明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

のどの奥を広げましょ!

2006年05月16日 | 福祉・手続きのお話。
次がST。

どうも、バーちんの口の周りの麻痺が激しいのか・・あまり喋らないから回り難くくなってるのか~身体が疲れると途端に声が出ない。

特にバーちんの声、ジィーには聞こえ難い。声の周波数によって、ジィーの耳の中のかたつむりさんに、響いてこないらしいのだ・・。で、脳に伝達出来ないんだって。理解できない声になる・・ウひゃァ~あっちもこっちもじゃ
ジィーの難聴が少し悪化かもしれない。だって、ジィーの声が大きいもんなぁ。
しっかし・・傍から見てると・・ 仲良さげナ老夫婦。
会話が成り立ってるかは・・不明だけど・・寄り添ってる姿はちょっと嬉しい。

声が出難い時の喋り方
のどの奥を広げる発声練習を二つ教えてもらった。

「あー・・・疲れたぁ・・。」
声にだして言う・・ため息。これが、いいそうだ。
自然と声帯が広がるんだそうだ。肺にも空気が出入りする。
ため息つく時、確かに息を結構吸い込んでから「ハー」って吐くもんなぁ。

「大きな欠伸」
もう、バーちん~これは大得意だね。
無理して大きな声を出そうとすると、声帯に出来物が出来るそうだ。これがポリープってやつね。
バーちんの声帯の意識・・これも自然と出来なくなってるらしい。
全部の動作に、神経の伝達が必要なんだねぇ・・頭で意識を作る。
当たり前のようにやってたはずなんだけど、確認しながら意識しなきゃダメなんだって。
「さー大きな声をだすわよ!」「さー次はゆっくり喋るわよ・・」ってね。

もう、バーちんヘロへロだぁ・・。言語リハも頭の神経フル回転さ。

それから、ジィーとカードの絵当て。連想ゲーム

難しかったのが・・「セミ」
バーちんには「ハエ」に見えたんだぁよだって・・羽が透き通った変なセミなんだもん。気にトマッテルから私にはわかるけど・・それだけ見たらやっぱ「ハエ」に見えるよぉ~。ヘタクソ!!

驚いたのが「マルマル○」
第一のヒント・・「あなたが昔良く食べた動物」

答えを知ってる私とSTさんは「エッ

第二のヒント・・山にいる。
やっとわかるヒント・・「耳が長くて、目が赤い」
あー・・・わかってたんだ。

ジィーは不思議な顔もしないで、「うさぎ」って答えたよん。

うさぎも大事な食料だったんだってさ。
飼ってたうさぎは、大事な時に食べる為だったんだ・・と。戦時中の話をし始めたジィーを誰か・・止めて~。

前回は、わからなかったけど今回はわかるものもあり(うさぎはラッコだったもんなぁ)前回わかってたことが、今回わからなかったのが「野球」わかってるんだけど、ジィーにどう説明していいか・・それがわからなかったみたい。


それから、○と△が縦横に5列づつ描いてある紙を取り出して・・△だけにチェックを入れる練習。左側の意識レベルを上げる訓練。
左側は促さないとチェックができないのだな。
でも、「左を見て」の声に一応ちゃんと全部の三角を探せた。
左側へ関心、意識の強化


今日の視野と、無視の状況。
一枚の紙に線を引いて「真ん中はどのへん?」
今日のバーちんの真ん中は、かなり右より。 日によって微妙に違うらしいのだ。

どんなに用紙を右側に持っていっても、何故か左の世界が消える。
つまり、見えていても・・左側がないんだって。
もう半年付き合ってる左側の無視。
でも・・少しずつ・・見ようと言う気持ちが出てきてますって
あとは、「見よう」って言う意思をいかに集中して持続するかだそうだ。

だから、ご飯の場所を右に集めても、その中で左側が消えるのだ。
本当に難しい認識、未だに口で言うほどわかってないの私。
全てのこと・・どこにあるものでも・・バーちんには今、左が存在しないんだって。私の姿・・バーちんにはどう映ってるんだろ・・ちょっと怖くて聞けないなぁ。
いつかの絵みたいに、左足手がないのだろか・・。


一杯リハ。午前の9時のPTも頑張ってましたよぉ~って。
お昼食べて2時半と3時半・・。
約2時間、車椅子に乗ってたな。バーちん
ジィーと一緒なら、安心みたいだったなぁ。もくもくリハビリしてたもんね。
5時を過ぎると食事の準備で患者さんが沢山、食堂に集まってくる。
バーちんは、リハの時間が遅めなので、食事のギリギリにテーブルにつくようにしてるんだって。
それはそれで、ありがたいことだねぇ・・。
バーちんに合わせてくれてるんだもんね。

起立!礼!着席!!

