総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

文系男子こそ、地球を救う・・・かも。

2016年05月20日 | エッセー
 3歳児検診などの場で、「上の子が反抗期で困っています。言いたくないのに、つい感情的な言葉になって叱って大声上げて・・・。後で、反省して『ごめんね。ごめんね。』と謝る日々にうんざりしています。」
 こんな問いに、なぜだか、以前より歯切れのいい解決法を提示できなくなってしまった。
 ただただ、子どもにレッテルを貼るような言葉『あなたは、本当に○○な子どもだ。』と言わないでほしい。子どもは、今までそう思ってもいなかったのに、『そうなんだ。自分は○○なんだ。』と自分で自分にレッテルを貼ってしまって、せっかくの可能性を奪ってしまうから。
 そして、腹が立った時は『お母さんは、あなたが○○だとすっごく腹が立つ。』とIメッセージ(私メッセージ)でギャーギャー言いましょう。私を主語にした私の気持ちメッセージは子どもの心を傷つけない。自尊心を傷つけない。だから、安心してギャーギャー言ってりゃいいから、お気楽だし、すっきりして、なんだかギャーギャー自分の本音を叫びまくっているうちにすっきりしてくるんだ。そして、なんだか自分を好きになってくる。というおまけまでついてくるんですよ。お得ですよ。』

 などとお話はしている。
 でも、今、ドキッとした。
 罵声9割の四男といっしょにいると、マジ、切れてしまう自分が情けなくなる。
 先日も、「あなたは、お母さんがあなたのしたくないことをそろそろ『○○したら?』と声かけたとたんキレルところなんか、お父さんそっくりの脳だね。』と言ってしまった。お父さんそっくりの脳になんかなってほしくないのに、レッテル貼っちゃった。彼の返した言葉が『いいもん。どうせ、お父さんそっくりの脳だもん。』だ。いかん、いかん。これじゃぁ、お父さんそっくりの『感情的に反応しまくり脳』になってしまうじゃないか。それだけは阻止したい。
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タックスヘイブンか・・・。

2016年05月19日 | エッセー
 パマナ文書が流出した法律事務所「モサック・フォンカセ」の創立者は、ヒットラーの部下の一人で戦犯の裁きを免れた人だという。
 そんなもんだ。
 知恵をずるく使いこなす才能のある人たちが、きっと、今の地球を牛耳っている。
 でも、思う。誰だって税金対策したい。私だって、税務課で3年くらい仕事をしてみたい。たぶん、無念さを味わうかもしれない。知らなかったがゆえに払わないでも済んだ税金を払っているような気がするから。
 お金持ちであればあるほど、税金の額もすごいわけだから、さぞ、腹正しいことだろう。
 幸せと感じるちょうどいい収入は、年収800万円だという。それをこすと、人の心は、感じなくてもいい余計な不快を感じてしまうのかもしれない。そう。例えば、税金にこんなに持っていかれるなんて・・・という不快。
 今回の熊本大震災でも、復興のためには多額の資金が必要となる。やっぱりありがたい。儲かっている人がたくさん税金を払って下さるから、困難な道だけれど、少なくとも1年前に大地震が起こったネパールよりもはるかに早く、復興するだろう。ネパールはちっとも復興が進んでいないと熊本大震災のほんのちょっと前に新聞に掲載されていた。
 私みたいに、何もお金を生み出さないような仕事でお給料をいただいている身としては、お金を知恵や汗で生み出している(しかも、かなりの額を)人たちには脱帽だ。
 脱税はもちろん罪である。ただ、脱税したくなる気持ちはわからないでもないなぁって思ったりもするって話。人間だもの。人間はほぉっておけば、そっちに転がっていくんじゃないかなぁ?だからこそ、歯止めになるセイフティネットが人間とセットで必要なのかもしれない。憲法ってそのためにある。法律も。それでも、抜け目のないずる賢い人は減っていかないかな?いたちごっこって言葉がある。
 賢く生まれた人は、その余力を自分のためだけに使うのではなく、人のために使ってくれたらなぁ。賢くない人を見下す…というような風ではなく、生きるのが下手な人やお金を稼ぐことが下手な人や身体が丈夫でなかったり大変だったりして働けない人に自分の余った分を分け与えるような感じ?自分のために使うからずるの道に行ってしまうんじゃないかなぁ。
私なんか、能力もお金も全然余分な分がないから、余分のある人の気持ちが想像つかない。もし、私が才能なりお金なり、余分に持ってしまったらどうなるのじゃなぁ?やっぱり、自分のためだけに・・がエスカレートしていくのかなぁ。
 タックスヘイブンに集まったお金は、どう考えても余分な分。余分な分で、地球は救えるかもしれない。

