総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

うつ病 お前もか

2024年03月31日 | エッセー
 最近、なんでもかんでもウイルスが関与しているなぁと感じる。
 東京慈恵医大のウイルス学講座近藤一博教授が、今年2月に発表したほやほやの情報。
 昨日のネットニュースで、うつ病になりやすいSITH-6遺伝子を持って生まれた赤ちゃんが、新生児期にママの常在微生物の一つであるHHV-6ウイルスに感染すると、SITH遺伝子を持っていない新生児でHHV-6ウイルスに感染している新生児より、約5倍うつ病になりやすいということが分かったと。

 衝撃だった。
 遺伝的傾向はありそうとは思っていたけれど・・・。

 HHV-6ウイルスは、新生児期に母親から感染し、その後、一生涯ウイルス感染が持続するという。
 HHV-6ウイルスが常在微生物というのもちょっと意外だった。
 HHV-6ウイルスの中でも、RIA配列が17以下のタイプのHHV-6ウイルスがうつ病になる率に大きく影響している。
 うつ病患者を調べると、RIA配列が17以下である確率は67.9%だったという。

 理論的には、新生児期に、抗HHV-6ウイルスワクチンを接種し感染しないようにしたら、将来、うつ病になるリスクが大きく減少するだろうと書かれてあった。

 HHV-6ウイルスに感染すると、脳細胞に何か影響を及ぼすのだろうか。常在微生物だから、どこにでもいる普段は何も悪さをしない、むしろ、何か、ヒトにいいことをもたらしてくれる微生物のはずである。それなのに、じわ~~っと20年も30年もの歳月をかけて、何かのきっかけで発病する。

 うつ病になりやすい人の性質ってあるという。
 完璧主義とか白黒思考とかべき思考とか。他にも他罰的とか人からよく思われたい気持ちが強いとか・・。つまり、思い込みが強くなり、視野が狭くなって、事実を客観的にみることが苦手な人になってしまい、苦しくなる。
 その性質すらも、元々の遺伝子に、新生児期にHHV-6ウイルスに感染することでウイッチが入ってしまって、そういう性質によりなりやすくなるのだろうか。
 
 謎ではある。
 朗報である。
 うつ病の壮絶な苦しみから、ワクチン1本で解放されるとしたら、このワクチンは救いのワクチンとなると思う。
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よさこい開脚ですいみん開花

2024年03月30日 | エッセー
 ここのところ、睡眠専門医渥美正彦先生の動画を時々見ている。
 今朝は、睡眠薬を飲む前に22のとっておき睡眠法の動画を聞いた。
 久しぶりの春らしい気持ちの良い朝だったので、夜の睡眠のために、草取りしつつ~の朝の光をしっかり浴びながらの気持ちいいい30分。
 21個は、定番であった。ほぼすべて私も実践している内容であった。
 なんと言っても、朝、一定の時間に起きる。そして、朝日を浴びる。そしてそして、朝散歩。
 22個めは、睡眠薬。要するに、いろいろ試しても眠れないとなると、ヒトは睡眠薬に辿り着く。そうすると、21個をしなくなりがち。
 でも、先生は、睡眠薬も22個の一つだよ~~て。 
 なので、日々、21個も忘れずに・・・って。

 私は、渥美先生に伝えたい。

 23個にしてくれって。

 23個目は、寝る前に、よさこい開脚10回(できれば、その前に股関節ストレッチでほぐしてから)。

 ふと思い立って始めたよさこい開脚。
 今、やり始めて2週間。
 朝まで、目が覚めないという夢のような体験をしつつある。
 股関節の我流ストレッチでも、結構、起きなくなって感動していたけれど、よさこい開脚を始めてから、もっと、いい感じ。

 今まで、何十年も右股関節の周囲の筋肉や軟骨などが右股関節をかばって硬化しちゃったまま、生きてきたので、最初は、右よさこい開脚がめっちゃしんどかった。
 そして、結構、痛みが出てきた。大丈夫かなって不安にもなった。でも、2週間たって、ほぐすプロセスを一通り通ったということだろうか。相変わらず、違和感はあるけれど、痛みはなくなって、右よさこい開脚もかなりスムースにできるようになった。右から左に体重移動する時は、冷や汗に近い汗をかくけれど・・・。交互に合わせて10回しかしないけれど、その10回の1回1回が試練なのだ。その試練も2週間たった今では、3階まで階段で行くくらいまでに楽になった。

 以前、股関節には、おすもうさんの四股を踏むのがいいとテレビで観たことがあって、いつか、それも取り入れたいと思っていたけれど、ゆっくりモードから~~の四股ふみはカラダがめんどくさいって言うもんだから、ついついやらずにいた。
 でも、ぐっすり睡眠のためなら、エンヤコーラだ。
 四股踏みならぬ、よさこい開脚で、ついに生活習慣化した。

