*** 心の声を感じながら。。。 ***

介護と仕事と、家族と私

久しぶりの外食です。

2010年06月13日 00時59分21秒 | 通い介護



皆さん、こんにちは。


前回更新したのは。。。。


すみません。。半年前です。


マンションに引っ越しをして

丁度1年が経ちました。



本当に早いです。


相変わらず、色んな事がある毎日ですが、

私の方は、何とか頑張っています。

本当にご無沙汰していて申し訳ありません。。

って、もう既に読んでいる人いないかも?



最近の父は、老健さんでの生活にとても慣れ

穏やかに生活しています。


自宅にいた時よりも、元気になりました。

何と「とろみ」をつけずに水分が取れるようになったり、

車いすの安全ベルトを時々外せるような時間帯も出ているんです。


素晴らしいでしょう?



今日は、

久しぶりに父と母を連れて

外食に行ってきました。



たった2時間だけですが、
(あまり長時間になると父の体力が持たないので。。)

ホテルのラウンジでグラタンとケーキを食べて

少し散歩をしながらソフトクリームを食べたり

私も一緒に楽しい時間を過ごさせてもらえました。



久しぶりの父の介助は

ちょっとモタツイテしまいました。


父の腕の力も、ほんの少し弱くなっている気がします。

やはり1年前とは違いますね。。。



父の力を借りながら介助すると言う方法は、

変えていく必要がありそうです。




それでも

父も母も、涙を流しながら喜んでくれて


本当に良い一日となりました。

2010年のお正月

2010年01月03日 22時30分05秒 | 通い介護
昨年のお正月とは、随分違うお正月です。
実家から引っ越しをして、新しいマンション(賃貸ですが)で二人きり。
ほんの少しだけ寂しかったり。
まぁ。わがままって所ですね。

実のところ、昨年の5月に引っ越しをして、
しばらくの間、何にも気力が湧かなくなってしまった時期もあったり・・・。

それでも、仕事の方が以前にも増して忙しくなったものだから、
そんな事を言っている暇がないくらい、バタバタしていて、
気が付いたら、年が明けていました。

お義父さんは今、老健さんにてお世話になっています。
それが、介護が始まった時期から比べたら、本当に元気になりました。

なんと、とろみも付けずに水分が取れるようになっていて、
感情失禁もほとんど出なくなりました。

本当に、施設のみなさんのお陰です。
ここまで、お義父さんが良くなったのは。

今年のお正月は、お義兄さんの希望もあって、
自宅にて一泊して、大みそかを過ごしてもらいました。

で、お義父さんを車で送り迎えをするのは、だんな様と私の役目です。

相変わらずお義兄さんは、肝心な部分は自分から切り出しません。
で、業を煮やして、だんな様が陣頭指揮を取るんですよね。。。
逆です。
車の運転が出来ないから、引け目でもあるのかな。。?

お義母さんも、「連れて帰りたい」と言っていた希望が叶って、嬉しかったようです。

久しぶりに、全員集まってお正月を迎える事ができました。

お義母さんも、一人ぼっちでいる時間がなくなったから、
寂しくなって「お父さんを連れて帰りたい」と泣くことが無くなりました。

お義父さんは、時間になると施設に戻る準備を始めるんです。
家での生活よりも、何不自由のない施設での生活の方に慣れたようです。

安心でもあり、寂しくもあり。

お義母さんも、そのお義父さんの姿に、返って安心したようです。


私も、寂しくて泣いてばかりと言うことが無くなったお義母さんと、
子供のように、楽しそうにしているお義兄さんの様子を見ていると、
やっと肩の荷が降りた気持ちです。

お義姉さんも「えるなちゃんの苦労がやっと判った。」と。
そんな言葉をもらってから、「私が、私が、」と言うような事が無くなりました。
お義父さんの介護が始まった頃の事を思い出すと、本当に嘘のようです。
どちらかと言うと今は、そっと遠巻きに見ているような感じです。
「仕事を辞めて、お義兄さんを家で看る。」と言っていた事も、どこかに行ってしまった感じです。
あの言葉はどうしちゃったんでしょう。。と本当は言いたいけれど、
実際の所、当事者になると、それは当たり前だと思います。
在宅での介護は、本当に大変だから。。
無理の無い形で、過ごしてもらえるのが一番良いと思います。


お義父さんが倒れて、右も左も介護の事なんて全く判らなかったあの頃。

初めて、お義父さんのオムツを取り替えるのに、「ごめんね。ごめんね。」って謝りながら、
「大丈夫だよ。大丈夫だよ。」って肩を抱き抱えながら、
お義父さんに、オムツを嫁に取り替えさせる事に慣れてもらった事。

