2012.10/06(土)~08(月) 天気:晴れ・曇り時々雨・快晴
北アルプス 表銀座~槍ヶ岳縦走をしてきました。
メンバー:N氏・Appleの2人パーティ。 装備:補助ロープφ6.0×12m(使用せず)
今回の登山行程は、前夜発高速バスで新秋葉原から竹橋を基点に出発し中房温泉まで行く。
06日(土) 6:20中房温泉~9:10合戦小屋~10:40-55燕山荘~14:15喜作レリーフ分岐~15:05大天井ヒュッテ(泊)
07日(日) 6:40大天井ヒュッテ~9:00-30ヒュッテ西岳~10:20-25水俣乗越~12:35-40ヒュッテ大槍~13:40槍ヶ岳山荘(泊)
08日(月) 6:10-7:30槍ヶ岳往復 7:45槍ヶ岳山荘~10:20-40槍沢ロッジ~11:50-12:00横尾山荘~12:50-55徳沢園~14:30上高地までの2泊3日です。
紅葉を見に北アルプスに行ってきた。
竹橋出発の夜行バスの多さにビックリしながら乗車し爆睡したら中房温泉に到着する。
降りた瞬間トイレに駆け込み大を済ます。
この機転の早さが私のエライところで、座右の銘は「臨機応変」である。
写真を見てわかるとおり山手線のような混雑である。
それを横目で出発するが合戦尾根でも大渋滞に巻き込まれいきなり気持ちが撃沈状態である。
混雑の合戦小屋を素通りしたあたりからばらけて自分のペースで登れるようになった。
あ~えがった。
合戦沢の頭で小休止し、山ガール達と談笑しならがロイヤルミルクティーとお菓子をいただく。
彼女達はなんか毎年のように秋に登っているらしく、今年の紅葉は良いねと言っていた。
毎年同じ季節に来たら飽きない?
ここから稜線まではスイスイと快適に登れたので、不思議とあまり疲れなかった。
燕山荘に到着すると、ま~山ボーイ・山ガールが沢山いて華やかでいい感じで、おのおのが絶景を楽しんでいる。
そして視線を山に向けると稜線から山肌を下に向かって紅葉が見頃に染まっています。
いつもは記録用に防水カメラしか持たないけど、今回は一眼レフカメラも持ってきたので撮影も楽しみである。
大休止のあとは表銀座縦走コースを槍に向かって歩き出す。
この道いつもながらなだらかで歩きやすい。
そして名峰槍ヶ岳を見ながら3,000m近い稜線を歩くのは爽快である。
途中雷鳥の大家族を見つける。
冬毛が生え始めてお腹のあたりが白く忙しそうに何かをついばんでいる。
人慣れしているようで、逃げるごどころか目の前まで来てエサを捜しているのだ。
雷鳥の写真はズームはつかわず28mmの広角レンズで撮っています。
いつまでも見ていたいが、道中長いので先にすすむことにする。
大下りの入口に到着し大天井に向かう稜線の紅葉がすばらしいので、しばし撮影タイムとする。
写真撮影を楽しんだあとはひたすら下ります。
そして鞍部についたら登り返します。
また元の高度に戻ると一安心で、よそ見をしながらあるくとブルーベリーを発見する。
なんで実があるのかな~?と思うがとりあえず食ってみると美味いのだ。
雷鳥はこれを食べていたのかな?私もまけじとガンガン食う。
美味かった~っ。
だらだらと歩いているとまもなく大天井岳下部の分岐にさしかかり相棒と相談、
空いていそうな大天井ヒュッテ泊まりとするので右のコースを進む。
このコースは山肌をトラバースして通る道なのでアルプスらしい登山道でありお勧めです。
牛首展望台が見えると眼下に今日の宿大天井ヒュッテが鎮座している。
さ~お楽しみの宴会が待っているので、あっとゆうまに下ります。
山小屋は空いているせいか寒かった。
夕飯はトンカツとご飯と味噌汁とお漬け物とまあまあです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c5/b0f8118e5555191bb8bb66d3bec2afa7.jpg)
中房温泉の公衆トイレです。すごい混雑で順番待ちが100人はいたぞ、早めに済ましてラッキー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b2/132db9cc6660ea1fb2f37d3ed62d9dff.jpg)
合戦小屋に到着です。ここまで登山道大渋滞で、これほどまで混んでるのは初めてです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/44/78e06596a6ce0b0fc92422bd7b8f08b2.jpg)
合戦沢ノ頭にて槍の穂先をバックにスナップ写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/df/d2a44cc48de6dabf5a904aedb1f1de02.jpg)
