総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

感謝して 皮膚からおしっこ アレルギー

2011年12月31日 | エッセー
 赤ちゃんの肝臓、腎臓は非常に未熟。
 脳に、カラダにとってよくない物質を入れない『脳関門』というシステムも12才くらいまでは出来上がっていない。よく、コーヒーは12才まで飲んだらいけないって言われるのは、コーヒーのカフェインが脳関門を通過し、脳に悪影響を及ぼすから。
 肝臓も腎臓も脳関門も未熟な赤ちゃんは、どうやって化学物質から身を守るのか?
 ママから遺産相続された化学物質と安かろう多かろう商品に添加された化学物質を食べたママの母乳に含まれる化学物質からどう身を守るのか?
 それは、皮膚や粘膜から湿疹として体外に排泄するのだ。
 それが、いわゆる乳児湿疹であり、アトピーーであり、中耳炎であり、鼻炎であり、喘息であるといわれている。
 ジュクジュク肌はかわいそう。でも、物は考えよう・・・『皮膚からおしっこしてる』って思えばいい。おしっこを我慢させたら大変、大変。びゅーんとすっきりするまで出させてあげよう・・・みたいな気持ちになれたらいいね。
 私、子育てママに恐怖で不安をあおるような言葉はできるだけ使いたくないと思っている。
 ただ、一つだけ、保存料や香料、安定剤などの化学物質や農薬など生き物を殺す働きをするものなどは、消化酵素がないので、負の遺産として次の世代、そのまた次の世代へと脂肪の中に入り込んで食物連鎖という形で相続されていく。だから、なるべく口に入れない工夫をしてほしくって、こうやって長々とやや脅しめいた言葉を使ってしまっている。これだけは、脅し言葉を使うことを許してほしい。
 ただ、何事も『ネバならない』『○○あるべきだ』と自分で自分の首を絞めないように。ストレスはそこからやってくるのだから・・・・。
 健康に気を使っている方の中には、この手の完ぺき主義者がいらして、物事を楽しめなくなって許しの気持ちから離れていかれるようで・・・・切ない。
 例えば、夜、どんなに疲れていてもテーブルの上のコーヒーカップ1個が気になって気になって仕方なく、這い蹲ってでも洗ってから寝ちゃう・・みたいなタイプの人へ。みな、生きるにあたってこだわりというものはあると思う。こだわりがその人の個性だともいえる。私だって、自然というものにこだわっている。自分がこだわっているものが、日々の生活の中での優先順位の上位になっていく。それはそれでいい。でも、状況によって、柔軟に優先順位を入れ替えられるファジーな力を培うことも大切だと思う。
 まず、自分のカラダの声を耳を澄まして聞けるか?自分のカラダの声を最優先して生きていけると心の病やカラダの病が去っていく。
 疲れているときはゆっくり休める力。
 朝、おなかが空いていない時は、朝ごはんを無理して食べない力。
 おなかが空いていないのに、ついついチョコを食べてしまう。そのついついを止めれる力。
 まったりとした24時間育児に疲れているとき、夫にたまには子どものめんどをみてもらいたいときちんと言える力。

 などなど・・・。心の声の前にカラダの声に耳をすませてごらん。こだわりは心の声だよ。

 赤ちゃんが、皮膚からおしっこしてるのも、カラダの声からくるものだよ。

 赤ちゃんのカラダの声に耳をすませるママになれたらいいね。
 

 
 
 つぎは、『じんましん事件 』  です。
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『添加物 そんな遺産は いらないよ』 その3

2011年12月30日 | エッセー
 ところで、化学物質というものは、いったん体内に入るとなかなか体外へ排泄されにくいという点で非常に厄介な物質である。
 だって、人類が生まれて何千年の歴史の中で化学物質が登場して、まだ、数十年しか経っていない。だから、化学物質を無毒化するシステムが人間には備わっていない。あと数百年したら、そんな酵素をつくるDNAが組み込まれるかもしれない。
 で、今は、とりあえず、悪さをしないように化学物質を脂肪や筋肉の中に閉じ込めている。もし、脳に化学物質が入ったら大変なことになるから。脂肪は化学物質の刑務所みたいなものだ。
 水俣病は、水銀という化学物質が脳も含めた体内に蓄積したことで発症する病気である。たった一種類の化学物質でも大きな影響をカラダに与える。アルツハイマーも、脳にアルミニウムが蓄積していることが要因であると聞いたことがある。一時、アルミ缶のビールやアルミの鍋は控えるという風潮があったことを記憶している人もいるかもしれない。
 何年か前の3月末に報道特集では、アメリカの自閉症児の75%は、予防接種ワクチンに添加されている防腐剤である水銀によるという説が出て、自閉症児の血液を人工透析みたいに、一度体外に出し、化学物質をろ過して戻すことで、知能がだいぶ回復したというような内容を放映していたのを見て驚いた。確か、そのワクチンは、インフルエンザワクチンと三種混合ワクチンともう一つ(はっきり覚えていない)の3種類だった。その時、厚労省の役人の方もテレビでコメントされていて、大丈夫?と思っていたら、4月になって、水銀を抜いた新ワクチンが出回るようなったので納得した。それまで、ワクチンの成分なんて気にもとめなかったけれど、保存料だけでなく安定剤など結構いろいろ入っていてびっくりした。しかも、量が記載されていないのでどれだけ入っているのかすらわからなかった。
 化学物質は、容易に対外に排泄されないので、とりあえず脂肪に蓄積される・・・・・とすると。
 牛乳には意外と脂肪が多い。だって、バターやチーズをの材料だもの。卵はコレステロールのかたまりだ。
 豚バラって、豚のロースも美味しい。
 ほどほどに食べよう。

 ところで、母乳ってギトギトだ。脂肪脂肪している。つまり、ママが食べた添加物や化学物質が結構、母乳の脂肪に含まれることになる。だから、赤ちゃんは、母乳に含まれた化学物質を湿疹によって対外に出そうとするのだ。湿疹に感謝しよう。
 化学物質は、なかなか対外に排泄されない。今のところ、そして、わが子に負の遺産としてプレゼントされる。そして、わが子が何も考えずに普通に化学物質をとる生活をし続け、孫を産むとママの分にわが子の分も上乗せして孫に負の遺産は相続される。これを食物連鎖という。
 お金の遺産相続ならラッキーだけど、化学物質の遺産相続なんてイヤだ。
 赤ちゃんに代わって、孫に代わって訴えたい。

 今の時代、化学物質を避けることは難しい。
 今の時代を生きるってことは、化学物質にまみれて生きるってことだと思う。
 しかたがない。
 時代・・・なのだ。
 しかたがないけれど、化学物質を排除するという生き方ではなく、なるだけ自然に感謝して自然に近く生きていこう、こんな時代さ、少々の化学物質も受け入れようというようなそんなファジーな生き方でゆったりと生きていけたら・・・・と思う。化学物質そのものより、ギスギスした生き方、批判したり排除しようとする生き方の方が不健康な生き方のような気がするから。

 日本人だもの。
 原点は、和食。
 
 和食のほうが、化学物質の量が少ない。

 
つぎは、『感謝して  皮膚からおしっこ アレルギー 』   です。
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『添加物 そんな遺産はいらないよ』  その2

2011年12月29日 | エッセー
 私たちの皮膚だって呼吸している。
 だから、毎日、界面活性剤入りのシャンプーとかリンスを使っていたら、カラダの中にそれなりの量が浸み込んでいくんじゃないかなぁ。シャンプーは洗い流すからまだいい。でも、よほどきれいにすすがなくっちゃいけないかも・・・・。実際、柔軟仕上げ剤を使うと、アレルギーの赤ちゃんには影響あるようだ。柔軟仕上げ剤を使わなくなったら、アトピーがかなり改善した赤ちゃんもいる。
 ところで、私たちの世代は、自分の体を洗うときは石鹸を使う世代。で、私は皆石鹸を使うと思っていた。石鹸もなるべく香料や添加物の入っていない素朴なものを使っている。ところが、若い世代は、ほとんどボディソープを使っていると聞いて「え~、石鹸じゃないの~。」と叫んでしまった。液体になるとどうしても界面活性剤が入ってしまう。できるだけ、できるだけ固形のものがいいんじゃないかなぁ。洗剤も・・・・。
 現代社会に生きる私たちのカラダは、確実に化学物質の体内蓄積により蝕まれている。それでも、急性症状が出ないので実感がわかず、安かろう多かろうをついつい選んでナーナーで生きている。実際は、花粉症などしっかりアレルギーのある人が増えているのにねぇ~。命に直結しているように感じないので、今、すぐ、今までの生活を変えるほどのインパクトはないんだろうなぁ~。
 というか、今、すぐ、生活を全て変えるって大変なことだから、めんどくさいんだよね。自分を節制する必要も出てくるし・・・。生き方の・・・心の持ち方の・・・全てを変える勇気なんてないから、医者に、『ダニが原因です。』と言われたら、これ幸いとダニのみを敵にまわし、『花粉が原因ですね。』と言われると、花粉のみを敵にまわすという白黒はっきりした生きやすい世界にまんまと乗っかってしまう。せっかく、アレルギーになることで自分の生き方を広く深く見つめなおすというチャンスを逃してしまう。
 この世の出来事は、簡単に白黒つけたり、原因結果という構図に決めつけることなんてできないんじゃないかなぁ~。ということを、私は子育てで学んだ。

