acc-j茨城 山岳会日記

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北海道遠征 利尻岳 3日目

2013年10月09日 14時55分18秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
13日(土) 5:55利尻北麓野営場~7:39-51第一見晴台~9:14-26八合目~10:56沓形分岐~11:29-12:23利尻岳北峰~12:40沓形分岐~13:54-14:07八合目~15:06第一見晴台~16:44-17:15利尻北麓野営場~18:00キャンプ場ゆ~に(泊)。


今日は利尻岳アタックの日だ。天気はいいし風はないし登頂は「いただき!」と内心ガッツポーズ。
廻りの皆は暗いうちに出発したらしく私が一番最後のようである。
私はもう一泊するので焦ることはない、のんびり行くとします。
よく整備された道をしばらく行くと甘露水の水場がある。ちょうどネイチャーガイドが説明している時で日本で一番の軟水だそうだ。
口に含んでみると確かにいままでで一番やわらかい飲み口である。
しばらくは樹林帯の中を登る。長官山が見え得る頃になると視界も開け日本海やオホーツクの紺碧の海が見える。天気の良い山は最高である。
長官山に登ると利尻岳がど~んと姿を現す。本当にかっこいい山である。
そして港を見下ろすと、いままさにフェリーが入港している。グッドタイミングでシャッターを切る。
十分休憩をとったので再び登ることにするが、不思議と後続が来ない。ま気にもしないが本州の山とは違うね。
ここから少し登るとなだらかな稜線歩きとなり島の外郭が分かるようになる。しばらく進むと赤い屋根が見え、すこし下ると避難小屋である。
小屋をのぞくと番をしているおじさんが座っている。一言二言を言葉をかわして休まず行くことにする。
ここから山頂に続く尾根に沿ってまたまた急登になる。右側は崩壊しており滑るとただではすまないので注意が必要だ。
そして登山道がアンツーカーのようなガレ場になり一歩進んでは半歩下がる歩みになる。
富士山の須走の赤土版のような感じかな。でもこのままほっておいては山の形が深刻なことになると心配になる。
難儀をしながら登ると沓形分岐に出る。危ないといわれる右方向の登山道を偵察に行くが問題なく行ける道である。
戻ると休まず高山植物をめでながら山頂を目指す。あいかわらず登山道は崩れるがガシガシ登る。
山頂に着くと360度のパノラマである。登頂記念の写真を撮ってもらったらのんびりと景色を眺める。
ランチは来る途中で買った北海道限定の塩ラーメンを食べる。美味い!
見飽きぬ風景であるが、そろそろ下山の時間かなと重い腰をあげる。
下りは得意なのでいいペースで下山する。長官山で利尻岳最後の写真を撮り分かれを惜しむ。
あとは樹林帯を下るだけ。キャンプ場についたらテントを撤収して麓のキャンプ場まで徒歩で移動する。
日がくれる前にテントを張り、道を挟んだ温泉施設で汗を流す。サッポロビールで祝杯をあげる。
いい気分になってテントにもどり夕食をとる。メニューは忘れた。




利尻北麓野営場です。とてもよく整備されたキャンプ場である。




甘露水です。とても柔らかい飲み口の日本で一番の軟水のようです。




途中から鷹泊港を見るとタイミング良くフェリーが入ってきている。




長官山付近から利尻岳がよく見える。無風快晴で快適である。




山頂付近は花畑です。はるか下に鷹泊港が見える。




山頂直下から見る。火山特有の赤土がどんどん崩壊しており登りづらい。




利尻岳▲1,721m山頂です。これで日本百名山完登ですが特に感動は無い。




山頂から東方向を見る。山頂の花畑との高度差がすごいでしょう。




山頂から南方向を見る。足下は絶壁でここをスキーで滑ったやつは大したもんだ。




山頂から西のほうにあるローソク岩です。登ってみたい感じだが岩はもろそうです。




帰るころになると山腹から雲が沸き出している。




利尻岳を振返る。かっこいい山である。

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