明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

一新一待。

2006年05月31日 | 私。
こんばんわでございます!

大丈夫です。すっかり復活しております。早かったなぁ今回。
忙しくて、立ち止まってる場合じゃなくなりました。
バス・・乗り遅れたら、次は一時間後なんですよ・・。

ちょっと優しくしてもらうと。。ヘナチョコになってしまった気持ちがデレンと緩み目から水がもれちゃいますが、マタマタ少し優しくしてもらったら、ちゃんと大丈夫になっちゃえました。凄い単純な私です。でも、単純で良かったかもです。

一進一退ではなく・・「一新一待」で参ります。
私のこの一日の切り替えし・・自分でもなんのこっちゃです。

文字を打っていると冷静になれるので。。まんまストレートにぶつけてしまっています。
ちゃんと気持ちを消化してから、書くものかもしれません。
でも・・今の私にはここしか気持ちをぶつけるところがないのです。
ジィーにも、旦那にも・・大丈夫な私しか見せらんないし。

バーちんの前で笑ってられるように、ここに凹んだ気持ちを置いていきます。
おそらく・・これからもそうしちゃうかな。
カテゴリーに「ヘタレ」ってのを入れておいて×をクリックしてもらおうかなぁ・・。

今日はバーちんに自分で言うのもなんですが・・いい感じに接してきたと思います。自分に満足?変すぎか・・。
鳴いたカラスが、もう笑った・・

遂に今日は二つバス停乗り越してしまったので・・もう寝ますぅ。

朝から・・。

2006年05月31日 | 私。
おはようございます!

今、朝から泣いてしまいました。
すぐ近くで旦那様の介護をしている方が、私の様子を心配してわざわざ朝早くから来てくださいました。一時間近く、玄関で喋っていました。まだ髪もとかさず・・正直、娘達を学校に行かせる準備(お弁当と、昼夜の食事の下ごしらえ)で、テンテコマイをしていました。

介護暦10年で、ヘルパーさんの仕事もやっていられる方です。
ヘルパーさんを頼んで、他のお宅に時々ヘルパーをしに行くそうです。
自分の介護に風を入れるために。
もしかしたら知らないかもしれない・・ってことをアドバイスしようと思ってくださったそうです。

自宅改修や、介護保険などのサービスなどについて「教えてあげよう!」と思ってくださっての朝からの訪問でした。

一通り済んでいる私に驚いていました。
自分のときは、この時期あまり出来ていなかったことをやれている・・と。

元気の良い私に少し驚いているようでした。
立ち直るのが早いわね・・って、言われてしまいました。
能天気に過ごしてることがビックリだったのでしょうね。
なぐさめにきたつもりだったのに・・大丈夫そうねって。

「大丈夫みたいだわねと」そう言われたら・・涙が一杯出てしまって・・その方も慌ててしまわれました。
見た目には、物凄く強い私だったのでしょうね・・。

なんだか・・いろいろなことが頭の中で駆け巡り。
今は立ち止まってしまいました。

もう10年介護をしている方なので、とても心強いのですが・・母とも井戸端会議いつもされてる方で、とても頼りになる方だとわかっていましたが、こちらから伺うことはしていませんでした。
こうなること・・わかっていたので。

何もしなくても、何かをしても・・時間はたってしまいます。
私が立ち止まってる場合ではないから、ひたすら強気で頑張ってたけど。
朝から、時間が少し止まってしまいました。
何にもしたくなくなってしまって・・家事を放り出してPCのスイッチ押してしまいました。
もう9時なのに・・大工さんと電気屋さんは既に仕事を始めているのに・・洗濯物も干さずに座り込んじゃいました。

強がってるのがバレバレになってしまいました。
本当は、今も・・滅茶苦茶弱気な私が・・まだいるんです。
目の前に出来上がっていく部屋・・無言のプレッシャー。

今朝は立ち止まってしまいました。

あと3時間後には家を出て、バーちんに会いにいくのに。
すたこら家事をこなして、余裕の一日になるはずだったのに。

でも・・たまには肩の力を抜かないと・・本当には強くなれないんだろうな。
強くなれないってことは、優しくなれないってことだから・・開き直って座り込んでいます。もう・・ヘタレだぁ。

・・さて、少し落ち着いたので、洗濯物干して・・御飯作って・・御飯食べて・・動かなきゃ何も終わらないし・・始まんない。

朝からわけわかんない日記です。

読んでがっかり・・ごめんなさーい!!



頑張れを封印してしまいます。
私も頑張らないで、母に会うことを楽しんでくるつもりで行ってきます。

ダメジャーン!!のコメントお待ちしておりますです。


訪問看護。

2006年05月30日 | 父の話
今日はジィーの訪問看護士さんと、ナースステーションの所長さんとの面談、契約があった。
ケアマネさんも同席して下さって、女ばっかり4人に囲まれてジィーはさぞかしドキドキしたろうなぁ

一階の工事の関係で、車の駐車場所が困ってしまって・・バタバタしてたおかげで道端での最初の挨拶になってしまった。
でも、思っていたよりずっと、その辺のおばちゃん(ごめんなさーい)で、気さくな方たちだったので安心した。
カシコマッテル父の気持ちをほぐそうとされているのが良くわかった。

所長さんは制服を着ていらした。
父の話も気持ちよく聞いてくださった。
市の医師会の管轄のステーション。
結構、管轄範囲が広いらしく合同庁舎の一画に事務所があるそうだ。
わりと沢山の看護士さんを抱えてるようだった。

そして、これからジィーを担当してくださる看護士さん。
同郷の・・新潟の方だった
実のところ、これでもうOKなのだ。
田舎のない私にはわからない・・同郷のよしみ・・っていうのだろうか。
同じ新潟県人ということで、看護士さんも、ジィーも、そして私も何故だかとっても嬉しかった
看護士さん本人も、とっても良さそうな方だった。
総合病院の外来も経験されており、ジィーの話を熱心に聞いてくださった。

ジィーはここぞとばかりに・・思いの丈を喋っていた。

話しが飛んで、長くなり・・結局2時間もの面談になってしまった
それでも話足りなくて・・この次じっくり聞きますねって、おっしゃってくださった
これで少し・・ジィーの気持ちが楽になるかもしれない。
これで少し・・不安の解消ができるかもしれない。
そう思える方だったので、私も本当に嬉しかった。

次回は6月の中旬。
利用時間は、父の話の長さから・・1時間以内と言うことで決まった。
本当は、血圧をはかり、脈をとるくらいなので30分でも良かったのだけれど、ケアマネさんが看護士さんに時間の都合を聞くと、父と私の気持ちを尊重して時間を決める態勢をとってくださった。


月に2回。
もしかしたら、大学病院の心療内科より・・ジィーにとっては安心できる時間かもしれないなぁ。

作業療法士さんの想い。

2006年05月30日 | 福祉・手続きのお話。
退院の日程が決まって、OTリハは療法士さんと移乗の練習していた。なのに、ここのところ一緒にリハが出来ない。一緒にリハ室に行かせてもらえないのだ。

「新しいことをしてみたいので集中してやりますから」って話だった。
「良さそうになったら、また一緒にやりましょう」ってことだったので、深く考えずにいたけれど、今日も家族は遠慮して欲しいと言う。

「何故ですか?集中できないからですか?」
もう、残すところ一ヶ月弱。説明してくれないと不安ジャン!