 ま、わたしも、化学物質を敵にまわすような物言いをして来たような気がしないでもない。だいたい、化学物質の全てをを敵にまわしたら生きていけないもんねぇ~。

 敵にまわすからいけないんだ。
 なるべく自然に添った生活をしていこうという生き方から入っていくと“敵”(原因)という発想がなくなる。優しくなれる・・・気がする。
 卵・牛乳という発想ではなく、自然か不自然かという発想で世の中を見つめると、アレルギーは、私たち人間に何かを問いかけているいとおしい存在に見えてくるんんじゃないだろうか。
 敵にまわしている限り、それは見えてこないと思う。
 卵・牛乳の素材が自然か不自然か。
 卵・牛乳の摂り方が自然か不自然か。

 ところで、



 つづく
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『添加物 そんな遺産は、いらないよ』  その1

2011年12月28日 | エッセー
 ある生協病院の小児科の先生は、
「確かに、卵、牛乳の摂りすぎはアレルギーになりやすいです。しかし、質のいい卵や牛乳だと湿疹が出にくいようです。つまり、放し飼いをして草だけ食べているような牛の乳を低温殺菌法で酵素を殺さないようにした牛乳や、田舎のじいちゃんが家で採れた野菜を餌として与えたニワトリの卵だと湿疹が出にくいです。でも、普通の飼料に抗生剤やワクチン・成長ホルモン剤をまぶした餌を食べている牛の乳やニワトリの卵だと湿疹が出やすいようです。飼料もアメリカから船底に2ヶ月揺られてきた、米虫みたいな虫がつかないよう殺虫剤を噴霧器でまぶしたとうもろこしなので、化学物質がいろいろ入っていてアレルギーにはなりやすいかなと思います。ですから、卵・牛乳という前に、添加物や化学物質について吟味する方が先かもしれませんね。」とおっしゃっていた。
 我が家の前に住むおばちゃんは、養鶏場に勤めている。「時々、社長が『卵を持って帰っていいよ。』と言ってくれるけれど、とてもとてもそんな気になれない。餌には30種類以上の薬を混ぜているのを見たらゾッとする。」おっしゃっていた。
 げーっ!30種類っていったい何が入っているの?
 この前読んだ郡よう子さんのエッセーには「養鶏場では卵を界面活性剤入りの洗剤につけて洗うのだそう。卵は呼吸していると言ってもいいくらい通過性があるので、洗剤が中まで浸透していくのでそれが怖い。」と書いてあった。
 アレルギーは、卵のたんぱくでなるのかはたまた化学物質でなるのか・・・・。
 以前、シャンプー殺人否殺メダカ耐久時間実験なる試みの本を読んでびっくりしたことがある。市販のいろいろなシャンプー、リンスにメダカを入れて何分生きているかという実験だった。キ○○キ○○がコマーシャルしていたシャンプーが栄光の第1位で1分ともたなかった。他のシャンプーも似たようなものだった。界面活性剤がメダカを殺してしまう主犯格らしいのだが、界面活性剤ってほとんどのシャンプーに入っている。
 私たちの皮膚だって呼吸している。


つづく







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脱アトピー  牛乳・卵  週1~2回  その2

2011年12月27日 | エッセー
 アレルギーかなと思って病院にいくと何がアレルゲンかを調べる抗体価を検査してくれる。で、卵の抗体価が高いとかダニで高くなるといった表現をされる。すると、みな、その物質のみが犯人だ・・みたいに思い込んでしまう。つまり、犯人さえ逮捕すれば(食べなければ、あるいは取り除けば)いいみたいな思考に陥ってしまいやすい。
 また、実際、抗体価の検査をすると、乳児のころは食べ物で抗体価が高くなりやすいけれど、1才を過ぎるとダニとかハウスダスト、花粉の抗体価が高くなる子どもが多くなる。そうすると、うちの子は、食べ物ではありませんからと言い切られてしまい、もっと広い視野でアレルギーと付き合っていってほしいのに、アレルギーを敵対視されてしまい、なんだか少し哀しい気持ちになる。
 最近、しみじみ思う。この世で起こるすべてのことは必然・・・・・だと。神様からのメッセージだと・・・。敵と思ったら見えなくなってしまう。大事なことが・・・。
 抗体価はひとつのめやすである。卵にすっごく高い抗体価が出ても、卵を食べても平気な人もいっぱいいる。何を調べても出ないけれど、痒くて痒くてたまらない人もいる。1才を過ぎたら、確かに食べ物では出なくてハウスダストで出るのだろうが、やっぱり、回転食にするとよくなる人もいる。鹿児島大学の先生によるとあっさり和食中心の食事をしていると、小学校に入るころには自然とよくなっているという人が多いという。
 抗体価は、いろいろあるアレルゲンの検査法のひとつであり、絶対でないと思ってほしい。
 やっぱ、日本人だもの。そりゃぁ、戦後のころに比べると欧米化した食事を食べているけれど、何千年という日本人の歴史の中では、まだ、ほんのちょっとの歴史である。日本人には、元々卵・牛乳に対する消化酵素が備わっていない。消化酵素がないということは、カラダへの負担が大きいってこと。(後日詳しく!)
 病気になるときって、一つの事が原因ということはないなぁと思う。いくつかのことが重なり、そこに精神的肉体的ストレスがかかると発病するように感じる。で、アレルギーも同じにおいを感じる。
 先日、二大ワガママ独裁上司に支配されていた友人が、1ヶ月以上悩まされていたじんましんが、異動の内示があった日に、突然消えたという話をしてびっくりした。へぇ~、人間のカラダは瞬時にストレスに反応するんだ・・・と感動さえした。彼女は、じんましんに悩まされ始めて、35種類の抗体価の検査をしたそうだ。でも、何にも反応せず、最後のころは、うどんを食べてもじんましんが出るので、食べるものがなくなりほとほと困っていた。ところが、二大ワガママ独裁上司の異動がわかったとたん、パッタリとじんましんが消えて、何でも食べれるようになったのだ。
 まさに、病は気から・・・・・だ。
 あるいは、病は言いたいことが言えない人間関係から・・・・ともいうかも。

 赤ちゃんは、しゃべれない。言いたいことが山ほどあっても言えない。
 赤ちゃんって、想像を絶するほどのもどかしさの中で生きているんだろうなぁ~。
 泣きたくても、かわいそうかわいそうという母心(母が自分が傷つくのがつらい気持ち)のせいで泣かせてもらえない赤ちゃんは、もっともっと苦しいだろう。
 赤ちゃんは、泣くことでしか自己主張(言いたいことを言う)できないから。

 アトピーの赤ちゃんに目がうっとりするまで抱きしめておお泣きさせてあげると、よくなったりする場合がある。ストレスが発散されるからということも大きいけれど、おお泣きすると目いっぱい運動したのと同じ運動量なので血流がよくなる。結果、肝臓の血流もよくなり、解毒の力がアップして、湿疹がよくなる・・・・らしい。


