総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

世界のデータ

2021年11月27日 | エッセー
 スエーデンのカロリンスカ大学の公衆衛生の医師の本を読んだ。
 世界(地球)は大丈夫?超高齢少子化の進む今や昔のイギリスみたいな後退イメージの日本の未来はどうなるの?
というような、落ちていくなれの果てをつい想像してしまうような漠然とした不安を抱えて、生きている。
 今、地球の人口はどんどん増えている。特にイスラム教徒がどんどん増えていて、地球の人口の半分以上を占めているという。
 一方、先進国と言われた国々は、少子化と高齢化により、元気のない国になりつつある。
 危惧しかない。

 しかし、この本によると、案ずることはない・・・らしい。

 国は発展していくと、自然と少子化高齢化の道をたどる。
 貧乏人の子だくさん。
 貧しいと子どもをたくさん産んで労働の担い手になってもらうのが自然。あと10年20年したら、東南アジア諸国も日本なみに発展し、自然と少子化になっていく。ちゃんと学校に行かせたいから。そして、次はアフリカだ。

 だから、人口は100億を超えるなんてことにはならない。
 明治・大正・昭和を横軸に経済成長と子どもの数を縦軸にしたとき、反比例なグラフとなる。
 世界中、どの国もいつかはかっての日本と同じような発展をしていく。

 そして、地球の人口は最終的に減っていく・・・・らしい。

 発展の頂点に立った時の、子どもの数は平均二人だそう。ちゃんと教育を受けさせたいという余裕が出てきたら、二人なのだそう。
 子どもが労働から解放されるには、経済的発展が必須ということだ。

 自分の老後への不安から、日本という国の安泰を願ってしまって、今、まさに発展しつつある国の子どもたちの未来のことなんて深く考えもしない。でも、この本を読んで、最後は地球の子どもたちすべてが、教育の恩恵を授かれるよう、今まで後進国とか発展途上国と言われている国々の姿をあたたかく見守れたらいいのかなという視点に立ててよかった。
 私は4人欲しかったから、4人頑張って産んだけれど、今、思うもんね。皆奨学金返済に苦労しているから。二人だったら、もっと、のびのびと大学生活を満喫させてあげれたかなぁって。
 別な本に、今、イギリスの中学生の6人に一人が精神科疾患にかかっているというようなデータがあった。
 最近の新米ママさんたちに、精神科既往のある方や不安傾向の強い方が増えてきたと感じていたので、日本だけではないんだ、イギリスはもっと大変なんだと驚いた。
 国の経済が世界の頂点から衰退の方向に向かう時、教育はクリアしても心がなんだかおかしなことになっていく。
 SDG,sもいいけれど、もっと、子どもの心の豊かさに視点を置いた何かを探してお手本になれるよう模索していくことが旧先進諸国の務めのような気がしてきた。

