先日、お仕事でスロージョギングの講習会に行ってきた。
今の私にはジャストフィット。
ありがたい研修だった。
実は、最近、天皇陛下も始められたという。
遅く走る。
つま先から地面につく。
脈拍26/15秒のニコニコペース。
これだけ。
ヘモグロビンが7しかない超貧血な私にとって、走るという言葉は人生から消えてしまっていた。ちょこっと走ろうとしたとたん、息切れがしてきて、すぐへばる。まことに残念なカラダだ。仕方なく、早足でウヲーキングを土日にやっていた。
『遅く走る』と『早く歩く』は、似て非なり。全然違う。
正式には、『つま先から遅く走る』と『かかとから早く歩く』
この、つま先から着地というのがかなりいい。先生曰く、ふくらはぎと太ももで圧を吸収するため、膝や腰への衝撃が激減するらしい。ウヲーキングのし過ぎでひざ痛や腰痛が悪化し、歩くのを断念する人も多い。生まれてからずっと、かかとから着地してきたので、かかとから着地するウヲーキングをはりきっちゃうと、カラダの癖がエスカレートして、腰や膝を悪くしてしまう。その点、つま先から着地すると、今までと正反対の筋肉を使うので、カラダの癖と反対の動きになり、逆に筋肉のバランスが取れてくる。癖が帳消しになる・・・・みたいな。
そして、なんといっても、ニコニコペースっていうのがいい。
きついなって思うと、ついつい避けてしまう。運動が好きな人は、鍛えるってことが好きかもしれないけれど、体力のない人間にとっては憂鬱以外の何物でもない。だから、走るという文字は私の辞書から消し去られた言葉だった。でも、ニコニコペースがよかった。その場足踏みに近いけれど、走っているという満足感が味わえるなんて、幸せ。だって、体力のなさを嘆いてきた人生が、私にも走ることができるという自信により、なんだか元気を取り戻せそうな予感がするから。見た目はカッコ悪いかな?でも、いいや。ちょっとでも、元気になれたら。
先生曰く、筋肉には、赤筋(遅筋)と白筋の2種類があるそう。赤筋は、有酸素運動によって発動する筋肉。酸素を使ってATP(エネルギー)を産生するので乳酸ができないため、疲れない。フルマラソン選手は、かなり最後まで、この赤筋を使えるのだそう。子どもたちが、いつまでも走り回って遊べるのも、この赤筋を使うから。わたしみたいに、すぐへばる人は、この赤筋を使えず、白筋で走ってしまうため。つまり、赤筋が鍛えられていない。赤筋は、酸素を使わずにATPを産生するため、乳酸が発生する。この乳酸がへばりの元。息をしないでする運動は、すべて白筋を使う。短距離やボールを追いかける運動などなど・・・。きついと感じる時は、酸素を使わず、白筋を使っているのだそう。
逆に、にこにこペースのときは、酸素を使っているというわけ。
どんなに体力がない人でも、どんなに遅くてもいいので、ゆっくりつま先から着地して走ることを、最初は10分でもいいので継続していくと、自然と赤筋が鍛えられて疲れなくなるのだそう。
ね、いいでしょ?
先生の教室では、7か月後にホノルルマラソンに行こう!をキャッチフレーズにしているとのこと。シニア世代の参加者がほとんどらしいけれど、スタートは60代でも、みな、ゴールしたという。
夕方に走ると、寝つきがいいようにも感じる。
こうなると、少し、ワクワク感が出てくるから不思議。
なんといっても、ニコニコペースっていうのが、運動が苦手な人間にとってはありがたい。
体力がなくて運動が苦手というタイプの人は、赤筋(遅筋)がないってことがわかれば、それを鍛えればいいだけのこと。もっと、早く知っていれば・・・・。スロージョギングっていつ頃からあったのだろう?
今の私にはジャストフィット。
ありがたい研修だった。
実は、最近、天皇陛下も始められたという。
遅く走る。
つま先から地面につく。
脈拍26/15秒のニコニコペース。
これだけ。
ヘモグロビンが7しかない超貧血な私にとって、走るという言葉は人生から消えてしまっていた。ちょこっと走ろうとしたとたん、息切れがしてきて、すぐへばる。まことに残念なカラダだ。仕方なく、早足でウヲーキングを土日にやっていた。
『遅く走る』と『早く歩く』は、似て非なり。全然違う。
正式には、『つま先から遅く走る』と『かかとから早く歩く』
この、つま先から着地というのがかなりいい。先生曰く、ふくらはぎと太ももで圧を吸収するため、膝や腰への衝撃が激減するらしい。ウヲーキングのし過ぎでひざ痛や腰痛が悪化し、歩くのを断念する人も多い。生まれてからずっと、かかとから着地してきたので、かかとから着地するウヲーキングをはりきっちゃうと、カラダの癖がエスカレートして、腰や膝を悪くしてしまう。その点、つま先から着地すると、今までと正反対の筋肉を使うので、カラダの癖と反対の動きになり、逆に筋肉のバランスが取れてくる。癖が帳消しになる・・・・みたいな。
そして、なんといっても、ニコニコペースっていうのがいい。
きついなって思うと、ついつい避けてしまう。運動が好きな人は、鍛えるってことが好きかもしれないけれど、体力のない人間にとっては憂鬱以外の何物でもない。だから、走るという文字は私の辞書から消し去られた言葉だった。でも、ニコニコペースがよかった。その場足踏みに近いけれど、走っているという満足感が味わえるなんて、幸せ。だって、体力のなさを嘆いてきた人生が、私にも走ることができるという自信により、なんだか元気を取り戻せそうな予感がするから。見た目はカッコ悪いかな?でも、いいや。ちょっとでも、元気になれたら。
先生曰く、筋肉には、赤筋(遅筋)と白筋の2種類があるそう。赤筋は、有酸素運動によって発動する筋肉。酸素を使ってATP(エネルギー)を産生するので乳酸ができないため、疲れない。フルマラソン選手は、かなり最後まで、この赤筋を使えるのだそう。子どもたちが、いつまでも走り回って遊べるのも、この赤筋を使うから。わたしみたいに、すぐへばる人は、この赤筋を使えず、白筋で走ってしまうため。つまり、赤筋が鍛えられていない。赤筋は、酸素を使わずにATPを産生するため、乳酸が発生する。この乳酸がへばりの元。息をしないでする運動は、すべて白筋を使う。短距離やボールを追いかける運動などなど・・・。きついと感じる時は、酸素を使わず、白筋を使っているのだそう。
逆に、にこにこペースのときは、酸素を使っているというわけ。
どんなに体力がない人でも、どんなに遅くてもいいので、ゆっくりつま先から着地して走ることを、最初は10分でもいいので継続していくと、自然と赤筋が鍛えられて疲れなくなるのだそう。
ね、いいでしょ?
先生の教室では、7か月後にホノルルマラソンに行こう!をキャッチフレーズにしているとのこと。シニア世代の参加者がほとんどらしいけれど、スタートは60代でも、みな、ゴールしたという。
夕方に走ると、寝つきがいいようにも感じる。
こうなると、少し、ワクワク感が出てくるから不思議。
なんといっても、ニコニコペースっていうのが、運動が苦手な人間にとってはありがたい。
体力がなくて運動が苦手というタイプの人は、赤筋(遅筋)がないってことがわかれば、それを鍛えればいいだけのこと。もっと、早く知っていれば・・・・。スロージョギングっていつ頃からあったのだろう?