明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

思いがけない事。

2006年11月30日 | 母の話


雨上がり・・の空です。

・・絶句。
から始まった今週でした・・ハハ

ショートから戻った母に・・今日は私ったら気が付かづに、シャカシャカお米をといでました。
二時半に戻ってくる母だったので、一心不乱に米をとぐ・・私。

・・まだ二時を少し過ぎたばっかなのに、なにやら・・物音。
慌てて下に降りたら・・母が帰ってましたぁ。ゲ!
送迎時間の30分誤差は毎度だけど、今回はちょっとタイミング悪すぎ。
こういう時は・・呼べばいいのに、父は気を利かせたつもりなんでしょね。
しっかりと、部屋に戻っていた母でした。
迎えに出ていたら・・私は多分、顔色変っていたと思います。

「また、車椅子から落ちたんだって!!


父が赤い顔して、しかめっ面して・・私に言いました。ゲゲゲ!!
母は・・バツの悪そうな顔で・・「ごめんね・・」を繰り返してる

ショート先の連絡ノート・・今朝、七時に車椅子からずり落ちてしまいました。
よく確認しましたが、お怪我はないようです。申し訳ございませんでした・・。
怪我はないようだけど・・いったい何があったのさぁ。

・・・・
怪我は・・うん、なさそう。

で・・母をベットに移して・・何気に車椅子のクッションを確認。
やっぱり・・後ろ側にあるはずの凹みが・・横にきてる。
それでなくても、クッションが厚みがあるのに・・凹みが後ろにないということは・・滑り台。
どうして、クッションがまた・・動いてるのぉ?
何度もノートにクッションの向きに気を付けてって・・書いてるのに

ノートに「ちょこ」っと書いてあるだけで・・何がどうかがイマイチ母の話ではわからんのですねぇ。
前回落ちた時・・慌てまくって医者まで行った私達だったけど・・それって心配しすぎ?
ノートに「落ちました・・」で、終わりでいいもの?
なんだか、理不尽で・・怒っちゃいそうだったから・・父に電話をして聞いてくれって言った私。
やっぱり、そういう時は夫がちゃんと聞いてくれ

母がズレ落ちたのは・・クッションのせいだと思うけど、セッティングしてある車椅子のクッションをわざわざ外したのは・・なーぜ

「うっかり、クッションを動かしてしまったみたいです・・クッションの向きに気が付きませんでした・・」

なんじゃそりゃ

母の言ってることがマンマなら・・ロビーで他の利用者さんと喋ってる時、ズリ落ちて・・その利用者さんが大声で知らせてくださったらしい。(ありがとうございました
で、慌ててスタッフの方が飛んできて・・母の身体の痛いところはないか確認してくれたみたいだけど・・とりあえず、大丈夫そうだったってことで「驚いていた」そう

「皆、ホントに忙しそうだから・・・」って母が気を使ってるんですなぁ

怪我がなくて・・骨も折ってなくて・・ホント、良かった・・。
とにかく・・良かったですが・・。

自分で動きたがる(動けると思ってる)母だから・・くれぐれもよろしくお願いしたのだけれど、やっぱり・・忙しいのでしょうね。
ケアマネさんにチクったら(同じ施設内なのに、このことは知らなかったそうで)「忙しい事は言い訳になりませんし、忙しさを利用者さんに気を使わせるほど感じさせてしまうなんて、もっての他です。」って言っておられました・・が。

二度あることは三度ある。三度目の正直・・・。
いえいえ・・三度とないように・・

 

何気なく・・玄関の横に置いてあるプランターを覗いてみたら・・。

 あれぇ?!スミレの花が咲いているぅ~

そんなことも・・あるんですねぇ。
春咲くはずのスミレの花。

スミレの花・・不思議なの。花は咲かないのに・・実は成ってたりしているんですねぇ。種が沢山弾けていたので・・来春を楽しみにしているのだけれど。
おやぁ・・しっかり春に咲いてた薄紫のスミレの花・・またまた咲いてるじゃないですかぁ。

そんなはずないこと・・自然だから・・思いがけないこと現実にあるんですねぇ。

我が家にも・・このスミレの花みたいに・・思いがけない嬉しいことも、こうして起こるんですねぇ。
現実は、なかなか不思議なものですね。

現実を・・受け止めてないのは、私ですね。
気持ちを無理やり、折り合いつけようとしてる日々でした。

他の人が出来て・・私には出来なくて(介護も、家事も育児もぉ中途半端)そんなことを思って、一人でイラ付いて。
こんな私の背中は・・恐らく娘たちに・・何も伝えてないだろな。
母がいて・・生きていてくれて嬉しいの。
それすら・・伝わってるのやら・・。マズイなぁ・・って思ってます。
私の背中は疲れて・・イラついて。。。一人で何とかしてるつもりでいて。
誰もこんな私を見てたら・・幸せになんてなれないだろなぁ。

自分のペースで・・自分の都合の良いようにしようなんて・・無理ですねぇ。
今までは、何も考えず・・ひたすら動いてきたけど・・
最近は、自分自身の要領の悪さにウンザリで、あれもこれも、時間がない・・って、そればっかり考えちゃうからダメなんだなぁ~。

パソコンしてる暇あるのにねぇ・・
だからこそ・・パソコンしてるってこともあるので~スアハハ。

まぁ・・そうとんがらないで!
出来ない日も・・出来る日もあるさぁ。

かな・・。


今は出来なくても・・きっと出来るようになってくさぁ。(甘い?)