「ここで言っていいか・・ちょっとわからないんですけれど・・」
言葉を濁す療法士さん、益々聞かないわけにはいかん!
廊下に連れ出して教えて欲しいとお願いした。

OT「集中力が欠けてしまうことも事実なんですが・・実は、とても言いにくいんですが、気を悪くしたら申し訳ないんですけど・・お母様が一生懸命頑張っているリハの最中に、頑張れと言う言葉を連呼されて・・それに対して、お母様がとても欝状態になってしまっている気がするのです。投げやりになってしまったり、卑下してしまったり・・今までのやる気の足を、引っ張っているような気がして。それで少し家族の方がいらっしゃらないリハビリの方が、昔のやる気が出るような気がしていたものですから・・。」

私「今まで、それほど頑張れと言ってたつもりは無くて。それどころか、母に対して甘かったような気さえしている今で。今日から、今までより少し、強いことも言ってみようかと思っていたんですけど・・。全く先生とは背中合わせのことを私はしてみようかと思っている今なんです。
今、頑張れなくなっているなら、少し厳しいこと私が言って、やる気になってもらおうと思っていたんです。
トイレの件も、今やらないとお座成りになってしまうと思います。
お互いまぁいいか・・ってのは、もう少し後のことにしたいんです。
車椅子に乗ることも、もう少し頑張ってもらいたいと思ってたんですけど・・それは間違いなんでしょうか?
もう、頑張らなくていいなんて・・私には言えないし。言いたくない。
でも、それが先生の考えと反するなら、病院にいる以上は先生の意向に合わせたいですし。
何よりも本人の意欲を奪うことはしたくないから、ハッキリ言っていただいた方がいいです。
どうすればいいですか?とりあえず、頑張れって今以上に言わないようにしろって事ですか?車椅子に乗ることがリハビリだって一番わかってた母だったんです。
頑張れって、そんなに言ってたつもりないんですけどねぇ・・」

OT「いえ・・娘さんやお父様とは楽しくリハビリをしていたと思います。頑張れって言葉に、お母様も応えていらしたし。
本当に言いにくいのですが・・土曜日に・・」

私「もしかして・・叔父ですか?母の弟の・・。」

OT「実はそうなんです。ご心配されてるからだとは思うのですが、頑張ってる人に対しての言葉が・・あまりにも辛辣過ぎているような・・それでご本人が傷ついてしまって、自分を卑下して・・悲しいことばかり言う様になってきたのです。」

私「思い当たります・・。多分、そうかなぁ・・とも思ってました。」

最近、家の改修の為の雑用で土曜日は本当に忙しかった。
粗大ゴミの収集は、旦那の休みの土曜にしか出来なかったし。

ちょうど仕事が休みだってことで、土曜日の面会は叔父が行ってくれると言うので、お願いしていた。ぜったいに「差し入れ禁止!」で。

リハも一緒にしてるって話は聞いた。嬉しそうに話してくれてた。
でも、先週はそれが出来なくて・・少しガッカリしていた。
バーちんの為に、何かをしたくて仕方ないのだ。

そう・・叔父は、バーちんに対する思い入れが激しい。自分も脳梗塞予備軍だと言われているから尚更。悪気は全くないけれど、誰よりも心配してくれていてどの兄弟姉妹よりバーちんとも仲良しだ。
それゆえ・・自分の娘のようにバーちんを扱っていて、物凄く甘やかしたかと思うと、少し馬鹿にしたような話方をする時もあって・・。
ジィーはいつも少し会話を聞くのをイヤがっていた。
どうしてもバーちんに対しての態度が気になるからと、叔父の行く日は任せるようにしていたのだった。

そうか・・それが思った以上にバーちんを追い込んでいたのか・・。

OT「私達は、プロとして・・いろいろな面でお母様の自立を促して、やる気を持って帰っていただきたいとおもっています。
なので、今は・・家族の方の励ましはリハ室以外でってことにさせてください。」


てなことがあったのでした。
確かに、そうかもしれない。
頑張るって、本当に難しい。

頑張るなって言えたら・・楽ちんなのかもしれない。
でも・・言えないもん。

叔父の方は・・少し考えなきゃナぁ・・。

リハのない日曜日に・・行ってもらった方がいいのかなぁ・・。
差し入れといい・・なかなか温度差があって、難しいものだぁ。

明日、訪問看護士が来たら、少しその辺も相談してみよう。

トイレ介助。

2006年05月29日 | 福祉・手続きのお話。
今日もまた・・考えてしまったことがあった。
毎日こんな風にいろいろあると、今まで本当にノホホンと生きてきたんだなぁと、しみじみしてしまう。

久しぶりの月曜日の面会。
娘達が部活のない日ゆえ、お母さんをしっかりやるはずの月曜日。
しかし明日はジィーの訪問看護士さんとの面談があるので行けないから、バーちんに会いに行ってきた。

今日から根性を入れて介助の練習をする気満々で。
帰ってから、怪我だけはしないように。
病院はもう沢山だ。今は・・とにかく家に帰るのさぁ~。
困るのは私とバーちんだから、時間の許す限り、バーちんの体力の許す限り一緒に練習しようと思った。
ジィーも体調はいまいちだけど、一緒に行ってくれた
トイレね、一人ではちょっと介助が難しそうだから、パンツ下ろしの係りはジィーしかいないのだよ。
そのへん、ちょっと自覚してもらおうと・・やみくもにオムツを反対するのでなく、病院への不信感がどうの~は、もう置いておいて・・やっぱり、まだ諦めない事に決めた以上は、ジィーも出来る範囲で付き合ってもらわなければ

