総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

心が病と心は病のちがい

2023年02月26日 | エッセー
 がとはで、日本語は全然違う意味をもたらす。
 心が病だと、心が病んでいる状態をいう。しかし、心は病だと、心=病となる。
 前者は、心には病んでいない状態と病んでいる状態があると解釈できるけれど、後者は、そもそも心は最初から病んでいるということになる。
 なぜ、心は、つまり、私たちの心は大前提が病んでいるのか?
 アルボムツル・スナマサーラさんは、こんな風に心を描写されている。
 『人間が生きる』ということは、
 ①好きなものを得るために行動する。
 ②得られないものや邪魔をするものはぜんぶ壊す。

 我々の日常は、この二つのエネルギーの支配されています。

 あなたは、『自分』という国を、『自分の心』という合理性のかけらもなくて頭の悪い絶対的な支配者に任せているのです。
 その心に振り回されていることにも気づかず、のほほんと暮らしているのです。

 そうか、希望とか夢も、ある意味好きなものだ。
 でも、人間、夢も希望もなくなったら、生きてゆけない気がする。夢も希望もないの反対は、絶望だ。
 アイデンティティを模索し続けて、どうにか、この世で立っていられるような気がする。そのアイデンティティの基盤となるのが、よく言われる自己肯定感の高さではないだろうか。自分が好きという感情・・・。自分が嫌いっていう人は自己肯定感が低いと言われる。そうなると、心が病になりやすい。
 
 本屋さんに行けば、自己肯定感を高めるための本や夢を叶えるための本がたくさん並んでいる。
 そのスタートラインに立てない自分が好きでない人にとって、この世を生きていくのはしんどいことかもしれない。

 スナマサーラさんは、そんな元々病である心を治す方法を、教えてくださった。

 それは、自我を捨てることだそう。

 自己肯定感が高くて、夢や希望の満ち満ちている人に、自我を捨てろといわれても、かなりハードルが高い。
 でも、どうだろう。
 自分のことが好きでない人にとっては、心がスーッと楽になる言葉ではないだろうか。
 こんなしょうもない生きていることに価値のない自分の自我も希望に燃える人の自我も捨てなさいとおっしゃるのだから。
 
 心の病気は、ぜんぶ『怒りのエネルギー』です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一家に一馬油

2023年02月23日 | エッセー
 昨日の朝、淹れたてのコーヒーを右手にジャーっとこぼして、火傷してしまった。
 サーモスの魔法瓶に直接ドリップを乗っけて、やや不安定ながらも熱湯を注いで、それを職場に持って行っていた。いつも通り。
 しかし、昨日の朝の不安定さは、ドリップが倒れてしまうレベルだった。沸騰させながら淹れているので、しかも、コーヒーの粉が熱湯を吸った状態のお湯が右手を襲ったので、火傷してしまった。おまけに隣に置いていたっみそ汁の鍋に直撃したので、みそ汁もおじゃん。
 とっさに、水道水で5秒流したら、馬油を置いている洗面台に一目散に走って、パパっと右手の甲に馬油を塗った。親指と人差し指の付け根の合谷辺りが一番赤くなっている。
 神さま、どうか、水疱レベルにまではなりませんように。

 馬油は、神さまだった。

 赤くもならず、水疱もできなかった。
 一日は、時々ヒリヒリしたけれど。

 改めて、火傷したら水で流すより先に馬油を塗ろう。
 もし、あの時、馬油が家になかったらと思うとぞっとする。あれは、絶対、水疱レベルの火傷だった。
 小さな子がポットのお湯で火傷とか聞く。
 小さな子のいる家ほど、救急箱に馬油を入れておこう。

 一家に一馬油。

 火傷はいつするかわからない。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心は、『欲しい!』ただそれだけ。

2023年02月19日 | エッセー
 『怒らないこと』などの著書を出している仏教の先生『アルボームツレ・スマナサーラ』さんの『心は病気』という本を読んだ。
 なんだか胸がすーっとした。
 どんなに素敵な人であろうが、心を持っている限り、病人なんだそう。もちろん、大なり小なり。
  心そのものが、病気。
 コントロールできる人とできない人はいるけれど、みな、元々病気である心とともに生きている。