 少子化なのに、子どもの心が不安定になってきているという状況は、地球温暖化と同じくらい重要な人類の課題かもしれない。
 キーワードは、女性かも。
 女性が仕事にやりがいをもつことと子どもの心の安定を育む育児は、今のこの現状では、両立できないと思う。家事を全部引き受けてくれるようなお手伝いさんなしには。
 未来の子どものことを考えたら、子どもが幸せになれるようなママの働き方改革が必須だと思う。
 子どもが病気のときは胸を張ってすぐ休める。
 朝はゆったりとした気持ちでいってらっしゃい。子どもが学校から帰ってきたら、お帰りなさいとおやつとおしゃべりタイム。
 毎日でなくてもいい。せめて、週1回くらいそんないってらっしゃい・お帰りなさい休暇があったらいいな。
 先日、ほんとうに仕事のできる人とは、その人がいなくても大丈夫なように、日頃から意識して誰が見ても理解できるようなシンプルでわかりやすいマニュアルを作っていたり、誰かに伝授している人だと教えてもらった感動を書いた。
 働くママが休みやすい職場にするためには、それってものすごく重要な事項なんじゃないだろうか。
 この人じゃなきゃダメっていう仕事人を目指す今の風潮の打破こそ、思春期に精神科にかかる人を減らす珠玉の策かもしれない。
 だって、クリエイティブでない大半のお仕事で、できる人って言ったら、てきぱき仕事をこなす人とか人をまとめていってリーダーとして司令塔になり、決断できる人というような切れ味のよい人というイメージで、とてもとてもその人の代わりになんかなれない。
 そうなるために、その人はものすごい努力をしていると思う。そして、してきたと思う。
 小さい頃から、競争に勝ってきた?
 できる人を称賛する社会では、働く女性は頑張らないといけない。頑張った結果、子どもが熱が出ても思うように休めない。子どもには、どうしてもママが必要だ。特に、弱った子どもには・・・。
 子どもが弱った時に、ちゃんと弱音をはけるためには、弱音をはけるような雰囲気を醸し出しているママが必要なのだ。なのに、ママは仕事が気になって仕方ない。それでは、子どもの心は弱音をはけない。職場の同僚に安心して仕事を任せられるような、つまり、自分がいなくても仕事がちゃんと回っていくような職場があってこそ、女性は安心して仕事と育児を両立できる。
 クリエイティブな職業の人は別かな?そんな人には、国が所得に応じてお手伝いさん補助金を出すってこともありかも。
 理解力が弱い人でも理解できるような体制づくりと併せてパソコンがやってくれる仕事は最大限の予算をはたいてパソコンにやってもらうという両輪を回して、子どもがママに弱音を吐きやすいママづくりに国は総力を注いでもいいかもしれない。
 そうなると、学校も単に頭がいい子にする学習ではなく、人に教える能力が長ける子を育成していくという風に舵を切っていってほしい。
 言っておくけれど、学びたい気持ちはあっても理解力の弱い人に理解できるように伝えるという能力ほど難易度の高い能力はない。
 学校の先生は、先生がいなくても授業が進んでいくような体制を作るために、まず、最も理解力の弱い子に理解してもらえるような力量を身につけないといけないと思う。教える力と人間性が試される。
 だって、何回教えても学習の仕方がよくわからない、予習も復習もしないような、つまり、毎回、初めて教えるような状況の生徒に、彼の自尊心を損なわないようなあたたかいまなざしで優しく教えるなんて至難の業だから。
 先生の心をくじかないために、まず、学校は仕組みを作らないといけない。勉強したいという気持ちの灯に火が付いた子から、お勉強がスタートする仕組みを。そうでない子は、ほんとうは、学びたいという気持ちになるまで待つべきだけど、そうはできないから、従来通りのやり方教室も必要かなと思う。
 





 








 






 






 



  










 

















 
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偽善エコカー? 

2021年11月23日 | エッセー
 そこまで言って委員会で、電気自動車と水素エンジンどっち?論で、竹田さんは一人だけどっちでもない派、現状派であった。
 私も次に買う車はどっちかかなぁと思っている。リーズナブルな価格になるまで待とうエコカー買い  って感じだった。
 しかし、竹田さんの論破を聞いて、ガソリン車もありだと知った。
 竹田さんいわく、電気の元は火力発電などによって作られるから、この時点で二酸化炭素を発生する。水素エンジンの場合は、なんて言ったかな?水素スタンドを一つ作るのに1億5千万かかるので、普及ベースに乗りにくいということとやっぱり二酸化炭素をどこかで排出するようなことを言っていた。結局、どの車もどこかで二酸化炭素を排出するので、いっしょだと。
 他の委員もそれはわかっているけれど、世界の潮流がそうなってしまったから、その波に乗らないと経済がダメになるから、仕方ないって感じだった。
 その世界の潮流に加担したグレタさんに、竹田さん怒っていた。

 竹田さん、最後に、世界の自動車が電気自動車になっていったら、おそらく、石油の価格が暴落するはず。その時に、ガソリン車の良さが再確認されるよって。
 あ、こんなことも言っていた。
 へぇ~って、納得。
 石油は、ガソリンと軽油と灯油で石油だ。実は軽油はディーゼル車に、灯油は飛行機に使われている。もし、ガソリン車だけがなくなると、ガソリンだけが使われなくて余ってしまうことになる。それこそ、もったいない。
 知らなかった。飛行機は灯油が燃料なの?