病院に着いた時、丁度STのリハが終わって廊下を車椅子で移動中のバーちんに遭遇眠そうだぁ。
ちょうどいいから「トイレに行ってみよう!」って言ってみた。
ベットに戻る前の方が、装具をつけ直す手間も省けるしね。
バーちんも「行ってみる・・」って言うから、早速担当の看護師さんに声をかけた。
この看護師さん、実は妊娠8ヶ月。
昨日「いつですか?」って聞いたら、予定日が7月だって言うからびっくり
おめでとうございますって言ったけど・・うーん・・大丈夫なのかぁ??
妊婦さんの看護士さんは、ニコニコしながら講師をして下さるって言ってくれたけど。やっぱり、ちょっと気を使ってしまうニャ~

しかし、もう、実践あるのみ
私もね。ジィーもね。

バーちんの腰を支えて立たせる。バーちんには前かがみになってもらって、左足に右足当ててテコの要領・・オー軽い!バーちん、ちゃんと自力で立ち上がろうと頑張ってるね。ヨシヨシ!私の負担を考えてるんだね。凄いぞぉ!
それから、ジィーにパンツを下ろしてもらう。
ジィーったら・・「え?」みたいな顔してぇ・・
「旦那~やるんだよ~ん!」

で、便座に移動。「ハイ!どうぞ・・・」バーちん

結局・・出なかった。残念だけど、仕方ないね。
出そうとはしてるみたいだから、いいよそれで。
自分でペーパー使ってね!
これだけだって立派な自立じゃん!
そうなんだ。それでいいじゃん

大学病院にいた時に、これはもう終了してた課題だった。
で・・また、ふりだしにもどるを引いてシマッタ感じだな。
まぁいいか・・そこから少しづつ、やり直していこう。何度だって、やり直すことは出来るのだからね。
OTリハを終えて家に帰る前に、もう一度トイレタイム。

やっぱり出なかった・・こりゃこりゃ前途多難か

バーちんの、痩せて皴皴になったお尻の皮が・・痛々しそうだったなぁ
ベットに横になる練習もした。
頭の位置をずらすのは、バーちんの右足も力になる。
左手の握力の無い私と、バーちんの右足が一人分。
上手に上に持ち上げられる。
「バーちん、共同作業で頑張ろうね!」
そう言ったら笑ってくれたよ。
そう、二人で頑張ろう!!おっと、ジィーも大きな力だ。
三人で頑張ろう。絆が強い親子なんだから!!

とりあえず、やるだけやってみよう。
膀胱の問題ではないと言うなら、あとは自覚の問題なんだから。
そう・・もしかしたら、オムツ返りをしてしまう、幼児みたいなものかもしれない。












トイレと認知。

2006年05月28日 | 母の話
今日は少し落ち込みぎみ。

水をコップで上手く飲めなくなっているので、ストローを買ってきてください。
どうやら、左側の口の麻痺が強くなってるみたい。
口をしっかり閉じるって意識が薄くなってるのだろうか。

ゆっくり飲まないとむせる。むせるうちはいいけれど・・。
今更そんなことわかってる。何故今頃そんなことを言い出すんだろ。

挙句に、バーちんの尿意がなくなってるって。
夜中のトイレは装具の関係や看護士さんの数の都合もあって、オムツ。
昼は、車椅子でトイレに行っていた。
間隔が長すぎるので水分も気をつけている。
声掛けもしてくれているけど、行きたいとは最近思ってない様子らしい。

退院1ヶ月前になって・・まさかの現実。

久々に会った、バーちんの担当看護士さん。
「お話ししたいことがあるんですけど・・」って。帰り際に呼び止められた。

看護士「この何日間か・・失禁が増えていて・・尿意を感じていないようです。トイレにお連れすることが、ご本人様やご家族の方にとって・・意味のあるものかが問題になっていて、トイレでなく・・昼もオムツにしてはどうか・・と、療法士とも話しているんですが。」

私「それは、尿が出にくくて・・膀胱が一杯になって溢れてしまってるって事ですか?確かに、気にはいつもなっているんですが・・。ヘルパーさんに聞いたら、ちゃんとトイレで出てるって言ってましたけど。」

看護士「トイレで出ないわけではんく、してしまったのに気が付かない・・トイレに行きたいって思わない。言わないで出てしまった、出ているのにわからない。そういうことだと思います。」

私「我慢し過ぎて出てしまった・・のでしょうか?」

看護士「いえ・・出たことを認識できないようです。」

私「でも・・トイレに行ってしてるじゃないですか?今日も行きましたけど・・」

看護士「ですので・・連れて行けば出るので、膀胱から溢れてるわけではなく、これも認知が出ているってことなんだと思います。トイレに行くことを忘れてしまうってことなんだと思います。」

私「私としては、トイレに連れて行けない状態になるまで、トイレで出る以上は諦めたくはないのです。なんとか、トイレで出来るようにしたいです。万が一、オムツになってしまうとしてももう少し先のことにしたいのです。家に帰れば環境も変わるし、意識も違ってくると信じたいのです。それに、月曜日に療法士さんから認知に関してはそれほど進展してないと説明があったばっかりなんですけど。」

看護士「現在、トイレは二人介助でやっています。立ち上がらせる人、パンツを下ろす人。それが家に帰ってからも出来ればいいですが・・娘さん一人では負担が重過ぎると思いますし・・。トイレに連れて行って怪我をすることも多いですので。認知に関しては、この病院に入院した時から出ていたと思います。つじつまの合わないことおっしゃってましたし。」

私「確かに、トイレに行かなくても出ているのなら・・とも思おうとすれば思えますが・・もう少しそれは後にして・・トイレに行って出るうちは、頑張って連れて行ってあげたいです。時間を決めてトイレに連れて行く。そうしたいと思いますので、なんとか今まで通り連れて行ってください。これからは私も一緒にトイレに行きますので。父は来れない日もありますけど、家に帰ればパンツを下ろすくらいは父にも出来ると思います。せめて、父がそれすら不可能になるまでは・・なんとか協力し合ってトイレに連れていきたいのです。」

看護士「わかりました。それでは、一応パッド点検の1時と4時にトイレに行くように申し送りします。娘さんがいらっしゃる時は、一緒に行っていただいて練習しましょう。」

要するに・・オムツにしちゃってるバーちんだから、トイレに連れて行く必要もないんじゃない?ってことなのか?
確かに、その度に看護士が二人介助して・・装具も付けるのに時間がかかる。
元気な人なら、ベットに戻らず車椅子に座ってればいいのだけど・・バーちんは車椅子に乗ってるのが苦痛だと言ってるらしい。

