妊娠したら、自分の気持ちの取り扱いに注意しよう。
特に、取り扱いに注意したい形容詞が、腹が立つ・イライラする・哀しい・悔しい・悶々とする・ガックリくる・残念・くちおしい・むしゃくしゃする・・・などのマイナスの感情をあらわす形容詞。
以心伝心
お腹の中の赤ちゃんは、お母さんの感情(喜怒哀楽)をビンビンバンバン、ダイレクトに感じている。まるでジェットコースターに乗っているかのように。
お母さんと赤ちゃんは一心同体。
うれしいときとかルンルンしている時は、お母さんが幸せで何より。私も幸せ~。なんでルンルンしているのか理由なんかわかんなくっても気にならない。安心して、ひだまりマママンションに住める。
にこにこ笑顔の人のそばにいるだけで、なんだか自分も幸せになれるよね。プラスの気持ちはあえて説明しなくても、そばにいるだけでシアワセになれるから。
けれど、怒っているときとか悩んでいるとき、悲しんでいるときなど、ママがその理由をきちんと言葉にして赤ちゃんに伝えてくれないと、赤ちゃんは不安になる。へたをすると私のせいでお母さんが怒っていると勘違いしてしまう。そして、私のせいで、お母さんを苦しめていると感じてしまうらしい。
妊娠中、ママがず~っとマイナスの感情に支配され、それを言語化していないと、お腹の中の赤ちゃんは自分を好きになれない・自己肯定感の低いマイナス思考タイプの基盤みたいなものを形成してしまう可能性が出てくるらしい。私のせいで・・・という罪悪感なんて、自分を大好きになるために持ってはならない感情のNo.1。
職場とかに、こんな人いない?
朝から、不機嫌で、書類なんかをわざとバ~ンと投げ捨てるように机に置いて、ムッツリしているようなムッツリーナ(ムッソリーニじゃないよ。)。
周りの人間は、理由がわかんないから、「昨日の私の言ったあの言葉に怒っているのかなぁ・・・」などと、各人が思い当たる節ってやつを探し始める。犯人は誰だ!みたいな。犯人は、ムッツリーナの心の中の怒りの自家発電器なんだけど・・・。ホント、周りはかなり気を遣うよね。ビクビクして緊張してしまう。
お腹の中の赤ちゃんも、お母さんがその理由を言語化してくれないと、おんなじ。
ビクビク脅えて不安になる。
でも、そんな時、ママが、
「あのね。パパと喧嘩して、今、腹が立ってしょうがないけど、今日中には、パパと仲直りするから大丈夫。心配しないで。」
などと、赤ちゃんに声かけしてあげると、赤ちゃんは、「な~んだ。私のせいで怒っていたんじゃないんだ。ほっとした。一安心。ママ、ガンバレ!」となれる。(夫婦げんかは明日に持ち越さないという気持ちで臨みましょう。なるべく・・・。)
赤ちゃんにとっての最高の胎教は、安心(不安でない状態)。
どっぷり安心羊水につかれる赤ちゃんは、自分の成長発達だけに専念できる。
妊娠中、いつもパラダイスにんぷっていないと思う。
いろんなトラブルに遭遇する。
夫婦げんか・切迫流産・つわり・仕事の人間関係・・・などなど。
だからこそ、マイナスの気持ちは取り扱いに注意して、その理由をシンプルに赤ちゃんに説明して、あなたのせいじゃないことを伝え、赤ちゃんを安心させてあげよう。
あ、そうそう、マイナスの気持ちになったとき、悪口は御法度よ。
人の悪口とかうわさ話は、どうしてもその人の人間性の全てを否定するようなイメージを与えてしまうから。
「おばあちゃんが、朝はちゃんと味噌汁を作れってうるさく言うから大っ嫌い。」ではなく、
「おばあちゃんが、朝はちゃんと味噌汁を作れってうるさく言うから、腹が立つ」と言おう。あくまでも気持ちで終了。
ところで、元々頑張り屋さんで尽くすタイプの女性も取扱注意だよ~ん。
なぜって、
口に出さないから。もくもくと働くから。