つぎは、『添加物 そんな遺産は いらないよ。』   です。
 
 
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脱アトピー  牛乳・卵  週1~2回  その1

2011年12月26日 | エッセー
 ここ4~5年、アトピーで大変な赤ちゃんが減っている。(わが町では・・)
 やったことは、ただひとつ。
 母子手帳を渡すとき、妊婦や夫とその家族(兄弟や両親)などにアトピーや鼻炎・花粉症・中耳炎・喘息などアレルギーのある人がいたら、妊娠中から母乳を与えている間、動物性蛋白質を回転食にしてみることを提案しただけ。
 回転食とは、例えば、月曜日が鶏肉だったら火曜日は牛肉、水曜日は豚肉、木曜日はアジ・・・みたいに種類を変えて同じ種類の動物性たんぱく質は週に1~2回にしてみる食事のこと。
 まぁ、鶏肉を毎日食べるということはあまりありえないけれど、牛乳と卵は何も考えないと毎日摂りやすい。ハムエッグとか卵焼きとか・・・。牛乳は牛の蛋白質で卵は鶏の蛋白質。結果、毎日、同じ種類の蛋白質を摂ってしまうことになり、身内にアレルギーのある人がいる場合は赤ちゃんにアレルギーが出る可能性もあるかも・・・・・・ということで提案してみたところ、アレルギーの赤ちゃんがかなり減った。
 こんなことなら、統計処理をして科学的裏づけをとっておけばよかったと残念に思っている。
 たまに、お肌がかなり大変な赤ちゃんがいると決まってよそからの転入者だ。そして、そのほとんどが、ママが牛乳が大好きで一日500mlとか1ℓ飲んでいた・・・あるいは、毎朝トーストとコーヒーと卵焼きですとお決まりのセリフをおっしゃり、納得することが多い。
 肌がジュクジュクしていると見ていても痛々しく不憫だけれど、夜中に、「かゆい。かゆい。」と言って起こされ眠れないのも非常につらい。
 助産師さんが、桶谷式などでおっぱい相談をしているところは、いいおっぱいを出すためにそのようなお話をされているようだけど・・・。
 

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胎児ちゃんが喜ぶメニュー≪粗食≫

2011年12月25日 | エッセー
 生まれたての四男は、どうひいき目に見てもかわゆくなかった。それでも必死にわが子のカワユイ所を探して可愛いと思い込もうとするのが親心ってもんだ。
 「ほら、耳たぶが大きいでしょう?福耳っていうやつだよね。ほら、両手とも頭脳線がビシッとまっすぐ一直線に通っている。スゴイでしょ?」ってな具合に・・・・。
 元がかわゆくないから、ちょっと目くそ鼻くそがくっついているだけでなんだか田舎っぺに見える。だから、外出するときは、お顔の目くそ鼻くそをガーゼできれいに拭き取って、少しでも見場がよくなるように務めた。
 やっぱ、「わぁ~、可愛いわねぇ~。」とよそ様に言って欲しいの。それが、親心。
 言わぬなら(かわいいと)言わせてみようホトトギス否スレチガウヒト・・なのだ。とほほ・・・。

よそ様が思わず吸い込まれて『かわいい』とつぶやいてしまう・・・その一番のポイントは
 キラキラ輝いた瞳    だと思う。大きい小さいは関係ない。
 そこに、何かを訴えかけるような力をもった瞳に勝る吸引力なはい。

 その瞳を際立たせるのが、お肌・・・だと思う。
 これって、何歳になってもつきまとう悩みでもある。
 色白は七難隠すとはよく言ったもんだ。
 シミ一つない色白なお肌をもった女性をみるとホント羨ましい。美人度が10倍否100倍くらいアップする。私なんか42才で四男を生んで、四男にホント申し訳ないと思う。四男のためにも、少しでも若くキレイにならねばと鏡とニラメッコしてもお肌を化粧で誤魔化せないから苦労している。男の子を妊娠するとシミがすごいって本当だった。鏡の中の素肌の私は、「うらめしや~」と出てきそうなくらいゾッとするやつれ地味顔。
 42才で美白に目覚めた。
 と言っても、エステに通うカネもヒマもなし。朝の蒸しタオルをただ今実施中。加藤ローザが、「黒木瞳さんも朝は蒸しタオルのみで洗顔とかされないんですって~。だから、私もそうしてま~す。」とテレビで言っていた。最初、周りの人間は、「え~、女優なのに朝、洗顔しないの~?。ずぼらな人~。」って冷ややかだったのに、黒木瞳という名が出たら、「え~、じゃぁ、私もやってみよう。」って乗り気になっていた。ま、女優さんたちはしっかりエステ+朝の蒸しタオルなんだろうが、ずぼらな私は、即採用。
 ところで、アトピーで顔中湿疹だらけの赤ちゃんをもつお母さんが、「買い物とかに連れていくのが辛い。」と泣きながらおっしゃっていた。
 そうだ。そうなのだ。スレチガウヒトのまなざしに耐えられない。本当なら幸せいっぱいのはずなのに外出したくなくなるくらい暗い気分になる。
 赤ちゃんだって、自分の顔を見られるたびに、ママが辛そうになるともっとつらい。私は、ママを喜ばせる存在ではないの?と哀しくなる。
 ジュクジュクお肌のベイビーは、ママのうっとり幸せという気持ちを引き出しにくくなる。それってとっても不幸なこと。顔を見るたびに、『あ~、この子も湿疹さえなければ、可愛いと言ってもらえるのに・・・』と思っちゃうんだ。人間だもの。
 実は、アトピーに限らず、赤ちゃんのお肌のトラブルは、ママが妊娠中からおっぱいを飲ませている間に食べたものの影響が大きい。否、お肌にかぎらないかも・・・。赤ちゃんのいろんなトラブルは、ママの食べたものとマイナスの心模様をトラブルという形で外に噴出させて、赤ちゃんのカラダと心の浄化を行なっているんだと思う。
 だから、ママは、赤ちゃんのトラブルが起きたとき、それを嘆くのではなく、『悪いものを吐き出そうとしているのね。その原因は私にもあるかもしれないから見直せるところは見直して、あとは、全部吐き出させるお手伝いをしよう。』というスタンスで見守ってあげれるといいな。
 人間、思い通りにいかないと思い通りにしようとする。でも、果たして、それが、相手にとって幸せなことか・・・・。皮膚から出ようとしている物を薬によって押し込めて、一見肌がキレイになったように見えるけど、喜ぶのはママの見栄。ウンコしたいのにウンコを我慢させるようなもの。ウンコは、体の中でどうなる?消える?消えないよね。ウンコは毎日出さなきゃ。
 湿疹もとことん出すお手伝いをしようよ。出し切ったらきれいになる。
 ウンコもスッキリ出し切ったら気分いいでしょう?
 おんなじだよ・・・。
 もし、生まれた赤ちゃんのお肌のトラブルで悲しい思いをしたくなければ、最低限、脂っこいもの・甘いもの・肉卵牛乳などの動物性たんぱく質を食べ過ぎないこと。これに尽きる。
 この前も、赤ちゃんのお肌のトラブルに悩まれているママが『チョコレートが大好き』で、『お昼ご飯もお菓子だけで済ませることも多い。』と言っていた。
 食事にまで、お菓子が進出してくるとちとやばい。『ストレス溜まってるな!○オ○しよう。』という世界だ。こんなママの場合、甘いものをあまり制限するのも考えもの。イライラを解消するための無意識の行動を無理やりやめさせると、イライラが倍増する。結果、赤ちゃんが泣くとイラっと来て赤ちゃんにあたってもらっても困る。
 イライラ→お菓子→授乳→ジュクジュク→イライラ→お菓子→授乳→ジュクジュク悪化の悪循環はこうして出来上がる。
 こんな人は、昔々幼い頃、したいことや言いたいことを親が恐くてがまんしてしまった人かもしれない。大事な気持ちを封印してしまった人かもしれない。でも、完璧に封印できないので、がまんしていた怒りがくすぶっている。それが、イライラという気持ちだったり、憂うつという気持ちだったりする。
 本当は、カウンセリングみたいなものを受け、自分の幼い頃の気持ち(本当の自分の気持ち)にまでたどり着けると楽になるのだろうと思う。でも、自分ときちんと向き合うって(封印していた気持ちを解くって)すっごく苦しい作業なので、たいがいの人は物怖じしてしまう。

 ジュクジュクの原因の一つは甘いもの系。そして、もう一つは油系+動物性たんぱく系。夫が若ければ若いほど夫の好物である揚げ物が多くなる傾向がある。揚げ物は、週1回。お肉はだし程度に食べるだけで、赤ちゃんの湿疹が自然とよくなる場合が多い。夫は夫。いっしょになって食べなければいい。
 実は、うっかり見過ごしてしまうのが朝食。あなたは、ご飯党?それともパン党?
 パン党の人は、トーストにバターかマーガリン(油)もしくはジャム(甘)を塗る。そして、コーヒーだけというカロリーのみのお粗末な食事(おやつ)になりやすい。
 という私も、美味しい食パンをトーストしてコーヒータイムの朝食にうっとりしている一人なので、大きな口は聞けない。効率に明け暮れる毎日を過ごしているので、せめて、土日の朝くらいコーヒーでくつろぐ時間がほしい。私の土日のトーストとコーヒーは、完璧なストレス発散なのだ。仕事もハードだけど、あまり家のことに協力的でない夫+育児生活歴20年・・・・土日の朝のコーヒータイムは唯一のくつろぎの一時。だから、トーストのバターも自分で自分を許している・・・ところ。
 でもね。赤ちゃんのカラダは正直だった。1ヶ月検診で四男を診てもらった助産師さんが、「あらぁ~お尻がただれているわねぇ。何か油物を食べていませんか?」と聞いてこられて、ドキッ!パンに塗るバターが犯人だってすぐわかった。あの時は、グッとこらえることができなくて、毎朝、トースト食べていた。・・・・ごめんね・・・・・と思ったけれど、やめられなかった。