確かに、今日も「散歩に行こう!」と言っても・・最初は「イヤ!」って拒否した。でも・・リハビリのない日。ベットの上ばかりでは良くない。
孫2号と無理やり車椅子に乗せた。

そう・・バーちん・・現実を把握していない。
入院してることはわかってるけど・・身体の不自由さをわかっていない時もある。
立ち上がろうとする・・でも出来ない。
その時はわかる・・。でも、次の瞬間またわからなくなる。
入院してることも・・最近忘れてしまう時がある。
確かに・・認知症状と言われれば・・納得してしまうくらいの症状。
看護士さんに言葉を変えて「高次脳機能障害」と言って見たけれど。
認知症とイコールだと・・そう言いたい様子だった。

私「家に帰れば落ち着くと信じています。それが今の私の唯一の心の支えです。」

看護士「中には、認知が改善される方もいます。でも、それは全員ではないのです。リハビリ病院に来られて、回復される方、変わらない方・・後退する方もいるのです。お母様の場合、大学病院にいらした時が一番安定されていて・・発症から現在7ヶ月もたっているので、これ以上の回復はおそらく期待できない可能性の方が多いと思います。もちろん、言い切れませんけれど。再発とかではなく・・進んでしまう場合もあるんです。」

私「それはもう、いいんです。可能性に関しては・・私に出来る限りの事をして、それでも万が一変わらなかったら・・それはそれだと受け止める覚悟も持っていなければいけないんだってことは、痛いほどわかってしまいましたから。僅かな確率で脳梗塞になったのだから、僅かな確率で良くなる可能性だってあると思ってる。
だから、今は自宅に帰ってやってあげたいことは、引き続きお願いします。まだ、諦めたくないのです。」

「看護士さん、面倒なんじゃない?」
「いいじゃない、トイレに行かなくても出るんだったらオムツだって」
「冗談じゃない!なんでリハビリ病院なのに、諦めることを薦めるの?」
「リハビリ病院に入院したら、悪くなるなんてどういうこと?」
「回復期が過ぎてるってこと、わかって入院したんだから病院に求めることが叶わなくても仕方ないって事」
「家に帰ってきて・・それで答えがでるんじゃない」

頭の中が混乱して・・何が何だか。

そう・・家に帰ってどうなるか・・。
どうにもこうにも・・帰ってくるんだバーちんは。
ありのままのバーちんを帰ってこさせるだけなのだ。
その先は何もわからなくて当然。
だって・・こうなることをダレもわかってなかったんだから。
わからないけど・・答えはいつか出てくるんだろうな。



家に帰って今日の話をジィーにしたら、顔色が変わって激怒した。
どうしてあっちもこっちも悪くなるんだ!
いったい、病院は何をしてるんだ!
結局は面倒だから、簡単な方法を選んでるだけなんじゃないのか?

看護士さんと話してる最中は、おそらく私もジィーと同じだったと思う。
家に帰って少し冷静になってたから・・またまたジィーを説得するような話し方になってしまう。
で・・またまた喧嘩腰。

今頃ジィーは自分の身体を疎ましく思って嘆いているんだろな。
そうじゃなくて・・

バーちんの、バーちんの身体・・自身の問題なのだけど。

家は今日はお休みです。
明日から、また大工さんに頑張ってもらわなきゃ。

それにしても・・毎日看護士さんとヘルパーさんと療法士さんの見解が違うと、これはちょっと問題だ。
早急に、皆と同席で話しが聞けるように・・お願いしよう。
その時は、ケアマネさんも同席してもらって。









お雛様。

2006年05月27日 | 私。
今日は再び粗大ゴミの持ち出しと、納戸の整理
納戸の中は宝の山・・だといいのだけれど、これでもかって程の食器と不用品で溢れていたのだった・・。
毎年幼稚園で行われているバザーで・・いつか使うだろうって買った食器。
叩き売りで買うから・・茶碗蒸しのセットなんて10円の値札が付いてたり・・。
ちょうど毎年、5月の最終土曜日にあるので・・まさに今日やってるんだけど。
流石に今年は行けないねこれ以上物を増やしてどうするんだって。
おまけに、昔勤めていた会社が雑貨の流通会社で、○急ハ○ズに商品を卸す会社。定価の6割で商品を買えたから・・変てこなものが山ほど。
無駄使いの天才だねぇ~私。それを納戸にしまったのはバーちんだけどね。

それから、沢山のシルバニアファミリーの仲間達とお家。
赤い屋根のお家・仕立て屋さん・パン屋さん・レストラン・・。ハッキリ言って凄い数。頂いたものに・・買ったもの。
いつかそれこそお宝になるかもじゃん!・・なんちって。
しかし・・それを旦那は捨てろって言うから・・もうキレまくってしまった
これだけは死守したけれど。
お陰で旦那と大喧嘩。そんなら、あなたの「タイタニック」も粗大ゴミじゃ


朝からずーっと立ちっぱなしで・・食事の支度も出来ないほど。
小雨の中、粗大ゴミの回収場に2往復。旦那も私もヨレヨレだった。
物置を旦那が分解し、その中身も一緒に運び出す。
ノアの中に自転車も・・結局捨てなきゃどうしょもなくなった。
この自転車・・以前、仕事に行く途中・・青信号をチャリで渡ってる途中に携帯電話で話中の車にひっかけられて・・壊れたチャリの替わりの弁償品。
私は少し肩を打ったけど、たいしたことなく済んだのだったっけ。
なんてことを考えながら

それから、ヒタスラ納戸の整理。クリスマスツリーを一つ処分。
娘のお昼寝用の座布団だの・・引き出物の不思議な置物も・・
レコードのLPも沢山。これもお宝に・・ならないか。
思い切って・・ゴミ袋へ。
月曜日の燃える日のゴミ。我が家のゴミで溢れそうじゃ・・。

使えそうな食器は、台所へ移動。
くたびてた食器と、このさいだから・・交換。


で・・悲劇

納戸の中で眠ってるお雛様。
旦那の両親が買ってくれた、ガラスに入ったお内裏様とお姫様。
頑丈に箱に入って・・結構立派なお二人。
その箱に・・手を付いてしまった。

「バリン

嫌な音がした・・割れたのだ


今年の雛祭り・・出しそびれてしまって・・。
挙句の果てに・・ガラスが割れた。

お雛様は無事だったけど・・天井のガラスが割れてしまった・・。
もう・・。

鳥取の両親に顔向け出来ませーん。ごめんなさーい。


お雛様もごめんなさーい。



来年のお雛様までには・・なんとか天井のガラスを作りますから~。


なわけで・・ひたすら疲れた一日でした。

今日は床暖房の工事完了。キラキラ光って綺麗な床です




さて・・床の下地が張れました。

2006年05月26日 | 私。
今日はなんだか頭と身体がダラダラしています。頭を使いすぎて、疲れてるなぁ・・。結構、許容範囲一杯の脳みそです。脳の皴が伸びてるみたいだぁ
今週はいろんな人と喋ったので、ちょっとくたびれてしまいました。
家にいても大工さんがトッテンカンやってるし。