自然に任せて・・もう少し・・肩の力を抜いてみよう。

始めから上手な人は・・いるかもしれないけど、私は私だぁ。

まぁ・・いいか・・。

も、ホントに大事なんでしょねぇ。
もちろん、そればかりでは・・ダメだとは思いますが。

大好きなスミレの花を、こんな冬間際に見ることが出来て・・嬉しかったです。
完全に、ひとりごと・・。読み流してくださいませんかねぇ。

 

今日は、一ヶ月振りの脳神経外科の検診と、血液検査に行って来ました。
それから、父母のインフルエンザの予防接種もしてきました。

母はとりあえず現状維持です。
随分しっかりしたねぇ・・って、母の喋り方と、母のふくらはぎ・・ね。
「そろそろ血糖値・・高くなってきてるかナァ・・薬が増えるかナァ・・」って言われちゃいました。
検査の結果は一週間後に私だけ聞きに行きます。

食べても食べても「あと一口だけ・・」と言う母は相変わらず。
食欲は右前頭葉で抑制されてるらしいです。
母の梗塞の著しい場所。

ゼリチャン真似してお皿にご飯を平らにして食べています。
ガバっと箸で取れない分、少し食べ方もペースダウンしてるような気も。

新潟米

一杯・・山盛り・・てんこ盛り異次元ワープしていますが・・達者です。

 

あ・・旦那の戦車が、いつのまに六台目になってました・・・。

七台目・・・買ってくる日も近いかぁ・・・

11月も終わりですねぇ。
明日から師走です。

久美子は、のんびり歩きます。(師では、ありませんので・・・) 


休日宣言。

2006年11月25日 | 私の好きなこと。


青い空・・飛行機が上手に撮れましたぁ。
私も飛んでいきたいなぁ~・・。

24日(金)は、朝から母の足りなくなった誘眠剤の処方箋をもらいに病院へ行って・・父の先週分の皮膚科の処方箋も持って薬局へ。
父の薬が近くの薬局には常備してないってことで・・いつも行くちょっと離れた薬局まで行きなおし。ハー・・。

眠剤も粉にして頂いてましたが・・どうも細かすぎて飲みにくいみたいなのです。
なので、眠剤だけは錠剤のままで、とお願いしました。
嚥下の内視鏡検査で見る限り・・飲み込めそうだと先生も言ってくださったので。
でも、薬剤師さんはちょっと心配してくださいました。
肺にはいらなきゃいいですけど・・・で、こんな便利そうなものを探して貸してくださいました。誰も使用してないので、そのまま飲むより、少し砕かれたらいいですよ!って。
フタを開けて、錠剤を入れ・・フタを閉めると薬が粉砕されるんですって!            

      

わー!!ありがとうございます
いつも、沢山の薬を一包化して頂いて・・父母共に心配してくださって・・ホントにご親切ありがとうございます。我が家は一生、この調剤薬局さんにお世話になりまする。

誘眠剤の効き目は・・どうなのかなぁ?と、言いますと。
夜中の尿量のコントロールが出来るほど・・熟睡してる様でもない感じですが、それでも三日に一度は・・朝まで呼び鈴が鳴りません。その代り・・お尻の下のバスタオルがしめっちゃってます・・ゴメンね母・・もしかして遠慮してるんだろかなぁ・・。
今日もそうでした・・私が起きたのを確かめるように・・呼び鈴が為ったのは5時半。
旦那の起こす時間が迫っています。
母は・・申し訳なさそに・・お尻が気持ち悪くって・・って。
父も起きてはいたけれど・・ウロウロ歩き回ってるだけで・・トイレへ行く準備くらいしてくれてもいいのになぁ・・。
母を便器に座らせて、旦那を起こしに3階へ朝から駆け上る私でした。
お弁当も作らなきゃ・・こういう日に限って・・お通じもありそうぉ。
父はベットメイキング。ベットなのに・・毎朝、布団をしっかりたたむんですよぉ
旦那を送り出せない、弁当は作れない・・誰も悪くないけど、頭は朝からカッカカッカ。

そんなこんなで、せわしない朝に・・ケアマネさんから、土曜日の父のディと母のショートの迎えの時間の確認の電話を頂いたのでした。
本来、ディの迎えは8時50分、ショートは10時30分。
二人が重なる時は、便宜を図ってくださって・・どちらかの時間に合わせてくれている。前日に配車とコースを決めなきゃいけないから・・お急ぎの様子。

父に確認すると「う~・・ん・・どうするかなぁ・・。」と答えが出ない。
折り返しの電話をケアマネさんに約束して・・父にかけるよう頼んだのです。
で・・父。
「ディは行かない。」って・・・電話を入れたんですよぉ。
心臓が苦しい・・って、足が痛いって・・。
確かに不整脈は・・出てしまってるようです。浮腫みも強くて、足が象さんになってる時もあります。
心臓だけでなく・・脊髄菅狭窄症らしい父の背中の神経は圧迫痛を引き起こすらしいです。
でも・・いつもディでも痛みを我慢をしてるんですって。
あんなに生き生きとした血色の良い顔で帰ってくる父なのに。
折角、お友達も出来て・・何より一緒に出かけることの出来る日を、母は喜んで待ち望んでいたのにナァ。

本当に痛くて辛いなら・・横になってりゃいいじゃない!
フローリングをモップで・・「レレレのおじさん」
新聞だって端から端まで読んでるし・・。

家にばかりいたって・・・身体に良くないこと・・皆から言われてるのに。

でも・・本人が決めた事・・何も言えません。
だけど・・行って欲しかったナァ。

それは・・昼ご飯を作りたくないからではけしてなく・・。
元々今日はお弁当にするつもりだったから・・私としてはどっちでもいいんです。
父が・・母の側にいて欲しかった。
友達と・・楽しい時間を過ごして欲しかった。
でもそれは・・一人娘の思い違い・・いらぬお世話なのかなぁ

25日(土)朝の10時半に母を迎えのワゴンに乗せて・・二泊三日のショートです。
二週間振りのお泊り。寝不足の私は母には申し訳ないけど・・待ち遠しかったです。
なのに・・ワゴンに乗り込み手を振る母を見ていると・・悲しくなってしまいます。
いつになったら・・悲しくなくなるのかナァ。

そして・・不快感極まりない喉が気になって仕方ない私。
もう一度・・耳鼻咽喉科へ行く事に。
喉のつかえ・・痰がからんだような感じ・・何か・・喉にありそうな・・。
母がリハ病院に入院した頃から始まって・・診察券を見ると4月に一度診察をしてもらってました。その時は、しばらくして治ったのだけど・・またまた最近ひどくなって。
精神的なもの・・って、ハッキリさせないとと・・父と母をしっかりと看取らなくては・・娘達を見届けなければ・・と、不安が頭を駆け巡るぅ。

