サンタさんの存在を何歳まで信じるか?
わたしは、サンタさんからのプレゼントを本気で夢見るお子ちゃまではなかった。母が靴下にりんごと一粒で二度おいしいと言われるグリコのキャンディとポッキーなどを入れてくれているということを最初から知っていた。醒めていた。だいたい、キリスト教もイエスも知らなかったし・・。
小3の四男のサンタ有効期限はいつまで?と思いつつ、今年も、夏ぐらいから、夜空に向かって「サンタさん、ほねほねザウルスの○○と△△をプレゼントしてください。」というお願いが、何度も更新するのでひやひやしていた。最終更新が二日前の22日で、慌てて23日にこっそりプレゼントを買いに行った。なのに、23日の夜に、また、更新だ。
なんと、3DSに寝返った。
おいおい、それは、自分の力(といってもお年玉のことだけど・・)でゲットするものだと豪語したじゃないか。
そして、迎えた25日の朝の開口一番は、「やっぱり、3DSじゃなかったか…。」
あんまりうれしそうじゃなかった。
26日の夜、眠りにつく前のまどろみほっとタイムに、ボソッとつぐやいた。
「僕はねぇ。サンタさんはいないと思うよ。だって、1億人の子どもたちに、たった一日でプレゼントを配りきれるわけがないじゃない。それに、トナカイは空を飛べないと思うよ。テレビで言っていたもん。お母さんが買ってきてくれたんじゃないの?」
「おかあさんじゃないよ。でも、サンタさん一人で1億人に配るのは難しそうだねぇ。」
「僕が思うに、きっと、地区の自治会長さんみたいな人がいて、その人におばさんたちが、この子は○○がほしいって言っていたよって教えているんじゃないかなぁ。きっと、そうだよ。」
「そうかもねぇ。」
お~~~~、急に現実的になった。地区の自治会長さんか・・・・。いいねぇ~。
同僚の子どもたちも、『せっかくお母さんたちがウソをついてくれているから、悪いなって思ってダマされたふりをしていた。プレゼントも欲しかったし・・・。』って、小6になって教えてくれたって言っていた。
サンタさんは、9歳までかな?
ホントは、少し、気になることがあった。『いい子にしていたら、サンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれるよ。』もしくは、『いい子にしていないと、サンタさんはクリスマスプレゼントを持ってきてくれないよ。』
もしも、もしも、こんな脅迫文がプレゼントに添えられているとしたら、ぞっとする。
だいたい、えらく抽象的な言葉だ。〝いい子”だなんて。
正直に言っちゃえばいい。
いい子とは、お母さんとお父さんいとって都合のよい子。お母さんとお父さんの言うことを聞く子。お勉強をちゃんとする子。手のかからない聞き分けのよい子。
これじゃぁ、まるで、条件つきの愛じゃん。
キリストは、どこかで嘆いていないだろうか・・・・。
だいたい、明日はお正月だ。日本という国にはお年玉という慣習がある。24日にクリスマスプレゼントをもらい、お正月にお年玉をもらうってあんまりじゃなかろうか。世界でもまれなんじゃないだろうか。どっちか一つだよ。
私の小学生の頃なんて、親からもらった500円だけだった。その貴重な500円玉を握りしめて、田舎の小さな駅の売店へ走った。そして、りぼんを買った。正月は、りぼんを読むという楽しみがあった。
正月は、親から『外に出る!』って言われて育った。外に出て、近所のおばちゃんに会うと、近所のおばちゃんがお年玉をあげなくてはいけない羽目になるから・・・・。みな、ビンボーだった。
あ~~~~。『キリスト教じゃないから、クリスマスプレゼントなんてありません。』と初志貫徹すべきだった。なんという優柔不断。救いは、『いい子にしていたら・・・』と脅迫だけはしなかったことか・・・。
