2012.05/12(土)~13(日) 天気:曇り時々小雨・晴れ
丹沢 檜洞丸~丹沢山~鍋割山馬蹄形縦走をしてきました。
メンバー:N氏・Appleの2人パーティ。 装備:補助ロープφ6.0×12m(使用せず)
今回の登山行程は、早朝発車で常磐=首都高=東名=大井松田IC=R246で玄倉林道まで入る。
12日(土) 9:01小川谷出合~9:52-57穴ノ平橋~12:12石棚山分岐~13:52-14:14檜洞丸~15:28-58神ノ川乗越~16:26-36臼ヶ岳~18:17蛭ヶ岳山荘(泊)
13日(日) 6:30発~8:17-47丹沢山~10:01-23塔ノ岳~11:58-12:20鍋割山~13:31-42雨山峠~14:20-35雨山橋~16:30小川谷出合の1泊2日です。
小川谷出合の少し先の玄倉林道の路肩に車を止め、ここを基点に馬蹄形縦走をする。
最初の目的地は穴ノ平橋で小川谷に沿っての林道歩きだ。小川谷は白くて美しい沢でいずれ遡行したいものだ。
西丹沢県民の森の階段を上がると石棚山は右の看板があるが道はだいぶ荒れている。ここは石畳をまっすぐ行くのが正解だと思う。
くずれそうな登山道をトラバースして尾根に取付く。紅葉が美しい尾根道と書いてある。
県民の森を抜けると道はだんだん悪くなり、おまけに急勾配になり最後は林業の仕事道のようになる。
直登の道になるとだいぶ息が切れる。岩稜がでてくるころになると石棚山稜の稜線に出て道が良くなる。
なだらかな登りを進むと、いたるところに鹿の食害のフェンスが張ってある。
傾斜地の下草がなくなると崩壊が進むのでしかたがないだろう。
ブナの樹林帯を通るが芽吹きはまだのようである。良く歩かれた登山道を進むとまもなく檜洞丸の山頂に到着する。
ここで遅めのランチタイムとしコーヒーとパンをほおばりのんびりする。
青ヶ岳山荘を過ぎると急勾配の下降が始まるが底が見えない・・・いや~下る下る。
鞍部に着くと平坦な感じで楽になるかなと思いきやアップダウンがあるある。
崩壊地がいたるところにあり鹿が増えすぎるのも問題なので皆で鹿肉食ったほうがいい。脂身が少なく美味いよ。
水場の神ノ川乗越が最底部になるようだ。水場の表示はないので沢まで水汲みに下るがそんなに遠くない。
水筒満タンでザックが急に重くなる。途中から重くなるのは利くのよね~っ。
臼ヶ岳を越えると蛭ヶ岳がこんでもかぐらいの急登の登り返しだ。こんなにとんがってた印象はなかったんだが。
しかもここから大きく下りミカゲ沢ノ頭を越え、また大きく下ってからの登り返しときたもんだ。
最後の急登とクサリ場は牛歩にような歩みになるが、なんとか蛭ヶ岳山頂に着き記念撮影をする。
西丹沢県民の森から尾根を登るとだんだん急勾配になり林業の仕事道のようになる。
石棚山稜の稜線にあがると下草が鹿に食べられておりバイケイソウだけが残っている。
▲檜洞丸1,601mです。ここから下ること350m底が見えない下降になります。
金山谷ノ山付近は登山道が崩壊しており、いたる所にクサリが掛かっています。
通ってきた道を振返る。大きく下ったり登ったりとアップダウンが思った以上に激しい。
ここが最底鞍部になり神ノ川乗越で唯一の水場になります。沢まで下って水を汲んできました。
蛭ヶ岳の急登を振返る。いやはや420mの登り返しはキツイです。
夕方になって晴れ間がのぞき“天使の階段”が表れました。山に歓迎されてる感じだ。
▲蛭ヶ岳1,673mです。今宵の宿蛭ヶ岳山荘にやっとこ到着しました。
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