acc-j茨城 山岳会日記

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徳本峠越え

2011年10月13日 20時00分33秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
徳本峠越え

徳本峠越えの歴史は、自分が山登りを始めた当時から知っていたし、興味があった。そして是非歩いてみたかった。しかし、この山行は歳をとってからでいいや、という考えでいたので今日まで延び延びになっていたわけだが、とうとうその歳がきてしまったという訳だ。
10月9日、晴。2日間、雨の心配はないという絶好の天気である。島々宿の奥の広場には何台か車があり、私達が最後の出発のようだ。我々の今日の予定は岩魚留小屋までなので急ぐ必要はないのである。メンバーはN君とガストンの2名。


徳本峠越え案内板


出発点の駐車場


昔は鳥や獣を捕って生活していたのだろう


なんと書いてあるかわかりません


台座の部分に、(これより←島々6,9KM→徳本峠9,8KM)とある

二俣までは林道歩き。二俣を右に行く林道はすぐにトンネルになっており、好奇心旺盛な私は、トンネルの先がどうなっているのか知りたくなって、ヘッドランプを点けて行ってみた。何があったかを知りたい人はガストンまで。
二俣にはトイレと発電所?があった。二俣からは山道になり、苔むした石垣や歴史を知らせる案内板が、古き良き時代を偲ばせる。先の集中豪雨と台風の影響か、所々崩れていたがきちんと修繕されていた。


修繕された歩道


二俣と岩魚留小屋の中間点のベンチ


橋の先が岩魚留小屋


営業していない岩魚留小屋


知る人ぞ知る少し有名な桂の大木の下にテントを張る

岩魚留小屋には昼頃に着いた。
知る人ぞ知る桂の大木の下でテントを張る。あとはすることなく各々好きなことをして過ごし、明るいうちに宴会突入と相成り6時には寝てしまった。

10月10日、晴。晴の特異日だけあってお天気最高。6時出発の予定が5時半頃には準備が終わってしまい、明るくなるのを少し待つ、道の傾斜は少しずつきつくなってきた。


徳本峠まであと2、8キロ

単独の人と14人の中高年パーティと男女二人パーティとすれ違う。嘉門次もウェストンも飲んだと言われる力水で休憩。ガストンも飲んだが、不思議なことに力がモリモリ湧いてきたのである。


力水をいただくガストン

つづら折りの道を1時間弱で徳本峠に着く。ガストンは、徳本峠は3回目だが、小屋が新しくなって見違えるようだ。しかし、古い小屋もそのまま残っており、倉庫として使っているようだった。徳本峠始めてのN君の記念写真を撮る。


手前が古い小屋、その奥が新しい小屋


記念撮影のN君


素晴らしい穂高の眺め

ウェストンが感激して涙を流したと伝えられる穂高連峰の眺めも素晴らしい。峠は風があり少々寒いので、早々に下山開始。明神に至る道もだいぶ崩れていた。上高地~徳沢街道に出ると途端に人通りが多くなる。


徳沢街道?とのT字路


明神岳が素晴らしい


初めての河童橋で、記念撮影のN君

右を見ても左を見ても山ガールと山ボーイでいっぱいだ。いままで何十回と見てきた明神岳がヤケに素晴らしく見えた。来年の山行計画の参考にしよう。先々週、K君が御馳走してくれたソフトクリームを思い出しながら、上高地バスターミナルに急いだ。

10月9日
駐車場7:30-二俣9:15~9:25-岩魚留小屋11:55
10月10日
岩魚留小屋5:50-徳本峠8:20~8:35-明神10:05-上高地バスターミナル11:05~11:40=バスにて島々宿12:35-駐車場12:45
                                            
                                             ガストンガニマタ


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