・・・それこそ・・不安神経症?・・流石父娘・・母が言うように、そっくりじゃん。自分で病気を引き込んでいる?
エー・・そんなつもりは全く無いのに。
元気でいたいと思っているのに・・。
そうでした・・円形脱毛症に、突発性難聴・・私って、そういう人でした。
自分で思ってるより、ずーっと繊細なココロの持ち主でしたゲゲゲ。

結局、今回も・・喉の奥まで内視鏡でじっくり見ていただいて・・何も出来てないことを確認していただきましたぁ。ちょっと声帯が赤いけど、大丈夫だってことでした。
やはり・・精神的なものらしいです。

ついでに、書類を持参した母の往診医にも診てもらっちゃいました。しつこい
こちらは内科。
「精神的なものでしょう。耳鼻咽喉科に診て貰ってるなら間違いないですよ。安定剤のデパスと、喉の炎症止めクラリシッドを処方してあげときましょう。もし治らなくても、原因になってるものが改善されなければ・・おそらく治らないだろうけれど・・上手に付き合っていくしかないですねぇ」って。

何もなければ良いのです・・大丈夫だってんだから、大丈夫。
相変わらずやっぱり喉は変だけど。もう・・仕方ないですね。
それにしても・・なんでだろ。
それほど気に病んでるわけではないのに・・大丈夫なのに。
知らないうちに・・ストレスがたまってるんですかね・・・。
この先ずっと・・この不快感が続くなんて・・ちょっとイヤだなぁ

で・・・今日はトコトン何もするのをやめました
勝手に「休日宣言」・・その前に、明日もノンビリする為に、掃除機だけはかけました。

昼は医者の帰りにお弁当を買って・・夜も店屋物宣言。

さっきまで、娘達とノンビリテレビを見ながら、誕生日に贈ってくれた紅茶を頂きました
それからパソコンしながらパックもぉ。(再びTちゃん、ありがとね
久々に・・のんびりドラマ(珍しく1チャン・・お遍路さんの話です)も見れました。
その中で、ひとつ残った台詞。

「雨は好き。だって晴れると・・自分よりずっと楽しい事してる人がいると思うとかなしくなるの。雨なら・・家にいる人多いでしょ。人と比べてしまってばかりいて・・イヤになっちゃうわぁ」みたいなことを「フブキ・じゅん」さんが言ってました。

明日は雨模様の日曜日だそうです。
私も、雨の日ってすきだなぁ。

母は今頃夢の中かな・・。

私も・・安定剤が効いてきたみたいなので・・・寝ちゃいます。
明日は・・起きるまで寝てよ・・っと。


一瞬の出来事Ⅱ。

2006年11月22日 | 私。

18日(土)ディサービスから帰ってきた母は・・わりとご機嫌でした。
ボランティアさんとのカラオケ大会で、しっかりマイク持って歌ってきた様子
言い訳だけど・・夜中のトイレ介助が2・3度あるこの頃・・流石に毎日夕方になると私も父もボーっとしています。
この日は、三ヶ月振りの嚥下検査(内視鏡)があることも、実はスッカリ忘れてしまってました。
母の自宅にいる日と、嚥下の先生の時間が合わず・・ディ後の夕方になっていたこと、すっかり忘れていたのでした

訪問歯科から「あと15分で到着します」の電話が入り・・慌てて母のお試し食の用意をしたしだい。麺類が心配って言ってあったことを思い出し・・大急ぎで茹でました。
父なんて・・ちゃっかりお風呂に入っちゃってましたのぉ

それでもなんとか間に合って、結果は全てクリアでした。

ココのところの早食い・・心配することもなく、メインの「おそば」もきれいに食道へ落ちていました。一包化して頂いてる薬も、錠剤で大丈夫とお墨付きをいただけました。
砕くと苦味が強くなる薬もあるので、薬剤師さんと相談してみようと思います。
次回は・・経過次第ということで、何か不安があったらということになりました

そんなこんなでバタバタの夕ご飯前。
今度は本番の夕飯作り、私は二階へあがりました。誘い水を飲んでしまった母、お腹も空きだしイライラと。父もなだめて、すかして・・
挙句に・・動きたいのに動かせてもらえないだの・・何タラ感タラ言い出してた母でした。
車椅子の上で、ジタバタしている母。。車椅子からズリズリ動いていたらしいです。
それに気が付いた父・・私を呼ぼうと内線の呼び鈴を!

で・・一瞬の出来事Ⅱとなってしまったのでした。


慌てて下へ降りていくと、フローリングに父と母がいるじゃないですかぁ~

「イヤァ~」・・・と、叫んでいたらしい私(娘がそう言ってました)
後から娘達も駆け下りてきました。

父は自分の腰の痛さゆえに、私に呼び出しベルを鳴らしたあと・・母の上半身を抱きかかえて真っ青になって固まってました

とりあえず・・痛いところはないかを確認し、
飛んで降りてきた娘と、母をお姫様抱っこして・・ベットに戻しました。
全身を確認しましたが・・とりあえず見た目は変っていませんでした。
右手の甲が多少赤くなっていましたが・・。
左側の麻痺手足・・・これがわからない

母は痛くないと言うけれど、何が何だかわかってない様子でした。

で、翌日・・19日(日)介護タクシーをお願いして、急遽・・整形外科の受診となりました。

主治医の脳外の医師のいる整形外科です。日曜日も午前は外来やってるのでした。
平日と違って、実はとっても空いています。
なので・・本当にラッキーでした。
カルテもあるので、待ち時間少々で受診。
問診と、触診、視診では・・骨折もなさそうですが、青痰になってる右手の甲は痛々しく・・車椅子から滑ったらしいってことで、腰のレントゲンも撮って頂く事に。
加えて、頭も打ったと言う母の言葉からCTも。

結果はOK
ホント・・右手の甲の青痰だけで済みました。
骨折してないとわかった時は、ホッとしたのか泣いてた母。
けれど翌日には・・車椅子から落ちた事もすっかり忘れている母でした。
なので・・「右手の湿布・・これなーに
しばらくは、青痰消えても・・湿布・・しとくべきだかなぁ。

はい私も、気をつけます・・・。気をつけるには・・フー。


一瞬の出来事Ⅰ.