 股関節のためだけなら、できなかったことが、ぐっすり睡眠のためという動機もプラスされたおかげだ。

 行動するには、動機がすべてだとしみじみ。

 今の時代、情報は溢れすぎている。
 ありがたい。

 ふと思った。
 でも、行動しなければ、かえって、できない自分を認識してしまうというストレスになるのではないだろうか。
 私の場合は、睡眠をどうにかしたい。右股関節をどうにかしたい。という明確な動機があった。そして、動機が行動になり、結果が幸せをもたらした。

 関心 ではなく、動機 。

 スマホの動画などを見るとき、暇つぶし的にみている人も結構いると思うけれど、関心レベルでの情報過多になると、脳にはよくないような気がする。だって、行動が伴わないから。
 行動に繋がらない知識がどんどん増えていくってことは、できない・していない自分がどんどん増えていきそう。
 そうすると、自分がイヤにならないかなぁ?無意識の世界で・・・。


 
 
 
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添加剤

2024年03月24日 | エッセー
 あるワクチンの添加剤

 ブドウ糖0.5㎎
 L-リシン塩酸塩0.05㎎以下
 エデト酸ナトリウム水和物0.035㎎
 ホルマリン(ホルムアルデヒドとして)0.005㎎以下
 水酸化ナトリウム0.6㎎以下
 塩化ナトリウム2.955㎎
 リン酸水素ナトリウム水和物0.52㎎
 リン酸二水素ナトリウム水和物0.32㎎
 M199培地0.9㎎
 乳糖水和物30㎎
 PH調整剤適量


 でした。

 血液脳関門は、脂溶性の物質は通過するようです。ホルマリンは水溶性なので通過しない。しかし、持続的にストレスにさらされると、血管内皮細胞のバリア構造(血液中の物質が脳内に侵入するのを防ぐ構造)の変化を生じるということがわかってきたようです。

 私の脳関門も、持続的なストレスで、かなり、変化しているかもしれないなぁ。
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時間の奴隷になんかならないと決めた。

2024年03月23日 | エッセー
 最近、刺さった言葉
 
 未来の中で過去を再現しようとする限り、
 私たちは、時間につながれた奴隷でしかない。

   
 なぜ、私たちは、このような喜びをもたらす今という『瞬間』を無視し、過去の辛く苦い思い出に執着しようとするのでしょう。

 それは、私たちがまわりの人々や出来事を思いのまま支配したい、そこに何らかの見通しを立てたい・・・という気持ちから来るのです。
 過去の罪悪感と未来への恐れは手をつないで、私たちの心を占領し、過去への執着をさらに強めようとします。

 
 
 ちょこっと前までは、職場の同僚からの苛め条件反射行動によって、萎える日々を過ごしていた。その時は、寝ても覚めても未来の中で過去を再現する今を生きていたなぁ。
 今は、お陰様で、部署が変って、毎日のように顔を合わさなくなって、心が萎えるということがほとんどなくなった。わかる。彼女は私という人間を認識したとたん、自分が優位に立って私を貶めようとする思考に無意識になるんだなぁって。もう、すっかり、板についていて、彼女自身も気づいていないと思う。苛めようなんて意識はなく、条件反射で、臨戦モードになるようだ。
 あの頃、私は、しっかり時間の奴隷だった。
 過去に縛られ、未来を怖れて、今を生きていなかった。
 つまり、生きていなかった。死んでいた。ココロは・・・。

 今を生きるために、本当は、彼女の条件反射的苛めに、その瞬間に立ち向かっていく勇気がなかった。その瞬間、傷つかないために、時間の奴隷となる道を選んでいた。過去は未来を支配し、怖れや不安の中で生きる方が、はるかにストレスフルでカラダまでも蝕んで行ってしまうのに・・。
 その瞬間、傷つくことを怖れて回避して時間の奴隷になるか(つまり、その瞬間、死を選ぶのか)立ち向かって、本当の自由をてにするのか(つまり、その瞬間、生を選ぶのか)。

 夫に対しても、そうだ。
 夫に対しては、私がもう条件反射で、イヤな人間になり下がっている。優しい言葉の一つもかけれたらいいのに、それが、なかなかできない。カラダが強張る。
 過去に縛られているって、自分でもわかっている。

 時間の奴隷になんかなりたくない。

 と、この言葉に出会ってから、意識するようになった。

 で、苦肉の策だ。

 一日夫に一善。

 今まで『おはよう』の一言を言うのですら、頑張っていた。
 そこに、笑顔で『おはよう』を言えたら、もう、それだけで、一日夫に一善帖に記録するって感じ。
 今朝は、玄関先で『行ってらっしゃい。』の後に、『大変だけど、頑張って。』という言葉を添えたぜ。

 生活習慣を一つ変えるって、結構、大変。正反対のことをあえて行動に移すって、ものすごいエネルギーがいる。それが、生活習慣化するまでは。
 三日坊主にならないために、書き留めるって必須アイティムを使って、優しさの条件反射を手にするぞ。
 3年計画で・・・。
 