感情失禁が止まらなくて、癇癪を起し始めると、
お皿にスプーンをガンガンと付きたてながら怒っていた事。

車での送り迎え。

色々な事がありました。

介護の期間としては短い方。だけど。。私なりに、良く頑張りました。

まだまだ、通い介護は続いているけれど、大きな役目は終わりました。


今度は、サポート側。


ここに来て、きちんと自分の気持ちにピリオドを打つために、
ブログに書き留めに来ました。



2010年。
新しい年の幕開けです。

さぁ。明日から仕事です。また一年、みなさん宜しくお願いいたします。

浅草寺にて、おみくじ大吉。

 今年も、良い年でありますように。

ブログを整理しました。

2009年03月25日 08時01分26秒 | 通い介護
ブログを整理しました。

以前のエキサイトの、介護を始めた頃のブログを読んでいると、

とても、懐かしくて、整理して再度公開しました。

在宅介護を始めた頃の不安な気持ちから、
段々、ひとつひとつの事が出来るようになってきた様子や、
楽しかった事も、全部私の歴史です。

良かったら、読んでください。


こちらのブログも、時折更新していきますね。

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通い介護、まだまだ続くよ。


 ↑ 在宅介護が始まった時期のブログです。「** 介護ライフ ** 在るがままに」




 
 ↑ 「車いす お出かけ情報」こちらもよろしくぅ。

私の介護が変わります。

2009年03月24日 07時42分37秒 | 通い介護
実は、引っ越しする事になりました。


ブログの引っ越しではなく、

 私とだんな様。


この家には、兄家族が戻ってきてくれます。


急に決まった事で、

でも、決まり始めたら、あれよあれよと、
引っ越し先も見つかり、
今日、本契約に行ってきます。


いざ、この家を出るとなると、寂しい気持ちもあり。。


でも、孫たちと一緒に生活できる事に、涙を流しながら喜んでいる母を見ると、

本当に、これで良かったんだなぁ。。としみじみ感じます。


父の、通い介護は、姉と分担して、
私は、月曜日担当と外出担当となりました。


今までのブログは、一時閉鎖します。

でも、これからも、ぽつぽつと、続けて行くから、よろしくお願いします。

 と、ご報告でした。

餅つき大会

2009年01月11日 19時26分48秒 | 介護

施設の方で、餅つき大会がありました。

母上様、白い割烹着を準備して、
意気揚揚と行く気でいたのですが、
足に痛みがあって、断念です。

叔母さんも来てくれて、お兄さん夫婦も来てくれて、
父は、かなりご機嫌でした。

父も飛び入り参加させてもらって、
よいしょぉ。よいしょぉ。と、
一緒についてきました。

施設中、蒸されたもち米の香りが漂っていて、
つき立てのお餅を食べたかったのですが。。

結局、お口には、入りませんでした。


やっぱり、高齢の方が多いからお餅を食べさせるのはNGにしているようです。

餅つきパフォーマンスだけでしたが、父も結構楽しんでくれたようです。


それにしても、つき立ての柔らかいお餅、美味しそうでした。
大根おろしと醤油で食べるのも良いし、
あんころ餅でも良いし、黄粉も良いなぁ。




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年末年始の出来事。

2009年01月10日 10時52分49秒 | 介護


年末年始の大イベント。

父に大みそかから、元旦にかけて、
家でゆっくり過ごしてもらいました。

・・・・と、今は笑って話せますが。。
私の方は、父を迎えに行く31日が近づくごとに、緊張と不安で。。。

気持ちにゆとりが無くなっていました。



前のようにベットから落ちてしまわないか。
また、肺炎になってしまわないか。。
風邪を引かせてしまわないか。。

段々、あれこれ不安が頭をよぎります。

で、だんな様に詰め寄ったり。


でもこれが「自己防衛反応」となってくれて
母も、父に対する食事を特に気をつけてくれたり、
父を寝かせたまま、何かを食べさせるとかの行動が無かったし、
なによりも、だんな様は以前にも増して、父に対して色々気配りをしてくれました。

→自ら、父に足湯をしてくれたり、
父のベットの側で一夜を過ごしてくれて、父が起きたら私を呼んでくれたり、
それから、トランプで手品をして、父を喜ばせてくれたり、
結構、がんばってくれました。