2006年11月20日 | 私。

先週は、私の誕生日・・この日はブログ更新したのですぅ(一瞬)
最近ナカナカゆっくりPCの前に座れないけど・・いつものように少しづつためながら書いてはいたので・・写真も沢山貼り付けて・・よしゃ完成!。

とっころが、ちょっと間違え発見して・・訂正しようと編集画面に戻り・・。
慌てて訂正したからか・・何なのか・・この日のブログ全てが一瞬に消滅しちゃいました。
出ましたねぇ・・私のオッチョコチョイ・・・
なんてこったい・・・

一瞬の出来事でした。
そうして・・私の誕生日もオワッチまいまいした。

それでも、前回のコメントやウルルの里で頂いた「おめでとう」を励みに、バリバリ頑張って行こうと更なる決心をした私です。ホントに皆様ありがとう。久々に嬉し涙がジワリジワリ・・目頭熱くなりました。
皆さんの記事を読みふけるだけで、コメント残せないのが一番のカナシミ・・。
なんでこんなに時間がないんだぁ
毎日細切れの睡眠で・・一生懸命起きてるのにぃ~と・・ひとりごとを残して・・週末のショートを待ってしまってる私ですぅ(ゴメンね母。産んでくれてありがとね。)

14日(火)元気にショートから戻った母は、15日(水)には通所リハへ。
この日は三ヶ月毎に提示されるリハ計画書の確認と、リハ見学がありました。
デジカメ片手にリハ室へ。母は自慢げに「一人座り」をしてました。
褒めまくっていて・・うっかり写真を撮り忘れ・・カメラを構えたとたん・・ユラユラしてしまったので・・写真はこんなん。でも、ホント、長い時間支えなしで座れるようになりました。

 リハ状況は、さほど前回と変っていませんでした。車椅子とベットの移乗。バー使用で、後ろから先生にしっかりと支えてもらっての歩行訓練。
右手でバーをつかみ、右足を前に出す。麻痺側の左足はやはり動きませんが、それでも直立して歩く練習をしている時間は何より前向きな母の顔に戻るのでした。

先生付きリハは20分程。短いながらもイロイロやっていただいてました。
OT,PT・・左側空間無視の改善リハでは、テーブルに置いてある数字の書いたマグネットを取る練習もしていました。左側の注意も少しづつ自然に出来るようになっていました。まだまだ母の真ん中は、右側にうんとよっていますけれど。

そして・・認知判定。
前回は、30分の14だったのが、30分の17にこれはチョッと嬉しかったです。
どう考えても・・ダウンすているだろうと思っていたので。
どうやら・・施設にいる母は、家にいる何倍もシャンとしているようです。
それは・・やはりスタッフの皆さんが、母の話をジックリ聞いてくださって・・安心できる場所だってことと。やはり、外面は良い母・・なんだってことですかねぇ。
ディでも言われたけれど・・楽しくお喋りして過ごしているようでした。

そして・・17日(金)は私の誕生日でした。
美味しそうでしょ。
今年もTちゃんが、当日宅配便で贈って来てくれました。
タルトケーキが24個(半分は私のお腹に・・半分は娘達のお腹の中に)それから、多種類の紅茶に・・ナーント!フェースパック付きでした。
お腹も心も満たされて・・おまけに顔も綺麗になるよぉ。Tちゃん、ホントにいつもいつもありがとう。黙って見守ってくれるTちゃんに、沢山幸せ来ていますように。

それから未歩姉さんに頂いたカードと本です。ハイ!笑顔で頑張ります。これからも、ずっとずっとそこにいてくださいね。
掲示板を開設されたそうです。暖かい優しい未歩さんです。お喋りしに行ってみてください。

長女が買ってくれたトトロのタオルです。 一ヶ月前に買ってきてくれました。おこずかいがあるうちに・・って、いつも心配りをしてくれる優しい長女です。切れると・・怖いんだけど。
母の日。誕生日に・・娘達が私の好きなトトログッズをプレゼントしてくれます。
次女からは・・まだもらってないから・・来週あたりくれるかなぁ??
くれるまで催促するので~す。クールな次女からはムシリトリマス。
もらっても・・もったいなくて使えません。しっかり「宝箱」へ仕舞いこみ。
あーちなみに・・旦那は何もくれましぇーん。
私もあげてないから・・・まぁ・・元気で毎月給料くれてるのでOKで~す。


そして父からはギフトカード。 先日結婚した母の甥からの、結婚祝いのお返しなんです。「お前の好きな物を頼め」ってくれました。
アディダスのバック・・パーカーもいいかなぁ。

 

でもって・・一瞬の出来事パート2です。
そう・・母が車椅子からズリ落ちた話です。


しっかし・・ボチボチ夕飯の準備をしないといけないので次回へ。

何しろ・・今の母から・・目が離せません。母が通所リハから帰ってくる前に・・夕飯を作っておかないとぉ~いけませーん。
「もう、うるさいぃ~」ってくらい呼び出しベルを鳴らす母になっているのでーす。

健常側がしっかりとしてきた分・・自分で何でも出来ると思ってしまっているのです。ベットで横になるのは一日数時間。夕飯を食べて、夜寝る前くらいしかベットにいません。どうしても見守れない時は・・ベットに戻ってもらいますが・・ナント!ベットの柵を自分で外してしまうのです。
そして、健常側の右足を勝手に下ろそうとするのでーす・・イエ・・下ろしてます。
危なっかしい極まりないので・・移乗用のレバー付きの柵に替えてもらいました。そっちの柵の方が重いので・・さすがにそれは片手で寝たママは外せないですねぇ。

これを・・ショートの最終泊日でもやったらしく「○子さん、ベットの柵を外されてビックリしました。でも、安全に対処できました」とノートに書いてありました。
そうだ・・それ・・言ってなかった

もう・・ホント・・母のパワーに私も父も・・
やってくれます・・マイマザー・・・

             では・・・・またアラタメテ一人娘。


一人ぼっち。

2006年11月13日 | 私の好きなこと。

日曜の夜は、旦那がモンジャを作ってくれました。
インスタントのセットです。キャベツを入れるだけですが・・。
そして・・キャベツを切ったのは私です・・それでも大いに「旦那」ありがとう


      
向こう側のお皿には・・・餃子がビシッと。  
もんじゃ焼きに餃子・・ほうれん草のおひたし。ものすごーい・・・変な組み合わせ。 
これに、白米と・・ワカメとネギの卵とじスープつき。・・・へへへ。滅茶苦茶ね。

 


昼には、1階の父母の部屋に仕切りのカーテンを取り付けてくれました。
一日中、戦車と向かい合ってた旦那だけど・・私にとって、本当に出来た旦那です。

 
カーテンを買いに行って・・ドサクサに、ポスカの筆をカートに入れた旦那でした・・・。
買ってあげるともぉ!!喜んで!!