昨日はバーちんのお友達三人も再び病院にお見舞いに来てくれました。
「以前より・・言葉が伝わりにくい・・」そう言ってました。以前は一ヶ月前。
そして、その時も同じ事を言ってました。なんでやねん。。

家に帰ったら、たくさん遊びに来て下さるそうです。
一杯バーちんと喋ってくれるそうです。
バーちんのお友達が・・バーちんの言語聴覚療法士さんになってくれるんだそう

STさんは一生懸命やってくれてます。
でも・・去年学校を卒業されたばかりの新米さん。
いえいえ・・信用してないわけではなく・・。いや・・本音はそうかも。
一生懸命なのがわかっているので・・何も言いません。言いません

でも・・どうにもこうにもね。やっぱりこれに関しては皆が口をそろえて後退してるって言うのだなぁ。なんでやろぉ・・。


バーちんの退院の目星がついたので・・昨日の晩は電話やメールで一応お知らせしたり。
そしてそんな我が家を覗いていきます・・・。
面倒くさいから、おやつを大工さんに持っていく以外は、外に出ません。
誰かに会って、いちいち説明するの疲れちゃったんだもん。

「あんなに元気なお母さんだったのにねぇ・・頑張りすぎちゃったのね・・」って。
おまけに「これでお母さんのありがたみがわかったでしょ?」だもの。

それって、私が頑張らせすぎちゃったわけ?みたいな・・。
今までこきつかってたってのかい??みたいな。

「大変だけど、頑張ってね・・。しっかりね・・。」

結構・・自分も介護してる人がいたりするんですよね。
実はね・・って話をしてくれると・・凄く嬉しくて立ち話が長くなってしまう。

口をそろえて言ってくださいます。

「どんどん他人を使いなさい!!」

ケアマネさんにもソーシャルワーカーさんにも言われています。
「わかってる!!」って何度も言ってるのに、念を押されて言われます。

私が一人で介護することにとっても心配みたい。
まぁ・・私の性格を何ヶ月か見て・・不安になるんでしょうけれど・・いろんな思いで言って頂いてます。
それと・・私が思っている以上に、母は重篤らしいです。介護に関しては二人以上が必要な場合が多面にありますって言われちゃいました。
実質、介護者が数的には二人いるけど(私と父ね)・・実際は、父も介護され側だし。
てなわけで・・ぶるぶるです。
まぁ~案ずるより・・か、思った以上にかは・・やってみなきゃわかんないですけどね。

ショートやデイ・・リハビリ関係。
「絶対になるべく沢山やってください」って念を押されてしまいました。
自宅介護とショートもしくはディ、半々くらいのペースでされてはどうですか?・・・ってまで言われてしまいました。
うーん・・。そうなのか??
今のところ・・しばらくはショートを考えてなかったんだけど・・「ぜったいに考えてください!」って言われてしまいました。
バーちんの場合・・それほど自立が難しいってことなんでしょね
まぁーーやってみて・・そん時はそん時で考えるつもりでいます。
意地になんて・・なりませーん!!(ごめんね、バーちん

もう一度・・ふんどし(はいてないけど)締めなおさなきゃ・・駄目かなぁ。

ってことで・・今日は何だか、ヘロヘロちゃいました。(あれ?ダレてる場合じゃないんだっけ・・)


退院予定。

2006年05月25日 | 私。

いよいよドアが付いた!!凄いスピードで駐車場が変貌を遂げる。
これ・・全部人の手でやってるんですよん。当たり前だけど・・ちっとも当たり前に思えません・・凄過ぎる・・。
車椅子で自由に出入り出来るように・・段差も多少あるので、介護保険で段差解消の板を借りるつもり。思ったより窓が大きく付いたので大満足。
前から見ると結構、広そうに見えるでしょ?それは・・大きな間違え!!
全体で、12畳分のスペースがあるかなぁって狭い部屋です。何しろ・・ここにトイレがバーン!!介護ベットが二台バーン!!洗面台もバーン!!
果たして車椅子で動き回れるか・・疑問疑問
トイレはポータブルにするつもりだったのだけど・・叔母達の熱い意見にトイレを作ることにしたのよねぇ・・。
車椅子もゼリさん真似っこで二つ借りて・・部屋用の少し小さめの、外用のゆったりタイプ・・そう思っているのだけど・・置く場所が問題。
チャリンコは雨ざらしで4台側面に。
物置に至っては、明日処分しなきゃ駄目だってことに決定
カメちゃんを守る為に物置を捨てる!自転車のボロも決断の時
・・woolさんのブログ・・思い出しちゃった。誰かいるかなぁ??

今日は第三回目の計画書確認と、現状説明。今後の流れの相談でした。
あんまり変わってない。
実質、少しだけ移乗がアップしたけれど・・排尿感覚がやっぱりポイント下がっていました。出たいと思う前に、看護士さんが連れてってくれるんだってバーちん言ってたので・・そうかなぁ~とも思うけれど。

そして、6月26日がリハビリ受けることの出来る回復期での入院限度ってことなので・・それまでには退院となります。
退院日は6月26日にほぼ決定。早まることはあるかもしれないけど、それ以降ってことは無し。但し、バーちんの体調が全てなんだけど。
リアルになってきました。ドキドキです。いろんな意味でドキドキです。

あと1ヶ月って考えると結構ある感じだけど・・実際は4週間。

キャーいよいよだわ

特別養護老人ホーム。

2006年05月24日 | 福祉・手続きのお話。
今日も朝から電気工事と平行して、家の一階はギーギーゴリゴリ。
妙な天気に汗まみれで、本当によく働くなぁと他人事のように感心してしまう。
後ろの壁に窓がついて、思ったより大きな窓になったので嬉しい。
朝日が少しはいるかな?後ろの家の塀に・・景色はないですけどねぇ・・。

