総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

オンとオフの切り替え できてる?

2012年03月10日 | エッセー
 知らなかった。
 子宮には、副交感神経がないんだって。
 
 自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類がある。
 大事なのは、どちらかが優位に立つのではなく、この二つのバランス。男と女みたく・・・。
 昼間、起きているとき、敵から逃げるとき、怒っているとき、100m走の前で胸がバクバク緊張しているとき、ストレスがたまっているときなどに優位になるのが、交感神経。で、その反対で、寝ているとき、ご飯を食べておしゃべりしているとき、胃腸が働いているとき、ゆったりリラックスしているときなどに優位になるのが、副交感神経。
 なのに、なのに、子宮には、バランスをとるための副交感神経がないなんて、この年になるまで知らなかった。
 ということは、子宮には交感神経しかないということになる。

 な~ぜ?

 思い起こせば、私のお産体験ではじめて知った、ウンチ事件。
 かなり強烈な陣痛が来て生まれそうなとき、やたらウンチが出て非常に恥ずかしい思いをしたことがあった、あの事件。
 別に事件ではなく、お産がスムースにいくための自然の摂理なんだけど。
 生理が始まる直前も便通がよくなる人って結構いると思う。それも似たようなカラダの生理。
 
 つまり、胃腸反射とお産のとき子宮が収縮するのは、同じ反応なのです。

 にんぷさんが、ご飯を食べるたびに、胃腸反射だけでなく、子宮収縮をおこしちゃうから、流産しやすくなり大変なことになる。だから、子宮には、副交感神経がないのだそう。

 だから、ふつうだったら、緊張と弛緩のどちらもあっていいもので、双方がバランスを取って丁度いいところが、交感神経しかないと緊張とか不安とか怒りという信号しか子宮を通して赤ちゃんに行かないということになり、結果、赤ちゃんがお母さんのストレスをまともに受けやすくなってしまうということになるんだそう。

 宗像恒次氏の『がん、うつ病から家族を救う愛の療法』によると、心の病にしても高血圧や糖尿病などの生活習慣病もその人の持っている遺伝子のスイッチが、なんらかのきっかけでオンになったとき発病するということがわかってきたという。そして、その素質ともいうべきものは、胎児のときの子宮の環境が、つまり母親の自律神経が交感神経優位だと、赤ちゃんも交感神経優位なカラダで成長していきやすく、その結果、交感神経優位な病気であるうつ病や高血圧、糖尿病、がんなどの遺伝子のスイッチがオンになりやすくなるのだそう。
 
 私なんか、今さら遅いけど、妊娠中めっちゃ忙しかった。一人目も忙しかったけれど、二人目、三人目は、それに輪をかけて忙しいにんぷ生活だった。トホホ・・・・。
 基本的に何もしないわがままぼうや夫と知らずに結婚したため、実質、母子家庭と同じくらい一人で何もかもしなければならなかった。プラス夫という大きな子どもがくっついている。仕事も同僚が3人一度に育児休暇をとったため、絶対休めない状況で息つく暇もなく超ハードだった。仕事も家事も常に段取りを考えてより効率的に・・・を優先させる生活。仕事の帰りの車の中の30分は、家に帰ってからの家事の段取りをイメージトレーニングしながら、朝、職場に向かうときは、仕事の段取りや代替の人にやってもらう段取りをイメージトレーニングしながら運転し、ぼ~っとしたくてもする暇のない日々だった。
 にんぷも、子育ても、ママのゆったりが何よりも大事なことだと痛感していたにもかかわらず、4人目のにんぷ生活は、仕事を家に持ち帰り、夜中までやらないと終わらないという時もあり、それはそれは理想とはかけ離れた悲惨な状況だった。おまけに職場の人間関係も最悪だった。
 はぁ~。

 うちの子たち、胎児時代は、かなり交感神経優位だった。

 でも、仕方ないよね。
 女性が働き続けるっていいのか悪いのか。
 元々働くのが好きという女性だったらいいのかもしれない。でも、私は、結婚したら仕事をやめれるって思って喜んでいたのに、なぜか、やめたくてもやめられない身になってしまったくちなので、子どもが低学年くらいまでは、ゆったり生活したかったなぁ~。
 今、にんぷのあなた。仕事がハードというにんぷさんへ。