だんな様、えらい。ありがとね。


大みそかの夕ごはんは、2年ぶりの家族4人での夕食。
細かく刻んだ具材と蟹のグラタンを、父はペロリと平らげてくれました。

17時ごろ、早めの夕飯を済ませて、ゆっくりしていると、
父は、玄関の方に移動して施設に帰りたいような素振りを見せました。

久し振りの自宅でのお泊りに、父なりに不安だったようです。

だんな様が、父に足湯をしてくれたのは、父の不安感を取るためだったみたいですね。

足湯をして、少し温かくなった父にパジャマに着替えさせて、
ゆっくり、ベットに横になってもらいました。

本当に、久し振りの自分のベットです。
入れ歯を取った横になった父は、まるで赤ちゃんのように可愛かったです。

お布団を整えて、背中をポンポンと叩きながら、しばらく父の顔を眺めていました。


しかぁし、だんな様、気を遣いすぎたのか、風邪でダウン。
年始の仕事始めは、お休みする羽目になってしまいました。




  年が明けて、元旦。

  朝、母に新年の挨拶をして、
  集まってくる人たちのために
  すき焼きとおせちの準備をしました。

  とは言っても、結局一睡もできなかった母が、
  夜通し作ってしまっていたようで、
  私の出番がほとんど無し。
  新年早々、嫁の出番なし。


お昼前には、皆集まって来ました。
早速、すき焼きを焼き始め、父にはきざんで食べてもらいました。
しかし。。。目の前で焼かれているすき焼きに、やっぱり手が伸びます。
仕方がないので、鍋から取るふりをして、たれにとろみをつけて
刻んだお肉にまぶして食べてもらいました。
父上様、なんとか騙されてくれました。

それから、姉が持ってきてくれた大きな海老を、
父用にきざんでくれたので、それを
「お父ぉさん、海老だよ。お姉さんが持ってきてくれたからねぇ。」と
言いながら食べさせると、とても喜んで食べてくれました。


なんだか、自分が食べるのはそっちのけで、あれやこれやと、
ちょっと大変だったけど、みんな協力してくれて、本当に良いお正月ができました。





  2日は、浅草寺とアメ横に行ってきました。

  アメ横って、最初アメリカ横丁だと思っていた人です。私。

  去年は、ノロウィルスをもらってきたので、完全防備。









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父とお正月

2008年12月19日 12時43分25秒 | 介護

先日、父の特養さんを探しに行った帰り、
母と三人でお墓によって来ました。
お寺の紅葉がとても綺麗に紅葉していました。

 →その時の写真です。

でも少し、季節が過ぎてしまいましたね。

見学した特養さんの方は、2・3年待ちのようです。でも、母はとても気に入ってくれた様子です。

他にも、2・3軒探しておく必要がありそうですね。



                

今年の暮れは、父を一旦連れて帰ることにしました。
大晦日に、施設に迎えに行き、元旦は家で過ごしてもらいます。




ただ・・・・・・

 心配なのは、

父のお食事

夜の間に一人でベットに移動しようとしないか

父のイライラ



などなど



お食事は、大晦日の夜は、具材を刻んだグラタン
元旦の朝は、母のサンドウィッチ
昼は、親戚が集まるので、柔らかく煮込んで刻んだすき焼き
後は、ケーキなどを準備しようと考えています。