赤ちゃんの頭皮がウロコのようにガサガサこびりついている脂漏性湿疹も、やっぱり、母親が揚げ物や脂肪分の多い食事をとっている場合が多い。母乳が油っぽくなるせい。脂漏性湿疹とは、読んで字のごとく脂が漏れるんだ。皮膚から。表面的なものではないので、少々石鹸でこすってもとれない。元から(ママの食事から)絶たなきゃダメ・・・・って世界だ。目には目を、脂には脂を・・・。オリーブ油などを塗るといく分かはとれるみたい。
 乳児湿疹も似たようなもの。
 ママの中には、乳児湿疹っていうと皆なると思っている人も多いけど、やっぱり美食ママの赤ちゃんは出やすいと思う。
 
赤ちゃんはママの食の鏡。
 赤ちゃんのカラダは敏感だから、ママが口にした食べ物にすぐ反応する。カラダに悪いものはすぐ外に出そうとする。だって、赤ちゃんの肝臓や腎臓など解毒排泄する臓器はまだまだ未熟だから。大人と同じように解毒排泄スる力は15才にならないと無理なんだそう。未熟だけど、ママが何も考えずに甘いものや油物、添加物など解毒にものすごくエネルギーを要するものを口にしていると、胎児はママの臍帯から、赤ちゃんは母乳から摂取することになる。そして、とても未熟な自分の肝臓と腎臓で解毒排泄をしようとする。しようとするけれど、できるわけがない。かと言って、そのままにしていたら体全身に回るのでそれは困る。結果、解毒を皮膚からの排泄にたよることになる。
 だから、赤ちゃんの皮膚のトラブルを目にしたら、感謝しよう。
 そして、『私の大事な赤ちゃんの体から悪いものがどんどん外に吐き出されている~。もっと出て行け~。全部吐き出しちゃえ~。』と唱えよう。
 お薬は、痒くて掻いてしまいそうなときや機嫌が悪くて夜眠ってくれないとき、化膿しそうなときに上手に使おう。
 皮膚のトラブルを目にすると早くキレイにしてあげたいと思う母ごころが湧き出てくると思う。でも、そこをぐっとこらえて、ママが妊娠中から食べていた肝臓や腎臓に負担のかかるものを全部吐き出させて、カラダの浄化をさせてあげよう。そして、本物のキレイを赤ちゃんにプレゼントしてあげよう。
 そして、赤ちゃんがカラダを張ってママに教えてくれたことに謙虚になろう。
 このまま、ママが今のような食生活をしていたら、きっといつかママも病気になるよという赤ちゃんからのメッセージだと感謝できたらいいね。
 私なんか、年のせいで努力しなくても野菜中心の粗食生活。だから、四男の皮膚のトラブルはなかった。ま、目くそ、鼻くそはあるけどね。
 ただ、『どうしてもやめられない朝のトーストとコーヒーのほっと一息タイム』のせめてもの罪滅しとして、発芽玄米をときどき食べるようにした。玄米を発芽させてから炊くという炊飯器は電気屋さんでは売っていなくて探すのに苦労した。発芽玄米を炊ける炊飯器はあるけれど、発芽玄米そのものの高いこと高いこと。だから、発芽させる機能のある炊飯器に出会えたときは嬉しかった。玄米はよ~く噛まないといけないけど、発芽させると消化がいいので小さな子どもにも安心。
 玄米は、ビタミンC以外のすべての成分を含んでいるという点で優れもの。でも、もっとすごいのが、その繊維力による排泄力。昔、広島で原爆が投下され、みな後遺症で大変だったとき、爆心地に近いところにいた人の中で後遺症のひどくない人たちがいて、その人たちを調べたら、みな玄米を食べていたという話を聞いたことがある。
 ただ、最近読んだ本「賢い人は早く治る。知らない人は治らない。』松原秀樹著 に、じゃがいもの芽は毒素があるから食べてはいけないと言われるが、発芽するもの全てに毒素が含まれている。(動物たちに芽を食べられたら育たないため)発芽玄米も同じと書いてあった。難しいね。こっちを立てればあっちが立たず。あっちを立てればこっちが立たず。多分、この世に中、100%安心という食べ物ってないんだ。ばっかり食にならずに適当にいろいろ食べるのがいいのかもね。楽しんで・・・・。

 ところで、ところで、この目くそ、鼻くそも不思議、不思議。
 生後6ヶ月の頃になると、自然と気にならなくなる。
 ハイハイをし始める頃になると、エネルギーも倍増してくる。そうすると、悪いものを外に出そうとする力もアップしてきて、鼻の通りの悪さや涙腺が詰まった感じで目やにでただれていたという赤ちゃんも自然と良くなっていく場合が多い。よく、涙腺が詰まっていると言って涙腺を針みたいなもので通すけれど、生後6ヶ月くらいまで待ってみてもいいんじゃないかと思う。だって、痛そうだもの。(私の友人は、1才の誕生日の頃に自然に目やにが出なくなったと言っていた。)

 そして、もうひとつ、四男の細~いはれぼったいおめめも生後6ヶ月の頃よりなぜかかわゆいおめめに変貌を遂げた。つまり、親心を満足させるおめめになったのだ。
 生まれたての赤ちゃんは、潮気羊水でキューっと縮んでいるから、お顔もさるっぽい。目も細い。でも、カリウムたっぷり母乳のおかげで、体重や身長だけでなく、目も膨張していくのかなぁ~。不思議。不思議。

 赤ちゃんの進化するバイタリティを信じて待ってみよう!


つぎは、 『脱アトピー 牛乳・卵 週1回』   です。
 
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丹田呼吸法

2011年12月22日 | エッセー
 丹田って聞いたことがある?ご年配の方でもほとんど知らない、でも、東洋人は、とても大切にしてきたものだと思う。
 丹田とはなんぞや?
 丹田とは、おへそから四本分下の所をいう。(おへそのすぐ下に右手の人差し指を横に置き、調度小指の下あたりを丹田という)
 気とかヨガではかなり有名なスポットだ。
腹が立つ・腹を据える・腹に力を入れて・・・の腹とは、丹田のことをいういう。
 丹田呼吸法とは、この丹田にエネルギーを集めるような感じで呼吸することをいう。
 『目を閉じて、宇宙のエネルギーをイメージし、それを鼻から取り込んで(吸って)肺を通っておへそを通過させ、丹田に集めるようにイメージしながら息を吸う。そして、息を吐くときは、ゆっくりと時間をかけてカラダの悪いものを全部丹田に集めるようにイメージし、それをおへそに上げ、肺に上げ、口からハーーーーとゆっくり出しきるようにイメージしながらゆ~~~~~~~~~~~~~~っくりと息を吐く。』
 そんな呼吸法である。
 イメージがとっても大切。イメージは、右脳を活発にさせ、アルファー波が出たり、直感が鋭くなるするらしい。
 宇宙のエネルギーをイメージしにくければ、キラキラ輝く太陽や星、川のせせらぎ、キリスト、仏陀、マザーテレサなどをイメージしてもいいんだそうな。
 きっと、赤ちゃんも宇宙の無限のエネルギーをいっぱい浴びて元気になる・・・・と思う。


つぎは、『胎児ちゃんが喜ぶ人気メニュー≪粗食≫』    です。

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秋ナスは嫁に食わすな!の深い~い意味 

2011年12月21日 | エッセー
 決して、嫁が憎くってそう言うのではない。もしかしたら、大事な大事な跡取り息子を妊娠しているかもしれない嫁に、秋ナスが美味しいからとバンバン食べさせていると流産する可能性があるから食わすな!と言っているのだ。ま、憎くはないけれど、嫁自身のカラダを心配して言ってるわけでもなさそう・・・・・。
 ことわざには含蓄がある。
 秋ナスは、カリウムがたっぷり含まれている。真夏ならいざしらず、もう夜はスズムシがリリリーンと鳴き、うっすら肌寒くすら感じる季節に、秋ナスをムシャムシャ食べ続けると、冷えに拍車がかかり子宮の筋肉がダラリンコ状態になり、流産しやすくなる。それで、秋ナスは嫁に食わすな!・・・・なのだ。
 夏野菜のほか、白い食品(白砂糖・小麦粉・白米・牛乳などの白い色の食べ物)も陰性の食べ物。
 できれば、白砂糖より三温糖、三温糖より黒砂糖に近いものを、白米より五穀米、五穀米より玄米をという気持ちで食材を選びましょう。たまに食べるものは気にしなくていいけれど、いつも食べるものは中庸のものがベターかも。そして、野菜は、旬の露地物を意識して。旬の太陽をいっぱい浴びた露地物は、単純に美味しい。人が、野菜で美味しいと感じる時は、ビタミン・ミネラルがいっぱいという時。ビタミン・ミネラルが血や肉となる。赤ちゃんも喜ぶだろうなぁ~。赤ちゃんも元気がでるだろうなぁ~。