合戦尾根を登る。ピークに燕山荘が見えるもうすこしで稜線です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1d/b1140d12d3281a9157e8759dc5944b83.jpg)
燕山荘に到着する。ここまでは山ボーイ・山ガールが沢山います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/52/f02807d2bcad90eae2bb639fa24aff26.jpg)
これから向かう表銀座縦走路です。オリンパスTGで撮ると紅葉の色が出ないです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/90/c68672435872bba1ec0ae27ae173089f.jpg)
燕岳▲2,762.9mです。一眼レフで撮ると紅葉の色が良く出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/dc/9e229961ccb983baadb0e38c702a1236.jpg)
表銀座縦走路の先に槍ヶ岳を望む。山肌の紅葉が見頃です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b1/99fceced009a8834eb1c2b127b3b1c64.jpg)
歩いてきた表銀座縦走路を振返る。ここの登山道はアップダウンが無く快適です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1f/aca31d04c7b2d81f265dfa3a06f7fad4.jpg)
冬毛が出始めた雷鳥です。人慣れしてるらしくぜんぜん逃げません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d7/1f41036ce11fc49fbf94bc42235fe8ca.jpg)
大下りにてのスナップ写真です。やっぱり紅葉の色が出ないです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/52/3edb7adc4d548e7f996f4c361e355dde.jpg)
大天井岳▲2,921.9mと紅葉です。一眼レフで撮ると紅葉の色が良く出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/cb/312ee63538cd3f9a31c06c877ca819b3.jpg)
大天井岳に向かう縦走路です。この辺にくるとハイカーもまばらになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/97/45893cfc744dc6e5d9f300045994f759.jpg)
歩いて来た大下りを振返る。こっち方向の方が楽な感じがした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/41/ee2a65c7793938d7a4264c26ab12838e.jpg)
天然のブルーベリーです行動食にしました。夏に実をつける植物ですが天然の冷蔵庫なんでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b8/1fb86f2d3412bed2a4c8a88780fdfd2f.jpg)
大天井岳を下から見上げる。こちら側もなかなか良い山ですな~っ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2d/526cbc0ccbe3db444925d2707f96e6cc.jpg)
北アルプスらしい縦走路です。ここに道を造るのは大変だったでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e8/4c572fc96fd05f396519fc0077d13790.jpg)
牛首展望台▲2,766mと大天井ヒュッテです。谷間にポッンとある静かな山小屋です。
昨夜は雪が降った。見上げると大天井岳には雪が残っている。
登山道の状況が心配だったが、ガスが出て視界が悪いが歩き出すと雪の問題はなさそうでホットした。
ま、多少問題あっても補助ロープ持参なので行くつもりでいたのですがね。
雪が心配で西岳から下るといってた気弱なパーティはどうしたのでしょうか?