1920年代、自由な学校サマーヒルを築いた偉大なニールのいた時代の紳士の国と言われるイギリスという国は、子どもたちにとって地獄みたいな国だった。騒ぐ子はノーという国だったようだ。騒いだら叩いてでも大人しくさせて当然とばかり、躾に厳しいお国柄だったようだ。そんな国で、条件つきの愛の象徴としてサンタさんが現れたんじゃなかろうか・・・。
サンタさんの出身地は、ノルウエーだっけ、スエーデンだったっけ?イギリスじゃなかったよね。
いかん。いかん。サンタについて調査開始だ。
全然関係ないけれど、昨夜のテレビに安倍首相が出演していた。そこで、夫婦円満の秘訣は?って尋ねられた。
そこで、とっても粋なことをおっしゃった。
『家庭の幸福は、妻への降伏』
なるほど。なるほど。
昭恵夫人は、原子力輸出に関して、私は家庭内野党と言ってはばからず、ただ一人、首相に正面から反対を訴えてくださっている貴重な方である。当の首相は、そんな妻のことをどう思っているのだろうとずっと気にかかっていた。裸の王様になりきってはいないだろうかと心配だった。でも、大丈夫そうだ。妻への降伏とおっしゃっているんだもの。ほっ。
サンタを調べた。
サンタの由来は、4世紀ごろ東ローマ帝国でニコラオスという聖者が、貧しい3姉妹の家の煙突から金貨を落としたら、下に靴下があってその中に入ったという。その後、オランダ語でニコラオスが、シンタクロウスと呼ばれるようになり、アメリカの植民地に渡ったオランダ人が『サンタクロース』と呼ぶようになったとのこと。イタリアでは、よい子にはサンタさんからプレゼントがあり、悪い子には悪魔みたいな人から炭を配られるんだって。日本では、1925年に大正天皇が崩御され、そのお祭りがなぜだかドッキングしちゃったらしい。1961年にフィンランドの郵政省が、サンタの住所を決めちゃったんだって。
なんだか、みんな適当だね。
わたしは、サンタさんからのプレゼントを本気で夢見るお子ちゃまではなかった。母が靴下にりんごと一粒で二度おいしいと言われるグリコのキャンディとポッキーなどを入れてくれているということを最初から知っていた。醒めていた。だいたい、キリスト教もイエスも知らなかったし・・。
小3の四男のサンタ有効期限はいつまで?と思いつつ、今年も、夏ぐらいから、夜空に向かって「サンタさん、ほねほねザウルスの○○と△△をプレゼントしてください。」というお願いが、何度も更新するのでひやひやしていた。最終更新が二日前の22日で、慌てて23日にこっそりプレゼントを買いに行った。なのに、23日の夜に、また、更新だ。
なんと、3DSに寝返った。
おいおい、それは、自分の力(といってもお年玉のことだけど・・)でゲットするものだと豪語したじゃないか。
そして、迎えた25日の朝の開口一番は、「やっぱり、3DSじゃなかったか…。」
あんまりうれしそうじゃなかった。
26日の夜、眠りにつく前のまどろみほっとタイムに、ボソッとつぐやいた。
「僕はねぇ。サンタさんはいないと思うよ。だって、1億人の子どもたちに、たった一日でプレゼントを配りきれるわけがないじゃない。それに、トナカイは空を飛べないと思うよ。テレビで言っていたもん。お母さんが買ってきてくれたんじゃないの?」
「おかあさんじゃないよ。でも、サンタさん一人で1億人に配るのは難しそうだねぇ。」
「僕が思うに、きっと、地区の自治会長さんみたいな人がいて、その人におばさんたちが、この子は○○がほしいって言っていたよって教えているんじゃないかなぁ。きっと、そうだよ。」
「そうかもねぇ。」
お~~~~、急に現実的になった。地区の自治会長さんか・・・・。いいねぇ~。
同僚の子どもたちも、『せっかくお母さんたちがウソをついてくれているから、悪いなって思ってダマされたふりをしていた。プレゼントも欲しかったし・・・。』って、小6になって教えてくれたって言っていた。
サンタさんは、9歳までかな?