 
次は、『丹田呼吸法をマスターしよう!』   です。
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小さく産んで大きく育てよう!の深い~い意味

2011年12月20日 | エッセー
 昔の人はえらかった。
 赤ちゃんは、ホントに小さく産まれて大きく育っていく生き物なのだ。
 ただし、カラダを温める『陽』の食べ物をいただいていればの話。
 もちろん、小さくと言っても、早く産まれたりという理由で低体重だった場合は別である。
 基本的に、にんぷがたくさん食べたからといって、赤ちゃんが大きくなるとはかぎらない。ほとんどが、母の血となり肉否、脂肪になり果てる。
 経験上、4kg前後の赤ちゃんを産んだ人の8~9割の人は、○○○○が大好きで毎日適量以上食べていた。
 ○○○○とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くだもの。

「上の子は、体重が4200gもあって、お産が本当に大変だった。先生や助産師さんが上から乗っかって肋骨にもヒビが入った。もう二度とあんなお産はしたくない。」というお母さんがいらした。
「もしかして、くだものをいっぱい食べませんでしたか?」と聞くと案の定、
「もうスイカが大好きで、実家の父が私のためにスイカを沢山作ってくれたので、毎日、半分食べていました。」とおっしゃるではないか。
「半分?って洗面器ぐらいの大きさのあの半分ですよね。」と聞くと
「そうなのよ。お~ほほほ・・・ほ。」
 たいがいこんな感じである。
 内心、「やっぱりね。」と妙に納得する。
 この方は、身長が150cmと小柄で骨盤もそう大きくなさそうに見える。それなのに、骨盤に見合わない大きい赤ちゃんを産んだ。
 な~ぜ?

 不自然だ。
 不自然の裏には何かがある。
 その人の何かが不自然だった結果、不自然になる。
 なぜ、くだものを食べ過ぎると体重の重い赤ちゃんが生まれやすいのか?
 
 くだものという食べ物は、全般的にカリウムの多い食べ物である。カリウムは、カラダを冷やし、細胞膜をフニョフニョにさせ、カラダをダラリンコと弛める働きがある。
 一方、ナトリウム(塩)は、カラダを温め、細胞膜をキューっと縮める働きがある。なめくじに塩をかけるとシュルシュルーと縮んでなくなるように・・・・。
 細胞膜をはさんで、カリウムとナトリウムが押し合いへし合いして、ちょうどいいくらいに細胞膜がピーンと張っている時、私たちは、『元気』という。
 しかし、このナトリウムとカリウムのバランスが崩れるとむくんだり、低血圧になったり・・・などおかしくなる。
 昔、兵隊になりたくない人が、検査前にしょうゆをがぶ飲みして、脈拍が150と急激に増えたため、兵役を免れたという有名な話がある。
 しょうゆの塩が、心臓を(正確には心臓の細胞1個1個を)ムギューっと収縮させたのだ。ただし、この場合、検査が終了したら、直ちにお湯に浸かり、水分をガブガブ飲んで塩分を抜かすという後処理をしないと命取りになるので気をつけよう!・・・まぁ、今の時代、そんな必要はないか・・・。
 ということで、くだものの摂りすぎは、細胞も筋肉も何もかもダラリンコとゆるませてしまう。特に暑い夏、暑い所で育ったくだものはカリウムが多いので摂りすぎないようにしよう。ぶどうなら3分の1房、なしなら2分の1個、スイカなら半分に切って8分の1くらい。マンゴーなら・・・・・・ま、マンゴーを毎日1個食べれるようなご身分のにんぷってそういないので心配ないか。
 柿だったら半分、みかんなら3個、夏みかんなら半分、バナナは1本くらいが適量。ちなみに、くだもので陽性のものといったら、いちごとりんごぐらいです。
 くだものをとってはいけないと言っているのでは決してありません。くだものの酵素はカラダにとってもいいので、毎日少しずつ食べるのはいいけれど、とりすぎは赤ちゃんが大きく育ちやすいのでお産が大変になるかも・・・ということを伝えたいのです。
 くだものだけでなく、きゅうり・トマト・なす・にがごりなどの夏野菜もカリウムが多い陰性の食べ物。だけど、みそとか醤油などで塩気をきかせて料理するので中和され、大丈夫。ただし、なんでも食べ過ぎは禁物。じゃがいもや大豆もカリウムが多い。不思議と、フライドポテトみたく塩をかけると美味しく感じるものは、たいがいカリウムが多いみたいで理にかなっているなって感動する。お豆腐も醤油をかけないと美味しくいただけない代物だ。スイカも昔の人は塩をかけてたよね。
 ところで、赤ちゃんは羊水の中にプカプカ浮かんでいる。実は、この羊水、海の潮水くらい塩気が効いているのだそうだ。赤ちゃんが小さいほうが(大きくなりすぎない方が)お産が楽で安全なので、ワザと塩気をきかせてキューっと赤ちゃんを膨張しないようにしているんだって。
 もう、ほんとうに自然の摂理ってすごい。
 もっとすごいのが、大きくなりすぎずに安産で産まれたら、今度は、極陰のカリウムたっぷりの母乳を飲んでドンドンデッカクなる。それが、赤ちゃん。なんと体重は3ヶ月で2倍に、身長は1年で2倍になる。
 母乳の力を借りて、ものすごいスピードで膨張し続ける生き物、それが、赤ちゃん。それくらいたっぷり極陰のカリウムをふくんでいる飲み物が母乳なのだ。

だから、牛乳も極陰の飲み物・・・・とうことになる。
 もう身長も伸びない、むしろ縮んでいく年代の方は、飲み過ぎたらカラダが冷えたり細胞がゆるんだりするので気をつけよう。母乳は体温と同じ温度で生ぬるい。しかし、牛乳は冷蔵庫からそのまま飲む人が多い。極陰のうえさらに冷蔵庫から取り出した冷たい牛乳を飲むとカラダがかなり冷えることになる。牛乳を飲むときは、あったかくして、できれば、きなこなどを入れて飲むといいみたい。
 冷えると新陳代謝も悪くなり、食べた物がよく燃えないのでカロリーが消費されずに太りやすくなる。
 ところで、妊娠して、栄養士さんから「体重が10kgを超えないようにカロリーを控えましょう。」と指導され、くだものだったら野菜に近いからいいかなと勘違いしてせっせと食べる人もいると思う。酵素はたっぷり含まれているけれど、野菜とは違うので気をつけよう。また、妊娠中は妊娠中毒症予防にと減塩も指導されるけれど、くだものをいっぱい食べて減塩を一生懸命すると、ナトリウムカリウムのバランスが崩れ、カリウムの割合が多くなり、胎児が大きくなりすぎる場合もあるので気をつけよう。
 実は、私は、4人のうち真夏生まれが二人、冬生まれが二人。で、なぜか、夏生まれの子は3kg以上冬生まれの子は2600g前後だった。しかも、4人目は予定日より2週間早く生まれたのに、3,250g、3番目も2週間早かったけれど、2,600gだった。四男の時は、高齢ってこともあり妊娠と夏バテが重なり食欲がなく、実家の太陽をいっぱい浴びた採れたてのトマトが美味しくって美味しくってたまらず、いけないいけないこれ以上食べたら赤ちゃんが大きくなると分かっているにもかかわらず、ついついトマトばかり食べていた。そのせい?

