじゃないかなぁ~。ということを、私は子育てで学んだ。

 ま、わたしも、化学物質を敵にまわすような物言いをして来たような気がしないでもない。だいたい、化学物質の全てをを敵にまわしたら生きていけないもんねぇ~。

 敵にまわすからいけないんだ。
 なるべく自然に添った生活をしていこうという生き方から入っていくと“敵”(原因)という発想がなくなる。優しくなれる・・・気がする。
 卵・牛乳という発想ではなく、自然か不自然かという発想で世の中を見つめると、アレルギーは、私たち人間に何かを問いかけているいとおしい存在に見えてくるんんじゃないだろうか。
 敵にまわしている限り、それは見えてこないと思う。
 卵・牛乳の素材が自然か不自然か。
 卵・牛乳の摂り方が自然か不自然か。

 ところで、



 つづく
コメント
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