総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

この世は神さま記憶のグラディエーション

2021年03月27日 | エッセー
『人生をよりよくするために必要なことは何ですか?』
というお題をいただいた。
 何だろう?
 
 真っ先に思いついたのは、『置かれた場所で咲きなさい。』という本のタイトルの言葉。
 このタイトルを見た時、くそーーー。私は、ぜってぃ、咲くぞ~~~と叫んだ。

 そして、昨日読んだ本『あの世に聞いた、この世の仕組み』という雲 黒斎さんの本に書いてあった言葉。
 ふむふむ。
 「幸せ」とは、不幸がない状態のことですから、どこかから持ってくる必要なんてないのです。「幸せが必要」なのではなく、「不幸が不要」なのです。「幸せが足りない」のではなく、「不幸が多すぎる」のです。
 どうか、「幸せ」を得ようとしないでください。
 ただ、大事に抱え続けている「不幸」を手放してください。
 どうやって、手放せばいいのですか?と聞かれます。
 そういう人は「私は不幸だ」と言いつつ、その「不幸」が何であるかが、とらえきれていないということです。
 もし、今、自分がウンコを握っていることに気づいたとして、不快だと思ったら、ただ手放せばいい話です。
 手放せないのは、手放す方法を知らないのではなく、握りしめているのものに対して、執着があるからにほかなりません。
 不幸であるという認定を受けることで、不幸な私というアイデンティティを確立させたがっている人は、不幸に執着がある人と言えるでしょう。


 雲 黒斎さんいわく、

苦しみとは

苦しみは苦しみでも
「思いどおりにならない」というニュアンスとしての「苦しみ」。

 この世は、完璧な神様が、完璧だとつまらないから、飽き飽きして、あえて、思いどおりにならないという苦しみを乗り越えていくというゲームを考案なさったそう。
 ゲームだと、感情移入しないから、それでは、つまらない。神様の分身である人間たちの世界で、リアルに神(愛)でない世界を味わえるよう工夫を施された。そのために、産まれ落ちた瞬間の赤ちゃんから、リアルな感情を味わえるよう、神の分身であるというすべての記憶を消された。
 犯罪者やいじめる人、威張っている人、人の心がわからない人、他人の気持ちをわかろうとしない人、依存症に陥っている人、権力主義者などなど…そんな人ほど、神であるという記憶をしっかり喪失し、神様=『愛』という状態から、ほど遠いところにいる。神様は、しめしめ、これでゲームが一層楽しくなるぞとほくそ笑んでいらっしゃるのだそう。ゲーム上の敵としては、犯罪者ほど最強な役者といえるのかもしれない。
 この世に存在している人間を、神さまが分身としてこの世に放った役者という人間の性質や特性などは、神の記憶の量により、グラディエーションされているという。
 つまり、神の記憶が残っている人ほど、優しいとか慈愛に満ちて、人の心に添えるような人で、逆に、犯罪者とか苛める人とか権力主義者とか白黒思考だったり、正義の名のもとに批判、攻撃するような人ほど記憶をしっかり忘れている人。その最たる人が人を平気で殺す人なのかもしれない。
 独裁者とは、神の分身であることを最も忘れた、神にとってはかけがえのない役者といえるのだろうか。

 なんのことはない。
 神さまであるという記憶の量により、人間性が決まるのだ。
 そう考えると、今まで、どうして、この人はこんなに私をいじめるのだろうと胃を切るほどまでにストレスの元凶であった人ですら、見方が変ってくる。あ~、この人は、いい年になっても、人を苛められる。なんて、神さま記憶の喪失度の高い人なんだなぁと妙に感慨深くなってしまった。
 な~~んのことはない。
 この世は、私を尊重してくれるいい人と私を苛める悪い人が存在するけれど、負けるもんかと生きてきた。違うのか・・・。
 この世は、神さま記憶の喪失度のグラディエーションな人々で溢れているというだけなのか。

 神さま(愛)からほど遠い人に対しての見方が180度変わった。
 この瞬間って、私の人生でかなり劇的ビフォーアフターな瞬間だ。

 神さまのいう、この苦しみを乗り越えるとは、

 分かり合える


 ということだそう。

 だとすると、私は、いい年になっても私をいじめる人と分かり合えてはいなかったなぁ~。ゲームをクリアしていない。ただ、痛めつけられただけた。
 ゲームをクリアするとは、もしかしたら、神さま記憶の喪失度の高い人、つまり、普通だったら避けたい、あまり一緒にいたくない人の心をわかろうと、寄り添おうとチャレンジしたら、ある瞬間、分かり合えるというエネルギーにより、その苛める人の神さまとのラインがチラッとつながり、記憶喪失が少しほどけて、ちょっと、優しい人になるというような設定なのだろうかと浮かんだ。

