世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

菅擁護・朝日新聞行き場失う 「政局」に殆ど触れなくなっている (3)

2011年05月29日 | 日記


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菅擁護・朝日新聞行き場失う 「政局」に殆ど触れなくなっている (3)



政局が最も好きな食べ物である朝日新聞が鳴りを潜めている。どうしたのだ?若宮啓文、星浩。特に船橋洋一(CIAエージェントと噂されるほど超親米)の退任後、朝日新聞の主筆を引き継いだ若宮啓文主筆だが、小泉政権時代のリベラル精神は失せ、日々小沢一郎バッシングに勤しんでいたことは、つとに有名だ。若宮はリベラルから米帝国主義に頭を垂れたようである。(笑)その金魚の糞・星浩もご同様だ。

菅直人を擁護せよと「天の声」(米国?)から命じられていたとしても、ジャーナリスト精神をかなぐり捨て、購買数ではなく、広告収入で経営を成り立たせようと云う御用新聞度は際立っていた。その朝日新聞が、風前の灯火となって来ている菅直人政権を、今こそ徹底的に擁護しなければならないにも関わらず、おざなりな事実報道に徹している。これでは通信社と変わらない。時事通信の方が、通信社に関わらず配信記事に憶測解説をちりばめている。以下は菅首相のブリュッセルでの発言報道記事だ。

≪ 菅首相、小沢氏らと会談の意向 不信任案同調の動き牽制
 菅直人首相は28日(日本時間同日夕)、訪問先のブリュッセルで同行記者団と懇談した。民主党の小沢一郎元代表らが野党提出の内閣不信任案に同調する動きをみせていることについて「広く(民主党の)代表経験者と話をする機会があればありがたい」と語り、29日に帰国した後、小沢氏や鳩山由紀夫前首相らと話し合う意向を示した。
 野党は6月上旬の不信任案提出を検討している。首相は「原発事故や復興に向けて努力しているし、こういった時なので、党内は一致した行動をとって対応してくれるものと信じている」と強調した。
 東京電力福島第一原発の事故をめぐり「一時中断した」と発表した1号機への海水注入を東電が継続していた問題にも触れ、「事業者の判断でやることは法律上も認められており、注入を続けたこと自体は間違いではなかった」とし、注水を続けた同原発の吉田昌郎所長の処分に否定的な考えを示した。一方、「結果として情報が正確に(国民に)伝わらなかった責任は感じている」とも語った。 ≫(朝日新聞)


 菅政権の御用新聞社としては、なんとも突き放したようなニアンスが伝わる記事だ。これは何を意味するのだろう?今までであれば “ 大震災における復旧復興に全力を挙げている政府に、徹底的に仕事をさせることが重要だ。また、原発事故処理に関しても、東電や保安院と連携を密にし、一層の終息に向けた力の結集が求められる時である。こともあろうか、そんな国難と呼ばれる時期に与党内から、政権の力を削ぐような言動がみられることは残念なことである。ここは菅首相も謙虚になり、小沢氏など代表経験者の力を全面的に受け入れる度量を示す時だろう ” なんちゃって記事程度は書いても良さそうだが、その気もない。

考えられる事は二つある。一つは、米国(天の声)が菅政権に見切りをつけ、朝日新聞に対し「もう擁護する必要はなくなった。貴社の裁量の範囲で、終息することを拒まない」等と云うウィキリークス風電文が届いたのかもしれない。オバマが夏には来ないでくれ、と菅に伝えたことが、その状況証拠だろう。

もう一つが、単純に国内の政局の読みだ。自公野党が、まさか此処に来て急遽「菅内閣不信任案提出」で一致するとは考えていなかった。否決される不信任案を提出することは、今後2年間、菅政権を認めるリスクを抱えることでもあり、その暴挙はないと読んでいた。 しかし、自公など野党の内閣不信任案提出は既成の事実になってしまった。否決すると公言していた社民党までが態度を保留しはじめた。鳩山グループや樽床ら中間派の相当数が賛成票を投じないまでも、欠席の道を選択する可能性も高くなっている。もう野党の不信任案提出は暴挙ではなくなったと云うことだろう。

不信任案成立のハードルが日毎低くなっている。案外民主党与党から65人程度の賛成で成立する可能性も見えてきた。 故に政局観だけは秀でている菅直人は小沢一郎に泣きを入れようとしているのだろう。代表経験者なんかどうでも良い、小沢にだけ会いたいのが本音だろう。鳩山がどっちに転ぶかは小沢次第だ。菅はそのように考えているだろう。しかし、もう時既に遅しだ。

WSJにおける小沢一郎の発言は不退転の決意表明であり、菅直人がどんな申し開きをしようとも、癌である菅本人の退場以外、道はないと小沢は断じているのであって、聞くだけ話すだけ無駄と云うものである。

政局の読みに比較的秀でている朝日新聞が、此処に来ても政局への論調を決定し切れずにいるのは何故か?それは、内閣不信任案の成立が読めたと云う事実なのではないだろうか。米国から「菅の梯子外してヨシ」の命令もあることだし、かといって急に掌返して菅内閣の体たらくに言及するわけにもいかない。だんまりを決め込む以外選択がないと云うのが実情なのではないだろうか。

産経と読売は自民党復権に向けて論調を強くしている。朝日に追随するかたちで毎日も政局には前向き報道は見られない。久々で、保守系マスメディア・読売産経が如実に表れているが、朝日と毎日は穴の中に閉じ籠ったようである。(笑)民主党を応援しようにも、誰をもって民主党なのか?さすがの朝日新聞も、主なき政党を応援する論調の糸口が見つからなくなっている。

つまりは、政界きっての実力政治家小沢一郎を排除して、日本の政治を動かそうと考えた連中すべてが、その思考を停止してしまったのだ。 “無理を通せば道理引っ込む”と云う言葉があるが、お天道さまは、それを許さないのかもしれない。小沢抜き政治を画策した連中のすべてに齟齬が生まれてきている。自公など野党連中の小沢抜きの声も小さくっているが、マスメディアは大きい声だと報道する。

しかし、誰がやっても必ずしもベストな選択が可能とは言えない、このような状況下、この火中の栗を拾う政治家は小沢一郎以外に居ないだろう。菅直人のような異常者は別だ、自民でいえば石破などがあげられるが選択の埒外だ。

官僚組織・経済界・マスメディアが最も嫌い忌避する政治家をリーダーにして、どこまで辣腕が発揮出来るものか、筆者は是非見てみたい。内閣総理大臣となった小沢一郎が、小沢信者の“小沢像”と一致するのか?小沢憎しで生きてきた人々の“小沢像”と何処が違うのか、是非見てみたい。筆者の考えている“小沢像”との違いも見てみたい。その可能性はゼロではなくなったことが大変興味深い。

あり得ない冗談だが、菅直人が不信任成立で “ヤケクソ解散” することもあるだろう。それも一つの政治選択だと思う。民主党は瓦解するだろうが、 “ご破算で願いまして” な小沢中心の政党が誕生する政治シーンを目撃することも出来るので、それも可だ。少なくとも民主・公明並の勢力は温存するだろう。連立の核にはなり得る。

おそらく、解散総選挙になれば、被災地の選挙は出来ない等と言っているが、岩手県の達増は小沢の為に選挙を強行するだろうし、宮城県の村井は自民党の為に選挙を強行する。腰が抜けた福島県知事の選択はわからない。(笑)

*このコラムは「ザ!政局 3 」の見出しを変えて書いています。

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