acc-j茨城 山岳会日記

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那須 井戸沢遡行~中ノ沢下降

2013年10月17日 08時41分09秒 | 山行速報(沢)
2013.08/25(日) 天気:晴れ

那須 井戸沢遡行~中ノ沢下降をしてきました。

メンバー:単独。 装備:ザイルφ8.0×30m(使用せず)


今回の登山行程は、前日発車でR125=R50=R408=R4=矢板IC=東北道=黒磯板室IC=深山ダム=林道終点Pまで入る。
6:35林道ゲート~7:30-8:00三斗小屋宿跡/入渓~9:50二俣~11:40登山道~11:55-12:25流山~13:45中ノ沢下降点~15:30-55三斗小屋宿跡~16:35林道ゲートまでの1日です。


今週末も天気が悪い。那須のほうは日曜は天気が回復するようなので井戸沢に行くことにする。
前日の午後に出発し行ったことのない道の駅などを探索しながら夕方登山口近くの林道まで入る。
私一人で静かな夜かなと思っていたら後から釣師グループがきて宴会始まってにぎやかになった。

朝起きて林道終点のゲートまで車で行き三斗小屋宿跡までは林道歩きになる。
湯川に掛かる橋で沢靴に履き替えハーネスをつけて入渓する。最初はこの道でいいのかと不安になるようなしょぼいゴーロ帯を歩く。
しばらくするとよく写真にある堰堤が出て来たので一安心。左から巻いて堰堤裏にはトラロープで降りる。
ここを過ぎると水の流れが出て来て沢らしくなる。最初の滝はすんなり越えるが次が核心15m末広滝です。
単独でもあり無理せず巻き道を探すと右のリッジ状の岩から上がるらしい。登ってみると上部はけっこう立っておりバランス崩すと落ちます。
お助け紐があるが不安のある人はロープで確保してもらったほうが無難かな。途中わかりにくいが滝の高さになったら横に進むと滝上ジャストに出る。
ここからはナメ床と小滝の連続で快適に登る。ときどき大きめの滝が出るがすべて直登する。
しかし水流際がヌルヌルする滝は脇の草木や岩の隙間でホールドに使う。なんでも安全第一!
足が滑った場合何かを掴める、手が滑った場合足で踏ん張れるようなポジション取りを心がければ安全度は上がる。
快適に登攀を続けると勾配の緩くなったナメ床にでると水量が少なくなる。沢の幅がだんだんせまくなり源頭の様子になる。
水涸れしたガレ場を忠実に登っていくと左の熊笹に踏み跡がある。そこを登ればすこしで稜線登山道に出る。
そのままの装備で登山道を進み流石山に到着する。休んでいるハイカーに写真を撮ってもらいランチをしながらしばらく談笑する。
私はまだ先が長いので先に出発する。大峠を右に折れ沢を一本越え二本目が中ノ沢である。念の為にGPSで確認する。
中ノ沢は苔むした感じの沢であるがあまり滑らない。難しい滝も無くどんどん下降する。
途中の枝沢などを確認しながら湯川に掛かる橋に出て遡行終了です。けっこう距離があります。
後は来た道を戻っていつもの幸の湯に入って帰路に着く。




井戸沢に入りゴール帯をしばらく行くと堰堤が表れる。左より明瞭な巻き道がありトラトープで降りる。




15m末広滝です。右のリッジ状の岩を登って巻くが意外と立っています。お助け紐有り。




8mスダレ状ナメ滝です。確か水流右を直登したと思う。




10mナメ滝です。水流左を登るが滑って登りにくかった多分右の方が登りやすい。




18m階段状ナメ滝です。水流左を登るが高さがあるので慎重に登る。




6m斜め階段状ナメ滝です。水流の中を階段に沿って登る。




解放的なナメ床の連続です。フリクションも効き快適に登れます。




2段4m滝です。どこでも登れます。ここから見る空が素晴らしい。




源頭部から下を見る。きれいにナメ床が連続している。




源頭部の5m滝です。この先から普段は水涸れになるようです。




最後トイ状のナメ滝です。昨日雨降ったので水流があるが普段は無いと思う。




流石山▲1,812m山頂です。ここで休んでたおじさんに撮ってもらう。




登山道から見た中ノ沢下降点です。




下降しやすいナメ床の沢です。




3条の滝です。水流の間を下る。




4m滝です。左岸を下ったと思う。




2条の滝です。左岸を下るが苔でコケないように注意だ。




このようなナメ床が続きます。滑らないが底が黒くて見にくい。

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