 

そして、週の始まり月曜日。いつものように、六時に家を出た旦那。
今日も頑張って稼いでねぇよろしくねぇ。ありがとねぇ。
私は今日も・・何も無い日。遊ばせて頂いてますぅ。


午前中に全ての家事を終わらせて(今日はホワイトカレーと、ツナサラダ。シャトルシェフにお任せです。)

 白いカレー・・カレーの匂いちゃんとしてますぅ。




掃除も買い物も終了。
父の昼ご飯は1階に運んで、多分・・ながら族しながらのんびり食べてる今です。

ひとりぼっちで、テレビを見ながら・・パソコンの前で私も昼ご飯。
好きなパンをかじって・・好きなデザートを片手に、娘達には絶対に見せられない姿ですねぇ

杏仁豆腐ならこれ! チョコならこれ! 

 

母のショートも・・あと一泊。
母はどうしてるか・・なるべく考えないようにしている・・親不孝な娘です

今日はこれから、何をしよっかなぁ・・・。もうすぐ娘たちが帰ってきちゃうよぉ。


軽井沢シンドローム。

2006年11月12日 | 私の好きなこと。

母がショートに行く日は、学校の行事とか・・何か予定のある日の為に入れていただいていた今まででした。
でも、今回は・・何も予定がありませんでした。
父の通院もなく、父も私も・・ひたすら自分だけの時間を持つ為だけに、母にショートに行ってもらってしまいました。ごめんね、母!

・・結局、考えていたお出かけは、なんだかどうでも良くなって・・例えば美容院に行こうとか、友達を誘ってランチをしようとか・・それもしないで、好きなだけ本を読んで・・好きなだけ・・パソコンの前に座っていました

自分の好きな事をする為に、家事は最小限にして。
今、どうしてもしなきゃいけないこと以外は・・全くやる気にならず。
タンスの中は半袖だらけ・・エアコンの掃除も、アイロンがけもしない。
土日が挟んであったので、久々に、たっぷりと寝る事も出来ました。

引き出しの中にしまっておいたコミックを読み更けていました。 


高校二年の時に、とっても流行っていた「軽井沢シンドローム」
ビックコミックスピリッツって雑誌に掲載されていました。
男性誌だったけど、毎週かかさず読んでました。
「めぞん一刻」も好きでした。

    


 私が旦那を旦那と書くのは・・実はこの本の主人公・・耕平ちゃんがそう呼ばれていたからなのでーす。
      


そして、登場人物の一人・・この子は「久美子」っていうのでーす!
ひたすら「トボケタ天然ボケ」の脇役ですが、私とは性格ももちろん全く似てはおりませんが。

 

姉娘が借りてきた「BUMP OF CHICKEN」の作ったDVDを見ました。
最近、姉娘はこのグループが好きで、朝から晩まで聞いています。

姉娘は、音楽に係って生きたいみたいです。
だから、音楽療法士を現実の目標にしているようです。
けれど・・本当のところは・・やっぱり好きなパーカッション奏者になりたいみたいです。なかなか狭き門ですが・・黙って見ているつもりです。

内容は、娘を音楽学校にやる為に一生懸命働いて・・事故で耳が聞こえなくなってしまった炭鉱夫の話でした。
私は・・娘の為に、炭鉱婦にはなれないので・・娘も今のところは、吹奏楽部の強い(県大会の常連校)県立高校の普通科を目指して頑張っています。


人形劇仕立てのそのDVDから流れてきた歌詞に、なんだか切なくなりました。

題材になってる「ギルド」の歌詞・・ドキドキしてしまいました。 
この詞を書きとめて持っている娘の心の中・・何を思っているのだろう。

 

人間という仕事を与えられてどれくらいだ
相応しいだけの給料 貰った気は少しもしない


与えられて クビになって どれくらいだ 何してんだ 
望んだんだ 選んだんだ 仕事ではない 解っていた 


なんとなく・・当てはめてしまう自分の心にも・・ドキドキしてしまいました。

この頃、娘達に教わることも多くなってきました。

私は・・娘達に、ちゃんと教えるべきことを・・教えているだろうか・・。

何よりも、覚えていて欲しい・・生きる事の大切さを。

悲しいニュースを聞きながら・・今日もそれだけは伝えました。


代理受診。

2006年11月11日 | 母の話



病院の待ち時間が長い事を予測して・・読み始めた本です。
中学生の初恋の話です。
携帯小説なんですって。
実は・・最初何ページかを読みながら少しうたた寝してしまいました。
それでも、目覚めてから・・再び母の名前を呼ばれるまで・・三分の一は読めちゃいました。
ショート中はまた別の本を娘に与えてもらったので・・結局その後一気に読みました!寝不足ぅ。
中学生・・あんなドキドキはもう味わえないのが残念・・。

9日の木曜日は私一人で脳外の主治医のS先生に会いに行きました。
本当なら、来週が一ヶ月ごとの検診予定。
でも、残念ながらS先生は来週は学会で休診です。
秋は、学会が多いそうで・・去年大学病院にいた時も・・確か先生が学会に出張って日が沢山あったような気がします。
二週間前の受診の時と、母の状態はさほど変っていませんでしたので・・母自体の診察は再来週に。
ところがそうすると薬が足りない・・医師の都合の休診なんだから、薬を余計にくれるといいのになぁ・・。でも、アレビアチンを止めているままなので、その後の報告も兼ねて、母の前では言いにくいことも出た来たことだし・・代理受診してきました。

