acc-j茨城 山岳会日記

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赤面山北東尾根(途中退却)

2013年02月06日 18時22分57秒 | 山行速報(山スキ-)
2013年1月30日 赤面山北東尾根の山スキー メンバー Nak
この日は冬型の気圧配置はそれほど強くないようだが、強い寒気のおかげで日本海側は雪が続いている。那須は、晴れ間が見えるのだがひどい強風だった。青少年の家の方の話では、この一週間ずっとこんな風だそうだ。

近くに車中泊したが、夜通し車が揺れるような風だった。モチベーションは下がりっぱなし。
まあ樹林限界の上は無理だろうが、行けるところまで行ってみよう。

6:45出発ー7:46、1052mピークー8:21谷津田川の夏道渡渉地点ー9:25~9:43退却地点
10:30分水界鞍部ー11:05駐車場


国立青少年の家の上にある、開けた草地


青少年の家に駐車させてもらい、その上部の草地?らしきところを登り、尾根上を南下して1053mピークへ。ここで尾根の東側を巻いていこうとして東へ下る尾根を少し入ってしまい、戻る。阿武隈川と谷津田川の分水界になっている、狭い鞍部を西へ抜けてから、谷津田川左岸の緩い斜面を下り気味に進み、夏道が徒渉する地点までとりあえず行ってみた。


谷津田川の夏道徒渉地点付近

川は雪で覆われており、難なく右岸側に渡れる状態だ。すこし道を北へもどり、阿武隈川の右岸尾根の南面を登る。


谷津田川左岸のカラマツ林の尾根を登る。

数センチスキーがもぐるぐらい。カラマツ林にかなりブナが混じっている。古い植林地だったんだろうか。カラマツは枯れているのが多いようだ。ゆるい尾根がなくなると、やや左方向へ急な尾根をスキーアイゼンをつけて登ってみた。やや傾斜のゆるいところに出ると、上方から強風のすごい音が聞こえてくる。もっと上に行くとシールをはがすのもままならないだろうということで、ここでシールをはずし戻ることにした。登ってきたルートを下れば簡単なのだが少し違うところを、と思い、尾根を東へ下る。すこし雪の表層がクラスとしていて割れてひっかかるのと、木の密度がそこそこにあるので、自由には回転できない。安全にボーゲンを多用する。短い尾根は沢に消えてしまい、左岸斜面を沢に沿って少し下る。途中で少し階段登高して尾根に戻る。ここも登りルートと同じようなカラマツ林、傾斜がゆるいので、クラストを割らないようにすれば、わりと自由に気持ちよくすべることができた。あっという間に、夏道徒渉地点のすぐ北まで下り、シールを貼って往路を戻る。1052mピークを超えてからは、往路より手前でシールをはがして東方向へすべって青少年の家の建物のあるところへ戻った。



緑:往路、赤:復路


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