 

 
 
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続々ゾクゾク

2024年03月20日 | エッセー
 
 昨日、ある製薬メーカーの営業の方が、アデノウイルスのワクチンの説明に来られた。
 ついに来たか。
 子どものかかる感染症に対するワクチンが次々と定期予防接種化されて、子どもの後天免疫をつけるために必要悪であったはしかや風しん、おたふく、水ぼうそう、ヒブ、肺炎球菌、ロタなどのワクチンにより闘ってより強化された免疫を獲得してきたやっと見つけたアデノウイルスという必要悪ですら、ワクチンが開発された。
 アデノウイルスにも感染できなくなったら、次は、どんなウイルスと闘って、ヒトは後天免疫を獲得するのだろう。

 いたちごっこ?

 このアデノウイルスワクチンは、実は、妊婦に接種するワクチン。
 妊娠後期に接種し、ママが抗体を作り、胎盤を通して、ベイビーに抗体を受け渡す。抗体有効期間は6か月という。生後6か月までの赤ちゃんがアデノウイルスに感染し発病すると重症化しやすいので、その6か月のためのワクチンなのだそう。

 ワクチンの働きは評価できる。
 でも、ワクチンを保存するための保存料や、安定剤として入っている水酸化カリウムとかPH調整剤とかの添加物を口からではなく(つまり、肝臓の解毒機能という門を通過せず)直接筋肉注射や皮下注射により血液の流れに入れ込んでいくことは、本当に大丈夫なのだろうかと素朴な疑問を感じてしまう。

 アルツハイマーの終焉に、全身麻酔やアマルガムの水銀や人工股関節などの異物などは脳がその脅威からシナプスを守るためにアミロイドβの蓄積を促す要因であるというようなことが書かれてあった。
 母がアルツハイマーで、すでに全身麻酔体験があり、虫歯の治療にしっかりアマルガムがかぶせられた奥歯があるけれど全部金にする経済的余裕のない私は、もうこれ以上、アルツハイマーになるかもしれない因子を増やしたくない。
 だから、ワクチンの添加物は脳関門を通過しないのだろうかといううっすらとした疑問が湧いてきてしまう。
 カフェインは12歳以下の脳関門を通過する。なので、コーヒーは12歳から・・・とも言われている。
 この世は、てんびん。
 100%安全というものは、きっと、ない。
 自分を知って、それなりに上手にてんびんにかけて選択していくっきゃない。


 ママがそばにいてくれて、ニコニコ笑顔で看病してくれて、高熱が出始めたら、部屋をあったかくして、とにかく、せっせと水分補給をしてくれて脱水に気を付けて、ウンチが出ていなかったら、ウンチを出すようにお腹をさすったりして・・・。
 そんな環境が確保できるなら、赤ちゃんも上手に必要悪であるウイルスと闘って上手に免疫を獲得できるのではないだろうか。

 38度の熱が24時間以上続いたときに、免疫がバージョンアップして、一気に敵をやっつける。
 ここで、部屋が寒いと、熱を38度に上げるのに赤ちゃんは一苦労して、エネルギーを消耗しちゃうし、解熱剤で38度以下に下げすぎてしまうと、また、38度に上げなくてはいけないから、38度に上げるためにエネルギーを消耗してしまって、長引く。重症化する。

 つまり、乳幼児が高熱が出たら
  ①、24時間以上38度の熱を持続させる。38度が適温。(高熱で不安な   
    ら、38度以下に下がらないように、上手に解熱剤を利用する)
  ②、ちびちび水分補給(2歳児は一日2リットル。水がいい。)
  ③、便はしっかり出す。
  ④、ママがにこにこそばにいる。
  ⑤、部屋はあったかく。


 今まで子どもの後天免疫に寄与してきた大物ウイルスのはしかがこの世からいなくなって(最近、外来株のはしかがちらほら)、もしかしたら、次の大物はアデノウイルスなのかもしれない。
 母親がはしかにかかってはしかの抗体価が高い状態で、赤ちゃんにその抗体を譲り渡していた頃は、大体1歳半くらいの体力がついた頃に、はしかの抗体が下がって、はしかにかかるという自然の摂理がはたらいていた。
 アデノウイルスも同じかもしれない。
 保育園などで流行している時に、ママは、わが子のお友達がかかっていたら、抱っことかしちゃったらいいのかもしれない。次に妊娠した時に、もしかしたら、ひょっとして、アデノウイルスの抗体ができているかもしれない。

 ワクチン時代の生き方のコツは、抵抗力の弱い乳児時代にこどものかかる感染症を重症化させないための知恵と幼児期に大御所のウイルスにしっかり闘えるようママが看護の知恵をもち、医療関係者が重症化しないような支援をできること、そのためにも、大御所ウイルスに感染したら、しっかり、ちゃっかり看護休暇が取れるような社会の仕組みを作っていくことだろうか。
 