夜の間は、父が一人でベットから車いすに移動しようとして、
転んでしまわないように、だんな様が父の隣で寝てくれる事になりました。

父がトイレに行きたがったりしたら、だんな様が私を起こして、
それからだんな様の布団を大急ぎで移動して、車いすを入れる訳です。



どうなる事やら。。。



でも、父にとっては1年半ぶりの自宅です。




 長かったよね?。。。。


昨日、昼間父の所に行ってくると、
父は、指折り数えて待っていました。


 色々考えると、

  切なくて胸が潰れそうになるけれど、



全てのバランスを考えながら、

 上手にこなして行きたいと思います。


現実は厳しいですね。。

2008年11月28日 12時11分48秒 | 介護

銚子に行ってきました。
母の従姉妹に逢うためです。
叔父さんを連れて、だんな様と4人で、久しぶりの遠出です。

30年ぶりの再開に、涙、涙の連続でした。

写真は、ご馳走して頂いたお刺身。
それにしても、銚子のお刺身のサイズは大きいです。

帰りの運転は、私が担当。

首都高以外の高速道路は、気持ちが良いです。



最近母は、だんな様と私を本当によく頼ってくれています。
こんな風に、義理の親子も実の親子以上になってくるのを
日々、感じています。


父の方は、とうとう今の施設(老健)から
「そろそろ、特養さんを探した方が良いですよ。」と、
言われてしまいました。。。



せっかく慣れている今の施設から、また別の施設に切り替えるのにも、
父が慣れてくれるのかどうか。。


それよりも、肝心の施設が見つかるのかどうか。。。


昨日、父の所に行った帰りに、少し時間があったので、
新設された特養さんを2軒ほど、回ってきました。

どちらも、最近出来た施設だけあって、綺麗で快適に過ごせそうです。
それに、家から歩いていける距離で、近くです。

ただ・・・どちらもユニット型(個室のみ)の施設で、費用が高い。。。


だんな様に相談すると、
「高くても、近いほうが良いだろう。」と。


 まぁ。だんな様がOKなら、問題無いんですけどね。。。


それから、待ち人数がなんと、100人近く。。。
実際には、要介護度や本人の状況などを考慮したポイントを算出して、
緊急度の高い人から声がかかるシステムなので、100人待ちとは一概に言えないのですが、
特養さんは、老健さんと違って次の空きが中々来ないのが現状です。

色々不安が山積です。。


日曜日に、母を連れて施設を見学に行ってきます。



母は、自宅で父を看ることが出来ない事に対して、嘆きます。
本当にそうするのが、一番良いのでしょうねぇ。。



でも、まぁ。。今の施設も今すぐ出ないといけない訳ではないので、
焦らず、ゆっくりと家族全員で相談しながら、決めていこうと思います。


また、一番良い方向に導いてください。
神様、お願いします。




誕生日

2008年10月05日 14時52分37秒 | 介護

父の誕生日です。

昨日の朝、だんな様が「今日、お父さんを連れて散歩でも行く?外でケーキでもご馳走しよう。」
と。

なので、父を外に連れ出して来ました。

とても良いお天気だったし、気持ち良かったです。

母の足も心配だったので、施設で車いすをもうひとつお借りして、
近くの、ファミレスに行ってきました。


父には、持ってきたとろみを入れた珈琲と生クリームたっぷりのケーキを。


父が食べるのに、私が少し危険そうな部分を外しながら、
ナイフとフォークで切っていたら、綺麗なケーキはぐちゃぐちゃに。。。。

でも、父は美味しそうに食べてくれました。

母は、久々にパフェを、私はフルーツナタデココ、だんな様はミニパフェ。


たまには、外でのお茶も良いですねぇ。



無事(???)に、終了。

2008年08月17日 16時36分46秒 | 介護

父の帰宅。
無事に、何事もなく終わりました。
応援してくださった皆さん、ありがとうぉ。

父の車いすを家の中に入れるため、
男の人たちが大活躍。




兄弟と家族、全員集まって、父と母を囲んで
和やかな時間を過ごすことが出来ました。



前のような、ギスギスした感じもなく、
なんだか、皆それぞれに、「大変だったねぇ。」と
声をかけてくれた事が、身にしみて嬉しかった。




父は、予め準備しておいた、中の具材を細かくきざんだグラタンをぺろりと食べてくれました。


しかし。。。。母上様。


父に、枝豆だの、ちらし寿司だの、海老フライだの、食べさせます。

  あ。。。。やっぱり。。。

だんな様が注意してくれたけど、母上様は、

 「お父さん、食べれるよ?」

 ・・・・・・・・そうじゃなくて。。。




もう。。。本当に、、、、

何度言っても、理解してくれない母上様。。。

これには、ずっと冷や冷やさせられどうしでした。



 で・・・・・。

いらしていた叔母(父の妹さん)に、

 「えるなちゃん、お父さんの食べ物注意しないと駄目よ
 
  せっかく良くなってきたのに、また元に戻っちゃうわよ

と、私が怒られました。


私も、お昼ご飯からあまり時間が経っていないのに、
ケーキを出してしまったしねぇ。。。

その上、母も梨だのお煎餅だの、シュークリームだの、
食べる物を、次から次へと振舞おうとするから、
叔母が怒るのも、無理は無いですねぇ。。



父はそんな事は、素知らぬ風で、あっちへ行ったり、こっちに行ったり。
狭い家にの中では、車いすが、あちこちぶつかります。

広くて動きやすい施設の生活とは違って、ちょっと不便そうでした。
入所して、1年3ヵ月。
父はもう、施設での生活パターンにシフトしてしまったようです。


トイレも、車いすの前輪がやっと入れるくらいで、
車いすから便座への介助も、すんなり行かず、
父は少し、イライラ。


3時半頃、父は、玄関先を見ながら、
ちょっと施設に帰りたそうな感じでした。

   ・・・・ちょっと複雑




あんなに心配していた、
「施設に戻る時に父が泣いて嫌がるのではないか?」と言うことは、

  拍子ぬけです。







だんな様と一緒に、また父を施設に送って行きました。

 

これなら、また父を連れて帰ることは出来そうですねぇ。



後は、母上様の食べ物問題が残っていますが。。。