 胎児をなめくじ化しちゃおう!   ね。


次は、『秋ナスは嫁に食わすな!の深い~い意味』   
    『アイスは嫁に食わすな!でも可』    です。






 
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産後3週間 ≪何もしない≫が ブランド骨盤になる

2011年12月19日 | エッセー
 風邪の養生で一番大切な時期は、高熱でウンウンいっている時より、むしろ熱が下がったばかりの時なのだそうだ。
 熱が下がった、少し、元気がでてきたからといって、無理して仕事に行ったり、子どもだったら保育園に連れていくと、スッキリ治らず、長引いたり、中耳炎になりやすくなったり、風邪をひきやすい体質になったりするらしい。(と野口晴哉氏の風邪の養生という本に書いてあった。)
 どうせ、風邪を引くのなら、きちんと風邪と向き合って治りきるまで待ってみるのもいいかもしれない。でもね、忙しいこの時代、それが、なかなかできないんだよね。
 ところで、骨盤は妊娠中のお手入れも大切だけど、実は、それ以上に産後3週間の養生がかなり重要なのだ。お産でユルっとなった骨盤が、だいたい3週間かけて、前後左右に少しずつ締まっていく。
 ところが、この間、重い荷物を持ったり、上の子を抱っこしたり、中腰で掃除機かけたりお茶碗を洗ったり、左右アンバランスな姿勢でいると骨盤がズレたまま締まっていくので、次のお産のとき腰痛が出たり、更年期になって自律神経失調という更年期障害が出やすくなるらしい。
 お産でゆるゆるになった骨盤は、ちょっとしたことでズレやすい。
 だって、お腹の中にいた赤ちゃんがお産でスポっと出ちゃったんだもの。
 更年期障害って自律神経失調症のようなもの。自律神経って、胸がドキドキしたり、カーっと怒ったり、血圧が上がったり・・・・など起きているとき、緊張したときに出るアドレナリンというホルモンを分泌させる交感神経と、寝ている時や食べ物を食べているとき(消化しているとき)だらーんとまったりしているときや血圧を下げる時などに出るゆったりホルモンを分泌させる副交感神経の2種類がある。この二つのホルモンのバランスが心とカラダの調和を導いく。
 で、更年期障害は、どっちかに優位になって症状が出る。
 寒い冬の夜なのに、突然、足がポッポと火照り、布団から足をはみ出さずに入られなくなったり、突然、胸がドキドキバクバクし始めたり、血圧が一時的に上がったりする交感神経優位タイプと気力が低下してうつのようになる副交感神経優位タイプ。
 ところで、アレルギーのある人は、副交感神経優位のカラダになっている。だから、交感神経と副交感神経が入れ替わる寝入り端や明け方に痒くて眠れなくなったり、喘息発作がおこったりする。それもこれも副交感神経優位体質のせい。
 アトピーや鼻炎、喘息の子どもほど、昼間思いっきり外で遊ばせたり、イヤなことはイヤだ~と駄々こねや自己主張をさせてあげると交感神経が刺激され、副交感神経とのバランスがとれてきて、いい感じになる場合もある。
 こんなことはしちゃいけないんだけど・・・・。
 夜中に喘息発作が出て、救急車も来ないというような切羽詰った状況のとき、何らかの形で怒らせると発作がとまるのだそうだ。つまり、怒らせて交換神経を刺激することで、副交感神経優位で出る発作を食い止めっれるってこと。
 バランス。
 いい悪いではなく、大切なのは、バランス。
 最近、悟ちゃったもんね。世の中、バランス。バランス。
 正しいとか間違っているとか優れているとか劣っているとかそんなことより、男と女、陰と陽、暑い寒い、明るい暗い、塩と砂糖、交感神経と副交感神経・・・・・。そのバランス、調和が大切なのだとしみじみ思う。
 ストレスが溜まると交感神経優位になり、イライラする交感神経優位タイプの人が、食やお酒に走るのは、自律神経のバランスをとるための自然の摂理。胃袋を使っている時は、副交感神経が優位になるので、食べることで気持ちがなんだか落ち着いてくるのをカラダが知っているのだ。
 太ってしまう人は、イライラを落ち着かせるため口を動かす(食べたり飲んだり)人だからこそ太るのであって、そんな人がダイエットにチャレンジしても、かえってストレスになり、仮に一時的に痩せてもリバウンドしてしまうことが多い。口が寂しいという無意識の世界の欲求不満や怒りときちんと向き合わないかぎり、ダイエットは永遠のテーマなのだ。
 
 そんなこんなで、産後3週間、いくら元気でも骨盤のためにゆっくりのんびりしなくてはならないのだ・・・・絶対。絶対だよ。
 どうしても実家に帰れない人は、誰でもいいので家事(特に中腰の姿勢の調理や皿洗い・掃除機がけなど)をしてくれる助っ人を探すのだ。残念ながらイクメン夫をゲットできなかった人は、それでもめげずに、泣き落しでもいいので、夫を説得してみるべし。すぐに諦めてはいけない。何かひとつでもいいので、中腰家事を担ってもらうよう上手に丸め込み作戦の知恵をみがいて・・・ほしい。大事なの。最初の一歩が・・・。ここが、肝心。ここで遠慮していると、どうにかなると勘違いされる。
 昔々、農家に嫁いだ女性は、夜10時がすぎるまで地下足袋を脱がせてもらえなかったという。そんな過重労働をさせられていても、お産後1ヶ月は、絶対農作業どころか家事もさせなかったという話を聞いたことがある。
 それくらい、産後3週間は大事なのだ。わかってもらえただろうか・・・。


 追伸
 整体の神様、野口晴哉氏によると、産後体温を左右両方毎日計り、左右の体温が同じになったら骨盤が元に戻ったということで、元の生活に戻っていいのだそう。腰痛・膝痛・股関節痛などのある人は、この体温の左右差が大きいから、びっくり。
 


次は、『小さく産んで大きく育てよう!の深い~い意味』です。
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腹帯はすべきか めざせブランド骨盤

2011年12月16日 | エッセー
 近くにある『赤ちゃんにやさしい病院』の認定をやっとのことで受けた(この基準を満たすことってとっても難易度が高い)産婦人科の助産師さんが、「とこちゃんベルトを妊婦さんに勧めるようになってから、難産が減り、結果、帝王切開が減った。うれしいようなそうでないような・・・。」とおっしゃっていた。(病院経営として微妙ってとこ・・・)
 とこちゃんベルトって骨盤ベルトのにんぷ版。
 要は、腰ボネ(左右腰で一番出っ張った骨のあるところ)をキュッと締めるといい骨盤になって、結果、安産になるってこと。
 最近は、積極的に腹帯を勧めないお医者さんも多い。保温の効果はあるけれど、ぎゅーっと締めて血流が圧迫されると血流が悪くなり足から腎臓に戻る血液が減るからというのが、その理由。
 でもね。昔からの知恵にはキラリ光るものが多いんだ。
 腹帯もその一つ。
 腹帯は、骨盤の歪みをひどくさせない=いいお産になる という点で、かなりの優れものだ。
 妊娠5ヶ月を過ぎて6ヶ月の頃より、お腹が目立ってくる。赤ちゃんが大きくなって、スカートのウエストボタンのごまかしも通用しなくなる。
 骨盤にはちょうどアソコのあたりに恥骨といって、ふだんは動かない関節がある。でも、妊娠して赤ちゃんが大きくなるに従って、この動かない関節と言われる恥骨がユルっと動きやすい状態になる。もし、この時期に、左右アンバランスな姿勢や歩き方、片噛みなどをしていると、骨盤がズレやすくなる。そして、その上にある背骨も歪が出てきてズレやすくなる。このズレを防いで、赤ちゃんの住環境をよくするために、そして、安産に導くために 戌の日に『腹帯』を巻くようになったのだ。
 だって、昔は、病院なんてないし、難産になったら大変なことになるわけで、そりゃぁ、自分でできる安産対策(自助努力)の知恵は、それこそ、難産の末獲得した本物の知恵だ。侮るなかれ。
 だから、腹帯もただグルグルとお腹に巻けばよいというわけではない。一番出っ張った腰ボネのところをギュット締めるように巻くことがコツだ。そうすると、恥骨がキュッと締めつけられ、ズレにくくなるってわけ。
 ただ、2時間に1回くらいはゆるめて、血流をよくしてあげた方がいいので、グルグル巻かなきゃいけない腹帯はちと不便。で、そこに登場したのが、助産師さんが開発したというとこちゃんベルトなのだ。確かな値段ははっきりとはわからないが、5~6千円位だと聞いた。ちょっと高いかなと思われる方もいるかもしれない。でも、その後の安産度アップ効果を考えたら、全然高くないと思う。そうそう、妊婦用ガードルもこの腰ボネがギュっと締まるような作りのものを購入してね。

 元々、腰痛持ちの人は、レントゲン上はわからなくても整体の先生にいわせると微妙にズレている場合が多いという。そんな人は、特にお薦め です。もちろん、例のカエル体操もチャレンジしてね。

 ところで、赤ちゃんとお母さんは、へその緒でつながっている。
 そして、もう一つ、つながっているものがある。
 それは、赤ちゃんの脳とお母さんの脳をつなげるもの。赤ちゃんとお母さんはホルモンという物質を介して、脊椎の中の神経でつながっている。

