うつ病になるような子は、小さい頃から親子役割逆転するしか生きる道のなかった子だと、加藤諦三氏はいっている。つまり、親の望むようないい子になる。甘えない。わがままいわない。まじめにお勉強する。手のかからない。
昨夜、三男の進路の件で、「突然、もう時間がない。今日中に結論を出してくれ。」と言われ、はて、どうしたものかと考えあぐねたけれど、踏ん切りがつかずに、長男に電話した。つまり、長男に悩み相談をした。その電話の最後に、思わず、「これじゃぁ、親子役割逆転だね。」って言ってしまった。夫は、勉強しない奴は就職・・の一点張りなので、相談相手には適さない。基本的には、私も夫と同じ考えだけれど、自分の父親がかって自分に言ったのと同じようなセリフでは、今の選べる時代豊かな時代に育ってきた子どもたちに納得できるはずがない。勉強しなければ、熱意が(本気かどうか)なければ、金は出せない・・・ということが伝わるような、つまり、この体験が社会に出てからも肥やしになるような貴重な体験となるような・・・・やり方って?
でも、いいアイディアが浮かんでこない。
で、長男につい電話。頼っちゃうんだ。そして、これまた、彼は、若干22歳にもかかわらず、私よりも夫よりも人生の達人クン。たった、一言でピリッとスパイスの効いたアドバイスをくれた。
三男は、ずっと、○○になりたいと言っていた。ものすごくなりたい・・・というわけでもなく。今の自分だとこれくらいしかないかな?ちょっと楽しそうだし・・・・。ま、こんなもんだろう。
そりゃ。そうだろう。今まで、目的に向かって自分の力を出し切るという体験がないんだもの。
なのに、先日の三者面談で、あっさりと私が、**なら借金してでも学費を出すと、逃げ道として用意していた**の学校に行くというではないか?
ちょっと、待った~~~~~~。
どうやら、出席日数が足りないので彼の行きたかったところは無理そうだということがうっすらとわかってきたから、じゃぁ、仕方ない。どこにも行くあてのない僕に残された道は**しかない…という発想だったよう。
**とは、針灸の専門学校のこと。医療系の専門学校の学費は結構高い。勉強もハードだ。そりゃ、そうだ。人の体を相手にするんだもん。一歩、間違えば致命傷をあたえるやもしれない。ある意味、お医者さんと同じようなスタンスで命に向き合わないといけない領域だ。針灸は、腕のいいところを選ばないと怖いよってアドバイスされたこともある。
幸いにも、吉村おじいちゃん先生に出逢えた。人間国宝?って思えるくらいの針灸の達人。その吉村おじいちゃん先生が、どこでもいいから学校に行って、針灸の国家試験を取得すれば、一人前にしてくださると頼もしいことを言ってくださった。
で、三男が針灸の道に進んでくれないかなぁ~と心の中では思っていた。本人に強要することはできないし、探究心がないと腕が上がらないので、生半可な気持ちでは腕の立つ針灸師にはなれっこない。あのビルゲイツでさえ、最後は針灸治療をやっていたという。最後の頼みの綱みたいなところがある。腕があれば・・・の話だけれど。
なのに、行きたかったところが、出席日数で無理そうだから、針灸の専門学校に行くっていうのもどうかとちょっと不安もよぎった。まぁ、でも、国家試験に合格しなかったら授業料は返すということに同意もしたので、人生、流されながらも自分で決めたのだから、学校だけは卒業し、国家資格は取る(やり通吸覚悟)というスタンスでいれば、何かがついてくるような気もするし・・・・と思い直した。
なのになのに、高校の先生が、何度もしつこく、針灸でいいの?ほんとうにいいの?と聞いてきたら、やっぱり、旅行関係の仕事の方が、ちょっと楽しそうだし…という気持ちになったようで、トラベル科とかなんとか初めて聞くような2年過程の専門学校の名前をだし、学費を出してもらえるか?今日中に返事をくれ!と突然、言い出してしまった。
もともと、私が借金してでも行かせてあげたい学校という条件を提示していた。短大でもいいので国立か公立の学校、針灸の学校、もしくは、必死で勉強して入学できるような学校や国家資格を取れる学校という条件だったはず・・だ。
だから、そんなにお勉強していない彼は、あきらめて、働きながら学校にも行けるホテルマンの学校を探してきた。でも、推薦してもらうために必要なお休みの日数が障害となってしまった。で、針灸で頑張るか・・・という気になっていたのだ。
で、急に、気が変わって、トラベル科だ。その仕事を3年以上やったら、なんとかかんとか旅行業務管理者という国家資格を受験する資格があるという。確かに、国家資格をとれるような専門学校とは言った。でも、国家資格にもいろいろある。○○管理者って、結構ある。看護師とか針灸師とかとはちょっと違うような気もする。とにかく、よく聞く国家資格ではないので、よくわからない。よくわからないのにトラベル科って2年も何を勉強するのだろう。よくわからない。そんな得体のしれないものに、借金してまでも投資したいという気持ちになれない。
・・・と、よくわからない自分の気持ち状態になってしまったので、23歳にして人生の達人である長男に電話をしたってわけ。
あ~~、なんと、結論にたどり着くのに時間がかかったことだろう。
この長男の一言を皆様にお伝えしたかった。
昨夜、三男の進路の件で、「突然、もう時間がない。今日中に結論を出してくれ。」と言われ、はて、どうしたものかと考えあぐねたけれど、踏ん切りがつかずに、長男に電話した。つまり、長男に悩み相談をした。その電話の最後に、思わず、「これじゃぁ、親子役割逆転だね。」って言ってしまった。夫は、勉強しない奴は就職・・の一点張りなので、相談相手には適さない。基本的には、私も夫と同じ考えだけれど、自分の父親がかって自分に言ったのと同じようなセリフでは、今の選べる時代豊かな時代に育ってきた子どもたちに納得できるはずがない。勉強しなければ、熱意が(本気かどうか)なければ、金は出せない・・・ということが伝わるような、つまり、この体験が社会に出てからも肥やしになるような貴重な体験となるような・・・・やり方って?
