スペインの男性は、マザコンである。
日本の男性を基準にするなら、スーパーウルトラマザコンだ。
スペインに嫁いだ日本人妻を取材するテレビをたまたま見ていて、ついつい最後まで見入ってしまった。
夫は、37歳の麻酔科医で3歳の息子と1歳の娘の母である、日本人妻は、最後にこうつぶやいた。『私にも息子が一人いる。私も彼のママに負けないくらいマザコン息子にします。』と。ゲッ。
取材の日に、ママが遊びにやってくるという電話が息子に入った。
息子はとってもうれしそう。
しかし、待てど暮らせどママは来ない。
しびれを切らした息子は、落ち着かなくなり、ソワソワ。ついに、マンションのベランダに出て、ママの姿を探す。
電話があって、わずか15分。
つづく
そして、なんと、なんと「あ、ママだ。」とママの姿を200m先くらいの距離で見つけて叫んだ。そして、もちろん、玄関までお出迎え。そして、そして、キスの嵐とムギュー!!!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!!!
37歳の麻酔科医が・・・・。まるで、小学校低学年の男の子だ。
日本人妻は、始終、呆れ顔。
そりゃそうだ。私だって嫌になると思う。
でも、スペインでは、当たり前の風景らしい。
国際結婚も大変だ。
これが、日本人男性だったら、即刻離縁状ものだと思うけれど、国際結婚という覚悟が、呆れ顔くらいですむのかもしれない。
何事も、最初に腹をくくっていると、期待もしないし、もし、衝撃的なことに出くわしても、「仕方ないよね。育ってきた文化が違うから。」とあきらめられるのだと思う。
これが、日本人男性だと、「ありえない。」ってなるのに、不思議だね。
それにしても、スペインの男の子は、思春期ってあるのだろうか?
「うぜぇ。くそばぁばぁ~~~~。」を通り抜けて、37歳のチュッ!なのか、はたまた、幼少のみぎりから、ずっと、チュッ!なのか。
携帯の待ち受け画面も、ママとのツーショットって男性が多くて、それもびっくり。
一体、どういう子育てをしているんだろう?スペインというお国は。
ママの夫は、この風景をどのようにみているのだろうか?
それも疑問だ。
つづく
それにしても、世界を旅するっていいかも。
世の中、いろんな人がいる。
お国によって、全然違うのだから、世界各国を旅すれば、今まで当然だと思っていたようなことが、そうでもないんだということを体験し、こだわっている自分がばかばかしくなり、少々のことは許せるようになる。
少々のことが許せるようになると、人は優しくなれる。
今日も、たまたまテレビをつけていたら、スリランカ出身の二○○○さんが、スリランカのいいところをいろいろとPRしていた。
いいなぁ、スリランカってってマジ思った。
何がいいかって、それは・・・・・・。
スリランカでは、例えば、すれ違った時、肩がぶつかり合ったら、特に言葉は交わさないけれど、微笑み返しをするのだそう。すみませんとかありがとうという言葉の代わりに、何でもかんでも微笑み返しをするという。
ありがとうという言葉もいいんじゃないかと思うけれど、〝無言で微笑み返し”の方がもっともっと人を幸せにするよ。きっと。
よ~~~~~し。私も明日から微笑み返しをしよう!
つづく
小さい頃から、いつでも誰でも微笑み返し溢れる世界の住人だったら、なんだかみんなに愛されているような感覚の中で育つのではないだろうか。1~2歳児が、一生懸命遊びに夢中になっていても、ふと、ママが恋しくなって振り返ったら、ママがニコッと微笑んでくれる。そうすると、安心して、また、遊びに夢中になれる。
もし、行きかう人々すべてが、ニコッと微笑むママだったら、ど~~~~~よ。
すっげー、安心感に包まれて大人になるだろうし、大人は大人で心に北風が吹くような孤独に陥ることは少ないんじゃないかなぁ~~~~~~~~~。いいね。いいね。
一度、スリランカに行ってみたい。
道先案内役の二○○○さんが、スリランカに行って、日本人はもっと大きな世界を知るべきだと力説していた。大きな世界と先進国とは違うよね。すれ違って足を踏まれても、ニコッと微笑み返しされるような国民性って、大きな世界の住人にしかできない。大いなる神のような国だ。
心がすり減ったら、スリランカへ行こう!