 大御所こどもの感染症ウイルスは、こどもが後天免疫を獲得するための、必要悪。

 
 
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脳が溶けていく

2024年03月17日 | エッセー
 母は、ギリ私の顔と名前が一致するけれど、今の一秒しか記憶が留まらない状態になってきている。
 自分がどこにいるのか、さっぱりわからないから、まるで、霧の中を彷徨っているような感覚なんじゃないだろうか。
 森の中で道に迷った時のような・・・。
 この前、母は、脳が溶けていく・・・と言っていた。
 アルツハイマーだと診断されて10年。でも、おそらく、その5年ほど前に父が亡くなった時に、何もできないでオロオロして、それは、父が亡くなった時のショックだと思っていたけれど、実は、脳がうまく作動しなくなっていたということであったのだろうと思う今日この頃。

 アルツハイマー病真実と終焉  デール・プレデセン
 という本を読んだ。

 知らなかった。
 アルツハイマーは、てっきり、シナプスを破壊する粘着性のプラークであるアミロイドβというたんぱくが脳に蓄積されて起こると思っていた。実際、そのアミロイドβを取り除く薬ができて、みな、期待したが、不発であった。
 原因は、アミロイドβではなかったのだ。
 アミロイドβは原因ではなく、脳を守るために行った結果であった。
 脳が炎症から身を守ろうとしたり、ホルモンなどの有益な物質が不足しているにもかかわらず機能しようとするときや、有害物質の流入と闘っている時にアミロイドβで脳細胞を守ろうとするのだという。
 若い頃は、アミロイドβを作る物質と壊す物質のバランスが取れているため問題は生じない。でも、体内で炎症や栄養のバランスの悪い食生活や有害物質の摂取が慢性的に続くと、40歳を過ぎて人生の下り坂に突入した時に、壊す物質が減ってしまって、どんどんアミロイドβが蓄積されていくのだそう。
 
 
 だから、アミロイドβを取り除く薬だけでは改善しない。元を絶たなきゃダメなのだ。
 で、この先生は、アミロイドβを蓄積させる原因が36個あるということを突き止めた。
 遺伝的要因+偏った食事・運動不足・ストレスという三つの好ましくない生活習慣によってアミロイドβが蓄積されていく。
 遺伝的には、両親のどちらかがアルツハイマー病だと30%。両親ともそうだと60%発症するという。
 ドキッとした。
 私には息子が4人いる。娘はいない。
 娘だからどうこうというわけではない。でも、いざ、介護が必要となった時、娘の方が頼りになるだろうなと、やっぱり思う。嫁の経験から、そう思う。
 なので、できれば、最後まで、一人で、できるだけ、一日一日を大切に思えるような人生を送りたい。

 どうせ死ぬならがんがいい という本を近藤誠先生は書かれた。
 言いえて妙だとしみじみ思う。
 父は、75歳で胃がんで亡くなった。
 胃がんの診断を受けたのが6月。亡くなったのは、10月1日。
 最後の1週間だけ入院した。夏の間、ゴロゴロ暮らしてた。

 私もちょうど同じ時期に、胃がんになって手術するしないですったもんだして、私が手術して退院という日に、父は亡くなった。もし、私が75歳で胃がんの再発なんてことになったら、手術はしないだろう。
 
 30%の確率で、もしかしたら、私はアルツハイマーになるかもしれない。
 そして、三つの脅威が加わったら、アルツハイマーまっしぐらだという。
 三つの脅威とは、
 ①慢性化した炎症
 ②補助的な栄養素・ホルモンの不足
 ③金属や生物毒素(カビ)などの有害物質


 有害物質の中に全身麻酔の経験ということが書かれてあった。私は胃の手術をした。
 むし歯が多くて、歯の治療でアマルガムを使用している。去年2本金にした。1本6万円もした。全部金にしたいけれど・・・・。
 グルテン(乳製品や小麦)は腸漏れ症候群と関係あるというから、ストレス発散の美味しいトーストとコーヒータイムは土日だけにしようと決めた。
 一日40分の有酸素運動を週4日と書いてあって、これは毎日30分スロージョギングしているので80歳まで続けようと改めて決意した。
 骨粗しょう症はホルモンの代謝障害で、アルツハイマーもホルモンの代謝障害という側面もあるから、骨粗しょう症であるということは、大きなリスクだと書いてあった。国は、骨粗しょう症健診を始めると言っている。始まったら、受けてみよう。妹は骨粗しょう症と診断されて治療している。
 インスリン抵抗性は、糖毒性ということで、ヤバい因子みたいだ。これに関しては、今のところ、大丈夫そう。でも、いきなりジュースとかいきなり白いご飯という食べ方はやめて、まず、お野菜から一皿食べるようにして、急激な高血糖によるインスリンの無駄遣いはしないようにしよう。使用済みインスリンを壊すときの物質とアミロイドβを壊すときの物質は同じなのだそう。なるべくアミロイドβを壊してくれる貴重な物質を減らさないためにも。
 砂糖はエネルギーの源であるが、まるで炎のように、非常に危険らしい。