 なんだか、私の周りにはキレるタイプの人が集まってくるなぁと感じていた。キレる人って、おそらく、神さまラインの途切れ度の高い人たちなんじゃないだろうか。神さまからしてみれば、素晴らしい役者だ。
 私には、まだ、この分かり合おうとする武器が全然見についていない。わかったつもり人間で、どこかで私の正論で人を判断しまいがち。
 キレるタイプな人って、自分の負けを認めたくない人だと思う。自分が負ける前にキレて、相手を打ちのめし、パワーでねじ伏せて、負けを認めない。
 おそらく、負けを認めたら、立っていられなくなる。
 それくらい、心が弱い。
 負けを認めないことで、どうにか、プライドが保て、生きていられる。
 負けを認めないという杖だけを支えに立っている・・・みたいな。
 分かり合おうとするという武器でこの世に放たれた役者である。

おそらく。
きっと・・・。


 ありがとう。図書館のリサイクルブックコーナーの企画。
 ありがとう。この本をリサイクルしてくれた誰か。

 みな、神さまがおつくりになられた。
 ただ、それだけ。


神様はワクワクして観ている。
 この独裁者を前にして、あなたたちはどう乗り越える?って・・・。

 えーーー。

世界観が反転。
反転どころか、別世界に来た気分。

 私の人生、どうして、こうも不幸が、あるいは、試練が天から降ってくるのとぼやいていた。
 子育てって、ちっとも、思いどおりに行かないと嘆いていた。夫に対しては、とうの昔に諦めている。何も期待していない。

 でも、もし、今、私の見ている景色が乗り越えるために与えられた、神様が観ているというゲームだとしたら、私は、この試練をリアル試練と感情移入しないよう、細心の注意を払って、対処するのみ・・・だ。

 

 雲 黒斎さんは、20代の頃、ストレスからセロトニン分泌が激減してうつ状態になった時に、どこからか声が聞こえてきたそう。その声をブログに載せていたら、反響が凄くてこの本の出版にいたったとのこと。
 私はというと、たまたま図書館のもらえるリサイクル本コーナーで、目について、ただでもらってきたら、雲さんに運命を感じてしまったという顛末。

 

 
 
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花粉症に朗報 牛農家で5年働く。

2021年03月10日 | エッセー
 以前、乳児時代に頻繁に動物の糞と接触のある児は、かなりの確率、84%くらい?でアトピーとかアレルギー性鼻炎に?でなりにくいということが世界的に言われ始めたと書いた。
 その話を、いつも通っている美容室のお姉さんに話したら、なるほど納得って感じだった。
 常日頃から、畜産農家に嫁いだ人とか家族に花粉症とかいないと感じていたのだそう。とある女性は、普通のサラリーマンの家で育ち、牛の畜産農家に嫁いで、牛のお世話の担い手になったのだけのだそう。
  嫁いだ当初は、アトピーがひどく、髪を染めると、染粉で額とかがかぶれてケロイドみたいになっていたのに、そうね、5年くらいたった頃から、全然かぶれなくなった・・・と。

 草食動物がいいのだそう。
 草食動物の糞の大腸菌から発生するエンテロ何とかという毒素が、免疫チームのリンパ球を増やし顆粒球などとのバランスが取れて、自分の細胞を自分が攻撃するというアレルギー反応がおこりにくくなるのだそう。
 エンテロ何とかは多すぎてもいけないけれど、ほどよい量の暴露は、アレルギー予防には必須かも。
 花粉症で人生が真っ暗というレベル人は、牛農家で4~5年働くっていうのもあり?
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起こる出来事を一旦、すべて受け入れてみようと思う今日この頃

2021年03月07日 | エッセー
 最近、しみじみ。
 生まれ持った脳の特性ってある。男の子4人産んで、みな違うを体験して、女脳の持ち主である私は、感動すら覚えている。
 その違いは何だろう?
 自分を俯瞰して見れる力の差?
 下になればなるほど、目の前のことしか見れない脳の特性が強くなっていくような気がする。だいたい、男脳が、狩猟時代のなごりで、獲物を狙ったら逃さない脳なのだそうだから仕方ないと言えば仕方ない。獲物を狙いながら、お花がきれいねなんて悠長なことを言っていられない。なので、あえて、お花なんか絶対見えない脳に進化した。
 
 発達障害と診断される人が増えている。
 
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どんな問題も問題を創ったのと同じ意識をもってしては解けない アインシュタイン