多分大丈夫だから一応西岳まで行って決めたほうがいいよとアドバイスしておいたのだけど。
北鎌尾根トライの為稜線から貧乏沢の降り口も確認しておきたかった。
すぐ見つけることが出来て視界悪い中貧乏沢をちょっと下まで偵察に行ってみた。
後はガスの中もくもくと歩く。
風の強さがそんなでもないのが幸いだった。。
西岳ヒュッテが見えるころ、やっとガスが晴れて見晴らしがきくようになった。
到着して天場が見晴らしが良さそうなので先端まで行って展望を楽しみながら小休止する。
ここは静かで見晴らし最高のいい天場で気にいってしまった。
また来たい場所です。
お天気もあやしいのでそろそろ水俣乗越しに向かいますが、雪ですこし色がくすんだが紅葉がよく見えます。
鞍部まではもったいないほど下ってしまいます。また登り返すかと思うとあ~あっという感じです。
水俣乗越しから天上沢にはしっかりした登山道がありちょっとビックリした。
前を歩いていたバテ気味の単独行のおねーさんはここから槍沢に下るらしい。
ここからの槍沢の紅葉がすばらしいので、しばし写真撮影タイムとする。
いよいと東鎌尾根に取付きますが、やっぱり槍ヶ岳が雲の中で見えません。
槍ヶ岳に向かって登るが楽しみだったのに残念です。
しかしアルペン的な登山道はおもしろいです。
岩稜を登ったり下ったり梯子を上ったり下ったりと飽きない。
ここが人気コースなのもうなずけます。
途中風の当たらないコルでお湯をわかしてラーメンやお茶をいただく。
絶景が最高の調味料です。
高度をどんどん上げて行くとついのガスの中に入り、後はもくもくと登るとヒュッテ大槍を通過し槍ヶ岳山荘に到着する。
今日槍ヶ岳登頂予定だったが、この天気では明日に延期とし宴会を始める。
いつものようにクソ寒いがテラスでビール&銘酒花泉をいただく。うまがった~っ。
天気悪かったが小屋には人は沢山いました。
夕飯は記憶にないぐらいで大したことなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ad/004acce6563e027ad894d4a920613a41.jpg)
昨夜は雪が降りました。山頂付近には雪が積もっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/1d/ccb9e1bd4b4a0ed0c3503b9971c5168e.jpg)
濃霧の中を歩いてきましたが、やっとガスが切れて西岳ヒュッテが見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c4/0bcac9c0fe1233af832c19ee8107d21c.jpg)
西岳▲2,758mと西岳ヒュッテです。ここも静かで眺めも良く長期滞在したい天場です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/0d/8b0dfb3c48194144873ac2bc89664068.jpg)
水俣乗越に向かう縦走路です。ガッツリ下りますが道はだいぶ整備されたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/2f/3a0cfa36cc762fb417d7de1dedf57b77.jpg)
水俣乗越の前から槍沢上流を見下ろす。稜線にガスがかかり残念です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0c/b9203f811529c9ace9422139331b18b4.jpg)
水俣乗越の前から槍沢ロッジ方向を見下ろす。昨日の雪で紅葉がすこしくすんだようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/9f/94e008a3a79c7686af9ce8561db81cd3.jpg)
水俣乗越の手前から天上沢を見下ろす。こちらもいい感じに色づいています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/86/d1339157850c9819b5f176ad083bbd3b.jpg)
東鎌尾根への縦走路です。ここも北アルプスらしい登山道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/76/bea45ad657d46fa87e16041a2c72831e.jpg)
東鎌尾根と槍沢をバックにスナップ写真です。稜線が見えず残念です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d6/f7d4b3d8aee16b2b082e293012a389d6.jpg)
東鎌尾根を登る。槍はすっぽりガスの中で、槍に向かって登りたかったのに残念です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/5a/139d99db9cd1ea86a4ce88452fd926d2.jpg)
ヒュッテ大槍からの縦走路で雷鳥を見る。ここの雷鳥も人慣れしてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/df/8558c08f8f593810418bc34e3561160f.jpg)
槍ヶ岳山荘に到着です。小雨がぱらついて今日は槍を登ってもな~っ。
朝起きるとすばらしい天気で、槍ヶ岳山頂は渋滞まちがいなし。
バスの時間が気になるが遅めの朝食にし遅めに登頂する作戦としたのは正解だった。
しかしそれでも渋滞で待たされた。
山頂では待った甲斐はあるすばらしい展望にめぐまれた。
前回来た時は今一の展望だったのでリベンジ成功というところです。
北鎌尾根も十分見ることができたので偵察にもなってえがった。
飽きない眺めであるが次の人がいるので降りることにする。
案の定下りも渋滞なので、帰りのバスの時間がますます心配になってきた。
槍ヶ岳山荘で荷物を取って上高地に向かって下山する。