しっかし・・今日は夕方からは雷まで鳴り始めて・・

娘2号は鎌倉まで遠足に・・。
朝からなんだかイライラして、キレながら出かけたケド・・綺麗な景色を見て・・大仏様を拝んで・・ニコニコと帰ってきた。
雨に濡れて・・ビショビショになって。楽しかったらしいから良かった良かった 
お土産はお菓子。鳩まんじゅうと、鳩クッキーおいしかったぁ
ちゃんと仏様にお供えするところが良い子・・流石にお坊さんのひ孫だぁね。

午前中はバーちんとケアマネさんの契約。
流石に二人目の契約、あっさりとサインして完了
今日も今日とて、10時から午前中一杯いろいろとジィーの話も聞いてくださった。
プランの計画書を持参されて、来週の訪問看護師さんとの面談で一回の時間を決めることになった。1時間か、30分かに。
出来れば「お話タイム」作って欲しいけど、どうなるかなぁ。
ケアマネさんも、月1回か2回の訪問をしてくださるそうで・・いよいよ来月からジィーの介護保険の使用が始まる。

バーちんの病院にも、来月早々来てくださるそうだ。
バーちんに会うのが初めてだけど・・あの方なら大丈夫だろうな。
今日は私のお喋りばかり・・ニコニコ聞いてくださった。

そして、最後に一つだけ聴いて欲しいことがあるとおっしゃった。

「特別養護老人ホーム」の申し込みをしてください。と。

それは、私とジィーと、とどのつまりはバーちんのことを心配して言ってくださったようだ。
万が一・・介護する側に問題が起きたときに・・バーちんの居場所がなくならない為に。ジィーが困らないように。私に余裕を持てるように。
あまりに唐突なので、少し驚いてしまったけれど・・確かに話を聞いていくうちに我が家には不可欠なことなのかもと納得した。

私しか・・早い話バーちんの介護をする人間がいないのだ。
ジィーが出来ることは、母の話し相手くらい(それは重要だけれど)
親戚は沢山いるけれど・・実際問題無理だろうし。

よく考えて、なるべく近くに一応申し込みをするように助言いただいた。
ケアマネさんのいるホームも候補にして。
でも、内緒の話・・200人が現在待ちをしているそうだ。
中には、私が今回そうしようと思っているように「一応」の人もいるだろうけれど。
空きが来たら連絡がくるそうだ。
その時点で「全然大丈夫」となれば、また後ろに並び直すことになるらしい。
一週目が何年先か・・それはわからない。
でも・・ケアマネさん曰く・・年単位のことになるそうだ。
多いところだと、500人以上の待ちもあるらしい。

よく考えて・・そうしてみようと思う。ジィーも賛成してくれた。
本当に、本当に、イザという時の為の・・保険として。

申し込んでおいて良かったと・・思わないで済むように・・尚更私は元気でいなくてはいけませんなぁ・・。
心も身体も。

夜の雷・・娘達は速攻塾を休みますのメールを入れた。
オイオイ!だけど、まぁいいか・・
もったいないオバケが出ないように、振り替えして行ってね。

私は部屋の明かりを消して・・稲妻見学です。
・・不謹慎かな?でも、好きなんだもん・・変な奴です。




着々と・・。

2006年05月23日 | 父の話
今日も朝の9時から夜の7時過ぎまで、大工さんが工事に励んでくださった。
家の斜め前だからって、一人でガンガン仕事をこなしてくれている。
一日でも早く完成してあげようっていう気持ち・・ありがたくて涙が出るよ

私は8時前に近くの国立病院へジィーの整形外科の初診受付に行ってきた

この病院で白内障の手術を受けるだけだった母・・が、動脈瘤をみつけてもらい今日に至っているのだな・・
振り返っても仕方ないけど・・やっぱりイロイロ考えちゃった。

で・・受付から診察までが1時間半。外来の待合室カルテが出来た段階でジィーを携帯で呼んだ。
果たしてどうなることか・・問診票の書き込みは時間を掛けてじっくり。
本当に、適当って言葉はジィーにはないのだ。何事にも真剣で、真剣過ぎて疲れるのだろな。自分も・・まわりの人も
一人で診察するって言うので・・余計な事を私が喋ってはジィーの為にならないし(言っちゃいそうなんだもん)私は家に帰る事に。支払い(特定療養費の三千円也)と、薬貰いに又来ることにして・・一時帰宅で昼、夜ご飯の準備さぁ~。チャリで5分は有り難い。
なんたって、午後はバーちんの病院。今日は病院の梯子なのださぁ

バスの時間ぎりぎりにタクシーで帰ってきたジィー。終わったら電話してって言ったのにぃ・・。こちとらこのバスに乗れないと1時間バスがない場所まで行くのである!
家の外で待ち構えてたら、のんびり杖を付いて歩いてる・・って、のんびりしか歩けなかったんだ・・。ごめんジィー。おや?いったいどこでタクシー降りたの?

で・・結論。ちゃんとジィーの話を聞いてくれたそうだ
これから、どのようにして痛みを改善していこうか、一緒に考えましょうって言ってくれたんだって!!良かったぁ・・本当に良かったよ
その先生の診断、やっぱり「脊髄管狭窄症」だった。
「みのもんた」さん~の手術した病気。脊髄の骨が圧迫されて、神経を痛めるってやつ。

しっかし治療と言っても悩む所・・痛み止めのブロック注射も、実は父にはとっても危険で、冒険なのだ。
心臓に付いてる人口弁に血栓ができないようにするための、ワーファリン。バファリン。それらの為に出血傾向の強い身体になってるジィー。
ブロック注射をすることで・・内出血する。
そうなると・・出血が止まらなくなって・・。
なのでブロック注射をする場合、血栓が出来なくする薬を止めなくてはならないのだ。そうなると・・怖い!怖すぎの選択。
両親揃って脳梗塞なんて、やっぱり勘弁して欲しい
でも・・痛みを取り除く為には・・なのかなぁ。
とりあえず・・今日の所は湿布だけ頂いたジィー。
それでも、また三週間後に再診予約できて、話を聞いてもらえることになっただけでも・・本当に本当に良かった
何しろ・・大学病院で
「あなたにしてあげられることはもう何もありません。湿布だけなら、地域の医者に貰った方が、こんな遠くまで来る必要ないですから。」
そんな風に言われたジィーだったのだから。



歯ブラシと、鉛筆

2006年05月23日 | 母の話
今日のバーちんは異次元世界のお出かけと、記憶の入り乱れに思い込み・・情緒不安定極まりなく・・一度も表情を和らげなかった。
家に帰ってきたら改善する!今はそう思ってるから、以前ほどオロオロしなくなったけど・・それでも結構しんどいゾ