妊娠しても、仕事を続けてがんばって、おうちに帰っても家事をしっかりこなしちゃうような良妻賢母タイプのお母さんだと、お腹の中の赤ちゃんは、「お母さんが頑張っているんだから、あんまりわがまま言って困らせちゃいけない」と甘えベタなやっぱり頑張り屋さんタイプの子どもになってしまうかもしれない。ママが、妊娠中頑張りすぎたり、本音弱音をはかない甘えベタだと、すでに赤ちゃんも胎児の頃より、本音や弱音をはけない気質みたいなものを身につけてしまう可能性があるらしい。
必死な人のそばにいると、ゆったりできない。
仕事バリバリで忙しそうな人には、声かけにくい。
完璧っていう感じの人には、恐れ多くて質問できない。
でしょ。
ママは、必死でなくて、忙しそうでなくて、完璧でない方がいいんだなぁ~。
生まれてからも、ホントは、泣いてスッキリ甘えたいけれど、それができずに我慢して、泣きたいけど泣けないけなげな赤ちゃんになってしまうかもしれない。おっぱい飲むのにそねったり、目を合わさない赤ちゃんっているでしょう?彼らは、甘えちゃいけないって必死に泣かないように踏んばっている。そんな彼らの必死さに私はジ~ンときて、思わずポロリと涙する。ムギューって抱きしめたくなる。「もっと甘え上手になっていいんだよ。ガンバレ!」って。
わたしね。甘え上手になりたい。
職場にいるのよ。末っ子の彼女。居心地いいんだなぁ~。ユーモアあって、よ~く笑って。だけど、しっかり自己主張するところは自己主張して、自分を守るすべをカラダが知っているって感じ。だから、彼女は甘え上手。上手に自己主張できるところが・・・・。彼女は、私にとっての甘え上手の見本。あ~なりたい。
そして、わが子も甘え上手になってほしい。
きっと、社会の荒波をスイスイ~っと上手にわたっていけると思うから。
最後の取扱注意は、男全般 です。全員ではないのであしからず。
女性は、こと自分を大切に扱うことにおいては、男性より有利だと思う。
まず、『男』というだけで、女々しいことは言えない空気が文化としてしっかりある。残念なことに、まだ・・・・・。
それに加えて、幼少期『男ならメソメソするな!』だ。これで自分の気持ちを素直に言えないカラダに改造されてしまう。見栄晴君になる(プライドにこだわって自分を見失う)。
ただでさえ、男の子は女の子に比べておしゃべりではない。しゃべらない分、自分の気持ちを表現する機会も少なくなる。
そして、男性は女性のように生理もない。女性は、月1回やってくる生理を通して、月の満ち欠けという自然の偉大さに呼応している自分の体をとおして、動物的な感覚を否が応でも感じざるを得ない。
でも、男性には、そんな機会が、残念ながら 『ない』。
だから、自然に寄り添った生活から離れれば離れるほど、頭デッカチな人間になりやすい。感情が置き去りにされやすい。たぶん、だから、男性の方がオタク化しやすいんだと思う。
せっかく夫婦になったんだもの。妊娠をきっかけに、自分の気持ち実況中継アナウンサーになって、形容詞あふれる家庭にして、パートナーを感化しちゃおう。
男性は、ほっておいたら危険だよ。年をとってくるとひきこもりになりやすい。
自分の思いどおりにならない他人といっしょにいることが苦痛になってくるので、外に出たがらなくなる。そのくせ、寂しい気持ちはしっかりあるので、その不満を妻が背負わされる羽目になる。
渡辺淳一氏は、『夫というもの』で男は語ることは好きだが会話は苦手だと言っている。
自分のことは棚においといて、雄弁に(ホントは、エラそうに)語る男性って・・・いるよねぇ~。
だからこそ、形容詞あふれる家庭をめざして、パートナーもしっかり形容詞人間化しちゃおう。コツは、まずは、存分に語らせて、それからこっちの話にもっていく。
鉄は熱いうちに打て!パートナーは新婚時代に巻き込め! です。
