acc-j茨城 山岳会日記

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山でのあれこれ、便りにのせて


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安達太良・鉄山西尾根スキー登山

2010年01月11日 15時02分06秒 | 山行速報(山スキ-)
2010年1月10日、今冬初の山スキーにパウダーをねらって
安達太良山系の鉄山西尾根に行きました。おそらく冬型も緩
み、パウダー日和だろうと期待して。前日、箕輪スキー場の
積雪は170cmと報じられていました。
 さて、国道115号を北上して箕輪スキー場手前、冬期閉鎖
中の旧道入り口付近に駐車して、迷沢へと遡る夏道を辿りま
す。一つ目の小沢は木製の小橋をスキーのまま渡ります。次
の沢が問題です。スキーを外して渡りましたが、不用意にも
片足を水没させてしまいました。すぐに引き上げたので足の
中まで濡れはないようなので、このまま登山を続けることに
しました。
 迷沢へ回り込む夏道を外れてゆるい尾根に取り付きます。
しばらくは樹林がうるさいところです。ラッセルはくるぶし
の上ぐらいです。ツボ足だと腰まで埋まってしまうので、ス
キーをはずすわけにはいきません。


”迷沢”への夏道を辿る

 尾根は全体的に緩やかですが、ときどき急斜面のところが
あり、ルートに少々悩みます。1070mピークは東側を巻いて
みましたが、すぐに行き詰まりピークへ南側のやや急斜面を
斜登行して緩い尾根に戻ります。



西尾根1100m付近から上部を見る

 ところどころ樹木のない笹原のようなところを通り過ぎて
上部へなってくるとブナやダケカンバが大きくなって樹間も広
くスキー滑降には快適そうな斜面が広がっています。


1200m付近


1400m付近

 標高1500mを越えると雲の中に入り、世界は真っ白、しばらく
ツェルトをかぶりコンロでお茶をわかして待機します。時間が経
てば晴れるかもしれませんが、往路を退却することにします。
 そうと決まれば長居は無用、下りは早いものです。


浅いパウダー、1200m付近

 全体的にゆるやかで広い尾根でところどころ小ピークの登り返
しもありますが、スキーはよく走ります。
このころから、腫れてきて下りも汗だくです。でも稜線は黒い雲に
覆われたままのようです。滑り始めて約1時間で迷沢の夏道と合流
します。そこから再びシールで夏道を車まで戻るのはけだるい道の
りです。小沢の徒渉でまたしても両足とも水没させてしまいました。

8:10出発ー9:00西尾根取り付きー12:30標高1450m
1500m付近からスキー滑降(浅いパウダー)
13:30西尾根末端夏道ー14:00下山
使用スキー;セミファット182cm,

by Yu-chan