お天気のアルプス歩きは文句無く楽しいが、もったいないが大曲まではぶっちぎりに早さで下山する。
だいぶ時間もかせいだので、途中写真とったり馬場平のキャンプ場を探索したり寄り道がはじまる。
そんなこんなで槍沢ロッジで小休止してお湯をわかしてコーヒータイムとする。
遡行したいと思っている一ノ俣、二ノ俣を探索しながら歩いていると見憶えのある出かいザックのおねーさんに会う。
あ!谷口けいだと思ったけど、声をかけるのもかわいそうかなと思い知らないふりをした。
さて時間も押して来たので、ここから上高地までまたまたぶっちぎりの早さで到着し小梨平キャンプ場の風呂に入る。
さっぱりした後は隣の食堂でビールと枝豆でバスの時間までまったりと過ごす。
そして上高地バスターミナルは大勢の人が・・・ここはもう神秘性はなくなり立派な観光地ですな。
そんな昔をなつかしみながら満員のバスに乗り帰路につく。
いい縦走だったな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/40/1124bbd1517cf5ff8ade6759ea20230e.jpg)
今日は快晴です。あんまり朝焼けにはならなかったが穂高連峰と雲海が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/7a/8bb500a58874d4e8a3c9e68b376ceefc.jpg)
槍へ登るルートは渋滞で順番待ちです。予想して時間をずらしても混でます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c8/95892c643ed15fa2b6ae3f6c6f758a23.jpg)
槍ヶ岳山頂より穂高への縦走路を見る。また歩いてみたくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/13/b5156b97f60987f8af8aeff7162b04a4.jpg)
槍ヶ岳山頂より槍ヶ岳山荘を見下ろす。いつもながらよく建てたなと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7d/41b1c14a47f44ab6ff57f05310ac5c60.jpg)
槍ヶ岳山頂より西鎌尾根の縦走路を見る。影槍がくっきり見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/f2/0c7a0d4b65c8d049e78fbe817fcd8329.jpg)
槍ヶ岳▲3,180mです。快晴で360度の絶景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7e/80b37488ba70fe73ef23eeaf8577e574.jpg)
北鎌尾根のバリエーションルートです。今日の天気なら快適に登れるなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/35/ada59b493f4b246efaec231d5632592a.jpg)
槍ヶ岳をバックにスナップ写真です。これから高速バスに間に合うように下山します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/15/5d054845412cab83eb37707e8853578d.jpg)
槍ヶ岳直下の登山道から見上げる。う~ん槍~って感じですな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/b6/b870615e1400f6271d0207d08b874a3b.jpg)
槍沢から見上げる槍ヶ岳です。U字谷になっているのがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/c7/8ab4ca419596e9070dead8d7322459af.jpg)
大曲がり付近でのスナップ写真です。気持ちのいい空です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/5d/3a90eefedb268d94a3518581adbf75d0.jpg)
横尾山荘に掛かる橋で、たくさんのハイカーがいます。もうすこしで上高地です。
by Apple
北アルプス 表銀座~槍ヶ岳縦走をしてきました。
メンバー:N氏・Appleの2人パーティ。 装備:補助ロープφ6.0×12m(使用せず)
今回の登山行程は、前夜発高速バスで新秋葉原から竹橋を基点に出発し中房温泉まで行く。
06日(土) 6:20中房温泉~9:10合戦小屋~10:40-55燕山荘~14:15喜作レリーフ分岐~15:05大天井ヒュッテ(泊)
07日(日) 6:40大天井ヒュッテ~9:00-30ヒュッテ西岳~10:20-25水俣乗越~12:35-40ヒュッテ大槍~13:40槍ヶ岳山荘(泊)
08日(月) 6:10-7:30槍ヶ岳往復 7:45槍ヶ岳山荘~10:20-40槍沢ロッジ~11:50-12:00横尾山荘~12:50-55徳沢園~14:30上高地までの2泊3日です。
紅葉を見に北アルプスに行ってきた。
竹橋出発の夜行バスの多さにビックリしながら乗車し爆睡したら中房温泉に到着する。
降りた瞬間トイレに駆け込み大を済ます。
この機転の早さが私のエライところで、座右の銘は「臨機応変」である。
写真を見てわかるとおり山手線のような混雑である。
それを横目で出発するが合戦尾根でも大渋滞に巻き込まれいきなり気持ちが撃沈状態である。
混雑の合戦小屋を素通りしたあたりからばらけて自分のペースで登れるようになった。
あ~えがった。
合戦沢の頭で小休止し、山ガール達と談笑しならがロイヤルミルクティーとお菓子をいただく。
彼女達はなんか毎年のように秋に登っているらしく、今年の紅葉は良いねと言っていた。
毎年同じ季節に来たら飽きない?