2021年03月06日 | エッセー
 生きていると、問題はどんどん降ってくる。
 あまりにも強い雨が降ってくるので、最近は、さぁ、次のお題は何?って感じで、受け入れて受け流す力がついてきたような気がする。
 ただ、ふと、このアインシュタインさんの名言を見て、もしかして、私の意識が根本から変わっていないから、意識が変わるまで問題がどんどん降ってくるのだろうか?と思ってしまった。
  意識って、変わろうと思っても、そう簡単に変わるものではない。
 10年前、胃がんの手術して、生き方、考え方を変えなきゃ。一度、死んだと思って、もっと、自分のやりたいことを中心に生きていかなきゃ・・・と意識するけれど、すぐ、元の生活だったり、考え方に戻ってしまって。結果、どうだろう?10年前と、生活も生き方もそう変わっていないような気がする。
 これじゃぁ、また、再発しちゃうじゃん。
 ほんとうは、意識を変えるには、環境を変えるのが一番てっとり早い。住む家を変えたり、仕事を変えたり・・。自ずと、日々の意識も変化する。しかし、今までと同じ環境で、意識を変えるって至難の業だ。
 意識を変えるって、つまり、例えば、自動車免許を取る前、取った後のようなことだと思う。最近は、オートマオンリーの免許を取る人が多いけれど、昔は、ギアチェンジに泣いた人が多かった。
 私も、隣でギアチェンジする先生が、神に見えた。
 神業だと思った。
 同時に、右手右足左手左足の全てが、違う動きをしながら加速していく。そんなことできるわけがないと思った。
 しかし、今はなんのことはない。

 これこそ、意識を変える。

 できないと思ったことも、日々、意識的にチャレンジし続けることによって、無意識の領域にまで持っていけたら、頭を使わなくても運転できるようになる。誰だって運転できてる。

 最初は、意識的にしんどくても毎日コンスタントにやり続けることで、無意識の領域にまで到達した時、意識が変わる。

 なので、意識を変えるためには、日々、ちょこっとしんどいと思いながらも、踏ん張って、それを、やり続けるしかない。

 さぁ、意識を変えましょうと宣言しても、三日坊主で終わってしまう。

 継続は力なり。

 この言葉は、真実だ。偉大だ。

 プロと呼ばれる人たちは、才能と日々の練習の継続の賜物を得た人たちだと思う。
 好きなこと、才能のあることは、継続しやすい。
 しかし、今の自分は、おそらく、好きなことや才能のあることを継続してきた結果なのだから、それで、もし、病気とか問題が起こっているのだとしたら、今の自分の意識を変えない限り、問題は解決には向かわない。

  継続しているうちに、いつの間にか、無意識にできるようになる。そうなると、ストレスを感じない。
 年を重ねるとは、おそらく、きっと、意識してやり続けていつの間にか無意識にできるようになることが、増えていくということではないだろうか。一方、年を取るとは、オンギャーと生まれてから意識的に取り組んで無意識の領域までもっていくことを怠った場合をいうのかもしれない。
 年を重ねるってそういうこと。
 例えば、ダイエットが趣味という人がいる。
 世にはびこる様々なダイエット法にチャレンジし、意識的に取り組むけれど、あと一息、無意識の領域まで到達できないで、諦めてしまう人なのかもしれない。
 1週間で〇キロやせるというようなダイエット法には飛びつかない方がいいかも。
 意識を無意識の領域まで持っていくのに1週間では短すぎる。
 車のギアチェンジは、3か月くらいかかったかな?
 車のギアチェンジは、ゼロからのスタートだから、まだいい。
 しかし、ダイエットは、どう考えても、食べることが大好きな人が、しかも、おそらく、ケーキとかから揚げが大好きな人が、食べる順番とか食べる量の意識を変えるというチャレンジをするわけで、無意識の領域までたどり着くには、日々の我慢がセットになってくるから挫折しやすい。そして、一番の問題は、運動(ウォーキングではダメなんだそう)を併用しないダイエットは、✖であるということ。
 体重を落とすとき、筋トレ(特に一番筋肉の体積が大きい大腿部の筋トレ)をしないで食べる量を減らすだけだと脂肪と同時に筋肉も落ちてしまう。たんぱく質である筋肉が一度落ちて脂肪に変身するとインスリン抵抗性という体になってしまう。やせない。諦める。リバウンド。
 ダイエットをしようと決意したら、一生に1回という気持ちで、そして、一生継続できると自信のあるちょこっとしたこととちょこっとした筋トレを併用してを意識的に替え、無意識にそれが苦痛なくできるようになったら、少し、ハードルを上げるというようなやり方で、ボチボチやるのがいいかな。
 ダイエットが趣味になりませんように。
 
 



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