次回は、『にんぷにして惑わず』 です。
特に、取り扱いに注意したい形容詞が、腹が立つ・イライラする・哀しい・悔しい・悶々とする・ガックリくる・残念・くちおしい・むしゃくしゃする・・・などのマイナスの感情をあらわす形容詞。
以心伝心
お腹の中の赤ちゃんは、お母さんの感情(喜怒哀楽)をビンビンバンバン、ダイレクトに感じている。まるでジェットコースターに乗っているかのように。
お母さんと赤ちゃんは一心同体。
うれしいときとかルンルンしている時は、お母さんが幸せで何より。私も幸せ~。なんでルンルンしているのか理由なんかわかんなくっても気にならない。安心して、ひだまりマママンションに住める。
にこにこ笑顔の人のそばにいるだけで、なんだか自分も幸せになれるよね。プラスの気持ちはあえて説明しなくても、そばにいるだけでシアワセになれるから。
けれど、怒っているときとか悩んでいるとき、悲しんでいるときなど、ママがその理由をきちんと言葉にして赤ちゃんに伝えてくれないと、赤ちゃんは不安になる。へたをすると私のせいでお母さんが怒っていると勘違いしてしまう。そして、私のせいで、お母さんを苦しめていると感じてしまうらしい。
妊娠中、ママがず~っとマイナスの感情に支配され、それを言語化していないと、お腹の中の赤ちゃんは自分を好きになれない・自己肯定感の低いマイナス思考タイプの基盤みたいなものを形成してしまう可能性が出てくるらしい。私のせいで・・・という罪悪感なんて、自分を大好きになるために持ってはならない感情のNo.1。
職場とかに、こんな人いない?
朝から、不機嫌で、書類なんかをわざとバ~ンと投げ捨てるように机に置いて、ムッツリしているようなムッツリーナ(ムッソリーニじゃないよ。)。
周りの人間は、理由がわかんないから、「昨日の私の言ったあの言葉に怒っているのかなぁ・・・」などと、各人が思い当たる節ってやつを探し始める。犯人は誰だ!みたいな。犯人は、ムッツリーナの心の中の怒りの自家発電器なんだけど・・・。ホント、周りはかなり気を遣うよね。ビクビクして緊張してしまう。
お腹の中の赤ちゃんも、お母さんがその理由を言語化してくれないと、おんなじ。
ビクビク脅えて不安になる。
でも、そんな時、ママが、
「あのね。パパと喧嘩して、今、腹が立ってしょうがないけど、今日中には、パパと仲直りするから大丈夫。心配しないで。」
などと、赤ちゃんに声かけしてあげると、赤ちゃんは、「な~んだ。私のせいで怒っていたんじゃないんだ。ほっとした。一安心。ママ、ガンバレ!」となれる。(夫婦げんかは明日に持ち越さないという気持ちで臨みましょう。なるべく・・・。)
赤ちゃんにとっての最高の胎教は、安心(不安でない状態)。
どっぷり安心羊水につかれる赤ちゃんは、自分の成長発達だけに専念できる。
妊娠中、いつもパラダイスにんぷっていないと思う。
いろんなトラブルに遭遇する。
夫婦げんか・切迫流産・つわり・仕事の人間関係・・・などなど。
だからこそ、マイナスの気持ちは取り扱いに注意して、その理由をシンプルに赤ちゃんに説明して、あなたのせいじゃないことを伝え、赤ちゃんを安心させてあげよう。
あ、そうそう、マイナスの気持ちになったとき、悪口は御法度よ。
人の悪口とかうわさ話は、どうしてもその人の人間性の全てを否定するようなイメージを与えてしまうから。
「おばあちゃんが、朝はちゃんと味噌汁を作れってうるさく言うから大っ嫌い。」ではなく、
「おばあちゃんが、朝はちゃんと味噌汁を作れってうるさく言うから、腹が立つ」と言おう。あくまでも気持ちで終了。
ところで、元々頑張り屋さんで尽くすタイプの女性も取扱注意だよ~ん。
なぜって、
口に出さないから。もくもくと働くから。