 それにしても、では、なぜ、世界の潮流は電気自動車なのかという疑問が残る。
 太陽光を利用した電気自動車ならいいような気もするけれど、太陽光パネルを作るときに、やっぱり、二酸化炭素が発生しちゃうのだろうか。

 こうなると、慎ましい生活しか道はないのかもしれない。
 一度、便利というものを知ってしまうと、不便に戻ることはとても難しい。
 いっそのこと、二酸化炭素排出量に見合ったポイントがたまるようなシステムがあると節電を楽しんでできるんじゃないだろうか。
 計算式が複雑そうだから、現実的ではないかなぁ。
 



























 
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仕事のできる人とは

2021年11月20日 | エッセー
 昨日、最後の労働組合の女性部の定期大会に参加した。
 職場の現状体験を話してくれたある女性の言葉が刺さった。
 彼女も自分が刺さった言葉を披露してくれたのだが、おそらくその場にいたほとんどの人が刺さったと思う。
 仕事ができる人とは、その人がいなくても大丈夫なように備えている人である。

 なるほど、その人がいないとダメなのではなく、その人がいなくてもちゃんと仕事が回っていくよう、日頃からマニュアルと整備したり、仕事を簡素化したり、無駄を省いたり、同僚にやり方を教えていたりしている人ってことか。
 最近の市役所のお仕事は、クリエイティブ系な職場ではない。住民さんへの窓口対応と国から事業の下請けみたいな仕事に+補助金関係の事務など。上司は議会対応に追われている。
 人口は減っているのに、仕事は複雑化し、しかも、増えてきてる。

 その人がいなくても仕事が回るようにするって、一般的に仕事ができちゃう人にとっては難易度が高いかもしれない。
 だって、記憶力がいいので、一度やったら覚えていてできちゃうんだから。どちらかというと、どうしてできないの?ってできない人を見て内心思っているはず。
 私なんか、記憶力も悪いし、理解力もギコギコしているから、私みたいな人間が、マニュアルを作るのが最適かもしれない。
 言ってた。言ってた。私が理解できるように作成すると、誰でも理解できる作品に仕上がる。誰が見てもわかるって大事だと思うんだけどなぁ~って。 
 実は、今、退職に向けて、おそらく私の後にやってくるであろう新人さんのための引継ぎ書を作成している。誰が見てもわかるように・・・を意識して、作成しないといけないなぁと、最後に、仕事ができる人という有終の美を飾ってみたいというやる気がも子っと顔を出した。





















 
 

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最後は、腸内細菌が勝つ?ような気がしてきた。

2021年11月13日 | エッセー
 母乳 やっぱり、何か違うんだろうなぁ。
 先日、栄養士さん向けのリモート研修の資料をパラパラとめくっていたら、赤ちゃんの貧血と母乳やミルクについて表が掲載されていた。
 母乳とミルクとフォローアップミルクの成分比較表で、それを見ると、母乳の鉄分はミルクの100分の一くらい少ない。え~~~、そんなに少ないの?母乳の人は、ママがしっかり鉄分を摂らないとますます少なくなるって話?え~~~っと、鉄って何に多く含まれているんだったっけ?レバー?ほうれん草?鉄のフライパンで料理する?じゃぁ、離乳食も鉄分意識しないと駄目じゃない。わが子のとき、そんなこと全然意識しなかった・・・。
 と驚いた。
 しかし、その次の資料で、ほんとうの驚きを体験した。
 実際の赤ちゃんの血液のヘモグロビン値を調べると、母乳の6か月児は、ミルクの6か月児よりほんの少い程度。
 母乳には、腸で吸収されるときに魔法がかかっている。
 母乳そのものの成分に鉄を吸収させやすくなる何らかの成分が含まれているのか、母乳により腸内細菌叢が鉄の吸収をアップさせているのか、ある種の腸内細菌が母乳を餌にして鉄を産生するのか。
 だから、母乳の赤ちゃんのヘモグロビン値に近づけるために、ミルクにはかなり多めの鉄分を添加しているのかもしれない。