ここから稜線まではスイスイと快適に登れたので、不思議とあまり疲れなかった。
燕山荘に到着すると、ま~山ボーイ・山ガールが沢山いて華やかでいい感じで、おのおのが絶景を楽しんでいる。
そして視線を山に向けると稜線から山肌を下に向かって紅葉が見頃に染まっています。
いつもは記録用に防水カメラしか持たないけど、今回は一眼レフカメラも持ってきたので撮影も楽しみである。
大休止のあとは表銀座縦走コースを槍に向かって歩き出す。
この道いつもながらなだらかで歩きやすい。
そして名峰槍ヶ岳を見ながら3,000m近い稜線を歩くのは爽快である。
途中雷鳥の大家族を見つける。
冬毛が生え始めてお腹のあたりが白く忙しそうに何かをついばんでいる。
人慣れしているようで、逃げるごどころか目の前まで来てエサを捜しているのだ。
雷鳥の写真はズームはつかわず28mmの広角レンズで撮っています。
いつまでも見ていたいが、道中長いので先にすすむことにする。
大下りの入口に到着し大天井に向かう稜線の紅葉がすばらしいので、しばし撮影タイムとする。
写真撮影を楽しんだあとはひたすら下ります。
そして鞍部についたら登り返します。
また元の高度に戻ると一安心で、よそ見をしながらあるくとブルーベリーを発見する。
なんで実があるのかな~?と思うがとりあえず食ってみると美味いのだ。
雷鳥はこれを食べていたのかな?私もまけじとガンガン食う。
美味かった~っ。
だらだらと歩いているとまもなく大天井岳下部の分岐にさしかかり相棒と相談、
空いていそうな大天井ヒュッテ泊まりとするので右のコースを進む。
このコースは山肌をトラバースして通る道なのでアルプスらしい登山道でありお勧めです。
牛首展望台が見えると眼下に今日の宿大天井ヒュッテが鎮座している。
さ~お楽しみの宴会が待っているので、あっとゆうまに下ります。
山小屋は空いているせいか寒かった。
夕飯はトンカツとご飯と味噌汁とお漬け物とまあまあです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c5/b0f8118e5555191bb8bb66d3bec2afa7.jpg)
中房温泉の公衆トイレです。すごい混雑で順番待ちが100人はいたぞ、早めに済ましてラッキー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b2/132db9cc6660ea1fb2f37d3ed62d9dff.jpg)
合戦小屋に到着です。ここまで登山道大渋滞で、これほどまで混んでるのは初めてです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/44/78e06596a6ce0b0fc92422bd7b8f08b2.jpg)
合戦沢ノ頭にて槍の穂先をバックにスナップ写真です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/df/d2a44cc48de6dabf5a904aedb1f1de02.jpg)
合戦尾根を登る。ピークに燕山荘が見えるもうすこしで稜線です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1d/b1140d12d3281a9157e8759dc5944b83.jpg)
燕山荘に到着する。ここまでは山ボーイ・山ガールが沢山います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/52/f02807d2bcad90eae2bb639fa24aff26.jpg)
これから向かう表銀座縦走路です。オリンパスTGで撮ると紅葉の色が出ないです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/90/c68672435872bba1ec0ae27ae173089f.jpg)
燕岳▲2,762.9mです。一眼レフで撮ると紅葉の色が良く出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/dc/9e229961ccb983baadb0e38c702a1236.jpg)
表銀座縦走路の先に槍ヶ岳を望む。山肌の紅葉が見頃です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b1/99fceced009a8834eb1c2b127b3b1c64.jpg)
歩いてきた表銀座縦走路を振返る。ここの登山道はアップダウンが無く快適です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1f/aca31d04c7b2d81f265dfa3a06f7fad4.jpg)
冬毛が出始めた雷鳥です。人慣れしてるらしくぜんぜん逃げません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d7/1f41036ce11fc49fbf94bc42235fe8ca.jpg)
大下りにてのスナップ写真です。やっぱり紅葉の色が出ないです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/52/3edb7adc4d548e7f996f4c361e355dde.jpg)