立て付けの悪い土台(骨盤)に立つ家(背骨)は、傾く(歪む)。
 背骨の中に神経が通っている。自律神経も通っている。もし、その途中のどこかが圧迫されたりズレたりしていると自律神経の働きが乱れる。軍隊だと、上官(脳)の命令が、スムースに下部まで伝わらず、困ったことになる。
 赤ちゃんが生まれる前と生まれたあとの、あるいは、妊婦と産婦のホルモンの働きは、180度正反対。あのお産の真っただ中で、ありとあらゆるホルモンが、絶妙なバランスをとりながら、劇的に変化していく神秘は、想像を絶する。まさに、神業だと思う。しかし、その神業も、もし、骨盤が歪んでいると『状況判断して脳がその状況で的確なホルモンを的確な量だけ分泌する指令を出すというシステム』が微妙に狂ってきてしまう可能性がある。 
 腹帯でその微妙なズレを予防できるのならやっぱり、腹帯はするにこしたことはないと思う。
 特に、元々腰痛のある人や顔に左右差のある人、胸の大きさに左右差のある人、脚の長さに左右差のある人、体温に左右差のある人などは、お薦め。
 ところで、ふだんの姿勢もブランド骨盤作りには欠かせない。
 とにかく、右と左のアンバランスが背骨のゆがみにつながっていくので、ふだんの姿勢がとっても大切になる。
 座るときは、横座りは禁物。正座かあぐらかイスの生活がいい。
 でも、足を組んだらダメ・・・よ。左右差ができてしまうから。
 正座は、足の腹でお尻をスッポリ包むように座る。
 あぐらは、足の腹と腹を合わせるように背筋を伸ばして座る。
 イスに座る時も足を組まない。
 もし、どちらかに組む癖があるなら、意識して反対側に組む。

 そうそう、テレビはどんなポジションで見てる?
 こたつとかテーブルのポジションが決まっているとテレビをいつも左を向いて見る、右を向いて見るとかへたをすると振り返って見ているという人もいるはず。そんな格好でいることだけでも、背骨はねじれてくるのに、振り返りポーズでご飯なんか食べたら、噛む力が変なところから背骨に伝わるので、一段と背骨がズレやすくなる。振り返りポーズでテレビを見ながらご飯を食べている子どもの顔がものすごく変形している写真を見てびっくりしたことがある。
 テレビとこたつが同じ部屋にある場合はローテーションして座ることをお薦めします。昔は、お父さんがいばって真ん前に座るっていう家が多かったけれど、今はパパが振り返りポジションかも・・・・ね。
 
 歩く姿勢もモデルになったつもりで、カッコ良く歩こう。
 背筋を伸ばしてハンガーに吊らされているような感じで、股関節が30度外を向く角度で、膝はすり合わせるように、腰をプリップリと振りながら、まっすぐ歩こう。
 そうすることで、股関節が30度60度にきっちりと入ると骨盤が歪まず、結果的に、腰痛だけでなく、膝の痛み、股関節痛からおさらばできるらしい。 
 股関節の30度60度はかなり大切。

 実は、この30度60度の股関節にすることで、腰痛・膝痛・股関節痛からオサラバできるとっても簡単でお金もそんなにかからない方法がある。しかも、寝ている間だけ、痛いときだけで結構効果がある。
 そういうグッズが販売もされてもいる。木綿の布をハチマキみたいに3本縫って、それを、膝上と膝下と足首の3ヶ所で苦しくない程度にゆるくならない程度に結び、寝るのだ。つまり、足を縛られて寝るわけで、え~っと思うかもしれないけれど、これが即効性のあるスグレモノ。私は、時たま股関節が痛くなって、走ることができなかったり、夜、布団の中でズ~ンズ~ンと疼いて眠れないことがあった。そんな時だけ、そうやって寝る。そうすると次の日は、不思議と痛みがなくなる経験が何度もある。みんな、え~っていうけど、痛みがなくなる幸せに比べれば、一晩足を縛られて寝るのなんてなんのその・・・・だ。というか、痛いときに縛って寝ると気持ちいいんだ・・・これが。腰のだるさみたいのものが取れて楽になる。逆に、なんともないときにするとやっぱきつかったぜ。
 ところで、ハチマキみたいといったけど、流さは2メートルくらい(2回ぐらい巻けたほうがいい)で真ん中の60センチくらいは薄手の衿芯を入れて作ってね。紐が団子状になると縛ったときその紐の圧迫で血流を圧迫してはいけないので・・・。
 

 ところで、足の付け根からトコトコ歩く女性って意外と多い。あんまりステキに見えない。
 うちの母もそうなんだけど、後ろ姿を見ていると、やたら腰に目が行ってしまい、なんだか老けて見える。どうしてなのかな~。どうしても目線が腰に釘付けになる。たぶん、腰が動いていないからだと思う。若い女性を見るとマリリンモンローまではいかなくても腰から歩いているって感じがする。つまり、老けて見える歩き方は、足だけで歩いていて、若く見える歩き方は、腰から歩いているって感じ。腰が悪いから足だけで歩いてしまうのかもしれないけれど・・・。
 どうやら、腰をプリップリとふって歩くと、歩くたんびに骨盤がキュルッキュルッと回転して自然に骨盤が矯正されるらしい。
 身重になると素敵に歩くのもままならないけれど、なるべく意識してステキに歩こう!

 そういえば、昔やっていたテレビドラマ『不機嫌なジーン』で南原教授がぎっくり腰になったとき、ゴキブリみたいに四つん這いでゴソゴソ部屋の中を動き回っていた。中国のリー先生に教わったウンヌンと言っていた。
 そうなのだ。ハイハイは、最高の骨盤矯正体操。実は、赤ちゃんのハイハイもブランド骨盤になるための必須アイテム。みな、1才前から歩きだすと自慢したがるけど、ほんとは、ハイハイをいっぱいした方がいいんだけどなぁ。にんぷさんも時々ハイハイした方がいい。でも、わざわざハイハイをするのもなんだしなぁ~。他人が見たら、『どうしたの?大丈夫?』という世界のお話になる。で、ブランド骨盤をめざすにんぷは、クイッ○○ワ○パーを使いたい気持ちをぐっとこらえて、拭きそうじしてみよう。だいたい、掃除機など中腰になるおそうじ姿勢は、骨盤にはよくないし・・・。

実家の母は、金○マを見て、えらく興奮していた。
 「あのね。56cmのウエストの女性がいてね。4種類の骨盤体操を毎日5分するだけで56cmが射程距離に入るかもしれない。4種類5分なら続けられそう。お父さんが教えてくれた骨盤体操は10種類もあるし、高度だからやる気が起きなかったけれど、これなら続けられそう。」
 と、整体師の免許を持つ父の前で平気でハリキッテいた。
 人は、『なりたい自分』レーダーをいつも出している。そして、『これならできる』に反応した時のみ行動に移す生き物なんだなぁ~。と改めて思った。いくらいいものでも人の心を動かすって難しい。

『歪まない 30度60度の  股関節』  


つぎは、『産後3週間 ≪何もしない≫が ブランド骨盤になる』    です。
 

 
 
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分娩の三要素の一つ ≪元気な赤ちゃん≫のキーワードは、≪酸素≫

2011年12月15日 | エッセー
 1、赤ちゃんが元気  2、強い陣痛  3、柔らかい産道  この三つを分娩の三要素という。

 そして、この三つをクリアするための最低で最大必要条件が、酸素いっぱい。
 酸素が、赤ちゃんにも子宮にもいつもめいっぱい行き渡るようにイメージしながら、十月十日を過ごすことが、いいお産への花道なのだ。だいたい、血流がいいと赤ちゃんはハッピーになれる。

 酸素・酸素・酸素・酸素・酸素・酸素・酸素・酸素酸素・酸素・酸素・酸素・酸素 

 酸素1 よく動く。歩く。
 酸素2 腹式深呼吸 (できれば丹田呼吸法)
 酸素3 上手にリラックス  完璧を求めない『ゆったり』
 酸素4 夫婦げんかはその日の内に仲直り
 酸素5 腰湯一日1回30分。9か月から一日2回。
 酸素6 もちろん冷やさない 
 酸素7 血管をキューっと縮める冷たいジュース・アイスは厳禁!(まぁ、週1回くらいはいいか)
 酸素8 秋ナスは嫁に食わすな!陰性の食物はカラダを冷やすので (旬の野菜や果物を適量とる)
 酸素9 あったか~いおじやなんかいかが!
 酸素10 骨盤の歪みをとる体操などで、腰の血流アップ。
 酸素11 うふふのいい気持ち

 血流がよくなると酸素がいっぱいになり、赤ちゃんは元気になる。
 血流がよくなると酸素がいっぱいになり、赤ちゃんが元気になって強い陣痛がやってくる。
 血流がよくなると酸素がいっぱいになり、産道が柔らかくなる。
 
