acc-j茨城 山岳会日記

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実川硫黄沢

2018年07月16日 00時09分07秒 | 山行速報(沢)

2018/6/7-8 実川硫黄沢

実川硫黄沢に訪れたのは3度目。


いずれも6月。

この季節の硫黄沢はいろんな”オイシイ”ものがいっぱいです。

去年沢デビュ-したfulさんにも、沢の楽しさを余すことなく教えてあげなきゃ。
ということで、fulさん初の泊付沢旅。

 

硫黄沢自体は概ね、記憶もあるんだけど、細部で渓のイメ-ジが変わったなぁ、と思う事しばし。
核心直前の滝が水量多く、脆い泥壁を這い上がることとなったが、それ以外は快適。

 

硫黄沢で唯一残念なのは、渓の透明度が低いこと。
まぁ、贅沢は言えませんが。

適当に山菜を収穫し、竿先をしならせつつ行く。
適当に幕場を見出し、ここと決めたら、まず一杯。
そんな沢旅の時間軸、たまりません。

 

とはいえ、やることは満載。
久しぶりの焚火に、寝床の確保そして晩餐の準備。

sak自身、初めての硫黄沢で「こんな山の楽しみ方があるのか!」と感動したものでした。
まぁ、これはこれで私も教えていただいたことをfulさんに伝授して、「恩返し」みたいなものです。

という事で、いつもに増して杯は進み酩酊するがよし。

酩酊しすぎて、写真がありませんが。


空けて翌日も朝からポレポレ。
残り熾で火を焚いて、雑炊の朝食。

 

最後の見せ場は何と言っても長池の湿原。
どうにか終り加減の水芭蕉を愛でることもでき満足。
カッコウのさえずりが湿原に響くと、絵に描いたかのような高原での朝景。

癒しの王道

宣言してもいい。
硫黄沢はそれに違わぬ好渓だ。


sak

 



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