 
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はしかの存在意義

2024年03月16日 | エッセー
 今年に入って13人目だって。
 去年が28人。
 はしか(麻しん)の日本での罹患者数。
 はしかウイルスの型が、外来から持ち運ばれた型。渡航先がインドとかインドネシアなど。海外渡航歴のない方も発症している。今、世界で2種類の型が増えてきており、ヨーロッパでも発症しているという。
 かって、日本は、はしかの感染源という汚名をつけられ、はしか撲滅宣言をめざしていた。そして、10年ほど前に、日本でのはしかの発生が0人となったという歴史がある。
 コロナが終息し、海外からの観光客も増え、インドネシアなど東南アジアに渡航する人も増えてきた。
 自然の成り行きだと思う。

 はしかの潜伏期間は10日から12日。
 初め、38度くらいの熱が出て、咳・くしゃみ・鼻水などの症状がある。そして、口の粘膜にコプリック斑という白い斑点ができるのが特徴。
 2~4日で、いったん熱が下がったかと思いきや、今度は39度の高熱が出て、その次に,ぱーーーっと赤く小さな湿疹が顔から全身の末端に向かって出現していく。 
 そして、1週間くらいで治癒していく。

 1000人に一人中耳炎になり、1000人に一人脳炎になる。それが怖いとニュースは伝えている。

 30年前、私がお産した助産院の待合室に、平井先生?という小児科医の本が置いてあった。
 何気に読んでみたら、子どものかかる感染症の必要悪説というか存在意義なる興味深いお話が書かれてあって、衝撃を受けた。
 それまでは、ごく普通に赤ちゃんを産んだら、予防接種を受けるものと思っていた。でも、その本を読んで、予防接種とか子どものかかる感染症に対する価値観が180度変わってしまった。

 その本には、後天免疫という考え方について書かれてあった。
 子どもがはしかにかかる意味というか。
 幼児が、はしかいかかるとより呼吸器が丈夫になる。おたふくにかかると男の子はより男らしく、女の子はより女らしくなる・・・など。今、記憶しているのはその2点。
 赤ちゃんは、生まれてから、はしかウイルスを利用して、つまり、はしかにかかることで、かかりきることで、りっぱな後天免疫を獲得する。はしかウイルスは、ヒトの免疫強化のために存在するというようなことが書かれてあった。つまり、はしかウイルスは赤ちゃんとセットなのだそう。それにしては、やや強すぎるウイルスなので、心せよ・・・みたいな。甘く観てはいけないのだ。
 こじらせてはいけない。
 こじらせる一番の原因は、解熱剤。
 『はしかは風に吹かすな』
という言い伝えは、『嫁に秋ナスは食わすな』とか『小さく産んで大きく育てよ。』『戌の日に腹帯を巻く』『産後3週間は粗食』などと同じように、おばあちゃんの知恵として言い伝えられてきた。

 はしかは、一度熱が出て2~4日で下がって、再度、高熱が出たと思ったとたん、小さな発疹が全身に広がっていって治癒に向かう。
 発疹をしっかり出させないと脳炎とかになるのだ。
 発疹をしっかり出させないから脳炎になるのだ。
 39度以上の高熱が出るか出ないかが、発疹を外に出せるか、内にこもらせて重症化するかの要と言える。高熱を出させるために、部屋をあったかくする。汗をたっぷりかくから、水分もしっかり補給する。
 なのに、はしかになると1000人に一人脳炎なるから、怖いからというようなニュアンスで、不安がらせる。
 解熱剤とか身体を冷やす方向にケアすると、発疹が外に出なくて、くすぶって、腎臓とか脳とかの内臓に出てしまう。
 とにもかくにも、温めて、水分補給して、湿疹がしっかり外にで出切るようにケアをすることがめちゃくちゃ大事。
 はしかは風に吹かすなということは、冷やすな温めろということ。
 部屋を温めて、2歳児ならリットルちびちび水を飲ませる。
 発疹が出切ったら、もう大丈夫。