身体能力はソコソコ向上中・・と言うか・・右側強化してきました。
ベットにいる時間が本当に少なくなっています。
通所リハでもディでも、10分横になってると起こして欲しいと言っていた母だったようです。
1時間の車椅子が限界に近かった頃を思うと・・本当に良くなっているのだと思います。
けれど・・それゆえ・・母にとっては動けないなど夢のようなこと。
今でもやっぱり台所は母の仕事場で、自転車にも乗ってるのです

そして・・とうとうやってしまいました

母が「栗御飯を作ったから持って来い」と言うのです。

いつもなら・・なんだかんだで話を合わせたり、かわしたりするのですが・・。
その日の母ダメでした。
空の釜を見せても・・食べてしまったと言っても・・そのうち、嘘が嘘だとわかるような、ごまかしてるのが見え見えになってしまったから尚更に怒り倍増。

母は自分でストッパーを外し、車椅子を動かし・・自走用の車椅子ではないので、車輪を回してしまいます。
ベットの上の布団や枕・・クッションを投げまくりました

もう・・何をどう話してもダメでした。
そのうち・・私の気持ちも、自分ではコントロール出来なくなってしまいました。

「勝手にすればいいでしょ・・・プンプン

・・母の側から離れました。逃げてしまいました。
後は・・父に任せるというか、押し付けて。

二階には、娘が一人。
私はまた・・娘に向って愚痴ってしまいました。
ホント・・情け無い私です。

いつもなら、とっくに呼び出しがかかるはずの時間になっても・・下からは何も言ってこない。

心配になって様子を見に行きました。

すると・・ベットの側で、車椅子に座った母はシクシク泣いていたのです。

「ごめんね。もう、なんだかわかんなくなっちゃって。久美子に申し訳なくて・・」

鼻を真っ赤にしてポロポロと子供みたいに反省してるって泣くのです。
以前の私なら・・一緒に泣いていたかもしれません。
でも、私はもう・・泣けませんでした。

こんな小さな母を泣かしてしまっている私自身に腹が立って・・母を置き去りにして?歯を磨いてる父にも腹が立って。

ほんの数時間の出来事でした。
「栗ご飯」家族に作って、食べさせてあげたかったんだろな・・。
母はすっかりおとなしくなってしまいした。
話しかけても、うなずいたり、首を横に振るだけでした。

そして・・その日の夜中の呼び出しはなく・・朝の慌しさにかまけて、呼び出しが来るまでと家事を済ませてから降りて行った私でした。

母は、背中までグッショリになっていました。
・・それでも黙って私が来るのを待っていたのです。

このところ、眠れないから誘眠剤が欲しいと言っている母でした。
車椅子に乗っている時間がとても長くなっているのに、疲れているはずの母が眠れないといい始めました。
私が寝る前の11時過ぎにトイレに行った後、夜中の二時頃・朝方5時頃トイレコールが掛かっていました。私はその度、3階から1階へ。自分の安定剤は飲めません。飲むと夜中の以上がフラフラになって出来なくなってしまうので。

最近の母は、夜中の方が沢山トイレに行きたくなります。パッドの様子を見ていると、2・3時間毎には排尿があるようです。
濡れたパッドの気持ち悪さ・・我慢して、仕切れなくなると父を起こします。
そして・・私に「眠いのにゴメンね」って・・・。

それをわかっているのに・・トイレコールがなかった私は、朝までぐっすり眠った上に・・母を後回しにしてしまいました。
母は、昨日のことがあって・・私を起こさないと決めてしまったようでした。

こんなことなら・・せめて起きてすぐに行ってあげればよかった。
5時半には起きていたのに、先に娘達のお弁当を作っていた私でした。

母も・・・そうなんです。結局・・母も。
子供に負担をかけたくなくて、少しでも自由にして欲しくて・・
それは・・認知になってる、なってない・・関係なく、今も十分伝わってきます。


そして翌朝の母は、やっぱり昨日までと違って言葉が少なくなってしまいました。

ディへ向う車に乗り込んですぐ「昨日・・娘と喧嘩しちゃったの・・・」って、スタッフの方に言っている声が聞こえました。
わかって・・やってるんだなぁ。
それが、嬉しくもあり・・切なくもあり。

 

S先生に代理受診の時、そういうことも全てお話しました。
脳梗塞による、血管性認知症・・・。
治るかもしれないし、進むかもしれない。
感情の高揚・・怒りも、悲しみも・・精神科の安定剤が必要になってくるかもしれません。精神科の受診も考慮する日も近いでしょう・・と。

でも、その前に・・改善出来る可能性を探してみましょう・・とも

考えられること・・やはり夜しっかり寝ていないのかもしれないです・・と。

寝ていないので、イライラは強くなるし・・気持の調節もしにくくなる。
睡眠が浅い為に、頻尿になっているかもしれない。
誘眠剤を頂く事になりました。
それから、最近頭が痛いと言い始めたので、頭痛薬のロキソニンも頂きました。
折角一つ薬がなくなったのに、増えてしまいました。
・・でも、仕方ない事かもしれません。それで改善されるなら

それから、ご飯の食べたがり・・摂食障害は、ひょっとすると血糖値が上昇してきているのかもしれないってことでした。
体がご飯を求めてる?!

次回、月末の木曜日には久々の血液検査です。
年内に、母の薬も確定出切ると安心なんですが・・。

そうそう・・S先生が忘れずに、近くの内科の医師(母の脳梗塞になる前の主治医)の往診の為の診断書も書いておいて下さって・・早速受診後にお願いしに行ってきました。
月に一度、母の往診に来てくださる事に決まりました
母の為に、本来の往診日(月曜日)を変更して・・通所サービスのない火曜日に来てくださるそうです。お風呂、中止させるのは可哀想だって気遣ってくださいました
スケジュール変更(月曜から火曜日へ)させられる皆様・・本当に、ごめんなさい。
久々に・・頭を深く下げて来た私でした。

医者の掛け持ち代理受診・・。
疲れたけど、私へのご褒美は「ちょっと安心の導睡眠剤と、往診」です。

 