 100倍も違うなんて、びっくり。

 ミルクの赤ちゃんこそ、腸内細菌を意識して、便秘にならないようにしたり、離乳食には、日本人が食べてきた発酵食品を、つまり、みそ汁とか梅干し、納豆など(塩分には気を付けて)、あと、腸内細菌が喜ぶ餌(食物繊維~ごぼうや緑黄色野菜、さつまいも、オリゴ糖など)を食べさせてあげることは重要なことかもしれない。その後の人生を考えると・・・。

 それにしても鉄分だけそんなに吸収率がちがうのだろうか。
 栄養士さんが、食事のバランスウンヌンって指導する。
 その前に、腸内細菌叢の検査をしてからじゃない?
 少なくとも、バナナウンチかそうでないかで、必要量もかなり差が出て来るような気がする。便秘な人ほど、ビタミンミネラルたっぷりの野菜を摂らないと、カラダに必要量が届かないような気がしてきた。

 人間ドックに、ぜひ、腸内細菌バランスなる検査項目を入れていただきたい。

 

 
 


 
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吃音と縄跳び

2021年11月08日 | エッセー
 黒田伊保子さんのトリセツシリーズを読んでいる。
 ヒトは男脳から女脳のグラディエーションのどこかにいる。男脳と女脳の混ざり合い具合でその人の個性が浮き出てくるらしい。そこに、いいとか悪いとかはない。だから、相手に変わることを強要するではなく、うまく折り合いをつけていくことの、その折り合いのつけ方について適切なアドバイスをしてくださる本シリーズである。
 黒田さん自身が、小さい頃、空気を読むということが難しくて、苦労されたようで、だから、こんな素敵な本を
 先日は、不機嫌のトリセツという本を読んだ。
 そしたら、吃音と縄跳びについてのことが書かれてあって、へぇ~~~ってなった。
 
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ネットが私のだけ繋がらない!

2021年11月07日 | エッセー
 先週の土曜日、突然、ネットが使えなくなった。
 無線ランで、夫のパソコンは繋がっている。
 どうして?
 ここ1か月、夫が、2回ほど、ネットが繋がらないとぼやいていた。でも、その後、ぼやきが増さなかったので、自然に繋がったようであった。
 で、私も、自然回復の可能性にかけた。1週間待った。でも、回復しない。
 こりゃやばい。
 スマホで一個だけ繋がらないで検索してみたけれど、挫折した。
 1020ー〇〇  に電話したら、今までは、最終的にオペレーターのお姉さんの声を聞けたのに、URLにウンヌン…で終了した。
 60歳の私にとって、ネットの世界は不条理だ。
 苦手意識がどんどん上乗せされて、依存度が強くなっていくだけ。でも、おそらく、どんどん進化していくネット社会と20年は付き合っていかなくてはならない。そう思うと、ぞっとする。
 仕方がない。
 スマホを買った近くのソフトバンクに電話してみた。あそこなら、生の声で対応してくれるはず。少し、迷惑かもしれないけれどと思いながら。
 若いお姉さんが電話に出てくれた。
 いかんせん。ネットが繋がっていないので、お姉さんがおっしゃる画面が出てこない。
 仕方がありませんね。Windowsのバージョンアップをしないとこのような不具合が起こることがあるみたいです。有線で繋ぐしかないですね。Wi-Fiのセットが送られてきたときの箱に入っていると思いますので、それで繋いでみてください。

 あっちゃー、つい、この前、捨てた。
 
 で、近くのヤマダ電機に走った。
 繋がった。

 とりあえず、一安心。

 でも、5メートルの長い線、いつかはおさらばしたい。
 それで、また、次男にSOSを送った。チームビュアーで何とかしてほしいと。
 有線で繋いで5日後、次男が遠隔操作で対応してくれるというので、パソコンのスイッチを入れた。次男の最初のアドバイスは、一度、線を抜いてみたら・・・。
 え~~。線を抜いたら、また、ネットが繋がらなくなると思うけど・・・とぼやきながら、線を抜いた。
 えっ?
 繋がっているじゃん。

 ほんのちょっとした接続の問題だったのだろうか・・・。
 
 



























 






