東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

歩く日々

2020-01-19 12:14:14 | ノルウェー山暮らし fjellgård
運動のために山道を歩くのは
ここでは季節を問わずとても一般的です

わたしもここへ引っ越してきたばかりの頃は
運動不足にならないように歩くことを心がけてはいましたが
長い登り坂を歩くのはあまり好きではありませんでした
疲れるから…

でも今では身体が慣れてきたのか
あまり疲れずに傾斜のある長い距離を歩けるようになって
そうなると逆にその負荷が快感になってきました

ふもとと家の間の山道は徒歩でだいたい1時間半
普段はもちろんなんらかの車両を使いますが
運動不足を感じてあえて歩くことも

ここのところ雪が少なく
道が氷におおわれている場所が多いので
歩くときは靴底につける brodder が必需品です



ここでは日用品ですが日本では登山用具?
でもアイゼンともすこし違うような…



本体がラバーで着脱がカンタン
登山用やトレッキング用シューズだけでなく
ふつうのスニーカーにも使えます



こんなツルツルの道でもご近所さんなんかは
軽装でスティック両手に走ったりしています
(トレーニングのため)
しかも夜暗くなってからヘッドライトつけて
(仕事から帰って夕飯を済ませたあとで)

この前ラジオ番組で
ベルギーでは天気の悪い日が多いので家にこもりがちになる
という話を聞きましたが

Det finnes ikke dårlig vær, bare dårlige klær.
(悪い天気なんてない、服装が悪いだけ)

ということわざ通り
この国では雨雪や少々の風は
外に出かける支障にはちっともなりません

地元の小学校でも
休憩時間に教室に残っている生徒がいると
天気にかかわらず

「ホラホラ、外に出て新鮮な空気に当たってこなきゃ!」

といって校庭に出すのが普通

つい先日も家で夜の10時頃に

「なんかしんどい
さっさとシャワー浴びて早めに寝るか
それともすこし外の空気吸ってこようかな…」

と言うと相方から即座に

「ウォーキングしたらいいんじゃない」

と言われました

ウォーキング…
夜の10時に…

そう
ここは悪い天気の存在しない国
1年の半分は冬で太陽に会えない日が何週間も続く土地
闇夜なんてものの数に入りません

さて
今日も歩くかなー


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