相変わらず、シッブイ!
外見上は何が変わったのか、分からないかもしれないが
操作の上ではかなり軽快になった
重量級のこのRCA、18インチ+αの超ロングアーム
もともと横方向の動きに対しては、見た目の割には敏感であったが
いかんせん縦方向が鈍かった
ピンが一本貫通しているだけの簡易的なもの
それも仕方が無い、もともとは10グラム近く針圧を掛けていたSP専用アーム
軽針圧なバリレラ用(4~6g)に改良した為、上下の動きが気になっていたので
今回も自称プロのS氏にその改良をお願いしたもの
見た目には良くわからないかが、
縦方向の動きにはオルトフォンのように、ボールベアリングが二個左右に配置された
横方向はもともとのベアリングを交換しさらに動きを良くしたもの
これにより今までデジタル針圧計で測ると、
1グラムとは言わないが0.8グラム近く毎回違った数値が出ていた針圧も
0.2グラム程度の誤差になってきた
他のアームではまずあり得ない誤差だが、この手のおおらかな時代のアームでは
この誤差は、かなりの高精度と言えるのではないだろうか
総重量1.8キロのこの馬鹿重いヘビーウエイトアームに、
ついに高感度性能が加わった
これでなんとかオルトフォンから見れば、消えてなくなる様な
気になる高域が
楽しい高域の音に変わるか期待は大きい
ある方の情報では、古いものが何でもいいわけではない
ダメなものは淘汰され、今残っている良いものは高価だが、他に得られぬ魅力を持った機材
だれも見向きもしないものは、ダメなんだよ、
グレイを使いなさい
そうやさしく言ってくれたお方がいますが、
もしかしたら見逃された迷器違った、名器がまだまだあるのでは?
RCA18インチ+αの46センチバリレラ専用アーム
私は過去のマニアたちが見逃した逸品だと思っている
期待を込めてさっそく聞いてみよう
・・・・・・
・・・・・・・
前にも書いたが
やっぱりすっげー、
大きな声じゃ言えないがやっぱりこのアームは名器ですよ
大きな声で言うと値段が上がるから
今回の改良で
高域は多少伸びたような、同じなような・・・・
あてにならない我が耳では、苦労の分良くなったような気が・・・・
まあそれでいい
しかし、このとんでもない重量感を伴ったリアルな演奏は
とても”再生”とは思えないような名演奏である
まるでそこで演奏しているような・・
レコードはいいねー