妊娠しても、仕事を続けてがんばって、おうちに帰っても家事をしっかりこなしちゃうような良妻賢母タイプのお母さんだと、お腹の中の赤ちゃんは、「お母さんが頑張っているんだから、あんまりわがまま言って困らせちゃいけない」と甘えベタなやっぱり頑張り屋さんタイプの子どもになってしまうかもしれない。ママが、妊娠中頑張りすぎたり、本音弱音をはかない甘えベタだと、すでに赤ちゃんも胎児の頃より、本音や弱音をはけない気質みたいなものを身につけてしまう可能性があるらしい。
必死な人のそばにいると、ゆったりできない。
仕事バリバリで忙しそうな人には、声かけにくい。
完璧っていう感じの人には、恐れ多くて質問できない。
でしょ。
ママは、必死でなくて、忙しそうでなくて、完璧でない方がいいんだなぁ~。
生まれてからも、ホントは、泣いてスッキリ甘えたいけれど、それができずに我慢して、泣きたいけど泣けないけなげな赤ちゃんになってしまうかもしれない。おっぱい飲むのにそねったり、目を合わさない赤ちゃんっているでしょう?彼らは、甘えちゃいけないって必死に泣かないように踏んばっている。そんな彼らの必死さに私はジ~ンときて、思わずポロリと涙する。ムギューって抱きしめたくなる。「もっと甘え上手になっていいんだよ。ガンバレ!」って。
わたしね。甘え上手になりたい。
職場にいるのよ。末っ子の彼女。居心地いいんだなぁ~。ユーモアあって、よ~く笑って。だけど、しっかり自己主張するところは自己主張して、自分を守るすべをカラダが知っているって感じ。だから、彼女は甘え上手。上手に自己主張できるところが・・・・。彼女は、私にとっての甘え上手の見本。あ~なりたい。
そして、わが子も甘え上手になってほしい。
きっと、社会の荒波をスイスイ~っと上手にわたっていけると思うから。
最後の取扱注意は、男全般 です。全員ではないのであしからず。
女性は、こと自分を大切に扱うことにおいては、男性より有利だと思う。
まず、『男』というだけで、女々しいことは言えない空気が文化としてしっかりある。残念なことに、まだ・・・・・。
それに加えて、幼少期『男ならメソメソするな!』だ。これで自分の気持ちを素直に言えないカラダに改造されてしまう。見栄晴君になる(プライドにこだわって自分を見失う)。
ただでさえ、男の子は女の子に比べておしゃべりではない。しゃべらない分、自分の気持ちを表現する機会も少なくなる。
そして、男性は女性のように生理もない。女性は、月1回やってくる生理を通して、月の満ち欠けという自然の偉大さに呼応している自分の体をとおして、動物的な感覚を否が応でも感じざるを得ない。
でも、男性には、そんな機会が、残念ながら 『ない』。
だから、自然に寄り添った生活から離れれば離れるほど、頭デッカチな人間になりやすい。感情が置き去りにされやすい。たぶん、だから、男性の方がオタク化しやすいんだと思う。
せっかく夫婦になったんだもの。妊娠をきっかけに、自分の気持ち実況中継アナウンサーになって、形容詞あふれる家庭にして、パートナーを感化しちゃおう。
男性は、ほっておいたら危険だよ。年をとってくるとひきこもりになりやすい。
自分の思いどおりにならない他人といっしょにいることが苦痛になってくるので、外に出たがらなくなる。そのくせ、寂しい気持ちはしっかりあるので、その不満を妻が背負わされる羽目になる。
渡辺淳一氏は、『夫というもの』で男は語ることは好きだが会話は苦手だと言っている。
自分のことは棚においといて、雄弁に(ホントは、エラそうに)語る男性って・・・いるよねぇ~。
だからこそ、形容詞あふれる家庭をめざして、パートナーもしっかり形容詞人間化しちゃおう。コツは、まずは、存分に語らせて、それからこっちの話にもっていく。
鉄は熱いうちに打て!パートナーは新婚時代に巻き込め! です。
次回は、『にんぷにして惑わず』 です。