そんな日もあったり。。。のショートとショートの間の出来事でした。

今日は雨模様の中、母はショートへ出かけていきました。
凹んでいた母もいつしかまた、復活していました。
出かけに、着ていくジャケットで一騒ぎしてました・・

きっと、これからも・・こういうことが繰り返されるのかナァ。
少しは私も成長するんだろかナァ。

雨が冷たくなってきました。

次女は、今日は市の文化祭で隣の駅のホールまで演奏へ・・。
長女は楽器の搬入・搬出を手伝いに行ったり来たりしています。
来週は・・定期テスト(中間、期末がありません。学期に一度だけ)大丈夫かぁ

旦那は5台目の戦車作りに没頭しています。
父は・・多分、寝ています。

四台目は完成しちゃってました・・・。

もっちろん、全て自分でペイントして・・。
しっかりとガラスの扉のある場所へ。

そして・・次なる5台目とただ今ラブラブモード

そして私も、今日からの三日間。
母が火曜の二時半に戻ってくるまで・・一杯手抜きしてリフレッシュ

ひとまず・・昼はお弁当屋さんのお弁当でーす。
ゆっくり、のんびり・・パソコン独り占めだぁ~お散歩しまくるぅ~待っててね

 


読書。

2006年11月04日 | 私の好きなこと。

月に二度だけ・・両親揃ってディへ訪問します
今回は、土曜日でした。

そしてその日は久しぶりに本を一冊読みました。
下の娘がお奨めの「ハッピーバースディ」
ハッキリ言って・・何回も泣きました。
小説で泣いたのは久しぶりです。あらすじは、読む機会のある方のために内緒にしますね。帯にもあるように・・結構いろいろ・・泣けます。
いろんなことで心がすさんでいた私、久々に中学生になった気分で一気に読みました。
片手に菓子パンを持ちながら、ハーゲンダッツのアイスも食べながら
久しぶりの・・10時から4時までの休日・・自分の時間を持ちました。
大急ぎで家事を済ませて・・結局、泣く為の時間になってしまったですがぁ・・

 今回はマカデミアナッツです。


最近、認知症状の著しい母も・・とっても嬉しそうでした。
一緒のワゴン、「いってらっしゃい」ではなくて、二人揃っての「行ってきます」です。
父のホンネは・・家でゆっくり寝てたいのだろうけど。
家にいても、細々としたことに気を取られて結局のんびり、ゆっくり出来ない性分の父、レレレのおじさん。。。のように、モップを持ってると安心するような父なのです。
一切の家事はしないけれど、掃除に関してはこだわりがあるようで・・一度大喧嘩をしてから(私が掃除した後に・・モップを掛けなおしてたところを発見)もう、父母の部屋の掃除は父任せにしました母も、そうしなさいって言いますし。

理由はどうあれ、タダ単純に私には、二人でのお出かけがウレシィです。
夫婦揃って、施設を利用するなんて・・父はやっぱり後ろ向きな考えを持って出かけるけれど(夫婦そろって施設の世話になるなんて・・って)夫婦揃って出かけられない老後だって・・一杯あるのだと思います。だから私は二人で出かけることが出来ることを幸せだと思うのです。これは・・当事者で無いからこその気持ちですが。

いつまでも・・そんな二人に「いってらっしゃい」と、「おかえりなさい」を笑顔で言いたいなぁと・・思います。

私の気持ち以上に、精神的にも・・・私にとってはとってもありがたい日です。
だってねぇ・・父の昼ご飯がいらないんだものぉ。
ホント・・母より父の食事の方が・・頭が痛かったりするのです。
出来合いのものも食べるには食べるけど・・やわらかく、薄味で、粘らず、パサツカズ、辛からず・・しょっぱからず・・。探すのが大変。
なので結局作った方が早いし。一食でも作りたくな~ぃのがホンネなのでーす。
炊事はやっぱり好きじゃないぃ・・嫌いかも・・

要支援者の父は、月に4度ディを利用できるのだけど(食事代以外は、一回でも同じ金額です)けれど、父は2度が精一杯です。
そのうち・・4回行ってくれたら~うれしぃのだけどダメかなぁ・・。

次の二人揃ってのディに読む本も借りてます。
今度は中坊の恋の話だそーで・・・ワクワクしております。
娘の恋も・・何ヶ月記念日とか言っちゃって・・青春しております。

最近の中学って、いろんな本が図書館にあって・・以前、娘の机の上に学校図書の「蛇とピアス」が置いてあり・・・びっくりしてしまいました。

ちょうどその日も二人揃ってのディだったので、娘の机に座って一気読み。

・・・読んでビックリ・・・。


帰って感想を聞かなきゃ・・て、またまたドキドキ。
答えは「別にぃ~キモかったぁ・・・」って。

普通に成長している娘達。
彼氏もいることだし・・ちょっと心配でもあるけれど・・。
信用一番で、心配二番で。

だって・・・やっぱり今は・・母のことでテンテコマイの私なのですもん。

私も娘達に負けずに・・好きな事探し・・して生きたいです。
 


復活記念日。

2006年11月03日 | 家族のお話。

   箱庭でござります。

 ピントが・・ブレブレ

箱庭に咲いたピンクのトレニアです。白のトレニアもまた一つ開きました。
冬になる前に慌てて花を咲かせているのかナァ。
トレニアのおかげで、随分と楽しませてもらいました。
ピンクのカスミソウもかわいいでしょ。
全て・・二度咲き目の花です。
復活の記念日に・・ふさわしい花達でしょう



一年前の今日の夜・・・脳浮腫の為に意識が薄れていく母の頭蓋骨の一部分、外すための手術を受けたのでした。
再び戻った母は、ICUにいて・・日毎に脹れて膨らむ身体。皴も無くなり・・風船の用に膨らんだ顔。点滴と沢山の管を付け・・監視装置の中で二週間、麻酔で眠り続けていた母でした。
そして、あの日からも一年が過ぎました。

今週は、母の状態(認知障害)も大波小波でした。
まるで回線が遮断されたように、現状把握が出来なくなります。
いろんなことが理解できているのに、いろんなことを納得出来ないでいます。

まだまだ・・私も父も・・上手に話を合わせたり、母の世界を理解出来ずにいます。
頭ではわかっているけれど、あまりにしっかりしている母が見えるとき・・それ以上にわかってもらいたいと・・いつのまにか必死になってしまいます。