病院に着いたら、ちょど言語リハが始まる時間。
私は今日も汗だくで・・面会札をもらってリハ室に直行。

今日のバーちんは肩が落ちてた。
聞くところによると、午前9時にPTをしてから昼ご飯。終わってすぐOTがあって、2時半から言語という強行スケジュールだったらしい
退院される予定の方との面談があるからゆえのことらしいから、仕方ないのだけれど・・疲労困憊で、混乱しているバーちんを見ると、なんとかしてくれぇって言いたくなる。

STさんのことも、誰かと間違ってた。
23歳の若い女性なのに・・「この人も苦労したから・・」そう言って泣くのだ。
昔の仕事仲間で、幼い子供を亡くした友になってるようだ。
STさん・・何度も「私はまだ結婚してないし、子供も産んだことありませんよぅ。だから、心配しなくていいですよぉ・・バーちんさん、泣かないで・・。」
私以上にオロオロしてる。
へへ・・私はもうオロオロしないもんね
しっかりしてる時を見ていると・・妙なことを言い出すとなんとかわからせようと思ってしまう・・それは療法士さんも同じなんだなぁ。
その点、看護師さんは冷たいくらいに上手にカワス。流石です。

お口の体操をして・・それからカードゲーム。
開いたカードが何なのか・・見たマンマ伝えるという。

カードは「歯ブラシ」「鉛筆」これには深い意味がある。

バーちんは、歯ブラシを蛍光灯スティックと言い、鉛筆は爪楊枝だった。
要するに・・カードでも左側の一部が認識できないのだ。
STさんが左の方!って声を掛けると、絵全体に意識が行く。
そうすると、本当の答えが見えてくるのだ。
それを何度も繰り返す。

それから、トランプで黒と赤の区別。
色に関しては大丈夫みたいだけれど、何故かすぐに気が散ってしまう。
そのうち、首が下を向いてしまって・・大きな欠伸が山ほど
今日も結局早仕舞いのST。

せっかく車椅子に乗ったので・・降りたがってる、寝たがってるバーちんになんとか頑張って座っててもらった。殆ど無理強いしてたかもね。
家の改修工事の写真を見せたり・・カーテンの色は何にしようかとか機関銃のように喋る私にバーちんはイビキで答えてくれたぁ・・。




困ったなぁ・・。

2006年05月22日 | 父の話
今日は娘達が土曜日の振り替えでお休み。
お弁当作らなくていいけど・・旦那は今日は都会に仕事で早出
稼いでいただいてる旦那様。失礼しましたごめんなさい。

長女は友達と映画・・で、塾・・。
次女はウダウダしながら私と一緒に買い物行って・・塾・・。
そうなのです。最近の子は、何故か皆塾に行くのです。学校の授業だけでは不安なのね・・。っていうか、家で勉強しないで塾で勉強する環境を借りてるだけのような気もして・・。どうなんだろな。
しっかし・・私は教えらんないモーンチンプンカンプン

私は、父に結構勉強を教えてもらってたなぁ~。高校の化学まで。
自慢ではないけれど、父は頭がいい。貧乏だったから、高等教育は受けていないけど・・村一番の秀才だったと、いつも叔父が自慢してる。
その叔父の方が社長さんだったりするから、世の中やっぱり「口」かしら??

で、ジィー。
今日は心療内科の日で、朝の8時半から大学病院へ。
天候のせいか・・昨日から腰の痛みが相当らしい。精神的にもかなり参ってる。
バーちんのこと、自分の身体のこと・・辛いんだろうとはわかっているけど。
やっぱり、自分の痛みではないから・・「病は気から!」って、言っちゃう時がある。バーちんがそうしてたように。


弁置換手術で、人口弁を入れて以来・・本当にジィーは満身創痍。
この8年間に、外来の数は増えるばかり。
一級障害者の父も、今年からは介護保険を使わせてもらうことになって訪問看護を受けることになったけれど、少しでも精神的に楽になれるのならとお願いしたけど・・不安です。
だってね・・心療内科に行った日は、決まってドンヨリしちゃうんだもの。
「わかってもらえない・・」って、思っちゃうだけ。

1級障害者が二人(バーちんはまだ認定されてないけど)介護保険受給者も二人。バーちんとジィーとを、私は支えていけるのかなぁ。
今までずっと私を守ってくれた。
だから、いろんなことあったけど・・こんなにへタレで生きて来れた。
沢山合ったはずの辛さ、徹底的なダメージにならずに済んだのも、きっと両親が壁になってくれてたんだね。
その度、一家の大黒柱の父、ジィーには乗り越える山が険しくて・・沢山傷だらけになってしまった。
今度こそ・・幸せだけが待っててくれるといいのだけれど。

明日もジィーは整形外科に行く。
もう、ジィーの腰痛を少しでも楽にしてくれようって医者はいないのだよ
薬の数が多すぎて、薬を使うと副作用が激しく出る。
完治するための手術も出来ない。

神様がいるのなら・・なんとか少し考えて欲しい。
毎日、阿弥陀様にお願いしてるのに・・まだ試練はまだ続くのか・・。
いったい父が何をしたというのだろう

今日は、バーちんの病院には行けない日。
月曜日は、なんだかダラダラと過ぎては終わる。

せめて・・私が元気よく、明るい娘でいなきゃなんだけどねぇ~これが結構難しい。
毎日・・病気の話ばかりを聞いていると「いい加減にして・・」って思ってしまう。ひどい娘だ。
健康でいる当たり前のことが本当は難しいのだとは思う。
身体だけでなく、心が健康でないと・・辛いんだ。
障害を持っていても、幸せな人は沢山いるし、心が、気持ちが素晴らしく元気な人もいる。
加齢するごとに、病気と向かい合ってる人、沢山いるはずなんだけど・・どうもそれを受け入れられないジィーのような気がする。
実際、もちろん、痛いんだ。わかってあげたいけど・・時々わからなくて。
本当に、困ったなぁ~・・・。

おっとぃ!!
私がへこんでも仕方ないことだけど・・結構困ったオロオロです。
明日は、ジィーの初診の受付をしに行く。
駄目で元々、地元の国立病院へ(大学病院ではもう診てくれないから)
せめて、それくらいしか出来ない私です。

