明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

「鬼ババみたい?」

2006年05月21日 | 母の話
今日は孫一号が病院に行くと言うので、部活の終わるのを待ってたらバーちんの病院に行くのが遅くなってしまった・・。
娘達は7月にあるコンクールの為に猛練習中。イライラしちゃうくらい帰りが遅い。でも、孫に会うとシャンとするから・・やっぱり連れて行きたいのだ。
全身全霊でパーカッションに浸ってる中三の娘。
こんなに夢中になれるものがあるなんて嬉しいことだよね。
だから、今は私も何も言わない。寝てるふり。
コンクールも今年で3年目。ティンパニーとスタンドシンバルをやるんだそうだ。
今年はソロもあるから超張り切りガールだ。
そして中学最後のコンクールだから、副部長の孫一号が一生懸命になるのも無理ないな。
勉強も大事・・とりあえず県立合格だけ目指してね!私立に行かせるお金ないよ~ん!
下の娘までサックスの指タコをこさえてる。今まで、それこそ「面倒くさい」が口癖の孫2号・・音楽は魔物だねぇ・・。何よりだ


で、病院に着いたら2時半を回っていて、日曜の集団リハのある時間。
談話室を覗いて見たら・・バーちんいないんだもん。
病室に入ってみたら、バーちんは眠ってた

「どしたの?具合悪い?」
「左の膝の裏が痛いの。右の足のフクラハギも痛いし。夜は孫1号が騒いでて寝れなかったし・・モゴモゴモゴ」

「集団リハビリ出なかったのね。ジャー車椅子乗ろう!」

「ぜったい、イヤ!」

無理強いしても仕方ない。それに凄く疲れた顔をしていたし。ベットを少しあげて、談話室から流れてくるカラオケを聴きながら談話室に行って参加すれば良かったのにぃ~ってくらい、ベットの上で歌ってたバーちん。
でもって、やっぱり泣いてた・・。
バーちんの音楽は、今はまだ悲しいんだね

しっかし・・いい具合にトイレに行きたくなってしまったバーちん。車椅子に移乗。
背中を支えてないと、全然駄目。パタンと後ろに倒れてしまいそうな弱々しさだった。
自分の身体・・支える力が入らないんだって。

総動員で装具を付けて・・トイレにレッツゴー!!
トイレメモはだいたい一日に2回はトイレでうまくやれてるみたい。
相変わらず、水分記録も車椅子のバインダーにはさんである。
でも、ちゃんと出ててよかったぁ

戻ってきたバーちんを、なんとか説得して車椅子で外出。
今日は可愛い帽子も持っていった。
紫外線に気をつけないとね・・。

車椅子に乗りながら、携帯電話で妹二号と話してた。
つい先日、娘(私の従姉妹)が子供を産んだのだ。一ヶ月早く2300グラムの小さな女の子。
おめでとうの電話をしたかったのだ。
なんてしっかりした口調。
「良かったね・・可愛いでしょう?」そこで又
「今ね、無理矢理車椅子に乗せられて・・誰かと喋るのもリハビリだから」

無理やりね・・。ハイそうです。

それからもう一人妹に電話。ここでも無理矢理を強調してた。
新潟だから・・携帯代も馬鹿になんないから・・て、電話を切るとこが偉いばーちん。
その妹(叔母)からメールが来て、今日は声がよく聞こえてしっかりしてたって。
嬉しい

少しだけのお散歩を終えて、病室へ。
病院のエレベーターにはデカイ鏡がついている。
何でこんなとこに鏡があるのかいつも不思議なんだけど・・。
鏡に映った自分・・バーちんはどんな想いでいつも見てるんだろなぁ・・。

孫1号に今日はこんなことを聞いていた。
「おばーちゃん、鬼ババみたい?」
闘病の為に深く刻まれてしまった皴。真っ白い髪。瞼の下がってしまった右目。
頭蓋骨を外した為に出来たのか・・陥没した側頭部。
「全然、鬼ババじゃないよ!神様みたいに優しい顔してるよ。前のおばーちゃんの顔の方が怖かったかもぉ・・」

バーちんは、おもいきり嬉しそうに笑った。久しぶりの優しい笑顔だった。

どうして「神様みたい」って孫1号が言ったのかわからないけど、娘の優しさが嬉しかった。バーちんの笑顔が嬉しかった。



昨日から始まった駐車場の改修工事まずは水道工事の完了。
朝からコンクリを削って大騒音だった。
ご近所の皆様ごめんなさい
皆さん、バーちんの帰宅の為だと我慢してくださってるんだろな。
日曜の9時だと・・まだ朝寝坊してる人もいるかもしれないなぁ・・。
バーちん専用トイレと洗面台の為に・・どうか我慢お願いします

今週は来月のリハビリ計画書の話し合いもある。ケアマネさんの契約も。
ジィーの訪問看護の方との面談もだ。大忙し!頑張るぞぉ