寝かせつける…という言葉が死語になりつつある。
赤ちゃんの中には、夜9時くらいになるとスーッと寝てくれる赤ちゃんもいれば、気合を入れて寝かせつけようとしなければ、いつまでも起きている赤ちゃんもいる。いつまでも起きているのに、寝かせつけようという概念がないのか大人のテレビの空間に割と平気でいさせてしまう。電気という明るい刺激も浴びさせて・・・。
7~8年くらい前までは、『何時くらいに寝かせつけていますか?』と聞くと、夜の8時とか9時とか9時半というような答えが返ってきていた。でも、最近は、一緒に寝るので11時頃…というような答えをするママが増えてきた。
1歳半健診や3歳児健診でも、眠くなったら一人で勝手にお布団のところに行って眠る・・という子どもも増えてきた。
え~、一人で勝手に寝るの~?
わたしがびっくり・・・・だ。
長男がまだ、赤ちゃんの頃、ねんねんころりよ。おこ~ろりよ~・・・・を100分ほど歌い続けたことがある。だって、寝てくれないんだもの。以心伝心。寝かせつけてからしなきゃいけないことがあるものだから、『早く寝てくれないかなぁ~。』ってあせっていると、きっと伝わるんだね。そんだけして眠らないんだから、一緒に寝てしまえばいいのに・・・・・ね。
もっと大きくなってからは、お布団のところまで行ってから、みんながスース―寝入るまで1時間はかかった。
部屋の明かりを消して、スタンドの明かりだけにして、絵本を読んだり、それぞれ本を読んだり、おもちゃで一人遊びしたり・・・・。この時間だけが、私がほっとする時間だった。(子どもにとっての滋養は、ゆったり戯れてくれるパパママほっと一息タイム。共働きママは忙しい。でも、だからこそ、あえて、一日1回は、子どもも一緒のくつろぎタイムが、子どもにはおっぱいと同じくらい必要ではないかと思う。それが、例え、寝る時間が少し遅くなって、早寝早起きという理想をほんの少し犠牲にしても必要なことかもしれない。理想は理想だ。我が家という現実の世界で、子どもにできることを精一杯することで、子どもは結構いい感じに育っていくんじゃないかなぁ。)
まぁ、そんなんこんなで、9時に寝かせえようとしたら、8時にはスタンバイしなければならない。
それって、残業の多い共働きママには、無理。
6時30分に帰って、朝、保温調理器で煮物を一品作り置きして15分で夕食作ったとしても、無理。
子どもたちをお風呂に入れて、やっとの思いでお布団の部屋にたどり着くのが9時。
必然的に、スース―寝入るのは、10時・・・だった。
実は、10時ならまだいい方。
ちょこっと、私がテレビの前にたまたま座って、ちら見したテレビが、おもしろかったりすると、あっという間に30分経ってしまう。そうすると、ずれ込む。油断した自分が悪いのに、10時というタイムリミットを過ぎても寝ない子どもたちについついあたってしまうこともよくあった。あたってしまうけれど、『いかん。いかん。一日の最後の締めの言葉は、心を込めて優しく』の精神だい・・・と、怒りの気持ちを大逆転させるべく、深呼吸をして、『ごめんね。早く寝ないと体を壊しちゃうから。ついあたってしまった。大好きよ~。おやすみなさい。』とお休みの言葉で、入眠の儀式をする日々だった。
寝る前は、子どもの心の滋養のゴールデンタイムなんだけどなぁ~。
どうして、とっとと一人でお布団に行って、さっさと寝れるんだろう?
その気持ちを聴いてみたい。
なんだか寂しい子どもの気持ち。
うちの子は、みな、寝かせつけようとしないといつまでも起きているタイプのお子たちであった。
その違いは何処に・・・・。
つづく
その違いは、大きく分けて二つあるような気がする。
一つは、私がもともと眠ることや人に気を使うタイプであったことと妊娠中から、職場復帰して育児と仕事の両立で、常に効率を考え、寝る直前まで交感神経優位なカラダだったので、その気質をしっかり受け継いでいるのだろうと思う。
私が、仕事で10時11時を過ぎても、どの子も起きていた。まぁ、夫が寝かせつけるという概念がないのか子育てをするという自覚がないのかって話でもあるんだけれど・・。
妊娠中から、そんなにせかせかすることもなく、のんびり結構幸せに暮らしている妊婦さんでもともとの性格もそんなに人の言動など気にしないタイプだと子どもの交感神経と副交感神経のバランスがよく、夜になると自然と目と目が合わさっていくものなのかもしれない。
もう一つ・・・は、寝かせつけてもらうという体験がないので、その醍醐味も知らず、寝るって眠いから寝るもんだって鼻から思い込んでいる・・・んじゃなかろうか。
寝る前の、とろりんとしたママたちとの甘ったるい時間(絵本を読んだり・ごろりんこしたり・・・)も、知らぬが仏・・。
いいか悪いか、それはわからない。
3歳児健診で、絵本を読んであげると答えたママの数は、半分の約50%。
昔のお母ちゃんたちも絵本なんて読んであげている人ってそう多くなかったと思うけれど、子守歌を歌いながら寝かせつけていたんじゃないかなぁ。
つづく
本気で、寝かせつけるという概念のないママがいる。
昔のお母さんたちって、結構、子育てって単純で楽だったんじゃないかなぁ。
日が暮れたら寝て、朝日が出たら起きる。
おやつもないし、テレビもないし、ゲームもないし、携帯もない。
なんてシンプルライフ。
人間も動物。
だから、地球という星に生まれたら、地球という自然に沿った生活をしていれば、人間の自然な本性が発動する。
男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく・・・なる。
だから、女の子で将来不妊症に悩む人も少なくなる・・・・らしい。
でも、今どきのママは、流されていたらとんでもないことになるから大変。
つづく
生活リズムをつけるという当たり前のことが、便利になればなるほど、意識しないと成立しにくい ・・・。
子どもを育ているときは、動物を育てるように育てることを意識することを要求されるのが、現代のママ事情。
大変だよね。
寝かせつけるという言葉は死語になりつつあるけれど、9時くらいから照明は、なるべくい薄暗くして10時には消して、副交感神経優位なゆったりした時を過ごせたらいいね。
寝る前の15分は、心の黄金タイム。
寝る前に、とっても幸せな気分で寝つけたら、寝ている間中、その幸せを享受できる。
つまり、一日のうちの8~9時間が幸せ気分。
ということは、一日の3分の1、1年でいえば4か月も幸せな気分でいられる・・・・。
これって、すごくない?
いろいろあるけれど、寝る前の15分、薄がんばって子どもとのほほん戯れて、最後の締めの言葉に気合を入れてみるのは悪くない・・・かも。
絵本も寝る前に読んで聞かせると染み渡る。
次は、『絵本の効用』 です。
赤ちゃんの中には、夜9時くらいになるとスーッと寝てくれる赤ちゃんもいれば、気合を入れて寝かせつけようとしなければ、いつまでも起きている赤ちゃんもいる。いつまでも起きているのに、寝かせつけようという概念がないのか大人のテレビの空間に割と平気でいさせてしまう。電気という明るい刺激も浴びさせて・・・。
7~8年くらい前までは、『何時くらいに寝かせつけていますか?』と聞くと、夜の8時とか9時とか9時半というような答えが返ってきていた。でも、最近は、一緒に寝るので11時頃…というような答えをするママが増えてきた。
1歳半健診や3歳児健診でも、眠くなったら一人で勝手にお布団のところに行って眠る・・という子どもも増えてきた。
え~、一人で勝手に寝るの~?
わたしがびっくり・・・・だ。
長男がまだ、赤ちゃんの頃、ねんねんころりよ。おこ~ろりよ~・・・・を100分ほど歌い続けたことがある。だって、寝てくれないんだもの。以心伝心。寝かせつけてからしなきゃいけないことがあるものだから、『早く寝てくれないかなぁ~。』ってあせっていると、きっと伝わるんだね。そんだけして眠らないんだから、一緒に寝てしまえばいいのに・・・・・ね。
もっと大きくなってからは、お布団のところまで行ってから、みんながスース―寝入るまで1時間はかかった。
部屋の明かりを消して、スタンドの明かりだけにして、絵本を読んだり、それぞれ本を読んだり、おもちゃで一人遊びしたり・・・・。この時間だけが、私がほっとする時間だった。(子どもにとっての滋養は、ゆったり戯れてくれるパパママほっと一息タイム。共働きママは忙しい。でも、だからこそ、あえて、一日1回は、子どもも一緒のくつろぎタイムが、子どもにはおっぱいと同じくらい必要ではないかと思う。それが、例え、寝る時間が少し遅くなって、早寝早起きという理想をほんの少し犠牲にしても必要なことかもしれない。理想は理想だ。我が家という現実の世界で、子どもにできることを精一杯することで、子どもは結構いい感じに育っていくんじゃないかなぁ。)
まぁ、そんなんこんなで、9時に寝かせえようとしたら、8時にはスタンバイしなければならない。
それって、残業の多い共働きママには、無理。
6時30分に帰って、朝、保温調理器で煮物を一品作り置きして15分で夕食作ったとしても、無理。
子どもたちをお風呂に入れて、やっとの思いでお布団の部屋にたどり着くのが9時。
必然的に、スース―寝入るのは、10時・・・だった。
実は、10時ならまだいい方。
ちょこっと、私がテレビの前にたまたま座って、ちら見したテレビが、おもしろかったりすると、あっという間に30分経ってしまう。そうすると、ずれ込む。油断した自分が悪いのに、10時というタイムリミットを過ぎても寝ない子どもたちについついあたってしまうこともよくあった。あたってしまうけれど、『いかん。いかん。一日の最後の締めの言葉は、心を込めて優しく』の精神だい・・・と、怒りの気持ちを大逆転させるべく、深呼吸をして、『ごめんね。早く寝ないと体を壊しちゃうから。ついあたってしまった。大好きよ~。おやすみなさい。』とお休みの言葉で、入眠の儀式をする日々だった。
寝る前は、子どもの心の滋養のゴールデンタイムなんだけどなぁ~。
どうして、とっとと一人でお布団に行って、さっさと寝れるんだろう?