でも、いいアイディアが浮かんでこない。
で、長男につい電話。頼っちゃうんだ。そして、これまた、彼は、若干22歳にもかかわらず、私よりも夫よりも人生の達人クン。たった、一言でピリッとスパイスの効いたアドバイスをくれた。
三男は、ずっと、○○になりたいと言っていた。ものすごくなりたい・・・というわけでもなく。今の自分だとこれくらいしかないかな?ちょっと楽しそうだし・・・・。ま、こんなもんだろう。
そりゃ。そうだろう。今まで、目的に向かって自分の力を出し切るという体験がないんだもの。
なのに、先日の三者面談で、あっさりと私が、**なら借金してでも学費を出すと、逃げ道として用意していた**の学校に行くというではないか?
ちょっと、待った~~~~~~。
どうやら、出席日数が足りないので彼の行きたかったところは無理そうだということがうっすらとわかってきたから、じゃぁ、仕方ない。どこにも行くあてのない僕に残された道は**しかない…という発想だったよう。
**とは、針灸の専門学校のこと。医療系の専門学校の学費は結構高い。勉強もハードだ。そりゃ、そうだ。人の体を相手にするんだもん。一歩、間違えば致命傷をあたえるやもしれない。ある意味、お医者さんと同じようなスタンスで命に向き合わないといけない領域だ。針灸は、腕のいいところを選ばないと怖いよってアドバイスされたこともある。
幸いにも、吉村おじいちゃん先生に出逢えた。人間国宝?って思えるくらいの針灸の達人。その吉村おじいちゃん先生が、どこでもいいから学校に行って、針灸の国家試験を取得すれば、一人前にしてくださると頼もしいことを言ってくださった。
で、三男が針灸の道に進んでくれないかなぁ~と心の中では思っていた。本人に強要することはできないし、探究心がないと腕が上がらないので、生半可な気持ちでは腕の立つ針灸師にはなれっこない。あのビルゲイツでさえ、最後は針灸治療をやっていたという。最後の頼みの綱みたいなところがある。腕があれば・・・の話だけれど。
なのに、行きたかったところが、出席日数で無理そうだから、針灸の専門学校に行くっていうのもどうかとちょっと不安もよぎった。まぁ、でも、国家試験に合格しなかったら授業料は返すということに同意もしたので、人生、流されながらも自分で決めたのだから、学校だけは卒業し、国家資格は取る(やり通吸覚悟)というスタンスでいれば、何かがついてくるような気もするし・・・・と思い直した。
なのになのに、高校の先生が、何度もしつこく、針灸でいいの?ほんとうにいいの?と聞いてきたら、やっぱり、旅行関係の仕事の方が、ちょっと楽しそうだし…という気持ちになったようで、トラベル科とかなんとか初めて聞くような2年過程の専門学校の名前をだし、学費を出してもらえるか?今日中に返事をくれ!と突然、言い出してしまった。
もともと、私が借金してでも行かせてあげたい学校という条件を提示していた。短大でもいいので国立か公立の学校、針灸の学校、もしくは、必死で勉強して入学できるような学校や国家資格を取れる学校という条件だったはず・・だ。
だから、そんなにお勉強していない彼は、あきらめて、働きながら学校にも行けるホテルマンの学校を探してきた。でも、推薦してもらうために必要なお休みの日数が障害となってしまった。で、針灸で頑張るか・・・という気になっていたのだ。
で、急に、気が変わって、トラベル科だ。その仕事を3年以上やったら、なんとかかんとか旅行業務管理者という国家資格を受験する資格があるという。確かに、国家資格をとれるような専門学校とは言った。でも、国家資格にもいろいろある。○○管理者って、結構ある。看護師とか針灸師とかとはちょっと違うような気もする。とにかく、よく聞く国家資格ではないので、よくわからない。よくわからないのにトラベル科って2年も何を勉強するのだろう。よくわからない。そんな得体のしれないものに、借金してまでも投資したいという気持ちになれない。
・・・と、よくわからない自分の気持ち状態になってしまったので、23歳にして人生の達人である長男に電話をしたってわけ。
あ~~、なんと、結論にたどり着くのに時間がかかったことだろう。
この長男の一言を皆様にお伝えしたかった。