 少し昔、医大の若先生が、はしかの患者さんを診たことがなかったために、解熱剤を出されて、脳炎になったという話を耳にしたことがある。最近の先生は、はしかを診たことがない。
 私も、息子たちにはしかにかからせたかったけれど、なかなか流行らなくて、定期予防接種(無料で接種できる)のギリギリまで待って、そのギリギリで流行って、はしかにかかってもらったという記憶がある。
 まず、三男が保育園ルートでかかって、そりゃ、大変だった。本人も大変だけど、看病する私もへとへと。で、やっと治ったかなと思った矢先に、今度は次男がかかって、トータル約1か月の看病でヘロヘロに。ばぁばの支援をもらいながらも仕事しながらだから、それはそれはしんどかった。
 長男は流行らなかったので、仕方なく予防接種を受けていたけれど、高熱が出た。でも、発疹は出なかった。まぁ、はしかの免許更新はできたんじゃないかと思う。
 昔は、はしかは、時々流行ることで、すでに、かかった人やワクチン接種した人も免疫の免許更新が出来て、終生免疫を獲得することができた。
 でも、今は流行らない。
 息子たちも、今、どれくらい抗体価があるか不明だ。
 昔は、1回の予防接種でどうにかなった。
 でも、流行らないから、2回接種になった。
 1回だと抗体は15年くらいしか持たないと言われている。
 本当は、高校生くらいで2回目を接種した方がいいけれど、小学校に上がると接種率がガクッと下がるので、国は、年長さんで2回目を接種する仕組みを作った。
 その子たちの免疫が、流行らない場合、どれくらい持つのかはまだ、わからない。今、30歳くらいの人たちは、2回目を高校生くらいで接種しているので、結構、免疫が担保されてる可能性が高いかもしれない。

 3回目接種が定期化される可能性もある。

 ただ、昔、どこかで見た記憶がある。
 はしかウイルスも好き嫌いがあるのだそう。
 若く新鮮できれいな血液を好む。
 つまり、老化して汚い血液は好まないらしいって話。
 だから、更年期過ぎたり、加齢臭の漂う年齢の人間には、もしかしたら、感染させていただけないかもしれないというお話。

 昨日のニュースで、61歳の男性が、怖いという理由で、はしかの予防接種を受けていらした・・・。

 今回の流行で一番注意すべきは、1歳前の乳児だ。
 麻しん風疹ワクチンは、強いワクチンなので(副反応が強く出やすいワクチンなので)、乳児には接種できない。お母さんがワクチン世代だとお母さんから赤ちゃんに胎盤を通してプレゼントされる抗体も低い。
 よって、乳児やその周辺の大人は、海外の方との接触を控えるか、その方がはしかのワクチンを受けているかなどの確認をするなどの配慮はした方がよいと思う。

 昔昔、はしかにかかる子ってだいたい1歳半以降であった。1歳半くらいの体力がないと重症化するからだ。
 それまでは、お母さんがしっかりはしかにかかっていたし、時々流行することで、免許更新できていたので、はしかの抗体価も高く、妊娠中、胎盤を通して、しっかり、免疫が赤ちゃんに伝わって、赤ちゃんは守られていた。1歳半頃になって、それまで、いろんな軽めの感染症にかかって、基礎免疫がついた頃、体力もついた頃、そして、ママからもらったはしかの免疫が低下する頃、いい塩梅で、はしかウイルスに感染し、赤ちゃんの基礎免疫が集大成するという自然の摂理が働いていた。

 
 
 
 

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空港の駐車場物語

2024年03月10日 | エッセー
 空港のそばにある駐車場、最近、スタッフがほとんどいなくなった。
 送迎するスタッフが一人だけしかいない。
 以前は、詰所で、氏名と電話番号を記入して、カギを預けていた。でも、今は、切符1枚。
 去年の暮れに、4泊ほどお願いした時に、息子がキャリーバックを倒してしまって、取っ手が隣の車のドアにかすってしまって、傷がついたようなついてないような状況になった時に、非常に困った。車の持ち主が誰なのか駐車場のスタッフもわからないから、連絡のつきようがない。
 その時は、急いでいたので、送迎の車の中で、運転手の女性スタッフに、隣の車に私の連絡先を書いた紙を貼ってほっしいとお願いした。その女性スタッフは、黙っていればわかんないよ・・・なんていう感じでめんどくさそうな雰囲気だったので、息子が心配して、羽田に着いてから、駐車場に再度電話して、スタッフ(声が送迎の時の人と同じだった)に、隣のその車に、私の連絡先を書いた紙を貼ってくださいと強めにお願いした。息子は、横着な気配プンプンのおばさんスタッフに懐疑心だらけで、東京に滞在している間、ずっと、ちゃんと張り紙をしてくれたかを気にしていた。
 結局、何の音沙汰もなかった。
 監視カメラとかなかったんだろうか。

 一般的な駐車場と空港の駐車場では、わけが違う。一旦、飛び立ったら、簡単に戻ってこれない。もどかしい。駐車場のスタッフだけが頼みの綱なのだ。監視カメラも十分でなく、電話番号も不明となると、対処しようにもできない。
 先日、妹が、一番安いという駐車場を利用していると教えてくれた。そこは、おじぃちゃんが、いつもいて、昔ながらの駐車場経営をしているという。送迎がない分、安いのだろう。そのおじいちゃんもいたりいなかったり・・・。いない時は、日付と氏名と電話番号を書いていくという。