 くどくなりましたが、ほんとうに大事なんです。

 7の血管をキューっと縮めるものには、冷たいものだけでなく、4の夫婦げんかやイライラするとき、ジュースなど甘い飲み物をグっと飲んだときなどに出るアドレナリンという攻撃ホルモンやタバコを吸った時に出るニコチンなどもあります。
 血管がキューっと縮む結果、血流が悪くなり、赤ちゃんに栄養が行き渡りにくくなります。

 夫婦げんかは価値観が違う人間がひとつ屋根の下に暮らすのですから、ぶつかって当然。むしろ、ない方が心配かなぁ。ただ、できれば、その日の内に解決しようとする力があった方が、お腹の中の赤ちゃんにはいいかもねぇ~。
 いつもイライラしたり気分がめいっている方は、ストレス溜まってるな!ビオレしちゃおう否、発散しちゃおう!・・・です。朝日を浴びてウオーキングしたり、週1回くらい泣ける映画やテレビを見て号泣したり・・・すると少しは気分が楽になるかも。ただ、そう簡単に解決できるようなものではないので、微力ですが、あとでゆっくり道先案内できれば・・と思っています。

 ジュースなど消化吸収の早い甘い飲み物は、血管に吸収された余分な糖分を血管の外に出そうとする働きをするインシュリンが一気に分泌されます。ただ、その時、攻撃ホルモンであるアドレナリンも道づれにしてしまいます。だから、常飲していると結果的に、イライラしたりキレやすくなります。

 タバコは、ニコチンの影響で血管が収縮します。
 ただ、禁煙により、イライラしすぎもいけないし・・・。難しいですね。すんなりやめれたらいいけど・・・。禁煙マラソンのホームページにアクセスしてみてね。きっと、助けてくれると思います。

 お~っと、夫が吸っている場合もあるよね。分煙しても結構家族も吸っちゃってるみたい。おんなじ部屋に寝ると、一晩で呼気によりタバコの有害物質が部屋の中にかなり充満してしまうんだって。でも、大丈夫。最近は、難なくやめれる飲み薬が開発されたので夫にさりげなく紹介しちゃおう。ただ、そのあとの仲間の支援が再喫煙の誘惑から身を守るみたいなので、やっぱり禁煙マラソンのホームページにアクセスしてもらおう。


 次回は、『腹帯はすべきか。めざせ!ブランド骨盤』  です。
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にんぷのむくみにスイカ糖!

2011年12月13日 | エッセー
 うそでしょう。ハンパじゃないだるさが消えた。

 四男がお腹に登場して6ヶ月に入った頃から おしっこに蛋白が出たりし始めた。むくみはないけれど助産師さんは、「塩分を控えるようにしてください。」とおっしゃる。
 7ヶ月に入ると、足がだるくて、布団を重ねて足を高くあげないと眠れなくなった。産休に入る頃には、垂直に足を上げて寝ていたといっても過言ではない。
 そして、産休に入ったとたん、足だけではなく全身がだるく、午後から昼寝しないと生きていけない寝たり起きたりの身になり、我ながら情けない日々を送っていた。仕事をしている時はよほど気が張っていたんだと思う。気合だけで頑張っていたのかも・・・・。
 産休に入ったら、今まで『見てみぬフリ能力を最大に発揮していたそうじテクに見切りを付け、大掃除なみのキレイをめざす予定だったのに、現実は、一日一窓が精一杯だった。からだがだるくてもたない。気力もかなり低下し、お布団とお友達状態になった。
 『産休に入ったら、毎日生命の貯蓄体操をするぞ!』と張り切っていたのに、とてもとてもそれどころではなくなった。残念。無念・・・。
 やっぱ42才だね。
 腎臓がついていかないんだ。きっと。二人分のドロドロをキレイにするってかなりの負担なのだろう。もちろん、赤ちゃんが腎臓を圧迫しているせいもあると思うけど。
 病院に「減塩以外に何か方法はないのですか?」と聞いたら、漢方薬を処方してくれた。しかし、真面目に飲んでもだるさは変わんない。
 何かないかと自然食品店を営む実家の父に相談した。すると、即、「むくみにはスイカ糖がいい。」と明るい未来を予感させるようなキレのいい解答が返ってきた。
 小ビンなのに5千円はちと高いなと思いつつも背に腹は否産休の元気には替えられない。
 スイカ糖とは、スイカ丸ごと1個をひたすら煮詰めてできたエキスで、これを1日3回熱湯に溶かして飲む。熊本県の名産(?)だって。これが、まづいんだなぁ。青汁よりはましだけど。でも、効果覿面!2~3日で足のだるさがスーッと消え、足を上げないでも眠れるようになった。4~5日したら生命の貯蓄体操ができるくらい元気100倍。
 元々、スイカそのものが利尿作用があるから腎臓にはいいかもと思っていたけれど、ここまで劇的によくなるとはあっぱれ。まぁ、個人差があるので、そこはご了承ください。
 全国のだる~いにんぷさん、よかったらお試しを!
 季節が夏なら、スイカを半分に切ってそのまた半分に切って、そのまた半分に切って、つまり、半分の4分の1お食べ!(それが一日の適量です)私は、その量のスイカでだるさがシャキっとしました。

 そして、もう一つ、とっておきの足のだるさ対策がある。それは、膝の裏のスジを伸ばすこと。
 膝の裏のスジは、東洋医学では腎経と言う。床に足を伸ばして座って、足首を床面に垂直にしたまま、息を吐きながらゆっくりとできるだけ前へという気持ちで前屈する。私は、これを20回やっただけで、だるさがとれ、気力がみるみる湧いてきた。不思議。

 私は、産休に入ったのが6月半ばの梅雨の季節で、1年のうちでも一番だるく感じやすい時期だった。旬の食材ってすごい。だるくなる頃に、利尿作用のあるスイカが旬になる。
 にんぷさんに限らず、旬の野菜をいただいていると自然と元気になっていくんじゃないかなぁ。
 『自然から離れない』「自然に近い』を意識して(楽しんで)にんぷ生活を送るのも乙かも・・・・ね。


 次は、『分娩の3要素の一つ≪元気な赤ちゃん≫のキーワードは、≪酸素≫ 』



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いいことだらけのうふふのお話

2011年12月12日 | エッセー
  実は、陣痛の始まる直前の午後4時30分、私は命の貯蓄体操を30分やっている。その直後に陣痛が到来した。はずみがついたのだろうか?
 4人のお産体験から、
 1、怠けない
 2、歩く
 3、にんぷ体操 できれば、ヨガみたいなものや骨盤体操みたいなもの
 4、腹式深呼吸
 5、腰湯
 6、うふふ

 そして、いざ、陣痛が始まったら
 7、スーパーまでマヨネーズを歩いて買いに行く(笑)
 8、家事をこなす
 9、腰湯
10、腹式深呼吸  できれば丹田呼吸法

 この10項目をクリアすれば、冗談を言う余裕のないくらい強力なブランド陣痛が訪れるものと体験的に実感した。
 ところで、6の『うふふ』とは、文字通りのうふふのことをいう。
 切迫流産などの異常がなければ、うふふは最高の陣痛促進剤、あるいは子宮を柔らかくする自然のお薬。よく、高齢出産になると予定日の1週間前くらいから子宮の筋肉を柔らかくする注射を打ちに毎日病院に行く人もいるけれど、腰湯とうふふで産道はかなり柔らかくなるみたい。イワバーは、予定日の1か月前くらいから、できれば、一日2~3回腰湯をするといいお産につながると言っていた。まぁ、真夏のうだるような暑い日に腰湯はちと厳しいけれど、夕方涼しくなったらシャワーでなくできるだけ腰湯してほしい。
 うふふは、アソコの血流を非常によくする働きがある。また、気持ちよければ気持ちいいほどギューっと収縮して陣痛を促す。
 たかが妊娠中の予定日直前のうふふ。されど、妊娠中の予定日直前のうふふ。
 ただし、くれぐれもうふふがにんぷに幸せをもたらすものでなくっちゃね。くれぐれも夫の一方通行
にならないように。夫も、つっかえるお腹と赤ちゃん大丈夫?という不安を乗り越えるほどの妻を喜ばせる技術に磨きをかけるべし。ママがいい気持ちだとしっかりそのホルモンは体内をかけめぐり、お腹の赤ちゃんもいい気持ちになる。そんじょそこらの胎教よりはるかにいいんじゃない?
 

 ところで、東北の方では、にんぷの予定日前のうふふを『お迎えぼぼ』と言うんだそうな。


 『産道は、うふふの力で 超ビヨーン!』でした。



次は、『にんぷのむくみにスイカ糖!』  です。
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