舛添東京都知事にしても、№1の地位をゲットしたら、変身しちゃった。欲が理念を飲み込んじゃった。タックスヘイブンは、もしかしたら、理念の人だったかもしれない人が欲に飲み込まれた人になった時に、甘く誘惑してくるのかもしれない。
 
 田原総一郎さんとか筑紫哲也さんとか理念の人。すごいね。
 
 
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神田橋譲治先生についにご対面

2016年05月14日 | エッセー
 四男にとって、支援クラスに通級するより、支援クラスに在籍して支援の先生にきちんとカリキュラムを作っていただいた方が好ましいと判断した。
通級だと、学校というシステム上、支援クラスの子どもたちへの支援の余力で対応してくださる形なので。で、その制度を利用するには医師の診断が必要ということになった。最初、どの病院に行こうかと迷った。息子を見ていて、どうしても発達障害という気がしない。親のひいき目というのではなく。だって、学校に入るまで全くそんなことを考えることすらなかった。まぁ、字は読めないし、絵本を自分から読もうとしないのが少し気になったけれど、それは、次男も三男もそうだったから、ま、男の子ってそんなもんだろうぐらいにしか思っていなかった。しかし、入学して、突然(そう。本人にしてみれば、自由気ままな遊んでさえすればよかった保育園から、すっと座って、受け身で先生の話を聞かないといけない学校というルールの嵐が、襲ってきて、おかしくなってきた。結果、扱いにくい子というレッテルを貼られ、学習障害っぽいし、5年生になって急に恥ずかしさのレベル4を獲得してしっまって対人関係が苦手という発達障害っぽい行動をするようになった。
 だから、すぐに、発達障害専門の先生に診ていただいて、発達障害という診断をされても困るって思った。それで、精神科のDrで、躁うつ病においては日本でもかなり有名な、先生の本によると、『だいたい、診察室に入って来るときの、歩き方とか雰囲気で診断できる。』というハイレベルの診断能力もおありなようで、なおかつ、治すためなら垣根なくなんでも取り入れられる(例えば、気功とかホメオパシーとか漢方など)そのスタンスに惹かれて、行くなら神田橋先生のいらっしゃる伊敷病院と決めていた。
一日待ちといううわさだったので、前日、次男のアパートに泊まらせてもらって、早くに病院に向かった。なぜだか、その日は、そんなに患者さんが多くなく、そんなに待たずに診察していただけた。
 息子の名前を廊下の向こうの方から呼ばれた。そしたら、20メートルくらい先のところに、神田橋先生らしい、なんだろう、全然気取っていなくて居心地のよさそうなおじいちゃん先生が、私たちがすたこら歩いてくるのを温かいまなざしで見守ってくださるような感じで待っていらした。
 感無量。
 直感で、好きって感じた。