「鬼ババみたい?」

2006年05月21日 | 母の話
今日は孫一号が病院に行くと言うので、部活の終わるのを待ってたらバーちんの病院に行くのが遅くなってしまった・・。
娘達は7月にあるコンクールの為に猛練習中。イライラしちゃうくらい帰りが遅い。でも、孫に会うとシャンとするから・・やっぱり連れて行きたいのだ。
全身全霊でパーカッションに浸ってる中三の娘。
こんなに夢中になれるものがあるなんて嬉しいことだよね。
だから、今は私も何も言わない。寝てるふり。
コンクールも今年で3年目。ティンパニーとスタンドシンバルをやるんだそうだ。
今年はソロもあるから超張り切りガールだ。
そして中学最後のコンクールだから、副部長の孫一号が一生懸命になるのも無理ないな。
勉強も大事・・とりあえず県立合格だけ目指してね!私立に行かせるお金ないよ~ん!
下の娘までサックスの指タコをこさえてる。今まで、それこそ「面倒くさい」が口癖の孫2号・・音楽は魔物だねぇ・・。何よりだ


で、病院に着いたら2時半を回っていて、日曜の集団リハのある時間。
談話室を覗いて見たら・・バーちんいないんだもん。
病室に入ってみたら、バーちんは眠ってた

「どしたの?具合悪い?」
「左の膝の裏が痛いの。右の足のフクラハギも痛いし。夜は孫1号が騒いでて寝れなかったし・・モゴモゴモゴ」

「集団リハビリ出なかったのね。ジャー車椅子乗ろう!」

「ぜったい、イヤ!」

無理強いしても仕方ない。それに凄く疲れた顔をしていたし。ベットを少しあげて、談話室から流れてくるカラオケを聴きながら談話室に行って参加すれば良かったのにぃ~ってくらい、ベットの上で歌ってたバーちん。
でもって、やっぱり泣いてた・・。
バーちんの音楽は、今はまだ悲しいんだね

しっかし・・いい具合にトイレに行きたくなってしまったバーちん。車椅子に移乗。
背中を支えてないと、全然駄目。パタンと後ろに倒れてしまいそうな弱々しさだった。
自分の身体・・支える力が入らないんだって。

総動員で装具を付けて・・トイレにレッツゴー!!
トイレメモはだいたい一日に2回はトイレでうまくやれてるみたい。
相変わらず、水分記録も車椅子のバインダーにはさんである。
でも、ちゃんと出ててよかったぁ

戻ってきたバーちんを、なんとか説得して車椅子で外出。
今日は可愛い帽子も持っていった。
紫外線に気をつけないとね・・。

車椅子に乗りながら、携帯電話で妹二号と話してた。
つい先日、娘(私の従姉妹)が子供を産んだのだ。一ヶ月早く2300グラムの小さな女の子。
おめでとうの電話をしたかったのだ。
なんてしっかりした口調。
「良かったね・・可愛いでしょう?」そこで又
「今ね、無理矢理車椅子に乗せられて・・誰かと喋るのもリハビリだから」

無理やりね・・。ハイそうです。

それからもう一人妹に電話。ここでも無理矢理を強調してた。
新潟だから・・携帯代も馬鹿になんないから・・て、電話を切るとこが偉いばーちん。
その妹(叔母)からメールが来て、今日は声がよく聞こえてしっかりしてたって。
嬉しい

少しだけのお散歩を終えて、病室へ。
病院のエレベーターにはデカイ鏡がついている。
何でこんなとこに鏡があるのかいつも不思議なんだけど・・。
鏡に映った自分・・バーちんはどんな想いでいつも見てるんだろなぁ・・。

孫1号に今日はこんなことを聞いていた。
「おばーちゃん、鬼ババみたい?」
闘病の為に深く刻まれてしまった皴。真っ白い髪。瞼の下がってしまった右目。
頭蓋骨を外した為に出来たのか・・陥没した側頭部。
「全然、鬼ババじゃないよ!神様みたいに優しい顔してるよ。前のおばーちゃんの顔の方が怖かったかもぉ・・」

バーちんは、おもいきり嬉しそうに笑った。久しぶりの優しい笑顔だった。

どうして「神様みたい」って孫1号が言ったのかわからないけど、娘の優しさが嬉しかった。バーちんの笑顔が嬉しかった。



昨日から始まった駐車場の改修工事まずは水道工事の完了。
朝からコンクリを削って大騒音だった。
ご近所の皆様ごめんなさい
皆さん、バーちんの帰宅の為だと我慢してくださってるんだろな。
日曜の9時だと・・まだ朝寝坊してる人もいるかもしれないなぁ・・。
バーちん専用トイレと洗面台の為に・・どうか我慢お願いします

今週は来月のリハビリ計画書の話し合いもある。ケアマネさんの契約も。
ジィーの訪問看護の方との面談もだ。大忙し!頑張るぞぉ

授業参観日。

2006年05月20日 | 私。
今日は娘の中学の授業参観日でした。

何人かの友ママに、バーちんの話を聞かれました。

「○○さんから、聞いたわよぉ・・」
とか
「最近見かけないけど元気なの?」
とか・・。

「今母が、入院してるの・・」と返事をすると

「エーあんなに元気そうだったのに・・倒れちゃったの?」

「倒れたんじゃないけど・・似たようなものかなぁ・・脳梗塞なの」

「でも・・大丈夫なんでしょ?」

おそらく・・大丈夫って言うのは命のことかと思うので・・。

「大丈夫よ・・もう少ししたら、帰ってくるから」

てな会話を早口でしたのでした。

イチイチ説明するのが面倒で・・授業参観後はすぐに帰ってきてしまいました。

別に、雲隠れもしてないんだけど。中学生の母達は皆忙しくてナカナカ偶然会ったりはしないから。
案外、人づてに伝わらないものなんだなぁと思いました。
逆に、伝わってたとしても・・そうなると聞けなかったりしちゃうのかな。


なんだかとっても取り残された気分になってしまった私なのです。
取り残された・・というか・・見るもの感じるものが、変わってしまったのかなぁ。
別に・・何がってことはないけれど・・。
なんだか孤独な感じ。
私だけが、違うところにいるような・・。

良くないなぁ・・こんな風に感じること。思うこと。
でも、事実・・なんとなく一人だけ透明人間になったような気分でした。

なんでかなぁ・・今まで、喋ってばかりで授業参観なんて見てなかったりした友ママ達の中に、なんだか今日は入っていけませんでした。


娘達は、それなりちゃんとクラスの中で笑っていたので安心。
ちゃんと、自分の時間を過ごしてました。
姉は、「直径×π=円周」なんて授業をやっておりました。
妹は、鎌倉遠足のスケジュールを話し合っていました。

私も、私の時間をちゃんと過ごさなきゃ。
しっかりしろよ!!って。
わかってるから大丈夫でーす。