2006年05月16日 | 福祉・手続きのお話。
今日のリハビリはOTとSTと両方に参加!
介助の練習もあるだろうからと、半袖にカーデガンを着て行った私。
しっかし・・このちょっと寒いかなぁ~の気温にも汗が一杯でてしまったのでした。こりゃ本格的な更年期?!
そのうち、更年期のカテゴリーも増えそうな予感。・・いやはや・・。

リハ室へ移動するべく車椅子に移乗・・。
OTさん「今日は、ここから娘さんやってみますか?」
私「はい!!今日は、半袖で来たので脱ぎますねぇ~」
・・・バーちん、ちょっと変な顔
OTさん「見本を見せますから、よく見ててくださいね。」

少し、バーちん前の方にずらす。今日は身体の揺れが少ないから、ジィーがバーちんを後ろから支える。
ジィーの腰に負担がかからないように、バーちんも気張ってる。
バーちんの足の間に私の左足を入れて、バーちんの麻痺側の左膝に私の右膝を当てる。コテの原理、膝が、支点になるってことらしい。
お尻の下あたりを両側から掌で支える。パンツのゴムを引っ張るよりも、その方が安定するんだそうだ。
バーちんに私の肩に抱きついてもらう。ここがポイント私は少し腰を引いて「デっ尻」
バーちんは少しおじぎをするように前かがみ上に引き上げると余分な力が掛かるから、膝の支点を使って自然に任す・・。
なるほど・・立つべく状態に促すのね

おかしい・・なんだか安定しないぞぉ~
バーちんの顔がどこにあるんだぁ・・前回リハ室でやった時は、もう少し簡単に立ち上ったのになぁ・・。

OTさん「リハ室のベットの高さと、ここのベットの高さと・・違うからですね。リハ室のベットは少し高めなので、支える力が少なくて済んだんですね。」

そこまでの介助をやるのに、汗だくの私。
結局、何回か立ち上がりの練習をして・・バーちんもお疲れモード。
ごめん次は頑張るよぉ~。

起立は、礼をしながら立ち上がる。私は「でっ尻」今日のところは移乗なしで着席でおしまい。
向きをかえての移乗の足裁きは・・次回に。
前途多難かもじゃ~。ヤバイ
どうも、私の左腕の力が弱い。

実は・・私の左腕は普通の人とちょと違う
くの字に曲がっているのである。真っ直ぐに伸びないの。握力も10キロ位かも。
幼稚園の時に・・おてんば娘の私は、子供用の椅子の背もたれのほうから飛び降りて、足をひっかけ・・左ひじを骨折したのだ。
当時、整形外科ではなくて、接骨院というのがあって(骨接ぎ)医師というよりも、柔道家みたいな先生が引っ張って入れ直すみたいな骨接ぎをしたとか。
で・・その骨の接ぎ方が悪く、神経を圧迫して成長と共に、いわゆる麻痺状態になってきたのが小学校3年のとき。
で、その神経を骨の間から移動させる手術を国立小児病院という所で受けたのだった。
そのままほって置くと、手が成長しなくなるとか・・。
その後は普通に成長したけど。
やっぱり力が極端に弱い。指に力が入りにくい。
今も尚、一センチ間隔のデカイ縫い目が二十センチほどひじの内側を走っている。もう35年以上前なのに未だにハッキリわかる傷跡。
しっかし・・その頃の縫合の技術ってさ、ひどいよねぇ。昭和40年代。
女の子の腕にさ・・ズブズブ縫った痕を残しちゃうんだもん。
まぁ・・全然気にしてなかったけどね

・・と、話が大部それました。
そんなわけなので、私の介助もチョッと役不足ぎみ・・。

現実問題・・ジィーの腰。私の左腕。

だから、バーちんは怪我をしないためにも、自分で足に力をいれないとぉ・・ヤバイのだなぁ・・ごめんね・・頼りなくて。
バーちんも、それをわかってるから・・気合!!入れてくれてんだよね。


くれぐれもよろしくお願いします・・って、OTさんにお願いしたら・・「わかりました。」って言ってくれたけど何がわかったのかなぁ。

まぁ・・なんとか病院にいる間OTさんに、一杯見守ってもらって練習しよう。
きっと、コツが摑めれば・・なんとかなるだろぉ~カナカナ