 どうやったら、不安や怒りやストレスや残業(たとえ充実していても)を減らせるか、マジ、検討すべし。
 

 女性が、働き続けるって大変。
 仕事も男性に負けまい、あるいは、きちんとするぞと気が張って、家に帰っても家事育児全般をこなすだけで精一杯でずっと気が張りっぱなし・・・・。
 この気が張りっぱなしということが問題。
 働くママのほとんどが、起きている間は、ずっと気が張りっぱなしで、ほっとするのは布団の中に入った時だけ・・・なんじゃないかな?つまり、起きている間は、ずっと交感神経優位が続くから、副交感神経とのバランスが悪いったらありゃしない。
 ほんとは、夕ご飯を食べたら、しばらくはぼ~っとしてゆったり副交感神経優位というリラ~ックスタイムをカラダは欲しているのに、やることいっぱいあって、おまけに子どもを寝かせつけるのにも時間かかって・・・ずっと交感神経優位と思っていたら、もう、朝だ。
 オンとオフの切り替えのできないまま特急列車のように日々過ごしてしまう。
 ただ、にんぷになったら、副交感神経がない子宮のなかの赤ちゃんのために、努力して、オンとオフの切り替えを時々上手にしていくことが、心もカラダも丈夫な子を育む礎となるみたい。
 私は、すでに遅かりし・・・・。でも、今、にんぷのあなたには、努力でオンとオフができるはず。
 オンとオフの切り替えができずに20年ずっと突っ走ってきた私は、実際、去年、大病をした。
 病気になって、初めて、オンとオフの切り替えの大切さをかみ締めている。
 私は、もともと働く気もなかったのに、私の選んだ結婚は、私に働くことを強いた。
 そして、その仕事や仕事の人間関係は、私に、オンとオフの切り替えをなお一層させない方向に導いていった。

 だいたい心やカラダの病気になる人って、オンとオフの切り替えが苦手な人かも。(もちろん、私も含めて・・)
 究極のオフは、自分のためだけの時間をもつこと。しかも、ルンルン付で。
 「明日は、○○の日だ。」と想像しただけで、わくわくルンルンウキウキ。寝る前なんか特に・・。そんな何かがある人は、オンとオフの切り替え上手な人。
 思い起こせば、この20年、仕事と家事と育児で必死で、幸せなのは、寝る前のひと時という、実に貧相はオフ生活を送っていた私。大病するのも当然だ。カラダが悲鳴を上げた。オフ・オフ・オフ・オフオフーーーーーーーーーーーーーーーーーーと。


 つづく
 
 ということで、私のにんぷ生活は、とてもよそ様に自慢できるような、否、わが子に自慢できるようなゆったり生活ではなかった。クーーーーーーーーーーーーーーー、残念、無念。
 今の時代、女性は結婚して子どもができても働き続ける時代になりつつある。
 専業主婦が激減している。
 そうしないと、働けない環境があるから、働き続けるしかない。
 子どもに手がかからなくなったとき、また、それなりにやりがいのある仕事に就けたらいいけれど、それが保障されていないから、やめるということができにくいという人もいれば、夫婦二人で働いて何とか生活できる状態なので働き続けるしかないという人もいる。今の時代、通信費にお金かかるもんね。
 ただ、にんぷになったら、なるべくストレス負荷のない環境整備をするってことは、超たいせつなことで、何よりも優先させてほしいなと今、自分が大病をして教訓としてそう思う。いったい何のために子どもを生むのか。
 にんぷは、一にも二にも“ゆったり道”を歩むべし。
 
 
 
 つぎこそ 『むぎゅー力空間』  です。
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1 コメント

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まりこ (mariko789w@yahoo.co.jp)
2012-03-10 05:19:58
はじめまして!ハロッo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oハロー 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ○ O o⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yo O ○アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ○ O o⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Yo O ○
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