東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

雪道

2020-12-01 02:06:37 | ノルウェー山暮らし fjellgård
雪が止んで晴れた朝
薪を作るために切りためている丸太たちは
すっぽりと雪におおわれています



写真の左下にうっすらと写っているのはウサギの足跡ですが
家のすぐそばにもたくさんの足跡


(バスルームの窓から左側を見たところ)

たぶん1羽だと思うんですけれど
たくさんで追いかけっこでもしていたみたいな賑やかさです


(バスルームの窓から右側を見たところ)

家からふもとまでひととおり除雪したあとの
最初のATVでの走行です


(留守番の相方がチェーンのチェック担当)

このATV
おととしまで冬はベルト仕様(キャタピラみたいなタイヤ)で乗っていました

雪が1mくらい積もっても
海原を進むボートのように頼もしく雪をかき分けて走れる優れものですが
ハンドリングが重くて腕への負担が大きいし
春になってところどころ雪が溶けて地面が露出してきたりすると
振動が大きくスピードもあまり出せないので
去年から思い切ってスノーチェーンを付けたタイヤ走行に切り替えました

トラクターで除雪した道は
さっそくシカたちがハイウェイとして使っています



そうだよねー
歩くの楽だよねー



一面真っ白でどこが道か見えづらいときでも
彼らの足跡があるとなかなか便利

ふもとで車に乗り換えてからしばらくは
ガードレールのない凍った路面を走るのですが
シカが飛び出す可能性と対向車に合う可能性の両方があるので
なかなか気を抜けません



幹線道路に出るとやっとひといきついて
時速80〜90kmくらいで走れるようになります



写真はとてもそんなふうに見えませんが
工事か何かで片側通行の区間を
2台前を走るledebil(先導車)についてゆっくりと走っているところです

対向車線、見える限り工事の様子はないですけれど
少し手前に大型の作業車がいて
作業予定区間をずっと片側通行にしている模様

ちなみに
今の季節は町までの全区間で太陽が見られないので
晴れた日は周囲の山の高い場所に当たる日光を見ては
ああ、あそこに行けば太陽に当たれるのね…とつい遠い目に


(途中で立ち寄ったジャガイモの無人販売の小屋)

でも!
職場は谷間が近くにある関係で
ほんの短い時間(5分くらい?)ですが太陽が顔を出します


(12時半頃です)

うれしい〜

雪道の山道を乗り物を乗り継いで
町まで出てくる甲斐もあろうというものです

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