 大事だと思う。先生って存在は特に・・。信頼できるかどうかという直感。

 診察室には、他に二人の研修医の先生が座ってらした。
 おもむろに、先生『愛着障害かな?それとも発達障害?』って、その二人の先生に問いかけるように。
 そして、前回も書いたように、私の顔の前に手をかざして、「0歳」手を振る。「1歳」手を振る。「2歳」手を振る・・・・9歳。10歳。11歳。と言いながら、「0歳だね。妊娠中の愛着障害だ。」って。
 そして、今度は、麻の実をかざして、手を振って、「やっぱり。これじゃないね。やはり、愛着障害だね。」
 どうも、麻の実がいい感じだと発達障害と診断し、そうじゃない場合は、愛着障害らしい。
 先生の本に、昔は、O-リングテストをやっていたけれど、めんどくさくなったら、手を振るだけでわかるようになって来られたと書いてあった。気功とかもされていて、やや仙人に近い存在になっていらっしゃるんじゃないかという感じ・・・かな。
 そして、処方されたのが、コアラおんぶとパッチフラワーレメディ。
 コアラおんぶとは、つまり、おんぶのこと。先生曰く、抱っこよりおんぶの方が密着しているという点で効果的なのだそう。抱っこの方がいいのかと思っていた。密着度か・・・。
 パッチフラワーのレメディはパンフレットの写真のうえで、手を振って、その感覚で3種類のレメディを選んでくださった。
そして、「ネットで買いなさい。安く手に入るから。」と。先生、全然もうけ主義じゃない。
 先生の息子にあうというレメディは、スターオブベツへレム3滴とウィロー3滴とホワイトチェストナット6滴で、水100mlに溶かして水代わりに一日3回ほど飲みなさい・・・と説明された。そして、それが、切れたころにまた、受診してくださいと言われた。
 
 さっそく、ネットで購入した。1本30mlくらいだろうか。2800円前後なので、そう安くはないなと思った。
 そして、コアラおんぶも試してみた。
最初は、嫌がった。
かなり・・・。
 仕方なく、今まで契約していたお風呂掃除のバイト代30円に加えてコアラおんぶ20円のバイトならどう?って話を持ちかけたところ、しぶしぶOKしてくれた。で、最初は、10数える程度しかおんぶさせてもらえなかったけれど、最近は、おんぶして私の体力が続く限り歩き回るのをまんざらでもない感じが、背中を通して感じられる。意外といい感じ。というか、かなり、いい感じ。6年生でもおんぶはあり。これで、妊娠中の愛着障害が少しでもほぐれてくれるなら・・・と願う。
あ、それと、忘れていた。もう一つ、あった。それは、ペットを飼いなさいってこと。
 なるほど。癒しは大事だ。
 実際、去年の暮れから、猫を飼い始めて、猫って癒してくれるなぁ~ってしみじみしてる。こんなことなら、もっと、もっと早く、猫を飼っていればよかった。四人の男の子と+5歳児の大人の面倒をみるのに、精一杯って感じで、+ペットなんてとんでもないと思っていた。飼うなら小さな室内犬と思っていたので、まず、散歩が無理だという理由で飼わなかった。猫はありえなかったし。
 でも、つい猫を飼う羽目になって、猫が布団に入っていくなんて言語道断だった私が、なぜだか、今では、朝、目が覚めたら、一緒に添い寝してたりするようになっちゃって、癒されることの喜びを享受する身となってしまった。こんなことなら・・・・とちょっぴり後悔している。

 今でも、仲良し以外や初めてのこと、場所は苦手だ。かなり。マスクをするし、どんなに暑い日も長袖長ズボン。

 でも、少しチガウ。
 なんだか、とげとげが減ったような気がする。最近。
 寝る前に、コアラおんぶすることも、すんなりとはいかなかった。今、思えば、『いやよ。いやよも好きのうち。』みたいな気持ちだったのだろうと思う。嫌がってさせてくれなそうで、させてもらえて、まんざらでもないで終わるコアラおんぶ。昨夜は、わざわざ、2階から降りてきて、「今日は、コアラしないよ。」って言いに来た。わざわざ。

 背中でやりとり。いいね。




 
 

 
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