きっと、スリランカという国では、いじめは少ないかも・・・・。
やっぱり、世界を旅してみたい。
終わり
日本の男性を基準にするなら、スーパーウルトラマザコンだ。
スペインに嫁いだ日本人妻を取材するテレビをたまたま見ていて、ついつい最後まで見入ってしまった。
夫は、37歳の麻酔科医で3歳の息子と1歳の娘の母である、日本人妻は、最後にこうつぶやいた。『私にも息子が一人いる。私も彼のママに負けないくらいマザコン息子にします。』と。ゲッ。
取材の日に、ママが遊びにやってくるという電話が息子に入った。
息子はとってもうれしそう。
しかし、待てど暮らせどママは来ない。
しびれを切らした息子は、落ち着かなくなり、ソワソワ。ついに、マンションのベランダに出て、ママの姿を探す。
電話があって、わずか15分。
つづく
そして、なんと、なんと「あ、ママだ。」とママの姿を200m先くらいの距離で見つけて叫んだ。そして、もちろん、玄関までお出迎え。そして、そして、キスの嵐とムギュー!!!チュッ!チュッ!チュッ!チュッ!!!
37歳の麻酔科医が・・・・。まるで、小学校低学年の男の子だ。
日本人妻は、始終、呆れ顔。
そりゃそうだ。私だって嫌になると思う。
でも、スペインでは、当たり前の風景らしい。
国際結婚も大変だ。
これが、日本人男性だったら、即刻離縁状ものだと思うけれど、国際結婚という覚悟が、呆れ顔くらいですむのかもしれない。
何事も、最初に腹をくくっていると、期待もしないし、もし、衝撃的なことに出くわしても、「仕方ないよね。育ってきた文化が違うから。」とあきらめられるのだと思う。
これが、日本人男性だと、「ありえない。」ってなるのに、不思議だね。
それにしても、スペインの男の子は、思春期ってあるのだろうか?
「うぜぇ。くそばぁばぁ~~~~。」を通り抜けて、37歳のチュッ!なのか、はたまた、幼少のみぎりから、ずっと、チュッ!なのか。
携帯の待ち受け画面も、ママとのツーショットって男性が多くて、それもびっくり。
一体、どういう子育てをしているんだろう?スペインというお国は。
ママの夫は、この風景をどのようにみているのだろうか?
それも疑問だ。
つづく
それにしても、世界を旅するっていいかも。
世の中、いろんな人がいる。
お国によって、全然違うのだから、世界各国を旅すれば、今まで当然だと思っていたようなことが、そうでもないんだということを体験し、こだわっている自分がばかばかしくなり、少々のことは許せるようになる。
少々のことが許せるようになると、人は優しくなれる。
今日も、たまたまテレビをつけていたら、スリランカ出身の二○○○さんが、スリランカのいいところをいろいろとPRしていた。
いいなぁ、スリランカってってマジ思った。
何がいいかって、それは・・・・・・。
スリランカでは、例えば、すれ違った時、肩がぶつかり合ったら、特に言葉は交わさないけれど、微笑み返しをするのだそう。すみませんとかありがとうという言葉の代わりに、何でもかんでも微笑み返しをするという。
ありがとうという言葉もいいんじゃないかと思うけれど、〝無言で微笑み返し”の方がもっともっと人を幸せにするよ。きっと。
よ~~~~~し。私も明日から微笑み返しをしよう!
つづく
小さい頃から、いつでも誰でも微笑み返し溢れる世界の住人だったら、なんだかみんなに愛されているような感覚の中で育つのではないだろうか。1~2歳児が、一生懸命遊びに夢中になっていても、ふと、ママが恋しくなって振り返ったら、ママがニコッと微笑んでくれる。そうすると、安心して、また、遊びに夢中になれる。
もし、行きかう人々すべてが、ニコッと微笑むママだったら、ど~~~~~よ。
すっげー、安心感に包まれて大人になるだろうし、大人は大人で心に北風が吹くような孤独に陥ることは少ないんじゃないかなぁ~~~~~~~~~。いいね。いいね。
一度、スリランカに行ってみたい。
道先案内役の二○○○さんが、スリランカに行って、日本人はもっと大きな世界を知るべきだと力説していた。大きな世界と先進国とは違うよね。すれ違って足を踏まれても、ニコッと微笑み返しされるような国民性って、大きな世界の住人にしかできない。大いなる神のような国だ。
心がすり減ったら、スリランカへ行こう!
きっと、スリランカという国では、いじめは少ないかも・・・・。
やっぱり、世界を旅してみたい。
終わり