大天井岳▲2,921.9mと紅葉です。一眼レフで撮ると紅葉の色が良く出ます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/cb/312ee63538cd3f9a31c06c877ca819b3.jpg)
大天井岳に向かう縦走路です。この辺にくるとハイカーもまばらになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/97/45893cfc744dc6e5d9f300045994f759.jpg)
歩いて来た大下りを振返る。こっち方向の方が楽な感じがした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/41/ee2a65c7793938d7a4264c26ab12838e.jpg)
天然のブルーベリーです行動食にしました。夏に実をつける植物ですが天然の冷蔵庫なんでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b8/1fb86f2d3412bed2a4c8a88780fdfd2f.jpg)
大天井岳を下から見上げる。こちら側もなかなか良い山ですな~っ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2d/526cbc0ccbe3db444925d2707f96e6cc.jpg)
北アルプスらしい縦走路です。ここに道を造るのは大変だったでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e8/4c572fc96fd05f396519fc0077d13790.jpg)
牛首展望台▲2,766mと大天井ヒュッテです。谷間にポッンとある静かな山小屋です。
昨夜は雪が降った。見上げると大天井岳には雪が残っている。
登山道の状況が心配だったが、ガスが出て視界が悪いが歩き出すと雪の問題はなさそうでホットした。
ま、多少問題あっても補助ロープ持参なので行くつもりでいたのですがね。
雪が心配で西岳から下るといってた気弱なパーティはどうしたのでしょうか?
多分大丈夫だから一応西岳まで行って決めたほうがいいよとアドバイスしておいたのだけど。
北鎌尾根トライの為稜線から貧乏沢の降り口も確認しておきたかった。
すぐ見つけることが出来て視界悪い中貧乏沢をちょっと下まで偵察に行ってみた。
後はガスの中もくもくと歩く。
風の強さがそんなでもないのが幸いだった。。
西岳ヒュッテが見えるころ、やっとガスが晴れて見晴らしがきくようになった。
到着して天場が見晴らしが良さそうなので先端まで行って展望を楽しみながら小休止する。
ここは静かで見晴らし最高のいい天場で気にいってしまった。
また来たい場所です。
お天気もあやしいのでそろそろ水俣乗越しに向かいますが、雪ですこし色がくすんだが紅葉がよく見えます。
鞍部まではもったいないほど下ってしまいます。また登り返すかと思うとあ~あっという感じです。
水俣乗越しから天上沢にはしっかりした登山道がありちょっとビックリした。
前を歩いていたバテ気味の単独行のおねーさんはここから槍沢に下るらしい。
ここからの槍沢の紅葉がすばらしいので、しばし写真撮影タイムとする。
いよいと東鎌尾根に取付きますが、やっぱり槍ヶ岳が雲の中で見えません。
槍ヶ岳に向かって登るが楽しみだったのに残念です。
しかしアルペン的な登山道はおもしろいです。
岩稜を登ったり下ったり梯子を上ったり下ったりと飽きない。
ここが人気コースなのもうなずけます。
途中風の当たらないコルでお湯をわかしてラーメンやお茶をいただく。
絶景が最高の調味料です。
高度をどんどん上げて行くとついのガスの中に入り、後はもくもくと登るとヒュッテ大槍を通過し槍ヶ岳山荘に到着する。
今日槍ヶ岳登頂予定だったが、この天気では明日に延期とし宴会を始める。
いつものようにクソ寒いがテラスでビール&銘酒花泉をいただく。うまがった~っ。
天気悪かったが小屋には人は沢山いました。
夕飯は記憶にないぐらいで大したことなかった。
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昨夜は雪が降りました。山頂付近には雪が積もっています。
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濃霧の中を歩いてきましたが、やっとガスが切れて西岳ヒュッテが見えました。
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西岳▲2,758mと西岳ヒュッテです。ここも静かで眺めも良く長期滞在したい天場です。
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水俣乗越に向かう縦走路です。ガッツリ下りますが道はだいぶ整備されたようです。
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水俣乗越の前から槍沢上流を見下ろす。稜線にガスがかかり残念です。
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水俣乗越の前から槍沢ロッジ方向を見下ろす。昨日の雪で紅葉がすこしくすんだようです。