 心は、『欲しい!』ただそれだけなのです。

 心は、いつまでも子どものようなもの。

 わがままで、まったく智慧も知識もなく、何か欲しいと思ったら『手に入れなさい』と命令するだけなのです。
 だから、人間にとって、『希望』や『目的』、アイデンティティというのは、なくてはならないけれども、あったらあったで危険なものなのです。

 心のわがままを満たすために、カラダが犠牲になったようなもの。

 人間は、結局、死ぬまでずっと『あれが好き』『あれが欲しい』それだけです。その希望を叶えることだけを考えて他のことには見向きもしません。

 心は、思いどおりにならないと、反対の行動をします。
 好きなもの、欲しいものに向かって走ることを邪魔されたら、ものすごく破壊的になって恐ろしいことをする。

 心は頭の悪い絶対的な支配者。
 心の病気を悪化させるのは、ぜんぶ『怒りのエネルギー』

 『人間が生きる』ということは
   『好きなものを得るために行動する』
   『得られないものや邪魔するものはぜんぶ壊す』
      のいずれか。
 我々の日常生活は、この二つのエネルギーに支配されています。あなたは実はそれに振り回されていることにも気づかずにのほほんと暮らしているのです。


 じゃぁ、心を治すにはどうしたらいいか?





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そっちの方向ではないですよ

2023年02月18日 | エッセー
 先日の占ってもいいですか  で、三代目の後輩グループのなんとかという16人のグループのボーカル3人が、シウマさんに占ってもらっていた。
 その一人の吉野北斗くんは、三男が高校時代同級生だったので、つい、見てしまった。
 吉野君ではないボーカルの男性は、サッカー大好き少年で、日本代表になってやるという勢いでサッカーを真剣に取り組んでいたけれど、小学校高学年の頃より膝を傷めて、中一でなくなくサッカー選手になることを断念。でも、何かに打ち込める人って、打ち込める能力があるのかないのか。高校時代に歌手になると決めてエグザエルのオーデイションを受け合格したとのこと。
 その時のシウマさんの一言が刺さった。

 膝のけがは、そっちの方向ではないよというメッセージです。よかったですね。

 マイナスなことは、そっちの方向ではないですよというどこからかのメッセージ。

 なるほど。
 全てのマイナスなことが、そういうシステムであるのなら、生きることが楽になる。

 しかし、待てよ。不運が空から次から次へと降ってくる私って、そっちの方向ではないですよって、言われ続けているのに、ずるずるしているせいなのだろうか。だから、これでもか、これでもかって深刻な問題が襲ってくるのだろうか。
 どう方向転換したらいいんだろう?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もしかしたら、歯みがきより歯間ブラシ?

2023年02月11日 | エッセー
 昨日、歯医者さんに定期検診に行った。
 レントゲンを撮って、歯のクリーニングをして、最後に、顕微鏡に映るわが口腔内の虫歯菌や歯周病菌の活躍具合を見せられた。
 幸い、今回はむし歯がなかった。そして、虫歯菌も歯周病菌も動きが鈍かった。初回の撮影の時は、虫歯菌も歯周病菌もめちゃくちゃやんちゃで数も多く、衝撃を受けたので、ほっとした。
 今回が3回目の撮影だったけれど、初回のときは、歯間ブラシの使い方が不適切だと指摘され、以降、気合を入れて歯間ブラシを使った結果、菌たちは大人しくなったようだ。他は以前と変わらないから、歯間ブラシをしっかり丁寧に使うことは、虫歯予防歯周病予防にかなり効果があるということが実感できた。
 同僚が、自分の子どもたちは小さい頃、唾はあまり出る子じゃなかった。でも、虫歯を作ったことは一度もない。やったことは、幼児期の歯間ブラシ。歯間ブラシだけは毎日やっていたと・・・。 
 わが子たちもよだれかけを使った子は一人もいないという虫歯になりやすい家系で、しっかり、虫歯の治療をしてきた。しょうがないって思っていた。でも、それは、やっぱり言い訳だったと彼女の話を聞いて超反省。歯間ブラシの大切さを薄々感じていたのに、ここまでとは。歯間ブラシあっぱれ。
 でもね。言い訳だけど、歯を磨いてあげるだけで精いっぱいだったなぁ。あの頃・・。
 そして、今回。
 わが映像を見て、歯間ブラシの大切さを痛感した。もしかして、ひょっとしたら、歯みがきよりも歯間ブラシの方が、虫歯予防効果は高いのかもしれない。
 人は精いっぱいで余力がなくても、動機付けさえしっかりできれば、やれる力は持っているとも思う。
 同じ時間の中で、優先順位を変える。そのために、助っ人や助っ人的何かを思案する。
 私に欠落していたのは、父親に歯みがき業務を委託するという決断であった。とうの昔に諦めていた。
 しかし、もしかしたら、褒め戦略でやってくれたかもしれない。
 全部自分でやろうとしたから、結果、虫歯を作ってしまった。
 目標を定めたら、戦略を練る。
 例え、家族だろうと。
 その日を生きるのに精いっぱいだったけれど、作戦を練る時間は作ろうと思えば作れたはず。
 小さい頃から、ぼ~~~っと生きてきた、その癖がすべてに波及しているような気がするこの頃。