その気持ちを聴いてみたい。
なんだか寂しい子どもの気持ち。
うちの子は、みな、寝かせつけようとしないといつまでも起きているタイプのお子たちであった。
その違いは何処に・・・・。
つづく
その違いは、大きく分けて二つあるような気がする。
一つは、私がもともと眠ることや人に気を使うタイプであったことと妊娠中から、職場復帰して育児と仕事の両立で、常に効率を考え、寝る直前まで交感神経優位なカラダだったので、その気質をしっかり受け継いでいるのだろうと思う。
私が、仕事で10時11時を過ぎても、どの子も起きていた。まぁ、夫が寝かせつけるという概念がないのか子育てをするという自覚がないのかって話でもあるんだけれど・・。
妊娠中から、そんなにせかせかすることもなく、のんびり結構幸せに暮らしている妊婦さんでもともとの性格もそんなに人の言動など気にしないタイプだと子どもの交感神経と副交感神経のバランスがよく、夜になると自然と目と目が合わさっていくものなのかもしれない。
もう一つ・・・は、寝かせつけてもらうという体験がないので、その醍醐味も知らず、寝るって眠いから寝るもんだって鼻から思い込んでいる・・・んじゃなかろうか。
寝る前の、とろりんとしたママたちとの甘ったるい時間(絵本を読んだり・ごろりんこしたり・・・)も、知らぬが仏・・。
いいか悪いか、それはわからない。
3歳児健診で、絵本を読んであげると答えたママの数は、半分の約50%。
昔のお母ちゃんたちも絵本なんて読んであげている人ってそう多くなかったと思うけれど、子守歌を歌いながら寝かせつけていたんじゃないかなぁ。
つづく
本気で、寝かせつけるという概念のないママがいる。
昔のお母さんたちって、結構、子育てって単純で楽だったんじゃないかなぁ。
日が暮れたら寝て、朝日が出たら起きる。
おやつもないし、テレビもないし、ゲームもないし、携帯もない。
なんてシンプルライフ。
人間も動物。
だから、地球という星に生まれたら、地球という自然に沿った生活をしていれば、人間の自然な本性が発動する。
男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく・・・なる。
だから、女の子で将来不妊症に悩む人も少なくなる・・・・らしい。
でも、今どきのママは、流されていたらとんでもないことになるから大変。
つづく
生活リズムをつけるという当たり前のことが、便利になればなるほど、意識しないと成立しにくい ・・・。
子どもを育ているときは、動物を育てるように育てることを意識することを要求されるのが、現代のママ事情。
大変だよね。
寝かせつけるという言葉は死語になりつつあるけれど、9時くらいから照明は、なるべくい薄暗くして10時には消して、副交感神経優位なゆったりした時を過ごせたらいいね。
寝る前の15分は、心の黄金タイム。
寝る前に、とっても幸せな気分で寝つけたら、寝ている間中、その幸せを享受できる。
つまり、一日のうちの8~9時間が幸せ気分。
ということは、一日の3分の1、1年でいえば4か月も幸せな気分でいられる・・・・。
これって、すごくない?
いろいろあるけれど、寝る前の15分、薄がんばって子どもとのほほん戯れて、最後の締めの言葉に気合を入れてみるのは悪くない・・・かも。
絵本も寝る前に読んで聞かせると染み渡る。
次は、『絵本の効用』 です。