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水俣乗越の手前から天上沢を見下ろす。こちらもいい感じに色づいています。
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東鎌尾根への縦走路です。ここも北アルプスらしい登山道です。
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東鎌尾根と槍沢をバックにスナップ写真です。稜線が見えず残念です。
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東鎌尾根を登る。槍はすっぽりガスの中で、槍に向かって登りたかったのに残念です。
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ヒュッテ大槍からの縦走路で雷鳥を見る。ここの雷鳥も人慣れしてます。
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槍ヶ岳山荘に到着です。小雨がぱらついて今日は槍を登ってもな~っ。
朝起きるとすばらしい天気で、槍ヶ岳山頂は渋滞まちがいなし。
バスの時間が気になるが遅めの朝食にし遅めに登頂する作戦としたのは正解だった。
しかしそれでも渋滞で待たされた。
山頂では待った甲斐はあるすばらしい展望にめぐまれた。
前回来た時は今一の展望だったのでリベンジ成功というところです。
北鎌尾根も十分見ることができたので偵察にもなってえがった。
飽きない眺めであるが次の人がいるので降りることにする。
案の定下りも渋滞なので、帰りのバスの時間がますます心配になってきた。
槍ヶ岳山荘で荷物を取って上高地に向かって下山する。
お天気のアルプス歩きは文句無く楽しいが、もったいないが大曲まではぶっちぎりに早さで下山する。
だいぶ時間もかせいだので、途中写真とったり馬場平のキャンプ場を探索したり寄り道がはじまる。
そんなこんなで槍沢ロッジで小休止してお湯をわかしてコーヒータイムとする。
遡行したいと思っている一ノ俣、二ノ俣を探索しながら歩いていると見憶えのある出かいザックのおねーさんに会う。
あ!谷口けいだと思ったけど、声をかけるのもかわいそうかなと思い知らないふりをした。
さて時間も押して来たので、ここから上高地までまたまたぶっちぎりの早さで到着し小梨平キャンプ場の風呂に入る。
さっぱりした後は隣の食堂でビールと枝豆でバスの時間までまったりと過ごす。
そして上高地バスターミナルは大勢の人が・・・ここはもう神秘性はなくなり立派な観光地ですな。
そんな昔をなつかしみながら満員のバスに乗り帰路につく。
いい縦走だったな。
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今日は快晴です。あんまり朝焼けにはならなかったが穂高連峰と雲海が美しい。
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槍へ登るルートは渋滞で順番待ちです。予想して時間をずらしても混でます。
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槍ヶ岳山頂より穂高への縦走路を見る。また歩いてみたくなりました。
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槍ヶ岳山頂より槍ヶ岳山荘を見下ろす。いつもながらよく建てたなと思います。
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槍ヶ岳山頂より西鎌尾根の縦走路を見る。影槍がくっきり見えます。
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槍ヶ岳▲3,180mです。快晴で360度の絶景です。
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北鎌尾根のバリエーションルートです。今日の天気なら快適に登れるなぁ。
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槍ヶ岳をバックにスナップ写真です。これから高速バスに間に合うように下山します。
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槍ヶ岳直下の登山道から見上げる。う~ん槍~って感じですな。
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槍沢から見上げる槍ヶ岳です。U字谷になっているのがわかります。
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大曲がり付近でのスナップ写真です。気持ちのいい空です。
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横尾山荘に掛かる橋で、たくさんのハイカーがいます。もうすこしで上高地です。
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