 いいなぁ。のどかだなぁって。
 なんだか、あったかい。
 ほっとする。

 全てが、機械化した時に、人間のあったかさが復活するのではないだろうか。
 若い世代は、なんでもスマホでやっちゃって、人を介さなくても不自由さを感じないよう。でも、きっと、スマホでは、なんだかほっとするという体験はできにくいはず。
 なんだかほっとするという体験不足は、気づかないうちに、孤立や孤独感をいつのまにか蓄積させてしまうのではないだろうか。

 パスツールは、
『微生物など、何ものでもない。土壌がすべてだ。』
 孤独と孤立は、微生物が育つ豊かな土壌なのだ。バクテリアは、必要条件であっても、十分条件ではない。

 と言っている。

 ところで、駐車場の女性スタッフのことを、私は、横着おばさんと表現した。最近は、あまり聞かないけれど、オバタリアンの典型って感じだった。
 でも、人のことは言えない。
 私も、オバタリアンに足を突っ込んでいるなって、息子の純粋な反応を見て、大反省。
 隣に息子がいなければ、私も、羽田から、再度、確認の電話をしようなんて思いもしなかっただろう。
 息子は、ほんとうに隣の車のことを気にしていた。

 いつも、クソババァ、ロウガイを連発してくれやがって、自己チューなやつめ、腹立つ~~~って感じなのに、妙に律儀なところもあって、驚かされる。

 思春期までのこどもの存在って、ありがたい。
 オバタリアン化を予防するのは、こどもなのだと今回痛感した。

 そういう意味で、少子化って、好ましくないかもしれない。

 こどものおかげで、どうにか食い止められていたオバタリアン化が、今後、加速していかなければいいが・・・。
 

 
 


 

 

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よさこい劇的寝落ち

2024年03月09日 | エッセー
 生まれ変わったら、いつでもどこでも寝れる人間になりたいと本気で思っていた。つい、数か月前まで。
 しかし、最終兵器のおかげか、最近、寝付き恐怖が薄らいできて、睡眠に関する執着が以前ほどなくなってきた。

 その最終兵器とは、よさこい屈伸運動。

 1月半ばから始めた股関節のテキトーストレッチで寝つきがよくなり、朝までぐっすりという日もちらほらあって、感謝の日々が始まってはいた。
 そもそも私の右股関節はいわくつきな股関節であった。40歳ころから疼きや痛みがチラホラ出ていたけれど、閉経と共に、突然、右股関節の激痛という洗礼を受け、そこから、つま先から着地するスロージョギングをせざるを得ない人間になった私。
 スロージョギングでなんとか股関節周りの筋肉のバランスは整ってきたけれど、股関節周りの靭帯などは硬くなったままだったのだ。
 右股関節を守るために、私の股関節周りは人よりもかなり硬くなっていたのだと思う。

 寝つきが俄然よくなると聞いて始めた股関節の我流ストレッチで、俄然寝落ちがよくなったと実感した私は、一日1ミリという気持で、寝る前に10分くらい欠かさず股関節まわりを伸ばすことが習慣化している。
 でも、硬い。
 ネットで探せば、ヨガの先生バージョンなどいろんな股関節伸ばしの動画がある。それを見ながらやるのもめんどくさい。
 で、ふと、学生時代に準備運動としてやっていた、よさこい踊りのように、右足を膝から曲げて左足を伸ばす。次は、左足を膝から曲げて右足を伸ばすというような左右交互の屈伸の動きに挑戦してみた。

 できない。
 全然、できない。力が入らない。
 特に、右足を膝から曲げようとすると、凝り固まった右股関節の靭帯が悲鳴を上げる。やっとの思いで、どうにかそのよさこい姿勢になれても、そこから、反対の左足に支点をもっていけない。
 死にそう。
 
 大腿四頭筋が、私の上体の支点が右から左に移ろうとする時に、私の上体を支えきれない。スロージョギングで自分の大腿四頭筋には結構自信があったのに・・・。大腿四頭筋を支える靭帯などが硬直し、股関節の中の潤い成分も枯渇していて、身悶えならぬ、大腿四頭筋悶えしている。

 先週の健康カプセルで、股関節の名医先生が、フラフープみたいな腰回し運動を一日朝晩、右回し10回左回し10回するだけで、股関節の潤い成分が増えて、痛みが軽減して手術を回避できるような朗報をおっしゃっていた。
 早速、フラフープっぽいやつも即採用したけれど、それくらいじゃ、よさこい踊りは踊れない。
 
 よさこい屈伸運動は、気合を入れてやっとの思いで左右1回か2回できるかどうかの超低レベルな私だけど、1年後には軽々と左右に屈伸できるようになるぞ。
 だって、寝つきレベルもぐっすりレベルも確実に上がったと実感できたから。
 股関節のストレッチが、なぜ、副交感神経のレベルを上げ、交感神経とのバランスを上向にさせるのかはわからない。
 でも、明らかに、睡眠の質を向上させてくれている。
 もう、生まれ変わらなくてもいいのだと思うと、幸せでいっぱいになる。