ホントは、少し、気になることがあった。『いい子にしていたら、サンタさんがクリスマスプレゼントを持ってきてくれるよ。』もしくは、『いい子にしていないと、サンタさんはクリスマスプレゼントを持ってきてくれないよ。』
もしも、もしも、こんな脅迫文がプレゼントに添えられているとしたら、ぞっとする。
だいたい、えらく抽象的な言葉だ。〝いい子”だなんて。
正直に言っちゃえばいい。
いい子とは、お母さんとお父さんいとって都合のよい子。お母さんとお父さんの言うことを聞く子。お勉強をちゃんとする子。手のかからない聞き分けのよい子。
これじゃぁ、まるで、条件つきの愛じゃん。
キリストは、どこかで嘆いていないだろうか・・・・。
だいたい、明日はお正月だ。日本という国にはお年玉という慣習がある。24日にクリスマスプレゼントをもらい、お正月にお年玉をもらうってあんまりじゃなかろうか。世界でもまれなんじゃないだろうか。どっちか一つだよ。
私の小学生の頃なんて、親からもらった500円だけだった。その貴重な500円玉を握りしめて、田舎の小さな駅の売店へ走った。そして、りぼんを買った。正月は、りぼんを読むという楽しみがあった。
正月は、親から『外に出る!』って言われて育った。外に出て、近所のおばちゃんに会うと、近所のおばちゃんがお年玉をあげなくてはいけない羽目になるから・・・・。みな、ビンボーだった。
あ~~~~。『キリスト教じゃないから、クリスマスプレゼントなんてありません。』と初志貫徹すべきだった。なんという優柔不断。救いは、『いい子にしていたら・・・』と脅迫だけはしなかったことか・・・。
1920年代、自由な学校サマーヒルを築いた偉大なニールのいた時代の紳士の国と言われるイギリスという国は、子どもたちにとって地獄みたいな国だった。騒ぐ子はノーという国だったようだ。騒いだら叩いてでも大人しくさせて当然とばかり、躾に厳しいお国柄だったようだ。そんな国で、条件つきの愛の象徴としてサンタさんが現れたんじゃなかろうか・・・。
サンタさんの出身地は、ノルウエーだっけ、スエーデンだったっけ?イギリスじゃなかったよね。
いかん。いかん。サンタについて調査開始だ。
全然関係ないけれど、昨夜のテレビに安倍首相が出演していた。そこで、夫婦円満の秘訣は?って尋ねられた。
そこで、とっても粋なことをおっしゃった。
『家庭の幸福は、妻への降伏』
なるほど。なるほど。
昭恵夫人は、原子力輸出に関して、私は家庭内野党と言ってはばからず、ただ一人、首相に正面から反対を訴えてくださっている貴重な方である。当の首相は、そんな妻のことをどう思っているのだろうとずっと気にかかっていた。裸の王様になりきってはいないだろうかと心配だった。でも、大丈夫そうだ。妻への降伏とおっしゃっているんだもの。ほっ。
サンタを調べた。
サンタの由来は、4世紀ごろ東ローマ帝国でニコラオスという聖者が、貧しい3姉妹の家の煙突から金貨を落としたら、下に靴下があってその中に入ったという。その後、オランダ語でニコラオスが、シンタクロウスと呼ばれるようになり、アメリカの植民地に渡ったオランダ人が『サンタクロース』と呼ぶようになったとのこと。イタリアでは、よい子にはサンタさんからプレゼントがあり、悪い子には悪魔みたいな人から炭を配られるんだって。日本では、1925年に大正天皇が崩御され、そのお祭りがなぜだかドッキングしちゃったらしい。1961年にフィンランドの郵政省が、サンタの住所を決めちゃったんだって。
なんだか、みんな適当だね。