薬の影響が完全に無くなった母の健常側・・右手右足は、筋肉も大分戻ってきました。
リハ病院にいた時には考えられなかった一人介助のトイレも、今は腰にブロック注射をお願いせずとも大丈夫なくらい、楽になりました。
片手で寄りかかる母の身体を支えつつ・・片手でリハパンもズボンも上げることが出来ます。父の手を借りずとも、一人で車椅子に移乗も出来るようになっています。
日常会話も十分だし、気配りも変りません。

ただただ・・今の自分の状況をわからないことだけを除いては・・・。
そしてそれは、怒りとなってしまいます

父や私にぶつけるしか・・ないんです。
わかってもらいたいと・・母も同じように必死なんでしょう。
それも・・少しづつわかってきました。

わかっているのに・・お互いに譲れない時があるのです。
特に父・・今までの気丈な母を探します。
それから、病弱な父がいつも母に言われていたことなんかを説教しちゃったりして


「どうしてわかってくれないの?」


正しい答えなどないのです。
見えてる今が違うのだから。
否定も肯定もせず、安心と安堵を与えたいと願っても・・うまく抜け出せない時もあります。
そんな時はどうしても・・理解してもらおうと必死になり・・堂々巡り。

「わかった」って言ってくれる母を待つしか出来ない不出来な娘です。
「そうだね」って言ってしまえば・・良いものを。

現在母は、食事介助が一切いりません。
たまにこぼすことはあっても、しっかり全てぺロリと食べきります。
左側空間無視のために食器の位置だけ移動してあげれば・・父の食べるスピードの倍の速さで完食です。
そして・・食べた後・・お腹が空いたと言うのです。
摂食障害でしょうか・・食べても食べてもお腹が一杯にならないようです。
「いつどうなるかわからないのに、食べたいものも食べれない」・・母は怒りで一杯でした
どんなに母のことを考えて想っているか・・コンコンと説明開始です。
「病院へは戻らないで、家にいて欲しいから・・」
「インスリンの注射・・痛いでしょ。もう痛い想いなんてさせたくないのよ・・」

そのうち母の怒りも治まって、今度は悲しみに涙します


体力を戻す為の食事量は十分だとわかっているので、この何日かは食事の時間がとっても恐怖でした。
母自体が自分の食欲に驚き、食事をしたのかどうなのかも忘れちゃうなんて・・これは本当に認知症だって・・ポツリとつぶやいていました。
その度に「そこまでわかってるなら全然大丈夫じゃん!」
それが精一杯の私です


ホンノ少し前の今。
わからない時があるのです。

けれど、それを寝て起きても(次の日の朝)ちゃんと憶えている母もいます。
そうなると・・単純な私は、これなら大丈夫なんじゃないかと、勘違いかもしれないけれど思ってしまいます。

怒りを爆発させた次の日の朝に「昨日はごめんね」って言ってくれる母なんです。
「大丈夫!全然気にしてないよぉ~こっちもごめんね」
「謝らないで・・久美子は何も悪くないから・・いつも心の中でごめんねって思ってるんだよ」って。

心と頭の回線が・・繋がったり切れたり・・。
まだらボケ・・なんて嫌な言葉ですが、でもそれがピッタリとくる今の母です。

何もかも・・憶えているのは辛いから・・「忘れる」っていうことは、何よりの神様の贈り物だって聞いたことあるけど。
本当にそうだと思う時と、切なく悲しく思う時と、それでも笑って過ごせる日々を、今は大事にしなきゃいけないのだってことだけは・・なんとなくわかってきた気もします。そんな日々を繰り返して・・それでもいつか・・
「そんな日もあったね・・」って、笑える日がくることを信じて。

先日のディでは、車椅子で近くの県立公園の植物園へ連れて行ってもらえました。
ディから車で数分の、数え切れないくらいに通った県立公園です。
帰ってきた母は、秋の一日を楽しめて・・とても明るい顔でした。
食事時間のみが、一日の車椅子に座っている精一杯の長さだった母が、ベットに戻ることを拒むようになるなんて・・本当に母の頑張りと、薬の怖さを心底思う今です。
その母の体力の復活に伴って・・呼ばれる回数も増えるこの頃。
夜中のトイレ介助も二度三度。
流石に・・父はボロボロになってしまっています。
私も、母の体力に負けそうです
けれどそれは、本当に何より嬉しい出来事です。
ベットで過ごす時間より、車椅子で過ごす時間が本当に増えたのだから。


そして、前回の担当者会議での話し合いもふまえ・・母のディが一日、今月から増える事になりました。

その方が、狭い部屋に父と母とでいるよりも・・じっとしていることの苦手だった母の以前を考えると・・幸せなのかナァとの結論になりました。
それは、父と私の休息の為にも・・要介護5のご褒美です。

 

母へのご褒美もありました

昨日は、母の友達二人が遊びに来てくださって、母を車椅子に乗せてお散歩に出てくださいました。もう何度も来てくれている元同僚、同郷の友です。
そして念願の、近くのスーパーへお買い物までしてきました。
本当は私がするはずだった「車椅子でのスーパーデビュー」です。

孫へのお菓子の「ジャガ○コ」今日のからあげの為の「ヘルシーライトの○ャノーラ油」多分お茶飲みながら食べようと思ったのか「串だんご」それから・・コナスの漬物。
母が行きたい・・もしくは、行ってきた。って言ってた「お買い物」でした。
私が・・友達が沢山働いているスーパーに足を運ぶのを躊躇っていたのと、なかなか暖かい時間帯に余裕のなかったので・・。(あ~言い訳
みごと、スーパーデビューを果たして来た母でした。

そして、三人・・夜中の三回のトイレコールにヨレヨレの父を二階に追いやって。
一年ぶりのランチです。
お弁当屋さんの「ホカ弁」で買ってきたコナスの漬物と、お茶で

泣いたり、笑ったり・・本当に楽しそうな声が聞こえていました。
時々、話が見えなくなったりしたそうですが、上手に交わしてくれていたようです。
そして・・次回の約束もして、帰って行った母の友達でした。

本当に本当に・・良かった~ね