 その歯医者さんが、このままだと右側の顎関節症になる可能性が高いです。とドキッとすることをおっしゃった。
 なので、何か治す方法があるのでしょうかと質問した。

 まず、2週間、絶対に左側だけを向いて寝てください。そして、左側だけで噛んでください。その後、顎関節症用のマウスピースを口を大きく開けた時、カクッと音がしなくなるまで、毎晩、装着して寝てください。本当は日中もつけていた方がいいのですが、人と話せないので難しいかも。
 私は、わりと、左側を向いて寝ていることが多く、むしろ、ときどき右側を向いて寝た方がいいかなって思っていました。と言うと、いや、この顎は絶対に右側を向いて寝ているという証拠です。と言い切られてしまった。
 寝ている間の姿なんてわからない。
 だとすると、どうやって、一晩中、左側だけを向いて寝ることができるのだろうか?と素朴な疑問が浮上した。
 左だけで噛むことは、意識化のことなのでなんとかなりそうだけれど・・・。
 マウスピースも難問だ。
 歯医者さんに『以前、歯ぎしり予防のためのマウスピースを作っていただいたんですが、結構ストレスで、長続きしませんでした。』とポロっと言ってしまった。
 


 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あ~あ、電気代

2023年02月04日 | エッセー
 最近、私の周りがざわついている。
 何にざわついているかというと、電気代。

 12月の電気代の高騰ぶりには衝撃しかない。
 職場では、1月の電気代はどうなるだろうとビクビクしている。
 おおよそ、一人1万円くらいの電気代に値上がりしていて、下手をすると家賃なみだ。
 我が家も、2万7千円だった。
 わが家は、太陽光と蓄電池を設置している。なのに、3人家族でこんなに高いなんてありえない。今までも1万円請求が来ていて、それもおかしいと思っていたのに。2万7千円なんてありえない。
 夜間、安い電気を蓄電しているはずなのに。そんなにばんばんエアコンを使っているわけでもないのに。
 そこそこ節電しているつもりだったけれど、今後は、もっと気合を入れて節電対策をしていかないと・・・。
 しかし、一体何をどうしたら、1万円台にもっていけるのだろう?
 寒い時は、足元さえあったまればどうにかなる。
 逆に、暑い時は、顔さえ涼しければなんとかなる。
 充電式の家用ブーツみたいなものは売っていないかな?
 我が家の魚焼き専用グリルは、蓋を開けるタイプなので、使用時は、足元に置いて焼いていた。先日もそうしていたら、足元があったかくて、これは一石二鳥だなって思った。
 ところで、電気を一番食うのが高熱なのだそう。炊飯器も結構食うらしい。お風呂の追い炊きも食うらしい。
 息子も私もお風呂の時間は長い方だ。それに、みな自分が入りたいときに入っている。
 炊飯器は、なぜか、普通に炊飯ボタンを押すと、何合炊いても65分かかる。節電タイプの炊飯器って売っているのだろうか。
 冷蔵庫は、息子が一人暮らしで使っていたものも使っているし、冷凍庫もある。あれも、減らすべきか・・・。ぎっしり入っている奥のよく解らないものも断捨離だ。
 お茶碗を洗う時も、お湯の量を少なめにして集中して洗おう。

 電気代の高騰、このままずっと続くのだろうか。
 だとしたら、マジ、本気で節電しないと。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする