acc-j茨城 山岳会日記

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八幡平スキー登山

2015年03月10日 21時17分47秒 | 山行速報(山スキ-)

白い桃源郷を目指して (八幡平スキー登山)               

1、日時 2015年2月21日(土曜日)
2、メンバー kim 他3名
3、行動時間 御在所(7:00)~茶臼小屋(9:15~9:20)~黒谷地(9:40)
    源太森頂上(10:20)~陵雲荘(11:00)~八幡平頂上(11:30)~
源太森(12:30)~茶臼小屋(13:30~13:40)~御在所(14:30)


八幡平スキー場が閉鎖になってからは、積雪期に岩手県側からの八幡平は距離が長く、また行動時間も多く要するので敬遠気味になっていたが、今回は厳冬期のつかの間の晴天を利用して中高年の星4人組テレマーカーが、白い桃源郷の八幡平を目指した。
偶然の一致か、名前が漢字3文字で表す事が出来る中高年が4人揃ったが、名前が3文字の岳人には善人が多いとの山伝説があり、その為か今日の晴天は約束されたようなものだ。
御在所に車を停めて駐車場で身支度を整え、車から一段上がった所からスキーを履いてシール登高開始。旧八幡平スキー場の左側斜面には大規模な面発生雪崩の跡が観測されるが、これは2/17の地震の際に発生した雪崩との事。
今日の雪質はかなり安定しており雪崩のリスクは少ないと推測できるが、あまりにも好天なので雪庇崩壊による雪崩には注意が必要と感じる。
昨夜降った雪も5cm~7cm位なのでラッセルも苦にならず、快適に高度を稼ぐ事が出来た。

単独スキーヤーが1名先行していたが、挨拶を交わし我々パーティーが先行させて頂いた。
茶臼小屋には予定時間より早く着いたので、小休止して黒谷地に歩を進めた。
黒谷地では先程の単独行者が茶臼小屋をショートカットして先に到着し休憩していた。更に源太森へシールを効かせて登高するが、このあたりからは樹氷が現れてきて目を楽しませてくれる。
 

源太森からは八幡沼付近が一望でき、まさに白い桃源郷の言葉がピッタリの天空の地だ。
白い桃源郷の真ん中を進み、陵雲荘には
11:00着。予定より早い時間に着いたので八幡平の頂上を目指す事にして、陵雲荘前の緩い斜面を進むと直ぐに八幡平の頂上に到着。
 帰路はメガネ沼方面に向かい樹氷観察を堪能してから八幡沼を一周し、源太森に向かい、
源太森で大休止をしてから黒谷地にシールを付けたまま滑走し、再び茶臼小屋を目指した。

 

この頃からシールが水分を含み更に雪が付着して重くなってきた。誰かが後ろで『雪が昆布になって旨い』としゃべっていた。『雪が昆布になる?』『雪が旨い?』一度は食してみたいと思うが、後で聞いたら『雪がコブ(団子)になって重い』と言っていたそうだ。そうこうしているうちに茶臼小屋に着きここで大休止をしてシールを外しここからはお待ちかねの大滑降が楽しめそうだ。


後ろを振り向くと○岡△CCのタラさん達が到着したので話を聞くと、タラさん達は恵比寿沢の右岸尾根を登ってきたとの事。機会があったら次回は恵比沢右岸尾根を登ってみたいと思う。
 茶臼小屋前から茶臼岳の大斜面を横切って前山方面に滑り込み、ここからは途中から同一行動になった単独行者が先行して案内してくれたので、スキーでの滑降に専念出来て至福の一時を堪能する事ができ、茶臼小屋前から1時間弱で御在所に戻ってきた。素晴らしい天気に恵まれ、最強のメンバーに恵まれ、白い桃源郷を堪能でき楽しい一日だった。

 



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