世相を斬る あいば達也

民主主義や資本主義及びグローバル経済や金融資本主義の異様さについて
定常で質実な国家像を考える

国策捜査・第二弾発砲

2009年06月14日 | 日記
国策捜査第二弾!「都議選」支援か?
*「郵便不正、厚労省局長を聴取へ 元上司が関与を証言」(朝日新聞)
*「郵便不正、厚労省局長を地検聴取へ…逮捕係長の元上司」(読売新聞)
*「郵便不正:厚労省局長を15日にも聴取 偽証明書に関与か」(毎日新聞)
*「厚労省局長を任意聴取へ 郵便悪用事件で大阪地検」(東京新聞)
*「日経新聞は14日午前4時30分現在記事無し」

いや~始まったようです、検察の「国策捜査」第二弾が。5月28日の拙ブログ記事「郵便不正捜査、目標は民主」で触れておいたが、昨日入手した情報なども踏まえて、補足させて頂くことにする。
上記記事の出元が大阪地検のリークであることは今さら言うもでもない。最も大袈裟に扱ったのは「朝日新聞」次が読売新聞、東京新聞、毎日新聞の順である。
鳩山元総務相に対する裏切り更迭の名誉挽回とばかり、麻生政権の次の一手は「郵便不正疑惑」の根源が民主党議員達によって為されたと云う、またもや検察捜査という芸のない作戦に出たようだ。
柳の下のドジョウ作戦ということだろうが、どうにも正攻法の攻めを無くした政権のやりそうなことである。さて、この「国策捜査」何処までマスコミが報道に血道を上げるか見ものである。そして、麻生が党首討論で言及するか?時間的に17日までに民主党議員逮捕までは流石に無理だと思うが、「都議選」には充分間に合うものと思われる。

この「国策捜査」リークが報道されたことで、なるほどとと思ったのが、数日前の夜某所で自民派閥領袖が雁首を揃えた話の内容が推測される。
顔ぶれは町村、古賀、山崎、高村、津島等々の面々だ。表向きは「都議選分析」みたいなものだったようだが、検察の小沢秘書逮捕以降なしの礫の検察「民主ネガティブ仕掛け」はどうなっているのかI議員に問い糾したのではないかと云う憶測が流れていた。
何故ならI議員は派閥の領袖でもない一介の参議院議員なのである。しかし、驚くことにこのI議員、国家公安委員長を二度も歴任しているではないか!何故大自民党のお偉い領袖様の会合にこのI議員が紛れ込んだのか梅雨の夜の珍事だ。
この議員、どうも公安を通じて司法機関に顔が利くようになったらしく、相当のパイプを駆使すると評判らしい。漆間程ではないが検察情報くらいをオフレコで入手する才能の持ち主らしい。
以上の闇情報と本日の大阪地検特捜のリーク記事はほぼ時を同じくするということになる。この不正疑惑問題、民主の牧義夫衆議院議員、石井一衆議院議員、場合によると牧議員が更迭騒ぎの元総務相・鳩山邦夫の運転手から議員になった立身出世物語にまで波及させようと企んでいるのかもしれない?
このような疑いと云うものマスコミの扱い方ひとつで有権者に想像を逞しくさせる操作は簡単なだけに、法的有罪ではなく、「支持率有罪」という報道手法が繰り出されることになりそうだ。
いや~自民のオッサン達中々しぶとい!政権与党が野党に蹴落とされると云うことは、彼ら自民党議員にとって万死に値することのようである。汚くても何でも良い、兎に角民主の評判落とすようなことなら、浮気でもいい、野糞でもいい、それ以上ならもっと良いってな具合にまで成り下がったのだろう。老醜を憐れむのみである。
下野後の復活にエネルギー貯められないものなのだろうか、後ろ向きだ!

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