総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

『添加物 そんな遺産は いらないよ』 その3

2011年12月30日 | エッセー
 ところで、化学物質というものは、いったん体内に入るとなかなか体外へ排泄されにくいという点で非常に厄介な物質である。
 だって、人類が生まれて何千年の歴史の中で化学物質が登場して、まだ、数十年しか経っていない。だから、化学物質を無毒化するシステムが人間には備わっていない。あと数百年したら、そんな酵素をつくるDNAが組み込まれるかもしれない。
 で、今は、とりあえず、悪さをしないように化学物質を脂肪や筋肉の中に閉じ込めている。もし、脳に化学物質が入ったら大変なことになるから。脂肪は化学物質の刑務所みたいなものだ。
 水俣病は、水銀という化学物質が脳も含めた体内に蓄積したことで発症する病気である。たった一種類の化学物質でも大きな影響をカラダに与える。アルツハイマーも、脳にアルミニウムが蓄積していることが要因であると聞いたことがある。一時、アルミ缶のビールやアルミの鍋は控えるという風潮があったことを記憶している人もいるかもしれない。
 何年か前の3月末に報道特集では、アメリカの自閉症児の75%は、予防接種ワクチンに添加されている防腐剤である水銀によるという説が出て、自閉症児の血液を人工透析みたいに、一度体外に出し、化学物質をろ過して戻すことで、知能がだいぶ回復したというような内容を放映していたのを見て驚いた。確か、そのワクチンは、インフルエンザワクチンと三種混合ワクチンともう一つ(はっきり覚えていない)の3種類だった。その時、厚労省の役人の方もテレビでコメントされていて、大丈夫?と思っていたら、4月になって、水銀を抜いた新ワクチンが出回るようなったので納得した。それまで、ワクチンの成分なんて気にもとめなかったけれど、保存料だけでなく安定剤など結構いろいろ入っていてびっくりした。しかも、量が記載されていないのでどれだけ入っているのかすらわからなかった。
 化学物質は、容易に対外に排泄されないので、とりあえず脂肪に蓄積される・・・・・とすると。
 牛乳には意外と脂肪が多い。だって、バターやチーズをの材料だもの。卵はコレステロールのかたまりだ。
 豚バラって、豚のロースも美味しい。
 ほどほどに食べよう。

 ところで、母乳ってギトギトだ。脂肪脂肪している。つまり、ママが食べた添加物や化学物質が結構、母乳の脂肪に含まれることになる。だから、赤ちゃんは、母乳に含まれた化学物質を湿疹によって対外に出そうとするのだ。湿疹に感謝しよう。
 化学物質は、なかなか対外に排泄されない。今のところ、そして、わが子に負の遺産としてプレゼントされる。そして、わが子が何も考えずに普通に化学物質をとる生活をし続け、孫を産むとママの分にわが子の分も上乗せして孫に負の遺産は相続される。これを食物連鎖という。
 お金の遺産相続ならラッキーだけど、化学物質の遺産相続なんてイヤだ。
 赤ちゃんに代わって、孫に代わって訴えたい。

 今の時代、化学物質を避けることは難しい。
 今の時代を生きるってことは、化学物質にまみれて生きるってことだと思う。
 しかたがない。
 時代・・・なのだ。
 しかたがないけれど、化学物質を排除するという生き方ではなく、なるだけ自然に感謝して自然に近く生きていこう、こんな時代さ、少々の化学物質も受け入れようというようなそんなファジーな生き方でゆったりと生きていけたら・・・・と思う。化学物質そのものより、ギスギスした生き方、批判したり排除しようとする生き方の方が不健康な生き方のような気がするから。

 日本人だもの。
 原点は、和食。
 
 和食のほうが、化学物質の量が少ない。

 
つぎは、『感謝して  皮膚からおしっこ アレルギー 』   です。
コメント
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