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そこに愛はあるんか?瞬間良心探知機購入しました。

2021年11月06日 | エッセー
と、CMの中の大地真央さんは、毎回、今野に問いかけている。
 ところで、菜花俊さんの究極の人生観が、『そこに愛はあるんか?』だそう。
 菜花俊さんとは、不登校の親たちに向けた本『不登校から抜け出すたった一つの方法』の著者である。
 個人的に、『愛』という言葉には抵抗がある。
 照れくさいとかそういうことではなく、『愛』がよくわからないから。安易に『愛』なんて言葉を発することができない。『愛』と『神』は同等レベルに思えて、自分可愛さで生きてしまう自分にトホホな私には、めっそうもない言葉である。
 菜花さんは、子どもが不登校になったら、だからこそ、親がシアワセのお手本になりましょうと提唱していらっしゃる。
 この『幸せ』ってやつが、また、よくわからないんだけれど、とりあえず、自分が今したいなって思ったことを即やっちゃおう!ってところからスタートすると、見えてくる世界があるという。
 『愛』がよくわからないし、恐れ多いと思う人も多いと思う。

 そこで、お勧めなのが、
『愛』を『良心』にしてみる。

 手が届きそうな気がしない?
 相手がどんな人であれ、その一瞬、人としての良心にスポットをあてて、その良心に添って、声かけしたり行動するように、一瞬一瞬を大切にして生きる。
 人としての良心こそ、私たちの心の中に鎮座する小さな神さまなのではないだろうか。
 積年の恨みのある人には、良心が埋没してしまって、発掘作業がめちゃくちゃ大変。『目には目を歯には歯を』な自分の感情なるものを『目には良心を歯には良心を』に変換するなんて富士山に登るくらいしんどい。
 だから、とりあえず、積年の恨みのある人は置いといて、まずは、手始めに、良心が発動しやすいわが子から、良心感知⇒発動訓練を瞬間芸として、つまり、条件反射レベルまで持っていくという目標設定しようと思っている。
 瞬間良心探知機の精度があがってきたら、積年の恨みのある人というレベル4にチャレンジだ。
 何ごとも日々の練習の積み重ね以外に到達できる道はない。
 良心とは、きっと心のダイヤモンドだと思う。
 10万円で買えるダイヤモンドもあれば、数億円もするダイヤモンドもある。
 きっと、積年の恨みのある人への瞬間良心探知機で良心を探知でき、行動にまで移せた暁には、数千万円レベルのダイヤを見つけて研磨したのに匹敵するくらいの価値があるのかもしれない。数億円レベルはもはや、神か。

 さぁ、残りの人生、瞬間良心探知機を積んで船出と行こうか。

 ふと、これまでの人生、結構、災難が降ってくる人生だと我ながら、ワハハって感じだった(つまり、もう、笑うしかないって感じ)。
 災難が降れば降るほど、良心が埋没していって、ひょっとしたらひょっとして、10万円価値のダイヤモンドが、なんだか、災難作用で数百万円になり、もっと、災難アップで数千万の価値のあるダイヤモンドに変異していったんじゃないだろうか。災難のたびにどんどん埋没していくんだけれど、なぜだか、希少価値になっていく。だからこそ、発見の難易度も増すけれど、もし、発見できたら、すんごいことになる・・・みたいな。

 なんのために生きるの?
 と、思春期に人生を問う。

 というか、何のために生きるのと自分に問い、でも、その答えが見つからずに悶々とした日々と闘っている時が、思春期かもしれない。

 私は、29歳の時に、この罠にはまった。
 で、しんどくて、とりあえず、結婚と子育てという当面の目標設定で自分を忙しくさせることで、人生を棚に置いて生きてきた。
 そしたら、四男が、ちゃんと人生という宿題に取り組みなさいというメッセージを発信した(いえいえ、カラダを張って問いかけてくれた)。

 そして、菜花俊さんの、そこに愛はあるんか
 で、腑に落ちた。
 私の長い思春期が終わった。
 なんと、なんと、還暦=思春期脱出  とは、笑っちゃう。

 なんだか、今、めちゃくちゃ、さわやか。

 相手がどんな人であれ、人間としての良心を見失わずに生きんとせん。

 
 

 



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