 ふと、よさこい祭りにワクワクしながら参加している人たちに、不眠に悩む人っていないんじゃないかって思った。
 誰か、研究してほしいな。
 不眠で悩む日本人は多い。
 日本全国で、フルマラソン大会は盛況だ。併せて、よさこい祭りを展開していくのもありだってマジ思う。
 
 股関節の痛みを改善するのに、おすもうさんのどすこいの動きもいいのだそう。貧乏ゆすりもかなり効果があって、5万円くらいで他力貧乏ゆすりの器械もあるくらい。
 イライラする人は、貧乏ゆすりというアースによって、心のバランスをとっているとも言われている。イライラって交感神経が高まってアドレナリンバンバン放出状態で、それを貧乏ゆすりをすることで副交感神経をアップさせて、自律神経を安定させるという自然の摂理かと。

 イライラする人もうじうじ眠れない人も、交感神経が優位になりすぎている状態である。
 卵が先か鶏が先か。
 股関節が硬くなるから、イライラしたり不眠に悩むのか。はたまた、イライラしたり眠れないから股関節が硬くなるのか。
 心穏やかな人と穏やかではない人と股関節の硬さについて研究したら、意外と面白い結果になるかもしれない。

 高校3年生の頃、眠れなかった。
 受験というストレスは、私の自律神経を蝕み、めちゃくちゃ疲れているのに、一晩中、眠れなくて悶々として夜が明けるという日もあった。毎晩、金縛りにあって、2時間くらい金縛り連打って日もあった。
 かなり、受験ナーバスな状況にあった。
 あの頃、もし、よさこい祭りがあってよさこい部活なんてものがあって、入部なんてしていたら、人生違ったかもしれない。
 受験ストレスかよさこい部活ワクワクか。
 股関節ゴリゴリか股関節軟軟か。

 もし、相関関係が見られたなら
 積極的に体育の授業に取り入れていただきたいし、1万歩歩きましょう!+よさこい踊りの普及もあり・・・かと。

 精神科既往のあるママも増えてきている。

 ちょっとしたうつが、よさこい屈伸運動で改善されるなら、日本の未来もちょっと明るい。


 
 

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寝る前、あなたはどっち派?

2024年03月03日 | エッセー
 すぐ寝つく人となかなか寝つけない人の差ってなんだろう?
 生まれ変わったら、いつでもどこでもすぐに眠れる人になりたい・・・と1年前までの私は、真剣に思っていた。
 だから、睡眠に関する記事は目に付きやすい。
 先日、こんな記事があった。

 すぐ寝付く人は、寝る前に、妄想してニンマリする。逆に、なかなか寝付けない人は、問題解決の方法をあれこれ考えているのだそう。

 なるほど。
 不思議だった。昼間に、落ち込むような事件があっても、すぐ眠れるっていう人って、どうなっているの?って。
 チガウノダ。
 どうやら、小さい時から、寝る前に楽しいことを妄想しながら寝つくという習慣が、沁み込んでいるらしいのだ。
 反対に、なかなか寝付けないタイプの人は、小さい頃から、こうなったらどうしようという不安を追い払うために、解決策をあれこれ考えてしまって、交感神経が高ぶって、眠れない。
 元々の生まれ持った性質とセロトニンの量と環境などが相まって、妄想派か問題解決派に分かれていく。

 言われてみれば、私に大きく欠けているなって感じることがあって、それは、ワクワク感。
 ワクワク感って、何かを楽しみにして過ごす時に感じる。
 待ちわびる気持ちだ。

 妄想する時って、ワクワクしてる。
 
 元々の性質もあると思う。でも、ワクワクさせてくれる環境であったかというと、なかったかな~~。
 例えば、給料日には、家族で外食という習慣だけでも、かなり違うと思う。
 私たちの育った時代は、みな貧乏だったから、外食なんてしたことがなかった。クリスマスプレゼントも、母が靴下にリンゴやらポッキーやらを詰め込んでいるって、知っていたし・・・。誕生日プレゼントもなかった。お年玉は500円。年中無休の売れないお店だったから、遊びに連れて行ってもらうってこともあまりなかった。
 
 貧乏であろうがなかろうが、妄想遺伝子を持たない子どもには、特に、敢て、ワクワク定期便を届けることって、重要なことなのかもしれない。

 あともう少しで、本格的な春がやってくる。
 春がもうすぐやってくるっていう時に感じる、あの感覚。私は、子どもたちに、あの春を待ちわびるような気持ちを子ども時代から刷り込ませてあげられなかったかなぁ。
 大反省。
 給料日くらい。

 私の今のワクワクは、朝のコーヒーと美味しい食パンのトーストにバターをたっぷり・・・くらいか。
 もっと、増やしたい。

 ちなみに、妹は、すぐ眠れる。
 だから、ワクワク定期便があってもなくても、やはり、父の遺伝か。
 そう、母は不眠気味であった。父は、すぐいびきが聞こえてきた。誰の遺伝かにもよる。

 
 
 
 
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